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●4歳と2歳の子供について・・・暗い気持ちです。 | ||||
Q |
はじめまして^^ 初めて投稿させていただきます。 現在、4歳5ヶ月と2歳3ヶ月の男の子がいます。 ふたりともアレルギー体質で… 長男ですが、生後2週間で乳児湿疹が顔、頭に出来、3ヶ月目には体全体に…どうやらアトピー?ということでセルテクト、保湿、時にステロイドを使い、現在にいたっています。 次男ですが、こちらは生後4ヶ月目に突然体中赤い湿疹だらけに、 かなり暗い気持ちでいるときここを見つけました。 |
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A |
暗くなる気持ちよく判ります。この状況では、出口が見えませんね。厳しく大きなハードルを越えなければならないでしょうが、方向転換しない限り明るき楽しい環境は遠いような気もします。毎日「痒い」と苦しむ我が子を見るに「変わってやれるのであれば」と思うことでしょう。直ぐに楽にしてやりたいと思うことでしょう。
自我に目覚め、本能のなすがままに行動する時期となっていますので、「痒い」と判断すれば、それが「痛み」に変わるまで掻き続けます。結果は、厳しく症部分がドンドン広がります。クスリを塗れば強制的に炎症を止めますが、その作用は根底を解決する方法ではありません。というより、より一層解決から遠のく方法となっています。厳しい言い方ですが、苦しくてもご主人としっかりと相談されて、しかるべく出口の見える方法で、家族一丸となって戦うほか解決の方法はありません。2歳を過ぎた下のお子様も同様に厳しい状況です。1歳であれば何とか早い解決は見られますが、この時期からが難しくなるのです。(理由は上と同様です) 何としても「ステロイド剤」を含めた薬類を外して、解決できる治療を見つけなければなりません。多くの「成人アトピー」と言われる方の100%近くは、幼少期の時、この治療で進行しています。子供のことを一番に思って、解決方法を模索しなければならない「小児科医」は、ただ学会の「治療ガイドライン」に沿って、治療をし、苦しむ子供が増えようと解決策を見つけようとはしない。ただ、検査数値に従い処方を続けるだけとなっています。人間の感覚を磨き、白衣の力をもって「克服への安心感」を与えなければならない立場が、成人アトピー製造者となっている現状は、目を覆いたくなります。 発症の原因は、間違いなく「腸内細菌」のアンバランスと考えられます。食物アレルギーに於いても、腸内細菌減少による原因であったり、腸管内のph異常であったり、有害菌の増殖であったりして、腸管粘膜が傷つき、その粘膜から異物侵入(変異タンパク質・ペプチド)により「免疫過剰」が起きています。 アトピーである子供とそうでない子供の差は「腸内細菌」にあると言って間違いないでしょう。発症後は、「痒み」が止めどなく襲い、さらにストレスとなり活性酸素が異常に発生して「腸内細菌」や「ミネラル」をさらに悪化させてゆくのです。その補填をしなければ、解決には逆方向に進んでゆくのです。(腸内細菌の調整は乳酸菌摂取により行い、ミネラル調整にはミネラル水摂取で当方は指導しています) 解決には、この方法だけではなく、いろいろあると思いますので、情報を検索してご家族が「これだ!」と思う方法を選択して、いち早い解決方向へ進むことをお祈りします。 あ、それから母親の安心は、子供に大きく作用しますので、常に安心を与える環境作りをすることです。特に下のお子様は、母親の身体から出る「波」を頼りに生きていますので、克服にはとても重要なポイントです。安心が多ければ痒みも少なくなりますし、体は正常方向に動きます。モノだけでは良くならないと言うのは、この見えない環境作りが重要なのですね。 回復期間は判断できませんが、ステロイドを外したときに、どれくらいの炎症が出るかによって克服期間は決まります。でも、2年・・?はかかるでしょう。 |
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●5歳直前の子供・・・皮膚炎、喘息、食物アレルギー | ||||
Q |
はじめまして。 子どもが食物アレルギーで現在5歳直前です。身長は100cm。 生後4ヶ月から皮膚炎が酷くて、1歳過ぎに皮膚炎は消えました。 生後7ヶ月から喘息が出て、3歳頃は落ち着きましたが、幼稚園での集団生活に入ってから、また、時々出てます。 生後7ヶ月で食物アレルギーが検査で分かり、とにかく何でもぶつかる。という感じ。 現在は、卵・小麦・牛乳がどれもラスト検査で100以上のマックスです。 他も数値は高いのですが、食べて問題なしなのですが、上記の三つは即時型です。 どうしても医者の薬の処方(長期という)が怖くて、2歳くらいからは、上記の食物以外は平気だったし喘息や皮膚炎もなくて、外見から観たら全くの健康児のような息子だったので、ついつい、病院も音沙汰。 でも、どうしても上記三つの解除を自分ですすめるのは恐ろしくて(他はやっちゃったんです…)入園を期に、近所で評判の小児アレルギー科に行ってみました。 先生に、あと3年以内が勝負だけど、大変だな。 自分が今まで無駄に逃げ回ってきたことが、子どもに申し訳なくて、だけど、どうしても医者のやり方に納得できません。 長くて愚痴交じりで申し訳ございませんが、なにか少しでも出来ることはないでしょうか?また、参考程度にするので、先生の解除の方法を少しだけでも聞かせてください。年齢が高くなってしまったことが不安で仕方ありません。 |
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A |
返答遅くなりました。
5歳という年齢は、身体のプログラムが構成された時期ですので、急激な変換は難しいと思われますが、長い人生出来るだけ今の社会・自然環境下でも正常に働く身体を作り、出来るだけ「不安」=「ストレス」=「活性酸素」の少ない条件整備をすることです。 生後4ヶ月での皮膚炎発症、生後7ヶ月での喘息発症・食物アレルギーの根元となる原因を解決しなければ克服への方向へは進みません。 食物アレルギー反応の原因は、必要な食べ物を異物判断して排除させようと免疫抗体が過剰に働くことで起きるのです。普通の子供は、これら3点の食材を摂取しても反応しませんが、その差は何処にあるかが問題なのです。免疫過剰を薬で調整するより、免疫反応しない条件整備が重要です。体内にアミノ酸でないその他のタンパク質(ペプチド)が侵入するために発生するのですから、それらが侵入しない身体条件の形成が必要なのです。 「先生に、あと3年以内が勝負だけど、大変だな。」・・・どういう意味なんでしょうか、私には理解できません。結果論でしか解決できない医業は、その途中の方々の「涙」は見えないのでしょうね。 人間である以上、使命を持って生まれてきていますし、この事を理解して生まれてきています。必ず、良くなるようになっているのです。その方法は、いろいろとあるのでしょうが、私が「植物」を育てた経験を「人間」に置き換えるとすべてが判ります。「植物」は土の中の微生物を使って必要な成分を作り出し、実や花を咲かせ「種の保存」を営んでいます。自分に必要な成分をすべて「土の中」から作り出しているのです。また、乾燥した土では微生物は働けず、成分を作り出すことが出来ずに死滅してしまいます。微生物は「水」(ミネラル)を得て働けるようになります。少々傷ついた植物においても「土」や「水」を正常化させることで、正常化します。植物の皮膚感染(害虫)も、堆肥や水にミネラルを加え正常化させると皮膚感染もなくなります。 これを人間に置き換えると「土中微生物」は「腸内細菌」であり、「水」は「ミネラル摂取」なのです。この基本を調整すれば身体全体のバランスは安定して、結果的に感染が無くなったり、皮膚構成が正常化したりするのです。また、自律神経や各系の働きも良くなり、常に一定の条件整備が出来るようになるのです。 もう、医者で良くなる病気はないのです。我が子は自分の手で守らなければ、解決できない時代というより、早く気がつくべきでしょう。「でも、いざというときに・・」と、応急処置には、命を守る点から必要と思いますが、患者を守るとか思うとかいう概念は、多くの会員さんの言葉からは見られません。治療で傷つき、言葉で傷つくことが多くあります。・・・厳しいです。 基本的には「腸内細菌」「ミネラル」調整が必要と思われます。食物アレルギーについては、この2点の解決方法で問題ありません。しかし、発作という問題がありますので慎重に事を運ばなければなりません。ある程度調整が出来て、徐々に解除していく方法が望ましいですね。この事だけであれば、2年以内の保証はしますが、皮膚炎については、いろんな環境変化や家族環境がありますので、差は大きく出ますし、この年齢の皮膚調整には統計として成人・乳幼児と比べ期間が長くなっています。 |
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●3歳女の子プロトピック使用・・・0歳から発症、赤ちゃんの頃から便秘気味 | ||||
Q |
氏名 = K 性別 = 女 職業 = 幼稚園 年齢 = 3 身長 = 96 体重 = 15 血液型RH = + 型 = O 飲料水 = 浄水器 飲料水その他 = 病名 = アトピー性皮膚炎 発病年 = 2003 発病月 = 12 治療 = 母乳育児で、0歳から乾燥肌でひどい耳切れを起こしていました。2歳の冬からアトピーになり病院で出されたボアラ軟膏、ゲンタシン、アズノールの塗布、ニポラジンの服用をしていましたが、漫然とステロイドを塗ることに抵抗が出、一年後の2004年夏に極力ステロイドをしようしない病院に転院しステロイドを絶ち、オイラックスや漢方湯また サラチン、抗ヒスタミンの服用などをしていましたが、今年冬から乾燥で悪化しアルメタとプロトピックも使用しています。2005年6月の時点でのIgeは190、大豆0.56、ごま0.32、卵白0、13です。 やはり乳児のときから便秘がちです。皮膚の状態は去年の同じ時期よりひどくなってきているので以前は食べていた揚げ物や肉類も除去中で甘いものも控えめにしています。食事はもともと和食中心です。 またこのままステロイドに依存していたくありません。体質改善の必要をひしひしと感じています。 住居年 = 3 |
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A |
K様
生後間もなくの耳切れは、間違いなく一時的な受菌異常となります。(理由はいろいろと考えられますが・・)免疫過剰状態となっていたのでしょう。そして、一時的に解決を見たのでしょうが、2歳からの再発では、どの親御さんも病院に行っての処置を考えますので、ステロイドホルモン剤での治療も致し方ないでしょう。 一生80年で体内から約1gしか産生しないステロイドホルモン。大きな作用をする生理物質で、抗炎症、抗ストレス、自律神経安定、皮膚バリア構成等々、人間が生きるために重要な役割をしています。また、自己産生されるステロイドホルモンは全て記号を有しており、必要細胞の同記号の受容体にしか作用しないシステムとなってもいます。しかし、私にもあなたにも「りおんちゃん」にも作用する「フリーステロイドホルモン」を3ヶ月以上使用して体を動かすと、自己のステロイドホルモンはその細胞へ作用しなくなるのです。回復には最低3ヶ月を有することとなるのです。離脱すると、その間、ステロイドホルモン本来の役割は出来なくなり、皮膚バリアの崩壊、異常な痒みの発生、自律神経系の異常、抗炎、ストレス蓄積、感染と人間が生きるために弊害となる症状が吹き出てくるのです。次に使用した「プロトピック軟膏<タクロリムス>」も「免疫抑制剤」であり、自己の免疫を低下させるために使用するのです。非常に怖い成分です。簡単な菌やウイルスにも感染してしまいますし、炎症が引かなくなるのも当然なことなのです。 しかし、多くの成人アトピーの皆様を見るにあたり、何とかここでくい止めをしない限り、1人の成人アトピー者が発生することになるのです。(大袈裟ではありません)すでに、3歳をすぎていますが、この第一次成長期を通過したこの時期に、一生のプログラムが構築されるのです。第二次成長期(女子10〜13歳)で確定なのです。小学校にはいると人目を気にするようになり、子供の心ない言葉に極度に反応するようになります。高学年になるとその傾向は一層大きくなり、中学での離脱は数倍のエネルギーを要することになるのです。高校になれば、余程の決断がない限り実行は出来ませんし、親の言葉も通じなくなるのです。 アトピー性皮膚炎の直接原因「免疫過剰」は、「腸内細菌」アンバランスに影響されており、腸管で細胞に必要な成分生成が出来ずに、一歩手前の成分で体内に侵入することから、抗体活性して異物反応(アレルギー)が起きるのです。いわゆる腸管粘膜の異常によるものです。この根源は、腸内細菌の不安定(異常減少)となります。抗生剤の使用により大きく減少しますし、痒いという感覚だけでストレスとなり、活性酸素により腸内細菌が異常減少することとなるのです。 腸内細菌は身体の細胞に必要な成分を作り出す工場と判断して良いのです。その工場で作られた成分を各細胞へ運搬するのが「ミネラル」なのです。これも、痒いという感覚にてバランスは大きく変貌してゆきます。特に自律神経系に重要なミネラルである「マグネシウム」「カルシウム」が異常数値となり、自律神経系に指示される器官は大きく変貌してゆくのです。特に免疫は直接作用するものです。このミネラルもアトピー性皮膚炎調整には重要なポイントとなるのです。 皮膚調整にワセリンを基材とした保湿剤を使用しているようですが、これも症状悪化の大きな要因となっているのです。油脂系使用で外部接触を遮断して反応を阻止していますが、・・・正常皮膚には皮脂膜でバリアをして皮膚呼吸しながら外部遮断して体を守っています。外敵菌が皮膚についても浸入できないようにphも「5」として、「7」の菌群が棲息できないようにしているのです。それらの主役は有用菌の「皮膚常在菌群」なのです。皮膚バリアが崩れれば、直ぐに再生できるように「皮膚常在菌」は、ステロイドホルモンを分泌して、皮脂膜を構成して外部侵入を防いでいます。ワセリンや軟膏などの保湿剤はph「7」であり、皮膚を守る「皮膚常在菌」は死滅してゆくのです。症状の出ている部分には「皮膚常在菌」は一切棲息せず、黄色ブドウ球菌群の棲息となっているのです。 アトピー性皮膚炎の結果には必ず原因があります。(原因と結果の法則)その根幹を解決しない限り、いつ再発するか判らないのです。いや、解決できないままにステロイドホルモン治療を行うことがどれ程危険か、今一度考えなければなりません。人間は食べて生きています。この基本で体が動くようにしない限り、いつまでもこの悩みは続くことになるのです。(期間が長くなればなるほど、継続したストレスが発生して内部環境はさらに悪化して症状範囲も広がることになります) 「腸内細菌」「ミネラル」「皮膚常在菌」調整で全て解決するわけではありませんが、基本の考えは、「体全体を調整して結果的にアトピー性皮膚炎を克服する」といった感じとなるのです。だから再発はないのです。 「三つ子の魂百まで」と申しますように、一生のプログラムは数えの3歳で構築されるのです。満2歳なのです。・・・「Kちゃん」は年齢をすぎていますので、少々の時間は要するでしょうが、何としても小学校に入学するまでには、何処にいても何を食べても反応しない体にすることをお薦めします。 モノで良くなるのであれば、これ程多くの方々が悩むことはないのですが、・・この解決には、ご両親の知識(理論理解)、家族一体の頑張りと、自然との融合が重要となります。それほど、アトピー性皮膚炎は複合した系の崩れになっているのです。 大人でも我慢できない「痒み」を、小さな体で受けているのです。皮膚感覚が麻痺するために他の感覚は敏感となり、空気の波も読みとるようにもなるのです。その感覚は、親の考えも、他人の考えも読みとり、小さいながらに苦労をしなければなりません。 何としても解決してやってください、「Kちゃん」を。 下記に同年齢の方々への克服指導内容を記しておきますので、参考程度にお読みください。 @腸内細菌の調整を行う。 上記はあくまでも机上ですが、3歳を超えていますので、克服期間に少し微妙なところもありますね。最低2年は予想さ それから、ご質問の件ですが、 ヨーグルトの摂取は、最初は50mlくらいから始めて、1週間区切りくらいで20ml程度アップさせながら、最終的には150ml程度を摂取させてください。 |
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●3歳男の子ステ使用・・・アトピーの子供がいますが、今度新築します | ||||
Q |
氏名 =K 性別 = 男 職業 = 4月から幼稚園 年齢 = 3 身長 = 91 体重 = 14 お酒 = 飲まない タバコ = 吸わない 飲料水 = 浄水器 飲料水その他 = 病名 = アトピー性皮膚炎、気管支喘息(疑いあり) 発病年 = 2001 発病月 = 2 治療 = 8ヶ月:アンダーム軟膏で治療をしていた。(さいたま市) 卵白アレルギー有りと診断される。 1歳:アンダーム軟膏で薬物アレルギーが出たためステロイド剤を使い始める。キンダベートやロコイドなど使用(さいたま市から新潟市に転居)。夏にとびひが悪化しだしボアラも使用し始める。(新潟市の皮膚科に通院し、先生の指導を受ける) 2歳:このころから頭をかきむしるようになる。常にあたまにしるがでたような状態。夏にあせもがひどく、あせもが悪化し、全身とびひとなる。手をかきむしり両手を包帯で固定することになる。また同時に肺炎になり入院。手の包帯は約2ヶ月ぐらいすることになった。このことのIG値が50。猫アレルギーとハウスダスト、ダニが陽性。卵アレルギーはなくなり卵は食べられるようになる。 3歳:10月に新潟から名古屋に転勤。名古屋に来てIGの値が50から1234ぐらいに上がる。新潟にいたときはステロイドを使用していたが、名古屋の医師より薬が強いとのことよりアルメタ、ヒルロイドローションを使用することになった。10月から12月は体調不良。(アトピーが直接の原因ではないが、入院することになる) アトピーは新潟のときよりも少し良くなったように見えるが、喘息や花粉症がいつ発症してもおかしくないとの先生の診断。ダニ、ハウスダストがそれぞれ判定値100以上で判定が(5+)。猫(ふけ)が判定値2.68(+)。 ステロイド離脱経験 = 無 |
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A |
K様 昨日、狭間社長より連絡を頂きました。狭間社長は、「健康」をテーマに家作りをされている元気な信頼出来る社長です。 さて、状況は把握いたしました。多くの方々の相談にお答えしている中で、K様の状況も同一範囲内にあります。と、申しますのは、生後間もなく(1〜2ヶ月)に発症するのであれば、完全な「免疫過剰」(アトピー性皮膚炎)と判断できますが、8ヶ月の発症ということは、子供がこの社会で生きるための条件を作っている真っ只中にあります。日本の1年は春夏秋冬があり、寒い日も暑い日も体温維持をして、体内環境を一定にしなければなりませんが、生まれ手間もない子供にそんなシステムは構築されていません。それを構築させるために、いろんな症状をおこしてゆくのですが、ここで直接作用させる「生理物質」(ステロイドやプロトピック、酵素やビタミンB群等)を外部から入れて作用させると、自己の判断は出来なくなり、体内の一定条件を保てなくなるのです。特に体温一定維持が自律神経異常により出来なくなることが多くあります。その事で、体内温度が異常に上昇したり、低下したりで、痒みや悪寒が出て正常な体調を維持できなくなるのです。 子供にこれらの生理物質摂取は危険きわまりないと判断しています。行政と製薬と医師会が組めば何でも出来る、その犠牲は国民にあるのです。行政と組んで「治療ガイドライン」まで作る始末です。 アトピーである子供さんとそうでない子供さんの差は何なのか?・・これが、克服のために考えなければならない第1条件なのです。その差は、多くの症例から「腸内細菌」と「ミネラル」の差にあることがわかっています。その差を詰めることが、この克服治療の第1条件となるのではないでしょうか。その解決は、身体全体を解決することに繋がり、結果的にアトピーも可決することとなるのですが、末端の治療ではないので、再発もないのです。 ただし、この年齢は今までの例から克服には非常に厳しい年齢となります。0歳の子供は、間違いなくこの2点と条件整備で120%1年で解決します。また、大人は理論受け入れが出来、身体もその意志を受けてその通りに進行して行きますので、症状の度合によって差は出ますが、2年以内に解決します。2〜10歳(第2次性徴期)の子供は、自我に目覚めていくが、経験と知識に乏しく本能だけで行動をするために、掻痒行為が激しく、表面的解決が遅くなるのは間違いありません。「痒い」と判断すれば、それが解決するまで掻き続けます。「痛い」と判断するまで掻き続けるのです。当然傷は深くなり、感染と共に範囲は広がり、外目では悪化という判断となり、すぐに良くなる方法を選択してゆくのです。 外部処理も間違って進行されている方が多く、内部の重要ポイントは「腸内細菌」(人間の身体に必要な成分を作る工場と、異物を入れないために活躍している防衛機能を持っています)と同様に、皮膚にも「皮膚常在菌」(スタフィロコッカス属・プロピオニバクテリウム等)が、外敵(ダニ・雑菌・紫外線等)から守っているのです。この菌群無しには、皮膚構成は出来ないのです。薬剤の基材の殆どは「ワセリン」や「軟膏」となっており、これらはバリアを張って外敵から防衛しますが、この使用により、本来の防衛機能である「皮膚常在菌」は死滅することとなり、自然の防衛機能はなくなり、いつまでもバリアを張らなければ外敵が侵入してくることとなります。また、これらの基材は、感染にも関与して雑菌群繁殖作用もします。中には抗生剤入りステロイドを使用しますが、これら抗生剤が「皮膚常在菌」をも死滅させることとなるのです。この処置は、皮膚常在菌を守ることに徹して進行することが重要となります。皮膚常在菌の生育条件は「弱酸性」であり、ミネラルバランスも必要となります。(当方では「蓬水」<ph4>を推薦しています) 脅かしているような書き込みになりましたが、事実なのです。この幼少期の何処かで家族全員の力で解決する方向に向かわなければ、また、何処かで同じ様な苦しみをすることとあります。それが、思春期になると大変なことが起きます。 質問は、家の建材(シックハウス症候群に関与する)などのことでしたが、粗雑な家に住まれても健康な子供もいますし、発症しない子供もいます。何処が違うかが問題なのです。これらシックハウス症候群の活動されてる方々は、アトピーの原因は「シックハウス」だと、対象を決めて活動されており、全体が見えていないような気もしますが、深く研究されていますので、推薦のHPを参考に研究してみて下さい。私は、シックハウスの権威ではありませんが、その影響も大であると判断します。 <アトピー環境研究会・名古屋> <アトピー・シックハウス調査研究会> <シックハウス対策研究会> などがあります。 Kくんは、これから約80年生きなければなりません。病院では、「中学生くらいになれば良くなりますよ」と安心させたり、「一生の付き合いですね」と落胆させたり、その根源を解決する方向には進んでいません。皆様自身が守らなければ解決できない環境になっていますので、家族で一生懸命勉強して、「よし、これなら良くなる」という方法を見つけ出し、良くなるまで頑張り抜くことです。その勉強は、これからの家族の人生において、必ず役立つこととなり、何かの影響で少々の悪化が出ても、その理由が理解できていれば直ぐに解決できるのです。その結果だけを見て進行すれば、悪化の時からの解決策を見つけられずに、大きく落下して「もうダメだ」となれば身体は元通りになりません。今のところは本人の意識より両親の意識が優先しますし、特に母親の身体から出る「波」に大きく影響します。その母親の意識の継続力は父親のサポートとなりますんので、家族一丸となっての進行が重要となるのです。 ここに今までの実績から、当方で行っている克服までのシュミレーションを記してみます。参考程度にお読み下さい。 @腸内細菌の調整を行う。 上記はあくまでも机上ですが、4歳を超えていますので、克服期間に少し微妙なところもありますね。最低2年は予想さ 参考になれば幸いです。 |
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●5歳男の子ステ離脱・・・2歳半からの発症、、、辛い! | ||||
Q |
氏名 = Y 性別 = 男 職業 = 保育園 年齢 = 5 身長 = 108 体重 = 18 血液型RH = + 型 = O お酒 = 飲まない タバコ = 吸わない 飲料水 = 井戸水 病名 = アトピー・花粉症・軽い喘息 アレルギー 発病年 = 11 食事は、元々細いのですが・・・ 住居年 = 6 |
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A |
Y様
小さな我が子の痒くて辛い顔を間近に見ての生活は、親として苦しいことと思います。出来ることなら変わってやりたい気持ち、同じ親として痛いほど判ります。何としても第二次成長期、いや、小学校に上がるまでに解決したいものです。 状況は、報告にてある程度把握いたしました。 アレルギー反応は、異物に対しての過剰反応によるものとすれば、その過剰を取り除けばよいのです。反応する免疫細胞の誤操作ということなので、免疫細胞を調整しようと多くの著明な研究家が集合して、多額な研究費を使って10数年研究していますが、未だ何一つ解明できていません。彼らは、自然というシステムを見失っているために解決できないのです。 多くのアトピー患者の便検査を行うことで、この腸管不安定は確認できます。(便通がよいからということは別です)食物アレルギーの方の調整は、この事だけで解決します。また、毛髪分析を行うと、自律神経に大きく関与する「Mg、Ca」のアンバランスが見えてきます。自律神経の変調は体に大きな衝撃を与え、免疫系に於いても分泌系に於いても、循環器系に於いても作用逆転することが多くあります。特に、温度感知が逆転して、暑い場所へはいると異常な痒みを発生したり、昼夜逆転したり、季節の信号を逆にしてみたりすることも見られます。それにより、春先や秋口に大きな変化が出るのです。花粉症の解決には、腸管だけでなく鼻の粘膜調整も必要となります。ミネラル水を使用したりして有用菌群を棲息させ、粘膜が調整できれば反応もなくなります。また、鼻呼吸が重要となります。 食にも色々と苦労されていますが、食材を加工する工場の整備をすればその苦労もなくなります。だって、何も考えないでスナック菓子を食べさせたり、ファストフードで夕食したり、ケーキやお菓子を知らん顔して食べさせている母親は多くいますが、子供はアトピーにはなりません。(ま、健康な体とは言えませんが)何処が違うのでしょうか?・・必要な成分は吸収し、不必要な成分は排泄するという機能が備わっているか否かなのです。また、彼らはアトピーを意識したことはありません。 子供は3歳(数え)までに一生の基本プログラムを構築します。その次は、第二次性徴期となります。2歳までに薬で動かした場合は、解決には時間を要します。今まで当方での統計からですが、自我に目覚めたときから、本能の赴くまま行動します。「痒い」と判断したその時から、「痒い」が解決するまで掻痒行為となるのです。当然傷は深く、感染条件を満たし、空気中の多くの雑菌群は傷部分へ集中します。この行為は「痛い」と感覚するまで掻くこととなるので、当然傷は深く神経まで達します。 皮膚表面の処置においても、多くの方が間違って進行しています。やまだ様の今の方法(弱酸性ローション)は問題ありません。(しかし、前の強酸性水はいただけませんが)皮膚を外敵から防衛しているのは、「皮脂膜」ですが、この皮脂膜を構成するのは、体内のステロイドホルモンが、皮脂腺に作用して、皮脂を放出させ膜が構成されます。また、皮脂膜がはがれ、外部から酸素が侵入すると、皮膚に棲息する「皮膚常在菌」(有用菌)は、嫌気性細菌のため空気を嫌い、自己を守るためにステロイドホルモンを放出して、皮脂腺から皮脂を出し、酸素から身を守ります。皮膚構成は、この「皮膚常在菌」棲息無しには出来ません。これら皮膚常在菌は、ph5で棲息しており、ph1〜3、7〜10では棲息できないのです。 上記のことが基本的な考え方となりますが、今までのことは終わったことですから、これから先のたかてる君の克服を考えましょう。 これからは、どんなことがあってもステロイドホルモン剤の使用は厳禁です。また、抗アレルギー剤の使用も克服から遠ざけます。人間は食べて生きていますので、その食材の工場整備を優先に図ることです。さらに、運搬役のミネラルをバランス良く摂取して、スムーズな必要成分運搬と、自律神経調整をすることです。この2点は、克服には必須条件となります。「痒い」と感じたその瞬間に、身体から「活性酸素」が発生して、細胞異変や雑菌群の排除、腸内細菌の減少、ミネラル群の減少が起きますので現状維持のためには、常に補填は重要となるのです。 皮膚に於いては、エバメールゲルは外しましょう。今の季節は活性時期で体内には、多くの生理物質(ステロイドホルモン・ビタミンB群・酵素など)が産生されます。保湿はせずに乾燥させ、出来るだけ自力で皮脂を出させ、自力保湿できるようにすることが重要です。 しかし、これら物理的処置で解決することはありません。モノで良くなるのであれば、これ程多くの方が悩むことはないでしょう。 自分の身体は自分の「思い=意識」で動くようになっています。5歳という小さな身体ですが、自分で解決できる本能を持ち合わしているのです。しかし、知識や理解力はありませんので、母親を通しての進行しかできません。アウトラインだけ(これを摂取すれば痒みが少なくなる・・とか。)をお子様に言い聞かせ、「そうか、これをつければ痒みが減るんだ、、これを飲めばだんだん良くなるんだ」という意識づけをするのです。当然、母親がそれを本心で理解できなければなりませんが・・。また、毎日苦しい子供を見るに、疲れたり不安になたりしますので、父親の理解と母親へのサポートが重要になるのです。いわゆる家族全員が克服の理解をして、同じ思いで進行することが、たかてる君の克服には一番重要となるでしょう。特に父親の理解、サポートは克服の大きなポイントとなります。 思いついたことを書きつづりましたので、判りにくかったと思います。 下記に同様のお子様への克服プログラムを記述しますので、参考程度にお読み下さい。 @腸内細菌の調整を行う。(乳酸菌の摂取) 上記はあくまでも机上ですが、おそらくこの事で解決の糸口とな り、克服できるものと思われます。しかし、この年齢は、少し時 間のかかる年齢となりますので、一直線で解決とは至らないと、 今までの経過から想定できます。(0歳であれば100%この通 りになります) |
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●3歳男の子・・ステ離脱、、、リバウンドに苦しみ漢方へ | ||||
Q |
氏名 =KKT 性別 = 男 職業 = 年齢 = 3 身長 = 96 体重 = 15 血液型RH = + 型 = AB 飲料水 = 浄水器 飲料水その他 = 逆浸透水 病名 = アトピー性皮膚炎 生後1月ぐらいからホッペがかさかさ。1歳になる前ぐらいに足に赤い斑点が見られるようになり、皮膚科でワセリンを塗布。1歳半を過ぎたころから軽いステロイドも混ぜたものをほぼ全身に塗布。2歳になるころ突然うなじにポツポツと発疹、抗ヒスタミン剤。3歳になってステロイド離脱。体中湿疹が出てあまりにも辛そうなので断念。漢方薬を飲み始める。 住居年 = 3 住居築(月) = 9 ステロイド離脱経験 = 有 ステロイド歴(年) = 2 ステロイド歴(月) = ステロイド使用頻度 = 毎日 アレルゲン = ダニ 備考 = いつかきっと直したい!そう思う反面いつになったら・・・と、不安が頭をよぎります。1歳半の弟は足首とひじの内側からじくじくします。かさかさと、じくじくと二人はタイプが違うようです。上の子は抗ヒスタミン剤を飲まないと夜中に痒がります。それでも飲まないほうがいいのでしょうか。じくじくは、お風呂に入らないほうがいいのですか?その上に蓬水を付けていいのでしょうか?何とか二人を正常にしたいです。 |
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A |
KKT様
小さなころからの発症で、すぐにでも解決したいという親心は痛いほど理解できます。おそらく、現在でも100人中90人以上はステロイド剤や漢方薬の服用などの処置で進行することでしょう。3歳にステロイド剤の使用を停めたことは凄い勇気だったと思います。おそらく担当の先生と努力されたのだと思われます。しかし、漢方では、いまのアトピーにおける根源の解決にはなっていません。おそらく、その先生も自分の治療と今の症状においても理解できず、皆様に説明できないものと推察します。 私の思うに皮膚科や小児科が考える原因も治療法もないのではなく、発症という結果は、必ず原因があるのです。その根源を解決しない限り克服への道へは向かわないような気がします。いや、多くの克服者を見て確信しています。このことを基本に、お子様の克服へのヒントとなるべく書き込みをいたします。参考程度にお読みください。 当方で一番解決に苦労しているのは、2歳を超えた子供さんなのです。第一次成長期を通過すると、それまでのプログラム構築がなされていることと、自我に目覚めた行動は、本能で「痒い」と感知すると、解決するまで強い掻痒行為があり、内因的に解決しても表面の状態はなかなか解決できず、ご両親も長い改善期間に疲れ果てることがしばしば見られます。すでに、3年近くステ離脱しても解決に至らないのは、自我行為ではなく根源の改善がなされていないからではないかと思います。約2年以上、薬にて体を動かしているので、それを自力で解決できる身体にするには、相当の力が必要になると思います。「三つ子の魂百まで」と申しますように、一生の基本的プログラムは、3歳までに確立されます。この3歳は数えの3歳ですから、満2歳となるのです。しかし、ステロイド剤の続行をしていたら、成人アトピーの引き金となることは間違いありません。いま、このお子様が小学校に入学するまでには、普通の身体にして同級生との差を解決させ、ストレスを発生させないことが重要です。 「21世紀を担う子供たちに健康な体と心を」を基本に考えて活動を行っており、何としても子供だけは良くしなければ、この社会は大変なことになると思っています。 「何故アトピーになったか」「普通の子供と何処が違うのか」ということが、この克服の基本と言って良いのではないでしょうか。その差は、最初の菌摂取のアンバランスによる「腸内細菌」(乳酸菌群)バランスの崩れが引き金となっています。間違いなく、出産後に「免疫過剰」となっています。発生する「ヒスタミン」や「ロイコトリエン」等が痒みや血管拡張を引き起こします。この痒みにより、ストレスが発生し活性酸素となり、さらに、「腸内細菌」の減少・アンバランスを起こすのです。その継続が、更なる減少と「ミネラル」などのアンバランスをも引き起こすのです。よって、克服の基本は、普通の子供と同様な身体にすることが第1段階となるでしょう。できるだけ多くの種類と菌数を設定した乳酸菌摂取と痒みによって減少した「総合ミネラル」の摂取が必要でしょう。その解決がスタートラインとなるのです。その後は、お子様の持つ治癒力に賭けるのですが、症状の度合によって解決の期間は決まります。(子供は大人が思うように弱くはありません。逆に大人の数倍治癒力は強いと認識しています) その皮膚症状によりますが、皮膚についての考え方は、有用皮膚常在菌を中心に考えて進行しなければ、正常な皮膚には戻りません。このことなしには皮膚の解決へ向かいません。顔は浸透圧が高く、悪くなるのも良くなるのも早いのです。皮膚常在菌のことを考えれば、、、脱入浴が重要となります。(後で説明します) 腸管の内側は「体外」と考えるのですが、この表面にはびっしりと腸内細菌が棲息して身体を防衛したり、身体に必要な成分を作り出したりして、体内への侵入を防いでおります。皮膚の表面すべてにも、皮膚常在菌(有用菌)が、1平方センチ内に10の6乗個棲息して、正常な皮膚を保っているのです。また、皮膚表面はph5に保ち、雑菌群の棲息ができないように仕組まれています。いま、炎症を起こしている現状は、ph7となっており、空気中の雑菌群が棲息できる条件を保っています。特にワセリンや軟膏はph7となり、皮膚呼吸もできない状態となり、外部との遮断システムで反応しない環境を作っています。現在、雑菌群が棲息しやすい条件となっており、その部分に体液や水分があれば20分に1回の増殖となっております。30回増殖すると、1センチ四方の大きさとなるのです。いまの表面炎症は、殆どこれら雑菌群の繁殖による反応と増殖による炎症と考えられます。乾燥も皮膚常在菌不足です。 これらを回避するには、雑菌群の排除を考えるのですが、皮膚常在菌の棲息をも考えて殺菌を考えるのです。それには、成分殺菌(イソジンなど)しないで、ph4で殺菌すると雑菌は死滅、皮膚常在菌は棲息できる条件となるのです。当方では、「蓬水」というph4ローションを推薦しています。また、上記の条件から、皮膚を乾燥させることが雑菌増殖を抑制することになります。特に、入浴し症部分のカサブタを強制的に外せば、体液が出たり、温度差による排泄作用が逆転して、異常な痒みが発生し、さらに掻痒作用にて炎症が広がり、感染条件を作ることとなります。 私は、厳しいかもしれませんが、「脱入浴」をお薦めしています。一般的な克服法からすればまったく逆方向のような気もしますが、上記の理論からすれば、一番早い解決方法と結果から判断しています。多くの子供がこの方法にて解決の道を見つけ、いち早く普通の生活に戻っています。(あ、押しつけではありませんよ)日本の常識からすれば全く逆となりますが・・・。 それから、ステロイド剤や抗アレルギー剤はこれからは一切使用しないことです。学生や社会人にはこの様な方法はとりませんが(廻りに対するストレスが薬の悪より上回るため)、子供であればできるだけ早く外し、克服までの期間を短くすることです。ステロイド剤の副作用は、すでにご存じと思いますが、頑張ってストップしたのですから、これから先絶対使用しないことです。 また、抗アレルギー剤においても、その作用は小さくても体内においての活性酸素量は大きく発生させます。その影響は、風邪薬を飲むのと同様な作用を体内で起こすこととなります。。 漢方薬においても同様のことが言えるのです。実は、アレルギー症状に対応している薬は全て「ステロイド様」成分を含んでいるのです。その素材は全て根物で、土の中でステロイド様成分を含んでいるのです。それらは「糖鎖」で繋がれておりますが、発酵させることでその糖鎖を外し、多くの作用をするように仕組んでいます。一生で約1gしか産生されないステロイドホルモンを1日1g以上摂取させるわけですから、余剰分の排泄にどれだけの成分を必要とするかなのです。多くのマグネシウムと酵素を使用するために、排泄器官である肝臓と腎臓が疲弊してきて、今の症状となったと推察されます。アトピー症状を解決させるには、必ずこの肝腎機能を正常化させない限り解決しないのです。それら余剰の成分を便や尿から排泄できないと、、、第3の排泄器官「皮膚」から排泄させるのです。その方法は、体の柔らかい部分に痒みを与えて掻き崩させ、その部位から排泄させる方法を人間の体は持っているのです。そうしないと、人間は生きていけないからなのです。 アトピーの方は、病気ではないのです・・・強いからその症状が起きるのです。生命力があるのです。 すべて薬を切り捨てて、自分の身体で解決させることが重要と判断します。人間は、ロボットではありません。何処が悪いから切除したり、誰にでも合う成分で体を動かしたりすれば、当然、身体はそれ無しには生きてゆけなくなります。 動物や植物とメカニズムは一緒なのです。季節があり温度があり雑菌があり、・・・少しの変化も逃さず、生きてゆく術を自力で行っております。時計やクスリもありませんが、自力で解決しているのです。人間もその様にできているのでしょう、今まで多くの方々は、薬無しで解決できているのです。それは、この自然を理解して、朝起きて、夜寝て、ご飯を食べて生きているのです。その事が正常にできないからいろいろな症状が出てくるのでしょう。その原因は、薬による影響は大であり、自然の環境とそぐわない条件を作っているためと思われます。 これらのことを参考に下記に克服までのシュミレーションを書き込みましたので、何らかの克服の参考にしてみて下さい。 @腸内細菌の調整を行う。(乳酸菌の摂取) 上記はあくまでも机上ですが、おそらくこの事で解決の糸口となり、克服できるものと思われます。しかし、この年齢は、少し時間のかかる年齢となりますので、一直線で解決とは至らないと、今までの経過から想定できます。(0歳であれば100%この通りになります)あ、弟さんへの理論も同様ですが、年齢から苦労するのは間違いありません。しかし、、、頑張って健康な大人にさせることが親の使命です。 シュミレーションの中でも、記述しましたが、ご主人(祖父母様が同居でありましたら同様です)の意識がこの解決には、重要なポイントとなるでしょう。子供は、母親だけを意識して生きています。その母親の不安や動揺は、子供も同様に不安が募り「活性酸素」が大きく発生するので、症状も即座に悪化します。母親は側で見ている子供の悪化を、普通であればまともに正視することは出来ません。だから、少しでも早く良くしたいと言うことで、薬の使用となったのでしょう。この解決には、少々の苦しい状況を数ヶ月経験しなければなりませんので、母親の体力は大きく低下します。そこを父親がどれだけ母親を支えるかによるのです。母親の安定は、子供の安定に繋がりますので、この克服の重要なポイントは「父親」とその「両親」となるのです。少しでも、「やはり、薬で・・・」と1人でも思えば、母親の意識も崩れ、ストレスが大きく発生します。 わかり辛い文章となりましたが、あなたの相談の返答とします。 そう、主治医はあなたです! |
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●3歳の女の子・・・子供の風邪について教えてください | ||||
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保育園に通う3歳の娘がいます。 しばしば風邪を園で移されて来るのですが昨日から咳と熱の風邪を移されて寝込んでいます。 私の仕事もあまり長く休むわけにもいかずけれどなるべく薬は飲ませたくないと思い悩んでいます。 子供も咳はかなり苦しそうです。 医者ではただの風邪と言われ咳や鼻水だけ軽減する薬を貰ったのですが やはり飲ませない方が良いでしょうか? 保育園では本当によく風邪をうつされてくるので飲ませると薬漬けになりそうで恐い気もします。 子供にはアトピーの症状はなく私は幼児期からのアトピーとステロイド病をこのページを参考に克服中です。 子供を自分の二の舞にしたくないと思っています。 どうぞアドバイスお願い致します。 |
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お子様は、この社会で生きて僅か3年です。 この社会で生き抜くためには、多くの菌群やウイルスと対戦しなければなりません。この戦いに挑んだ体にいつも攻撃の応援をすれば、本人自身で対戦する力が無くなるのは当たり前のことです。 これからさらに多くの菌群やウイルスとの戦いが待っています。 経口摂取すれば、胃腸管粘膜や腸内細菌、ミネラルに多大な被害を与えることとなります。腸内細菌は、食物を体に必要な成分に切り替える「工場」であり、それを運搬するのが「ミネラル」であり、この2点を破壊することは、人間自体を破壊することと何ら変わりありません。 本来、有害菌やウイルスの侵入があれば、数十万という抗体を作れる工場を体自体が持っているのです。 抗生剤摂取はしないことです。抗体製造は、「3日」あればできますので、、、 子供と仕事とどっちが大事なのでしょう。。。え、仕事・・。 子供の体より大事なものはこの世にはありませんね。 あ、それとこの子は今後アトピーになることはありません。 あとぴ母さんも、自分の戦いで大変でしょうが、胸張って、早起きして、いつも笑顔で、明るく元気に毎日を過ごしてください。 |
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Q |
早速のご返答、ありがとうございます。 私がかなりアトピーで辛い思いをしているので子供にはこの思いをさせたくないと思いここのページを参考に頑張っています。 風邪薬、飲ませずに乗り切っています。 私も仕事を再開するまでは、自分でも風邪薬を飲まずに乗り切ってき奈良たのですが(実際、それで日数はかかりますが治るんですよね) > あ、それとこの子は今後アトピーになることはありません。 この文章、涙が出ました。 > あとぴ母さんも、自分の戦いで大変でしょうが、 子供がアトピーでないというだけでも笑顔になります。 お忙しい中、本当にありがとうございました。 |
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Q |
6ヶ月の息子がアトポスでの治療をはじめて10日が経ちました。 乳酸菌1本とミネラル1滴を白湯に溶いて、日に2回飲ませています。 入浴は極力控え、これまでに3回、塩を入れた湯で身体を流すのみにしています。 脱ステロイドによるリバウンドも大してなく、 皮膚がすこしがさがさしているかなといった程度です。 ただ、皮膚の状態以上に痒みが強いらしく、夜中には必ずと言っていいほど目を覚ましています。 症状が軽くても痒みは強いものなのでしょうか? |
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A |
当方の考え方での進行は勝手ですが、私が面談をしていなくて詳細の指示は厳しく、基本的な返答となります。 フローラ会の会員となられましたら、メールにて現在の進行詳細と写真を家族全員の写真を添付して送ってください。 その皮膚の詳細と進行状況で判断して返答したいと思います。(最初の基本返答はかまいません) まだ、ステロイド剤を外して、多くの時間を経過しておりませんので、この数ヶ月苦しい状況は続きます。 |
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●2歳と4歳の子供について・・・アメリカより | ||||
Q |
赤嶺先生、はじめまして。うちの2人の子どものことで相談があります。 2歳になる娘は、生後2ヶ月くらいから顔に乳児湿疹がありました。特に何もしないで様子を見ていましたが、5ヶ月くらいで赤みが強く、少し耳キレもあったので小児科に行きました。そこで超酸性水で消毒しプロペト軟膏を塗る方法を試しました。すぐに良くなりませんでしたが、6ヶ月で渡米し、その後急に湿疹がなくなりつるつるお肌になりました。ただの乳児湿疹だったのね、と安心しましたが、1年後の夏に両腕の肘の裏に湿疹ができてしまいました。 小児科に行くと、ハイドロコルチゾンというステロイドを処方されました。あまり知識もなかったので、言われるように1日2回塗り、良くなったら1日1回にして約1ヶ月近くも塗ってしまいました。その間少し勉強して、ステロイドをやめることにしました。今やめて3週間ほど経ちますが、今まで何ともなかった足にも湿疹ができてしまい、ステロイドの影響を思い知っています。また、かゆがるので親子とも辛いところです。そんな中アトポスさんをインターネットで知り、ぜひこの状況を打開するアドバイスをいただきたくメールしました。 兄4歳は、今まで肌荒れ知らずのつるつる坊やでしたが、11月に入ってから急にカサカサしだして股間とか片方の腕をボリボリかいています。ところどころ、小さな赤い湿疹ができてしまいました。ひょっとしてアトピーなのかな?と心配しています。 今アメリカに住んでいます。旦那といろいろ相談していますが、他に相談する相手もなく、不安な毎日を送っています。二人とも、肌が乾燥していて、ジュクジュクしたことはありません。少し痒がりますが今は保湿剤でやり過ごしています。 長々と書き連ねましたが、ぜひアドバイスをお願いいます。 |
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A |
生後2ヶ月からの発症から考慮すると、アトピー性皮膚炎の直接原因である「免疫過剰」の可能性大でしたが、その後にステロイド剤の処置がなかったことで、大きな問題は起きなかったのでしょう。5ヶ月の赤みは、免疫過剰の素因を持っていることから、おそらく春か秋のどちらかの季節で体温調節が出来なくて、そのような症状となったのでしょう。そこでも保湿のみの処置で助かりました。そして、渡米で信号による体内変化で一気に回復を見たのでしょう。 しかし、元々素因を持っている身体は、その環境に慣れ苦手な季節の信号で悪化したと考えられます。そこでのステロイド剤の使用が問題でした。1ヶ月の使用ですから、炎症範囲にもよりますが早期の回復は望めます。 ステロイド剤の功罪はご理解できて外したものと思われますので、深く説明は致しませんが、身体の根源から狂わせてきます。特に根幹の「自律神経」の不安定は、年々身体の不安定を増幅してゆくのは間違いありません。 いま、ステロイド剤の影響は出るでしょうが、子供は自分の力で正常な条件を確立させるために身体のバランス調整を行います。一時的に悪化の症状は出ますが、細胞入れ替わりの3〜6ヶ月で安定させることでしょう。 但し、その発症の根源を辿れば、「免疫過剰」と予想される根源は「腸内細菌」と「ミネラル」にあります。この条件整備で体内環境は、普通の赤ちゃんと同様となります。皮膚表面の処置を間違わないようにしなければ、外見で判断する皮膚炎は良くなったようには見えません。皮膚も条件整備なのです。皮膚を守る「皮膚常在菌」の存在を理解しなければ、皮膚炎解決は出来ません。皮膚常在菌は、ph3.5〜6の範囲で棲息しており、炎症の原因とされる「黄色ブドウ球菌」群などの雑菌群の棲息はph6〜8の範囲で生きています。症部分の皮膚は「7」となっていますので、正常皮膚条件のために雑菌排除と皮膚常在菌保守の処置をしなければなりませんね。 確実に行うためには「腸内細菌」「ミネラル」「皮膚ph」調整を根気よく行うことで解決を見ます。また、その事をご両親が理解して、少々の環境変化による悪化も気にせず、出口だけを見据えて協力しあい頑張り抜くことだけです。 お兄ちゃんの方は全然問題ありません。皮膚のph処置だけで解決します。間違ってもステロイド剤や保湿剤を使用しないことです。皮膚は油脂感知すると、その部位に皮脂を出さなくなります。 アメリカですが、写真をメール添付で送っていただければ状況把握はできますので、サポートはできます。(渡米している方々へのサポート実績から)必要品は、実家からの送付で大丈夫です。 上記を参考に進行すれば、間違いなく解決は出来るでしょう。心配ありません。 |
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Q |
ご丁寧な回答をいただき、ありがとうございます。とても不安に思っていましたが、目指す方向と出口が見えてきて、とても心強くなりました。
実は、実家を通して蓮水を購入し、先日届きました。それまでは小児科で教えてもらった保湿剤を使っていましたが、改善は見られませんでした。蓮水に変えて1週間ほど経ちますが、娘の方は赤みが少し引いてきました。息子の方はまだ目に見えた変化はありません。でも、二人とも痒がらなくなりました。お風呂上がりなど、痒がっていたのですが、すとんと寝るようになり驚いています。皮膚のphをきちんと保つことの大切さを痛感しています。 蓮水の使い方に質問があります。今は、お風呂上がりと朝の1日2回、蓮水を手に取って炎症部分にぱしゃぱしゃ叩き込むように使っています。今のような使い方でよいでしょうか? また、写真をメールで送付すればサポートが可能とのことですが、それはやはり「フローラの会」に入っていることが前提なのでしょうか? またまた質問してしまい、申し訳ありません。お時間のあるときにお返事いただけたら幸いです。 |
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A |
そうですか、もうお使いになっていますか。お兄ちゃんの方は
問題ありませんが、娘さんには乳酸菌摂取が必要と思いますよ。
長い間の「痒み」は、活性酸素によりさらに腸内細菌の減少を余儀なくされてきましたので、改善の条件となるでしょう。
蓬水の使用方法はそれで結構です。コットンなどで塗布すると、雑菌も移動させることになりますので、手の使用が一番ですね。 サポートは、フローラ会入会が条件となっております。・・すみません。 あ、それと、お嬢さんの処置には「脱入浴」を実践されたほうが、回復期間は早いと思います。 |
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Q |
ご無沙汰しております。前回、早々にお返事をいただいていたのに、返答が遅れて申し訳ありませんでした。 現在の様子を報告します。 さて娘です。12月で2歳になりました。両腕、両足にあったカサカサの湿疹のうち、腕は見間違えるくらい柔らかくきれいになりました。今は、膝の裏にわずかに湿疹が残る程度です。 見た目はきれいになりましたが、先生のおっしゃるように乳酸菌の摂取は必要だと考えています。蓮水を取り寄せて乳酸菌を見送ったのは、アトポスで推奨されているヨーグルトメーカーに合う1Lの牛乳パックをどうしても見つけられなかったからでした。アメリカ東海岸の田舎に住んでいますが、牛乳といえばポリタンク入りばかりです...。でも、この前カタログでアメリカ製のヨーグルトメーカーを見つけました。これなら挑戦できるかな?と期待しています。 ミネラルも大切ですね。私は発芽玄米ご飯や雑穀入りご飯をとりいれています。その他に乾物や野菜、豆類を使った和食に切り替えました。兄は嫌そうですが、娘はわりと喜んで食べてくれます。わたしもダイエットできて、なかなか良いです。食事を変えてから、娘の便が変わりました。それまで下痢状の柔らかい便でしたが、ぶりんと立派な便に変わってきました。なにか腸内でも変化が起こっているのでしょうか? それから「脱入浴」の件です。まだ痒がっていた時期、2週間ほど入浴を1日おきにしたことがあります。お風呂大好きな子どもたちは、お風呂無しで布団に入ってもなかなか寝付けず、布団の中で掻くことが多く、結果として長続きしませんでした。今は痒がらなくなりましたし、肌もずいぶん改善してきましたが、やはり「脱入浴」は有効でしょうか?するなら、どれくらいの期間お風呂をやめるのでしょうか? 近況報告をかねて、いろいろ長々かいてすみません。乳酸菌とお風呂が懸案の事項ですが、改善の兆しが見えてきて、やる気まんまんです。こんな単純な母親ですが、どうぞよろしくご指南ください。 |
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A |
娘さんが回復状況にあること嬉しく思います。
まずは、乳酸菌摂取についてですが、今が一番重要な年齢ですね。 それから脱入浴ですね、、、期間設定は出来ていませんが、、、。 基本的なことだけはしっかりと処置していれば、解決は出来ると思われます。頑張ってください。 |
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●3歳の子供・・・判らずにステロイド剤使用してしまいました | ||||
Q |
はじめて相談します。 一昨年の夏ごろから今3歳のこどもがアトピーになり、6ヶ月皮膚科にかかりました。覚悟はしたものの、ステロイドの使用期間に不安があり、民間のクリームを使用しました。ステロイド未使用という言葉に魅力を感じ、顔にも塗ってよいと聞いて塗っていました。子供のアトピーは軽いので長くても3日くらいで塗るのをやめるというのを今まで何回かしてきました。ちょうど、1年間くらいそういう使い方をしました。塗った回数ははっきりしませんが、クリーム自体は1年間で40〜50g使用しました。皮膚科の通院は、一度安定したので今していません。ところが、気づくのが遅いのですが、其のクリームには、プロピオン酸クロベタゾールが入っていたことがわかりました。クリーム中にどのくらい入っているのか分かりません。子供のまぶたにも塗ったことが何回かあり、長期連続使用はしていませんが不安です。 今のところ、疲れた時に顔の皮膚(まぶたとほっぺ)が赤くなり、かさつきます。前は手と足も出ていましたが、今はほとんど出ません。皮膚や目の異常もありません。様子を見て大丈夫でしょうか。注意しなければいけない副作用などがありましたら、教えてくさい。お忙しいところ申し訳ありませんが、宜しくお願いします。 |
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A |
3歳何ヶ月の子供さん、何処にお住まいかわかりませんが、1年半くらいはステロイド剤を使用し続けてきて、現在は症状が殆どない・・・ということであれば、春の信号で問題なければ、悪化することはないと思います。 しかし、子供の体は敏感ですから多くの場合、季節の変化とともに体は大きく変動します。 人間一生で約1gしか産生しないステロイドホルモンを0.1%にしろ0.5g使用したことになります。 また、春に変化がございましたらアトピー相談フォームでご連絡ください。 |
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Q |
赤嶺先生、早速のお返事ありがとうございます。丁寧なアドバイスに感謝しています。お礼のメールが遅くなり、申し訳ありません。 子供の年齢ももう少し詳しくお話すべきでした。(もうすぐ4歳です) 先生のお話で安心できました。今のところは大丈夫そうなので、 これからの季節も気にしすぎないように見守っていきたいと思います。ほんとうにありがとうございました。 |
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◆1歳8ヶ月保育園へ・・ステ離脱2ヶ月目 | ||||
Q |
氏名 = ○○ ○○ 性別 = 女 職業 = ○○保育園在園中 年齢 = 1 email = 身長 = 82 体重 = 10 飲料水 = 水道水 飲料水その他 = お茶、牛乳、豆乳 病名 = アトピー性皮膚炎 ■生後6ヶ月ごろから手首、肘内側、膝内側、首、耳の下、脇の下がかゆみがあり引掻いて赤くなる。お腹、背中、太もも、二の腕も全体にかゆみがあり、夜中などにしきりに掻く。 ■当初、小児科でアンダームを処方、あまり改善されず、ヒルロイドに変えたところ薬が合わず縫ったところが赤く腫れあがり、またアンダームに戻す。2ヵ月後ぐらいから症状のひどいところはいくつかステロイド剤(キンダーベート、デルモベートなど)を順次処方され、アンダーム+ステロイド剤を10ヶ月ぐらい続けた。 ■1歳4ヶ月で別の小児科で診察を受けた際、保湿にプロペトを処方されたが、これもヒルロイドと同じ症状が出て合わなかったので、結局アンダームとデルモベートに戻した。 ■1歳半になったところで、採血して食品、ダニ、カビなど13種類のアレルギー検査を受けたところ、ダニにのみ反応した。その他の物質はアレルギー反応はなかった。 ■1歳7ヶ月で水疱瘡にかかり、そのときに小児科医の指示でデルモベートの使用を止めて現在(1歳8ヶ月)に至る。 ■現在の状態は昼間起きているときは特にひどく痒がる様子はなく、保育園の午睡中、午睡明け、家での就寝中などに痒がることが多い。ダニアレルギーということで、布団の掃除などはこまめにするようにして、一時期の夜中のひどい痒がりはなくなったが、夜中1回程度は寝ぼけながら掻いている。 ■朝とお風呂上りに首、肘内側、膝内側、首、耳の下、脇の下など引掻いて赤くなったところにアンダームまたはスタデルムをぬり、体全体にフェルゼア(市販品)を塗っている。昼は保育園で引掻いて赤くなった部分にのみスタデルムを塗ってもらっている。 その他、生後7ヶ月ごろ〜1歳:水いぼ(自然に治癒) ステロイド離脱経験 = 有 ステロイド中止(年) = 2006 ステロイド中止(月) = 5 ステロイド中止(日) = 10 ステロイド歴(年) = 1 ステロイド歴(月) = ステロイド使用頻度 = 時々 |
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A |
○○様
さて、お子様の症状やこれからの進行に不安が募るばかりと、小さな子供を持つ同じ親としてお察しいたします。生後間もなくの皮膚の炎症や湿疹にはどの親でも心配ですぐに病院に連れて行き、すぐにでも楽にしてやりたい・・誰も思う親心でしょう。しかし、ステロイドをご使用になると、これがとんでもなく遠い長いトンネルにはいる入り口となるのです。予想通りの薬の処方がマニュアル通りに行われるのです。「アトピーでないかも」と言いながら「ステロイド剤」の処方がいとも簡単に行われ、自力で回復できる体を薬無しには正常化しない体にしてゆくのです。結果から言うと、病院での進行は全て逆方向に進行しているのです。もっと簡単に表現すると体をこわすために病院に行ったといっても過言ではないのです。いまの症状は、そのステロイド剤による影響が予想されます。 勇気を持ってステロイド剤を外したことは素晴らしかったと思います。生後6ヶ月以内に発症する症状は、間違いなく「免疫過剰」というアトピー性皮膚炎の侵入する物質に対し過剰反応を起こし、血管拡張や痒み物質によりその症状を引き起こしますが、ある条件を整備すれば1年で回復できる身体を持っているのが「1歳までの子供」なのです。当方においても多くの乳児を診ていますが、予想通りの1〜1才半までに完全克服してゆきます。(処置や生活パターンの調整もありますが)その生命力旺盛の子供を「薬」によって、体を動かした場合は、回復には長い時間を要することとなります。今20歳代で苦しんでいる殆どの皆様が、判らずに進行した人、親が忙しくて構う暇がないために病院の言うとおりに・・と言う進行で現在まで来て、「あの病院に行かなかったら」とか、「あの先生を信じなければ」とか恨み面々です。私の前で親子喧嘩する方もおられます「私の皮膚返してよ」と親に向かって・・親は「・・・・」何も言えません。 お子様のこれからの進行は、将来のために薬無しの自然状態の身体でこの社会適応できるようにしなければなりません。そのためには、この1,2年苦労するでしょうが、人生80年のために、ここは親の責任として以下のことを参考に頑張ってみてください。間違いなくピカピカの健康な子供となります。「三つ子の魂百まで」と言われるごとく数えの3歳までに一生の身体はプログラムされます。 結果には必ず原因があるのです。「何故アトピーになったか」「普通の子供と何処が違うのか」ということが、この克服の基本と言って良いのではないでしょうか。その差は、最初の菌摂取のアンバランスによる「腸内細菌」(乳酸菌群)バランスの崩れが引き金となっています。「免疫過剰」により、発生する「ヒスタミン」や「ロイコトリエン」等が痒みや血管拡張を引き起こします。この痒みにより、ストレスが発生し活性酸素となり、さらに、「腸内細菌」の減少・アンバランスを起こすのです。その継続が、更なる減少と「ミネラル」などのアンバランスをも引き起こすのです。よって、克服の基本は、普通の子供と同様な身体にすることが第1段階となるでしょう。できるだけ多くの種類と菌数を設定した乳酸菌摂取と痒みによって減少した「総合ミネラル」の摂取が必要でしょう。その解決がスタートラインとなるのです。その後は、お子様の持つ治癒力に賭けるのですが、症状の度合によって解決の期間は決まります。(子供は大人が思うように弱くはありません。逆に大人の数倍治癒力は強いと認識しています) その皮膚症状によりますが、皮膚についての考え方は、皮膚常在菌を中心に考えて進行しなければ、正常な皮膚には戻りません。現在の炎症パターンは循環機能の低下と感染によるものです。内因的な引き金はありますが、肝臓腎臓の機能低下が見られます。これらの解決なしには症状は治まりません。(内因症状は四肢の柔らかい部分へ発症します)これら循環機能調整には「腸内細菌調整」という方法しか、根源解決する方法がないのもこの治療法が解決の基本となっているのでしょう。 腸管の内側は「体外」と考えるのですが、この表面にはびっしりと腸内細菌が棲息して身体を防衛したり、身体に必要な成分を作り出したりして、体内への侵入を防いでおります。皮膚の表面すべてにも、皮膚常在菌(有用菌)が、1平方センチ内に10の6乗個棲息して、正常な皮膚を保っているのです。また、皮膚表面はph5に保ち、雑菌群の棲息ができないように仕組まれています。いま、炎症を起こしている現状は、ph7となっており、空気中の雑菌群が棲息できる条件を保っています。特にワセリンや軟膏はph7となり、皮膚呼吸もできない状態となり、外部との遮断システムで反応しない環境を作っています。現在、雑菌群が棲息しやすい条件となっており、その部分に体液や水分があれば20分に1回の増殖となっております。30回増殖すると、1センチ四方の大きさとなるのです。いまの表面炎症は、殆どこれら雑菌群の繁殖による反応と増殖による炎症も考えられます。 これらを回避するには、雑菌群の排除を考えるのですが、有用皮膚常在菌の棲息をも考えて殺菌を考えるのです。それには、成分殺菌(イソジンなど)しないで、ph4で殺菌すると雑菌は死滅、皮膚常在菌は棲息できる条件となるのです。当方では、「蓬水」というph4ローションを推薦しています。また、上記の条件から、皮膚を乾燥させることが雑菌増殖を抑制することになります。特に、入浴し症部分のカサブタを強制的に外せば、体液が出たり、温度差による排泄作用が逆転して、異常な痒みが発生し、さらに掻痒作用にて炎症が広がり、感染条件を作ることとなります。 私は、厳しいかもしれませんが、「脱入浴」をお薦めしています。一般的な克服法からすればまったく逆方向のような気もしますが、上記の理論からすれば、一番早い解決方法と結果から判断しています。多くの子供がこの方法にて解決の道を見つけ、いち早く普通の生活に戻っています。(あ、押しつけではありませんよ)日本の常識からすれば全く逆となりますが・・・。 皮膚に関しては、自分で皮膚再生させるためには「脂モノ」の使用は厳禁です。乾燥させて自分の力で皮脂をだすシステムを構築させることと、皮膚にいる有用の皮膚常在菌をどれくらい大事に出来るかが、皮膚構成の大きなポイントとなります。これをセバミドやワセリン・軟膏などの基材を使用している保湿剤では、幕を張り皮膚の反応はなくなりますが、自己の再生については逆方向となります。phが大きくかけ離れ、皮膚常在菌の棲息が出来なくなります。この現象は皮膚構成できないと言うより範囲が広くなる大きな原因ともなります。ここは、乾燥させてph5を維持できる水系のローションで展開することが望ましいですね。 ご夫婦の不安やその系統の言葉は、子供にも大きなストレスとなり、活性酸素の発生で「ミネラル」「腸内細菌」の減少がみられます。 このアトピー症状の発症起因は「腸内細菌」のアンバランスからスタートしています。この調整無しには克服は考えられません。この事無しに表面調整のみ(それも逆方向に進行)の調整は、順次範囲は広がってきます。基本調整をしっかり行って、自然環境に合わせ自然と共生できるからだになれば間違いなく2年以内に克服できることでしょう。子供は母親の「波」を頼りに生きています。特に母親の振動を身体で受けると「安心」をして身体もリラックスでき、ストレスで発生する活性酸素は大幅に減少してゆきますので、家にいる間は出来るだけ多く身体を接触できる「抱っこ療法」をお薦めします。 理論的には上記のようになりますが、体全体を回復させて結果的にいまの症状を克服させる方法です。 @腸内細菌の調整を行う。 Aミネラル調整を行う。 B皮膚phを弱酸性にする。 C皮膚を乾燥させる。 D母親といつも密接にしておくこと。 E母親をいつもサポートできる父親の理解が重要となる。 F毎日外に出すこと。 上記はあくまでも机上ですが、間違いなく来年の冬頃には安定した皮膚になっていることは間違いありません。こんなホームページでいかにも理解したようなことを書いていますが・・・間違いなくこの通りになります。お子様の克服の参考になれば幸いです。 |
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