赤嶺様
　先日は中耳炎の抗生剤についての相談にのって頂きありがとうございました。お蔭様で、抗生剤を使用することなく自然治癒にて中耳炎を乗り越えることが出来ました。ありがとうございました。
　現在1歳6ヶ月となりアトピーの症状が軽くなってきているように思います。特に5月に入りまして、掻くと赤くはなりますが、肌がめきめきと綺麗になっていくのが実感できます。アトピー児を持ちますと、周りから良くも悪しくも色んな情報が入ってきます。そのいろいろな情報に振り回されることなくここまでやってこれましたのも、不安を取り除き励ましの言葉をかけてくださったからこそです。本当にありがとうございました。
　この度は、水疱瘡についての相談なのですがよろしくお願いします。かずの兄が、熱、鼻水、咳が出、発疹が少し出ていたので、もしや麻疹かと思い受診しましたら、水疱瘡でした。兄は予防接種を受けていたのですが、かずは予防接種は受けておりません。ちなみに兄は小児科医より、飲み薬（ペリアクチン散とグロスパール顆粒の混合薬）4日分と塗り薬（フェノール・亜鉛華リニメント）を処方されております。これから発疹が現れることと思いますが、アトピー児は、水疱瘡をどのように乗り越えていったらいいのでしょうか？飲み薬、塗り薬は必要なのでしょうか？よろしくお願いいたします。

かず様

子供はね、大人の数倍強い生命力を持っていなければ、はじめての多くの敵に対応できないのです。前回の中耳炎回復で大人になるための大きな抗体を保持したことになります。
また、皮膚のほうもその様な感染や炎症を自力で回復することで、皮膚症状もどんどんと良くなってゆくのです。

お兄ちゃんの水疱瘡ですか、、、これは潜伏期間も長いし感染力も強いので、苦しい日々を過ごさなければなりません。ただ、症状の出具合は人それぞれでしょうが、ウチの娘は酷い状況となりました。特に顔の発疹には悩まされました。女の子ですし、痕がついてはと心配をしましたが、10日くらいで回復し、今はきれいなものです。出来れば薬の使用はしないで解決できれば最高ですね。薬で処理すれば、曽於根源とされる条件整備は出来ませんね。

そして、弟さんへの感染ですが、感染力が強いので遷る可能性は大です。しかし、まだまだ免疫過剰状態ですから対応するかもしれません。もし感染したら、できれば自然回復させましょう。そこを通過すると一気に皮膚症状は改善してゆきます。また、発熱時には、皮膚に棲息する雑菌群は増殖することが出来ず、一時的に症状改善状態をも見ることが出来ます。ただ、ウイルス性の感染は存在しますので、それなりの症状となります。自然回復後の症状が楽しみです。うん、、自然回復ですね。

赤嶺様
　先日は水疱瘡について相談にのって頂き、ありがとうございました。かずの兄からの水疱瘡の感染は覚悟していたのですが、結局感染しませんでした。いつも一緒に生活していたのに不思議です。やはり、免疫過剰状態だったからなのでしょうか？
　その後6月までは、顔が赤くて湿疹があったのですが、この7月に入りましたら、親も気付かないうちに、いつの間にか綺麗になっていました。現在1歳8ヶ月になります。生後4ヶ月くらいから、湿疹が出来始め顔、頭が黄色い汁でじくじくになってから1年4ヶ月、ステロイド使用を中止してから1年2ヶ月、本当によく頑張ってくれました。ちょっと親が目を離したすきに掻き崩し、血だらけになったりした時は、いつまでこの状態が続くのだろうと落胆しておりましたが、そんな時はこちらで相談させていただきまして、今日まで乗り切ってくることが出来ました。今では子供のニコニコした笑顔を見ていると今までの厳しい状況を忘れてしまうくらいです。こちらのホームページに出会い、ステロイドを中止し、乳酸菌摂取等について学べ、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
　現在、耳の前を時々掻くことがありますが、じくじくになったりはしません。ただ、気になっていることは、時々頭や首や胸を掻くことがあることです。関節は綺麗です。夏で蒸し暑いため掻くのか、アトピーの症状が下に下りてきているのか分かりません。幼児期になると、首や関節がかさかさしてくると聞いたことがあるので気になってしまいます。このことにつきまして、先生の経験上、いかがなものでしょうか？よろしくお願いします。
　もう1点、食物アレルギーについてですが、現在のところ、食べたことがないものは、卵白、里芋、牛乳等なのですが、ミルクやヨーグルトが皮膚につくと赤くなったりぼこぼこと膨らんだりみみずばれのようになるのが気になります。接触性皮膚炎でしょうか？食べても湿疹が出来るわけではないのですが・・・。洗えば元通りになるのですが、これはどのように対処していけばよいのでしょうか？よろしくお願いいたします。

早速返答を・・・

> 　先日は水疱瘡について相談にのって頂き、ありがとうございました。かずの兄からの水疱瘡の感染は覚悟していたのですが、結局感染しませんでした。いつも一緒に生活していたのに不思議です。やはり、免疫過剰状態だったからなのでしょうか？

うん、その可能性は大です。正常になると大人になるためにいろいろな菌やウイルスと遭遇して抗体を作らなければ健康な大人にはなれません。もし、その様になっても喜ぶことです、健康体だから起きるのですからね。

> 　現在、耳の前を時々掻くことがありますが、じくじくになったりはしません。ただ、気になっていることは、時々頭や首や胸を掻くことがあることです。関節は綺麗です。夏で蒸し暑いため掻くのか、アトピーの症状が下に下りてきているのか分かりません。幼児期になると、首や関節がかさかさしてくると聞いたことがあるので気になってしまいます。このことにつきまして、先生の経験上、いかがなものでしょうか？よろしくお願いします。

意味あって掻いているのですから、問題ないでしょう。暑さのための熱代謝症状か、異物反応かはわかりませんが、次第と自分で調整はしてきます。痒みがなくなったら人間は生きられないのですからね。

> 　もう1点、食物アレルギーについてですが、現在のところ、食べたことがないものは、卵白、里芋、牛乳等なのですが、ミルクやヨーグルトが皮膚につくと赤くなったりぼこぼこと膨らんだりみみずばれのようになるのが気になります。接触性皮膚炎でしょうか？食べても湿疹が出来るわけではないのですが・・・。洗えば元通りになるのですが、これはどのように対処していけばよいのでしょうか？

洗えば元通りになるのですね、、、。菌やクラスターの小さな成分が接触すると、正常な方でも起きることですが、今の状態ではまだまだ皮膚phも高く、有用皮膚常在菌も少ないのでしょう。その条件整備は、内部の胃腸管調整により、皮膚粘膜も徐々に調整できるようになるでしょう。早めの解決には、蓬水使用で皮膚常在菌の整備を同時進行することで解決に至ります。ま、少し時間は要しますよ。