生後間もなく発症した息子のひどいアトピー（真っ赤な真皮がむき出しで、ベタベタな汁が噴き出していました。）が、先生の助言、脱入浴と、血液型別乳酸菌の摂取の実行により、すっかり良くなりました。8ヶ月になった現在、柔らかな赤ちゃん肌を取り戻しました。本当にありがとうございました。今日は食物アレルギーの相談です。5ヶ月の時の血液検査で、牛乳・小麦・卵が出ました。ところが最近、汁を少し飲ませた時点でみるみる真っ赤になり、スイカがダメなことが判りました。これから離乳食が進むにつれ、他のダメな食物が見つかるかもしれません。このまま、乳酸菌を続けていたら、食物アレルギーも改善できる見込みがあるでしょうか？

三浦様

皮膚症状の改善は、親として嬉しい限りですね。特に顔の改善は、表情も豊かになり赤ちゃんの笑顔は、とても素晴らしいです。ただ、今の状況は、根源が全て解決したということではありません。逆に症状が悪いから、内部の状況も悪いということでもありません。いまは、排泄状況が安定したということなのです。

食物アレルギーということは、外部からの異物侵入があるということですから、皮膚からの排泄を試みるようになるのが、食物アレルギーです。胃腸管の内部は「外部」なのです。その粘膜が正常であれば、異物の侵入はありません。しかし、今の状況から完全とはなっていないようですね。スイカですか、、、おそらく、腸管粘膜の不全状況からの進行ですから、何に対しても少しの反応はあるかと思います。でも、ある程度の改善状況にあれば、侵入成分の把握をしながら、侵入物の善悪は見極めてくると思います。大量でなく、少量づつ摂取すれば次第になれて反応はなくなってきます、心配要りません。

分子の大きな成分はもう対応できると思いますが、糖分（果物や砂糖類）や粘性の強い食べ物には気をつけなければなません。特に卵白などは最後まで反応が出る方がおられます。あ、それと山芋やサトイモのように粘性の強いものも出る方を見かけます。ま、これから離乳食、、、あまり心配しないで進行してください。1種類を大量には駄目ですから、多種類を少しづつ少しづつですよ。1歳になれば普通食に挑戦ですね。

その根源は、腸内細菌、口内粘膜（胃腸管粘膜全体）も調整が必要ですから、乳酸菌摂取はこれから重要になります。粘膜調整にもミネラルが重要となりますのでお忘れないように摂取しましょう。