返信2008/03/21 23:37:49 みゆママ RBJ 乾燥性皮膚炎と言われたが・・・ 娘は1歳3ヶ月になります。 数週間前に背中とお腹に軽い湿疹(カサカサしたもの)が見られたので皮膚科へ行ったところ、「乾燥性皮膚炎」といわれ保湿剤(アセチロール軟膏、ヒルドイドソフト、親水軟膏の混合剤)を処方されて3日ほど塗っていましたが、どんどん悪化し症状が広がり始め不安になったので使用を停止し、現在馬油を塗って保湿をしています。 このHPを拝見して、ステロイド剤の恐ろしさを知り、過去に娘に使用したことがあるので深く反省しています。 今まで使用したことがあるステロイド剤はリンデロンVG(一週間ほど)、プレドニゾロン(こちらは5日ほど)です。塗った場所は主に脇と首、また、オムツかぶれの処方として非ステロイド剤であるサトウザルベを使用しました。 現在は、お腹と背中に全体的に広がるカサカサの湿疹とともに、オシリを中心に紅班があります。 乾燥性皮膚炎と言われましたが、アトピーではないかと疑いが拭えません。 お風呂あがりに娘の肌の赤みが増し、また寝ている間に体が温まると泣いてかゆがります。私自身が過敏になっているのもありますが、見ていてかわいそうで仕方ありません。 自分も経験があるため、アレルギーやアトピー性皮膚炎にならないように気をつけていたつもりだったので、安易にステロイド剤を使ったということが非常に危険だったことを知り、ショックを受けています。 食事は無農薬・添加物のないものを選び、玄米菜食が中心です。しかし母親の私は、甘いものが好きなので、たまに食しています(完全母乳なので影響していると思います。今後止めるように努力します)。また、オムツかぶれが気になり、数ヶ月前に布おむつに変更したところです。 現在、馬油を塗っていますが、この対処でよかったでしょうか。処方された保湿剤はステロイドが使われていないようなのですが、使用中止してよかったでしょうか。また、サトウザルベはアトピーにも良く使われ副作用がないと医者に言われましたが、使用しても大丈夫なのでしょうか。使用していると、皮膚が黒っぽくなるので気になります。 また、皮膚科の医者に血液検査を頼んだところ、まだ必要ないと言われました。 このように、まだアトピーと判断できない中で、今まで使っていたステロイド剤の影響から脱却するためにも、何から始めたらいいのか迷っています。 ご多忙のところ大変恐縮なのですが、お返事をお待ちしております。 |
返信2008/04/20 23:36:51 赤嶺福海 BXL Re: 乾燥性皮膚炎と言われたが・・・ みゆママ様、返答が1ヶ月を経過しましたので、状況の変化はあったかもしれませんが、質問にお答えいたします。 1歳3ヶ月という時期は、自我に目覚め感覚通りに体を動かします。痒いと感知すれば治まるまで掻き続けます。それは、痛いという感覚まで掻くのです。ということは、かなりの症状となるでしょう。その痒みの根源は、免疫過剰となっているか、肝腎機能の低下によって起きている症状なのか判断できませんが、そのどちらかです。であれば、異物の侵入を防ぐか、肝腎機能の活性を行なわなければ解決できないのです。 どの時期にステロイド剤を使用したのかはわかりませんが、その後の改善も見られないのは、その根源たる処置が出来ていないことになります。 お母さん自身がアレルギー症状であることから、出産時の影響は大とも考えられます。そのことからも免疫遺伝とすれば腸管粘膜の崩れも大きな要因となり、乳酸菌にて腸管調整をしなければなりません。また、これまでの処置によって微量元素バランスも大きく崩れていることも要因となりますので、その摂取も重要処置となるのです。 お腹や背中、お尻中心に紅班があるということは、肝腎機能の低下で異物排泄に苦労していることになるのです。また、腸管からの異物侵入も多いこととなり、その調整なしには継続的に皮膚からの排泄が行なわれることになります。また、腸管調整に乳酸菌を使用しますが、この調整によって排泄器官である肝腎機能も活性することとなり、両方の解決に寄与することにもなるのです。 今回の処置(アセチロール軟膏、ヒルドイドソフト、親水軟膏の混合剤)も解決方向とは全く逆方向となっています。油脂系の保湿は、油脂感知することで自力保湿が出来なくなることと、phの違いによって、皮膚を守っている有用皮膚常在菌が死滅して、重要な皮膚粘膜の崩壊にも繋がるのです。 今使用の馬油も同様に油脂感知して、phも7ですから自力の解決にはなりません。 克服の期間は、この年齢では予想できませんが、長めの2年を目標に解決方向へ一歩進むことです。 @腸内細菌の調整を行う。 ※発症の原因は、受菌バランスが狂ったために発症なのでここの調整は不可欠となる。子供に乳酸菌を摂取させる。(ヨーグルトにて)) Aミネラル調整を行う。 ※ここも発症の原因解決が目的。・・(痒みによりミネラルバランスが崩れるため) B皮膚phを弱酸性にする。 ※皮膚バリア機構は「皮膚常在菌」にあるため、これらの有用菌を正常に棲息させれば皮膚も正常となる。 蓬水というローションにて皮膚PHを安定させ雑菌を防ぐ。 C皮膚を乾燥させる。 ※アトピー症状での大きな問題は「感染」にあります。この感染には水分(体液は感染の最悪条件)が必須となり、患部を絶対に濡らさないことが早めの解決に効果を示す。風呂に入らないことが早く良くなる秘訣です。 (病院では清潔にするため入浴を充分してと指導・・逆) D母親といつも密接にしておくこと。 ※子供は母親をいつも頼りにしており、母親が遠ざかると不安で仕方ない。辛いときは常に近くにいて安心させることが重要です。少し長い克服期間を自信を持って進行することが、子供を安心させることとなります。 母親の「抱っこ」は最高です E母親をいつもサポートできる父親の理解が重要となる。 ※「本当に良くなるのだろうか?・・いっそ、クスリを塗って楽にさせた方が・・」と言う気持ちが必ず来ます。この時に一緒になってがんばれる言葉やねぎらいが重要となります。子供の克服にはこの行為が一番重要となります。 F毎日外に出すこと。 ※人間も動物も植物もこの自然環境の中で生きており、その季節や状況によって毎日身体は変化しています。その変化を性格に受け取ることが、常に一定に出来る身体となりますので重要な行動です。暑いときも寒いときも常に36度一定の身体にしなければなりません。生まれて初めての季節を1年間経験しますので、春秋に変化は現れます。冬と夏の環境は逆転しますが、それでも同条件の身体を維持するためです。(車でも構いません) G自信を持つために面談が必要です。 ※これで本当に良くなるのだろうか?この指導者の考え方や人間性はどうなのか、信じて良いのか?・・また、指導者の判断も確信の1つとなるでしょう。 「次代をになう子供たちに健康な体と心を」 |