お忙しいところすみません、33歳主婦です。
今日はじめてこちらを拝見させていただいて勉強させていただきました。

実はアトピーではないのですが、デリケートゾーンの真菌に悩まされております。
もう一生このままかもしれないと悲しくなってきます。
場違いな相談なので、ご迷惑でしたら削除してください。
【蓬水はデリケートゾーンに貼付することは可能でしょうか？】

いわゆる陰部のカンジダ症なのですが、もう数年ほど繰り返している状態で、病院にもかかっておりますが一向によくなりません。
場所が場所だけに大変に不快で、炎症がひどい時は歩いても座っても何をしても痛くてあまり人に相談もできず本当に辛いです。
病院では、アデスタンクリームという抗真菌薬を処方され、7日間効果のある膣錠を入れていただいて、その後症状が悪くなることがあればまた病院へ・・・という繰り返しです。
処方されるクリームですが、最近では患部に貼付すればするほど炎症がひどくなる一方です。お医者さまは、「あまり治療法がないから今の方法を繰り返すしかない」と言います。自己判断ですが馬油をつけたりいろんな民間療法も試しました。
しかし、こちらのサイトを拝見して、皮膚には良い菌がいてphバランスが保たれて肌を守っているのだと知りおどろきました。
私は長い間クリームや油分を貼付していたので、相当皮膚に負担をかけていたのでは、と思うと本当にぞっとします。しかも粘膜のところですから…。

藁をもすがる思いです。
お忙しいところ大変申し訳ございませんが、デリケートゾーンには蓬水を貼付可能かお教えいただけると助かります。
よろしくお願いいたします。

さと様

産婦人科にしても皮膚科にしても粘膜上に存在する有用常在菌の存在を知らないで医者になっています。痒みや炎症の原因は、この常在菌の減少に大きく関与しています。
そこに抗生剤を処方すれば、良い部位まで炎症の原因となって、体は免疫過剰となってゆきます。長い時間の処置なので解決には時間は要するとおもいますが、雑菌の繁殖なので蓬水処置でよいと思います。ただ、液ですから直ぐに流れ出し塗布の仕方も難しくなります。

私はこの質問に対しては、多くの方に「ヨーグルト」の塗布を指導しています。タンポンや脱脂綿にヨーグルトをしたして、挿入しておくのです。特に夜の間にして朝方外すことを継続すれば、phも4くらいで処置しますので、雑菌の排除と有用乳酸菌群の保護は出来ます。

出来れば菌群の多いヨーグルメイトで処置された方が良いでしょう。処置用には、少量の使用で結構ですから残りは、全体粘膜調整のために摂取されると良いでしょう。乳酸菌摂取は腸管粘膜調整に役立ちますし、粘膜全体は繋がっていますので、他の粘膜の調整も時間は要しますが出来ます。

いち早い解決をお祈りします。