返信2010/12/03 23:35:43 まりあ DLF 生後4ヶ月の男児。脱ステ1ヶ月・・・教えてください 3ヶ月頃から顔に湿疹が見られ、3ヶ月健診へ行ったとき、その小児科の先生に「湿疹にこれ塗っておけばすぐよくなるから。」といわれ、デルモゾールG軟膏(ストロングクラス)を処方されました。ステロイド剤であることがわかったので、使うのを躊躇いましたが、湿疹が悪化していくのを見かねて、2回使用してしまいました。しかし、このままでは根本の治癒はできずに、悪化を繰り返すだけだと思い、脱ステに踏み切りました。脱ステ後すぐにリバウンドの症状が出てきました。顔は全体的に真っ赤で、耳から頬にかけてじゅくじゅくの滲出液にまみれ、瘡蓋で覆われてしまいました。 それから今1ヶ月が経過しました。症状としては、耳や頬の瘡蓋が随分減りました。ですが、まだ顔の赤みは引かず、滲出液も出ています。また、今までは顔にしか湿疹が見られなかったのに、今では全身に輪のような湿疹やざらざらした湿疹が出てきてしまいました。子どもも、痒いためかきむしり耳のあたりから大量に出血してしまうときもあります。(そのため、今はミトンを使用しています。) そんな中で夫は協力的で一緒に脱ステに取り組んでくれていますが、自分の親がそんなことで治るわけが無い。子どもがかわいそう。と言われ、子どもの状況を見ている自分は精神的に追い詰められ、このまま脱ステをしていっていいのか葛藤してしまいます。ゴールの見えないマラソンは辛いです。そこで教えてください。 @ステロイド2回の使用でも、リバウンドは長く続くのですか?ストロングクラスであったため、2回でも強いリバウンドになるのでしょうか? Aリバウンドのピークはいつおとずれるのでしょうか?いつになったら完治できるのでしょうか? まだまだ勉強不足ですが、これから頑張って勉強してなんとか完治させてやりたいと考えています。よろしくお願いします。 |
返信2010/12/07 10:23:51 赤嶺 福海 BXL Re: 生後4ヶ月の男児。脱ステ1ヶ月・・・教えてください まりあ様 お子様の症状に一喜一憂の毎日と思われます。 よくぞ、ステロイド中断の決意をされました、お子様の将来のために素晴らしい行為です。この行動は必ずお子様の将来の健康体に寄与するものと信じています。いや、間違いありません。これから克服までの勉強が、まりあ様のご家族の健康ということにも繋がります。これからの医療問題は大きく変貌もしますし、自己管理が全ての時代となるでしょう。 医者は殆ど無知ですが、自己産生するステロイドホルモンは一生に1g程度なのです。それを医者はいくら入れても構わない、症状が治まればよいのだという感覚で、まだこの世に生を受けて間もないお子様に難治な大人に使用するストロングで処置して、多くの成分が体内に侵入してゆきます。人間で一番重要な循環器「肝腎機能」を低下させ、回復を大きく遅らせます。お子様が痒がろうと苦しもうと彼らは何の痛みも感じないのです。厚生労働省、皮膚科学会のガイドライン通りにやっているだけだよ、文句があるなら、御上(おかみ)に言ってよ・・・てなもんです。 もうこれからは、何があっても「魔の薬ステロイド剤」だけは、生死に関与する事態以外は使用しないこと。 今回の症状は、ステロイド剤によるリバウンド(一時的には肝臓や腎臓に負担をかけたことでおきた)というより、元々の免疫過剰システムによる症状です。3ヶ月のときに発生した症状は、すぐには戻りません。これまで母乳を必要成分に変えられなくて、侵入した異物判断の成分は肝腎機能で便や尿で排泄してきましたが、それも機能低下により排泄は皮膚からとなった時期が3ヶ月だったのでしょう。この環境をすぐに変えることは出来ませんし、もう数ヶ月この症状が出るかさらに悪化する状況は続くことを予想して、根気強く対応することをお奨めします。ご主人と一緒に頑張り続けなけるのです。ご両親は、孫ですからいつも可愛い孫でいて欲しい、医者好きの年代だし、何かあれば薬で解決という教育という教育を信じている方が多いのです。 とにかく負けずに、お子様ははご両親が守らなければなりません。いろいろな情報を得て、お子様のためにもご家族のためにも良いとされる方法を信じて、突き進むことです。 今の状態ではゴールは見えないでしょう。その為には、この症状がどうして発生したのか、どうすれば解決できるのか、しっかりと理解できれば、ゴールも見え、笑顔で厳しい状況を乗り越えられます。また、お子様はそんなに柔ではないですし、大人の数倍の治癒力を兼ね備えています。多くの克服者から、あの厳しい症状から蘇る力があることを報告を受けていますし、確認もしています。まずは、お母さんの理論把握が重要です。お子様は10ヶ月共に生きてきたお腹で母親の波長を意識して生きています。今悲しいのか、不安なのか、楽しいのか、安心できるのか・・・全て理解できているのです。母親が「良くなる」と思って自信を持って進行すれば、間違いなくお子様は安心して、遅くとも6ヵ月後には好転してゆくことでしょう。 あ、それと重要なこと・・・ミトンは外しなさい。このミトンは、痒み解消の解決はしません。皆様は、顔が、体が血だらけになるので、少しでも傷が付かないようにとされるのですが、まったく痒み解決にはなりません。痒みは痛みで消えます。痛いと判断すれば、異物の侵入を阻止したと脳は判断するのです。そして、痒みは消えます。ミトンの掻痒行為は、ピンポイントで阻止することが出来ず、幅広いケロイド皮膚を作ります。痒み解決で傷だらだらと掻き続けるのです。当然、炎症は消えません・・・その継続は、大きなストレスとなり、ミネラル成分を大きく減少させ、三白眼的表情となり、自律神経系にも大きな影響を与え、改善を遅らせることになるのです。「ひじっこ」なんていうのももってのほかです・・。自分がここを掻きたいという行為を阻害し、掻けず、異常なストレスが体内を駆け抜けます。改善を非常に遅らせる商材です。この処置で、時間が過ぎ1歳を通過するとさらに解決は困難となり、多くの時間を要することになります。これだけは本当に敵です。 この世から痒みという感覚を取り除けば、人間は生きてゆけないのです。異物の侵入が容易となり、あっという間に身体に異物が侵入することになり、劇的成分が血中に侵入すれば死に至ります。その事前防御の為に「爪」が存在するのです。異物の侵入阻止のためと、体内の異物排泄のためにあるのです。 今のお子様は、その両方の原因で痒みが起きています。とにかく第一の根源である内部からの異物侵入を阻止しなければなりません。母乳摂取によって消化酵素の働きが悪く、必要成分に分解できず、中間物質で侵入し、異物と判断し皮膚から排泄されています。胃腸管粘膜調整によって異物の侵入を阻止させるのです。そして、同時に今起きている外部からの異物侵入も条件整備して侵入阻止させるのです。その基本は、粘膜整備にあります。胃腸管粘膜と皮膚粘膜の調整が行われ、正常化すれば今の症状は起きません。ただ、粘膜の上部下部に有用微生物が存在し、その粘膜維持をしているのですが、お子様の粘膜上には、有用菌が生息できる条件となっていませんので、その条件整備が重要です。腸管は乳酸菌摂取にて、皮膚はph5となるようにph4のローションにて、雑菌排除と有用菌保護のための処置をお奨めします。 先述の通り、リバウンドのピークというより免疫過剰による異物排泄の症状ということになります。この症状は今までの統計からどんな処置を行おうと生後6〜9ヶ月まで続きます。特に今は冬に入りましたので、体内でのステロイドホルモン産生が減少し、抗炎症作用や抗ストレス作用も低下し、夏に比べれば厳しい環境ということになります。お母さんの思いとすれば、すぐに良くしたいということになりますが、すぐ改善する処置は、対処療法に近く根源改善とならず、末端の処置に過ぎません。しっかり根源を理解し、改善には少しの時間は要することを意識し、一歩一歩前進するしかないのです。回りのご両親たちは、まだかまだかと思われ、大事なお母さんの不安は積み重なり、仕方なくステロイドへ逆戻りする方もおられます。しっかりご主人とトンネルの出口まで意識して、協力し合い、ご両親の意識も切り替え最高の条件で進行することも改善の早道となります。 乳酸菌やミネラル摂取し、誰でも良くなるのであればこんな問題は発生していません。お子様は、全てを見ていますし、体の動かない分、治癒機能は優れています。見守ることと、安心を与えること、自力回復させることがこれから先の長い人生で健康にいられる条件つくりを今しなければなりません。とても重要な年齢なのです。ここを薬で行くか、自然治癒させるかで大きく差が出ることは明白です。今の成人アトピーで苦しんでいる皆様のスタートはこの時期の差なんです。ロボットではありませんので、科学的に作られた成分で身体を動かしては駄目なんです。身体に必要な成分は全て摂取する食材を利用して腸管内で作られるんです。今のお子様も母乳がなければ生きられないのですが、自分で必要な成分を造るように仕組まれて生まれてきています。 お子様の克服のゴールはあなたとご主人の中にあるのです。 |
返信2010/12/08 12:12:34 まりあ DLF Re: 生後4ヶ月の男児。脱ステ1ヶ月・・・教えてください 丁寧な返答を頂きまして、ありがとうございます。 先生のお言葉に、背中を押していただけたような気がします。両親や周りの人に何と言われようと、主人と一緒に子どもを守っていきたいと思います。 ミトンの使用をしないことや、体の内側からの改善を図っていくことの大切さがわかりました。こちらで勉強させていただき、さっそく実行したいと思います。 これから長い道のりになると思いますが、気長に子どもを支えていきたいと思います。 本当にありがとうございました。 |