高校生アトピーQ&A
第二次性徴期を過ぎて、体のシステムは確定しました。薬を外した体状態が今の現実です
人の目を異常に気にする時期でもあるが、苦しくても辛くても何としてもここは乗り越えなければならない。
大学に行けば時間もあるのでと思うのだが、体内に蓄積する多くの薬剤によって体はドンドンとアンバランスになり、
先延ばしにするほど克服の条件は悪くなる。いろいろな条件を整えて、一気に薬なしの体にしてしまうことが、
これから先に訪れる多くの難関も乗り越えることが出来るのだ。
ここを楽に進行すると先には厳しい現実が待ちうけ、精神的にも厳しい環境となることを多く見てきた。
ここが勝負だ、高校生!
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  ●16歳女子高校生、ステ使用中・・・・将来が不安です。
Q
氏名 = I
性別 = 女
職業 = 高校生
年齢 = 16
型 = AB
お酒 = 飲まない
タバコ = 吸わない
飲料水 = 浄水器
飲料水その他 =
病名 = アトピー性皮膚炎
発病年 = 1988
発病月 = 7
治療 =
ステロイド
温泉湯治・・・朝・昼・晩30分温泉(湯でも可)につかる。(小学3年まで

ステロイド離脱経験 = 有
ステロイド中止(年) = 1995
ステロイド歴(年) = 7
ステロイド歴(月) =
ステロイド使用頻度 = 毎日
備考 =生まれつきアトピーがあり、少しはよくなった今でも顔・腕・首のかゆみ・赤みに苦しんでいます。
特に顔が深刻です。高校生なのに化粧もできないばかりか、人と接することすら不安になってきています。将来も仕事につけないのではないかと・・・。

A
 I 様

幼少からの発症で、ステロイド剤療法、温泉療法と行い、現在に於いてもステロイド剤の処方と設定してご返答申し上げます。お年頃の娘さんとしては、顔などに症状が出た場合は、かなり厳しい精神状態となるでしょう。このことが、アトピーの問題といえるのです。痒くて、表面に炎症が出るために、周りの目を気にすることが多くなり、体内では大量の活性酸素が発生して、細胞を破砕してゆき、痒みも強くなって正常皮膚の範囲が少なくなってくるのです。

人生80年と設定するならば、このままの残り60年間を生きていかなければならないなんて、とても苦痛に耐えられないことです。何処かで一念発起、自分の人生を見つめ、この社会・自然環境の中で解決してゆかねばなりません。人間だから、克服できるようになっています。(ステロイドを使用している以上、少々の苦労は伴いますが、必ず解決できます)

アトピーである方とそうでない方の差を無くすことと、アトピーである現状を理解して解決に向かう方向をしっかりと定め、コツコツと一歩一歩進むほかありません。魔法のようにアッという間にということは考えられないのです。なかなか良くならず、「やっぱりダメかぁ」と、次の療法を探し求めて右往左往するのが現状で、現在700万人の方がその環境にあるのです。(重症の方は、その4分の1程度でしょう)これも、ステロイド剤の影響が難治化させているもので、人間に重要とされるステロイドホルモンをいとも簡単に処方するために、自己のステロイドホルモンが必要な細胞に正常に作用しなくなることから、人間の母体を揺るがすような症状が起きてしまうのです。その継続は、さらに難治化が進み解決策を失うが如く現在も進行しています。これを、あざ笑うがの如く医師会や厚生省、製薬会社は、何も対策をとっていこうとはしません。あるのは、経済が潤うこと、天下りのしやすい環境を作り上げることを目的に動いていれば、ステロイド被害を解決する方法は生まれません。

ご存じと思いますが、このステロイド剤の使用は人間の身体の根底を揺るがす薬といって過言ではないでしょう。大きな副作用が重く身体にのしかかり、解決策から大きく遠ざかることとなります。自己のステロイドは、自分以外の方への影響はありませんが、処方されるステロイド剤は、私にもあなたにもあなたのご両親にも総理大臣にも知らない方々にも作用するのです・・いわゆる、フリーステロイドなのです。その侵入は、その細胞にしか作用させないために「鍵穴」をもって受け入れしていますが、その鍵穴は時間と共にフリーステロイドの形に切り替わります。そして、離脱を試みて自己のステロイドが細胞に作用しようとしても、鍵穴の違いで作用せず、人体を大きく揺るがす症状が発生して、精神的にも「鬱」状況を作ることとなります。とても厳しいです・・第二次成長期を越えると、人目があるために活動的になることが出来ず、もう絶えられないと、断念せざるを得なくなるのです。(0歳であればステロイド使用しなければ解決できる・・人目の意識がないために)

元々の原因は何であったかを理解しなければ、この解決の根源を探し出すことは出来ません。当方で、追究した結果はHPでも掲載しているように、誕生時点での菌摂取のアンバランスによって、アトピーの直接原因である「免疫過剰」が起きて、必要なタンパク質に於いても過剰反応を起こし、ヒスタミンやロイコトリエンという物質により、痒みや血管拡張、筋肉の収縮などが起きてアトピーや喘息が発症してゆくのです。その根源は、腸内細菌によるものといわざるを得ません。その解決なしに進行すれば、原因を無視して結果のみで進行することとなり、根源解決のない処置法となります。結果には必ず原因があるのです。「痒い」という信号は、ストレスとなり「活性酸素」となって「腸内細菌」や「ミネラル」を減少させることとなり、原因とされる「腸内細菌」や「ミネラル」の根源をさらに悪化させることとなり、克服から遠ざけることとなっているのです。年月が進むことにその差は大きくなりますし、解決にも時間を要することとなるのです。

温泉治療に於いても当方のHPでは、完全克服を遅らせる要因と記述していますが、その理由は、正常皮膚に棲息する皮膚常在菌という体を守っている菌群が、風呂の浸透圧によって死滅してゆくからなのです。(詳細は下記を参考に)

また、皮膚の調整も逆方向に進行している様な気もします。外敵から身体を守っている皮膚は、「皮膚常在菌」(P・バクテリウムやS・コッカス・エピテルメデス等)なしには、解決は考えられません。身体が空気と接触する部分全部に1センチ四方約100万個の菌が棲息して、外敵から身体を防衛しています(医者はこれを有害菌といいます)。特に重要な菌は「P・バクテリウム」で嫌気細菌といわれ、空気を好まない菌ですが、皮膚表面の皮脂が外れたときに外部から菌やダニ・紫外線等から身体を守るために、直ぐに皮脂が出るように「ステロイドホルモン」を出し、皮膚に皮脂を張る役目をしているのです。これらの皮膚常在菌は、「ph5」で棲息しており、保湿剤のph7では生きていけず死滅してしまいます。そのためにその部位は、皮膚構成が出来ずにさらに外部からの影響を受け、反応することとなるのです。また、温泉療法やイソジン(成分殺菌)療法なども、これら皮膚常在菌を死滅に追いやり、皮膚構成が出来なくなるのです。この解決には少々の時間はかかるものの「ph処置」(皮膚常在菌成育療法)が重要となります。

これらのことを基準に進行することが、厳しいアトピー完全克服(再発なし)における基本と判断しています。また、多くの克服者を生みだし、再発者のいない所以でもあるのです。

これから「就職」「恋愛」「結婚」「出産」「子育て」と女性の大仕事が山積みとなっています。いろいろなストレスも緊張期も出てくるでしょう。しっかりした基礎体力と正常な身体条件にすることが、常に安定した状況で対応できることとなるのです。特に出産は、あなたの分身が生まれることとなり、あなたが生まれた本来の大目的となるのですから、正常な条件で出産に望むことが必要です。

簡単には解決しませんが、今あるあなたの状況を把握して、これからどうすれば、どの時期に克服できるのか、しっかり目標を定めて「コツコツ」と歩んでいくことが重要です。また、一直線では解決しませんが、悪くなる時期を少なくすることが解決のポイントです。不安を少なくするために当方は存在しておりますので、何なりとご相談されればよいでしょう。

以上が克服のための基本的な考え方です。以下に克服のシュミレーションを記しますので参考程度にお読み下さい。

@親同伴の面談を行う
  ※先の懸念から克服の理論を家族全員が理解して、一致協
   力の下に克服の治療行動することが、克服のカギです。
A基礎条件の整備(アトピーでない人と体を同条件にする)
  ※腸内細菌の調整・・乳酸菌摂取5兆個/1日(ヨーグル
   トにて)
  ※ミネラル摂取・・総合ミネラルとして
B皮膚phの調整(感染防御)
  ※今は、黄色ブドウ球菌からの感染範囲を広げないことが
   重要となります。よって、黄色ブドウ球菌が死滅して、
   有用菌が生存できる方法が必要となります。
   皮膚は皮膚常在菌なくしては成立できない。皮膚常在菌
   が棲息でき黄色ブドウ球菌などの雑菌は排除する。
C胸を張ること(重要項目)
  ※この行為は、「免疫過剰」の原因である免疫の司令官
  「Tリンパ球」の活性場所が胸の「胸腺」であることから、
  この場所の活性は胸張りと宝石などのペンダントで活性さ
  せる。胸張りはお金も一切かからない。胸張っている人に
  アトピーはいない。また、免疫低下のガンの方もいない。
  ※胸の当たりの皮膚がつっぱって胸張りが出来ないという
   方が多くおられますが、起きた後の体操で少しづつ伸ば
   せるようにすること。
D学校に行くこと(五感の活性・重要項目)
  ※これらの行為は、自律神経の活性につながる。当然早起
  きもしなければならないし、考えることも多くあり代謝量
  も増すことになる。出口が見つかれば明るく振る舞える。
  ※必要であれば学校には「サポート依頼書」を作成して送
   付しても構いません。それにより、学校も理解してくれ
   るし、同僚も理解できるポイントを作る。
E早起きの励行
  ※学校が休みでも必ず早起きは行う。
   アトピーは自律神経に大きく関与しており、交感神経の
   信号の時には、必ず起きて行動しておくこと。そうする
   と、眠れない夜も眠れだすようになるし、症状も改善し
   てゆく。
F笑いを多くすること
  ※笑顔の多い人は、ストレスや活性酸素は留まらない。笑
   顔の形自体が脳からストレス防止のホルモンが出ること
   になる。(βエンドルフィン)

以上が克服のシュミレーションとなるが、これから6ヶ月間は基礎条件整備期間となり、それ以降が回復パターンになる
と考えられます。その間は、報告や不安な気持ちを持たないように常に勉強することが必要で、「大丈夫、後1ヶ月でこ
の状態は脱して、それからはドンドンと良くなる」という意識が体に入り込めば良くなってゆくでしょう。しかし、毎日多くの時間からだを見つめれば、見つめた部位は大きく変化してゆきます。どれだけ、明るく笑顔でがんばれるか、胸を張る時間が多くなるかによって、克服の期間は設定できます。
・・・と、言っても一直線で良くなることはありません。毎日変わる環境や生活パターン、ストレスの差で良くなったり悪くなったりの繰り返しとなりますが、悪くなったときの精神状態の如何で、大きく落ちるか戻るかの分岐点です。この分岐点をいかに上にあげるかも克服スピードのポイントとなります。

今の学生生活の内に解決することが重要となりますが、思いによっては時間が早くなったり遅くなったりしますので、不安なとき、悪化の時のサポートが特に重要となりますので、私たちが存在するのですが、その文面や言葉が、その状況回避には重要となりますので、進行するとなれば面談をし、指導者の考えやイメージを理解してその文面や言葉を受けることが、正確な理解となり、面談は克服の大きな要因となりますね。

ステロイドは、今の状態を回避するくらい大きな役割をしているのですが、外部からの生理作用では、自己のステロイド受け入れは出来ずこの様な状態は続きます。今のところは物理的に止めることは出来ませんが、辛いでしょうが、基礎条件整備と外部処理処置の方法しかありません。出来るだけ多くの克服行動を起こすことが、少しでも早く解決できる方法となります。
胸張って、笑顔で、元気に毎日を過ごしましょう。
・と、言っても難しいでしょうが、少しでもこれからの回復の参考になれば幸いです。


●18歳男子高校生・ステ・プロトピック使用・・健康体になりたい
Q
氏名 = N
性別 = 男
職業 = 高校生
年齢 = 18
身長 = 177
体重 = 64
血液型RH = +
型 = A
視力(右) = 0.1
視力(左) = 0.1
お酒 = 飲まない
タバコ = 吸わない
飲料水 = 浄水器
病名 = アトピー性皮膚炎
発病年 = 1987
発病月 = 11
治療 = CACという化粧品の多糖類?というお風呂に入る治療
それと同等の付け薬を、小学生くらいにやっていました。

同じ皮膚科に小さい頃から通っていて、ステロイドや
15歳?16歳?かくらいからプロトピックも使い始めました。飲み薬も飲んでいます。現在は、顔が赤らんで掻き傷が比較的少ない時はプロトピックを使用しています。その他はステロイドです。

お風呂上りなどは、親の勤めているナリス化粧品のローションをつかっています。

住居年 = 15
住居築(月) =
ステロイド離脱経験 = 無
ステロイド中止(年) =
ステロイド中止(月) =
ステロイド中止(日) =
ステロイド歴(年) =
ステロイド歴(月) =
ステロイド使用頻度 = 毎日
アレルゲン = 杉花粉
アレルゲンその他 = カビ
備考 =ステロイドは小さい頃から使用しています。中学生に入りたての頃は、眉毛がほとんど無かったのですがだんだん生えてきて、中学2〜3年生の時は治ったと思うほど、よくなったので、ステロイドは体が少しひどくなった時以外まったくしようしていませんでした。顔は完全に治ったと思うほど綺麗でした。汗をかいてもかゆくならないほどです。
今は顔が目の周りが特にひどく、体も少々でている状態です。いつもならステロイドを使うのですが、このHPを見つけ、ステロイドをこのまま使用していいのか不安になり、相談させていただきました。顔だけはひどいと嫌なので、目の周り用の薬をつけています。
ひどくなったり、よくなったりの繰り返しなのですが、どんな状況でも反応しない体になりたいです。。

A
N様

1987年からの発症からすると、生後まもなくからの発症ということになりますね。当初からステロイド剤の使用で、もうその薬なしには正常な状態を維持できないからだとなっており、これからの離脱には少し厳しい苦労を伴いながら、正常な体へと持っていかなければなりません。高校3年生で受験の時期と重なっていますので、さらに厳しい環境となっています。(推薦や就職などであれば問題ありませんが、、あ、ストレスについては)就職であれば、今すぐの離脱は厳しいでしょうし、大学へ行ってであればある程度余裕を持って進行できるでしょう。ステロイド剤なしの体があなたの本当の体ということですから、根幹からの調整が必要ということになります。

間違いなく、ステロイド剤を使用したことが、今の状態の起因となっています。この継続では、これから男としての多くの仕事や生活、夢に支障が出ることは間違いありません。苦労をしてもこの数年で解決して、一生80年の人生を健康で幸せに生きなければなりません。そのためには、何処かで薬による身体の働きから、食べることで動く身体にしなければなりません。人間は食べて生きています。自然と共生して生きています。身体の仕組み、自然の仕組みを理解して、根底から解決して二度と再発のない身体にすることが、あなたの夢を実現する基本と考えます。今の流れを止められなければ、止めずに解決することもできるでしょうし、一度ストップして再度挑戦することもできるでしょう。それは、あなたや家族の考え方でよいと思います。
今の症状を克服する基本から述べてゆきたいと思います

まず、このアトピー性皮膚炎という結果には原因があるということを理解しなければなりません。アトピー性皮膚炎の原因も治療法も確立されていないと言いながら、お医者様は、一致してステロイドホルモン剤やプロトピック軟膏の使用で一時的解決の対処療法で処置しています。その結果が、全国に700万人という膨大な若者のアトピー患者をつくりました。この方法では、解決できないということなのです。原因に対しての処置が適当ではないということなのです。

ステロイド剤がなぜ今の現状を作っているかです。ステロイドホルモンは、人間が生きるために絶対条件といって良いほど必要な成分です。身体に炎症が起きれば直ぐに解決する役割、細胞破壊する活性酸素などの排除、ストレスの軽減、人間の根幹とする自律神経の正常化等々、、、生きる条件の全てと言って過言ではないでしょう。その生理物質ステロイドホルモンは、一生80年で約1gしか体内で産生されません。超微量で大きな作用をするのです。これらの大量侵入は、必要以外の細胞にも作用して、反作用を起こしたり、余剰分の排除に重要臓器の肝腎機能を大きく低下させることで、症状は逆方向へと進みます。(肝臓や腎臓が崩れれば生きてゆけないのはご存じと思います)また、これらステロイドホルモンなどの生理物質(他に酵素やビタミンB群等直接作用する物質)は、記号を有しておりその記号の合う受容体を持つ細胞にしか作用しないようになっています。ところが、病院で出されるステロイド剤は、私にもあなたにも他人にも効く様に出来ていて、自己の記号を有していないのです。無記号で侵入した大量のステロイドホルモンは、手当たり次第に作用するために一気に回復したように見えます。しかし、その継続は先述しましたように多くの弊害をもたらしてきます。特に自律神経への影響は大きく、ステロイド剤が切れた場合には、常に一定の条件を保つ身体を維持できなくなります。特に体温調節や血圧、血糖値などの異変が起きて、常に不安になったり異常に暑かったり寒かったり、抗炎症作用も大きく低下します。必要なときに必要な量を作用させるシステムを保有していますが、一気に崩壊することとなります。これら重要なステロイドホルモンは、食物を介して体内で作られるのですが、大きな役割をしているのが腸内細菌なのです。チョコレートやスナック菓子ではその基材とはなりません。「食」は生きるための条件なのです。だから、多くの指導者は「正しい食生活」を厳しくするのですが、それらを受け入れて身体に必要な成分を作る工場整備(腸管・腸内細菌)がまず必要となるのです。
他に薬による影響は、余剰薬物の排泄に多くのミネラルや酵素を使用することで、肝腎機能が低下して、全身への影響となりますが、この「ミネラル」も克服には重要なポイントとなるのです。このミネラルは簡単に表現すると「運搬役」なのです。各細胞に必要な成分を送り正常作用させるために届ける役目なのです。

物理的解決の考え方は、アトピーでない方と同様の条件整備をすることにあります。毎日の痒みと不安でストレスが活性酸素となり、免疫・神経細胞や皮膚(アトピー)と密接な関係にある「腸内細菌」や「免疫」のバランスを崩すこととなりますが、それらの補給や改善策は一切取られていません。出来るだけストレスの溜まる要素は取り除くことが重要だし、ストレスを排除できる行動を取ることも重要です。よって、各細胞にもストレスにも大きく関与する「腸内細菌」「ミネラル」の調整は本治療の中心的調整となります。普通の方と物理的に違う部分はこの2点だけなのです。
「腸内細菌」「ミネラル」の調整は、アトピー性皮膚炎治療には不可欠と考えられます。当方は、この事を認識して多くのサポートに当たっています。

もう一つ処置方法を間違ってはいけないのは、皮膚表面の処置です。ご存じの通り皮膚は、「ph5」という弱酸性で維持して皮脂を皮膚表面すべてに分泌し、ph7の雑菌や異物を定着、侵入させないようにしています。これらの条件を整備しているのが「皮膚常在菌」なのです。何かの条件で皮膚表面の皮脂がはずれて、異物侵入が行われれば直ちに、皮膚常在菌がステロイドホルモンを分泌して、皮膚表面に皮脂を巻くのです。われわれでは見えない恐ろしい仕組みになっています。多くの皮膚科医は、この存在さえ知らないのですから、簡単にワセリンを使用したり、イソジンなどの抗菌剤などを使用して、雑菌処置と一緒に有用な「皮膚常在菌」をも死滅させるために症状が酷くなるのです。皮膚表面の処置は、雑菌群を死滅させることも重要ですが、有用な皮膚常在菌を守ることももっと重要なポイントとなるのです。
当方では、その条件を満たす「蓬水」というph4ローションにて処置するように指導しています。

当方の克服理論は、モノ20% 意識・理論・行動80%の指導方針で進行しております(詳細はHPを確認して下さい)

この事を基本に考えると、大きく悪化することはなくなります・・が、一朝一夕で解決することではありません。症状範囲によりますが、最低1年は必要と思われます。
それも一直線で解決はしませんし、季節の変わり目やストレスの出たときなどは一気に悪化します。良くなったり悪くなったりの繰り返しをしながらの展開が普通です。

今一度、自分の人生を振り返り、さらに未来を想像していろいろな方向を考えてみてください。もし、私でお役に立つことがあればお申し付けください。

下に克服の条件等をまとめて記述しますので、上記のことを含めて参考にして下さい。(これが全てではありませんので参考程度で)

@面談を行う
※家族一緒の気  持ちで克服に当たり、気持ちがゆるんだときや辛いときには一緒の気持ちで悲しんだり勇気づけたりしなければなりません。アトピー克服の理論をしっかり会得すること。
A基礎条件の調整
※腸内細菌調整・・乳酸菌摂取 5兆個/1日
※ミネラル調整・・総合ミネラル摂取 1リットル/1日
  これらの調整は、克服の最低基準となる。
B皮膚phを正常にする
※皮膚常在菌が棲息でき、ph7の雑菌群を排除できるローションにて処理する。なぜ、ローションかというと雑菌を排除して皮膚の乾燥をさせる方が克服のスピードが速いからです。皮膚の乾燥は本能でバリア機構を確立させようとするからです。
※脱入浴を推薦します。
C胸を張ること(重要項目)
※この行為は、「免疫過剰」の原因である免疫の司令官「Tリンパ球」の活性場所が胸の「胸腺」であることから、この場所の活性は胸張りと宝石などのペンダントで活性させる。胸張りはお金も一切かからない。胸張っている人にアトピーはいない。また、免疫低下のガンの方もいない。
D仕事に行くこと(五感の活性・重要項目)
※これらの行為は、自律神経の活性につながる。当然早起きもしなければならないし、考えることも多くあり代謝量も増すことになる。出口が見つかれば明るく振る舞える。
E早起きの励行
※会社が休みでも必ず早起きは行う。アトピーは自律神経に大きく関与しており、交感神経の信号の時には、必ず起きて行動しておくこと。そうすると、眠れない夜も眠れだすようになるし、症状も改善してゆく。
F笑いを多くすること
※笑顔の多い人は、ストレスや活性酸素は留まらない。笑顔の形自体が脳からストレス防止のホルモンが出ることになる。(βエンドルフィン)

上記のことをしっかりと理解して行動すれば、本人が見つけた出口近くで必ず克服できるようになる。止めどなく出る不安は、数万の対応をした中からの経験でお答えいたします。

あなたの克服における何かの参考になれば幸いです。少しでも早い克服をお祈り申し上げます・・


●男子高校生・・ステロイド剤、ゲルクリーム
氏名 = S
性別 = 男
職業 = ○○学園高校
年齢 = 17
身長 = 170
体重 = 63
血液型RH = +
型 = A
視力(右) = 1.5
視力(左) = 1.5
お酒 = 飲まない
タバコ = 吸わない
飲料水 = 水道水
飲料水その他 =
病名 = アトピー皮膚炎
発病年 = 1988
発病月 =
治療 =ステロイドを塗る等
ゲルゲルのクリームを塗る

住居年 = 3
住居築(月) = 8
ステロイド離脱経験 = 有
ステロイド中止(年) = 1997
ステロイド歴(月) = 6
ステロイド使用頻度 = 時々

S様

高校2年生で2,3歳からの発症、現在時々ステロイド剤使用と判断して返答します。

思春期にアトピーと闘うことは辛く、常に痒みとストレスが付きまとい、出口の見えない状況にあると思います。しかし、この時期に何としても解決を目指す方向に転換しなければ社会人になってからでは解決する機会を失うこととなるのです。

大学で・・と、思って高校時代は良い状況を保つために「ステロイド剤」を使用するのですが、一生で1gしか産生しないステロイドホルモンを短期間で何生分も摂取するのですから体が可笑しくなるのは当たり前です。出来るだけステロイド剤の使用は短くすることに越したことはありませんし、厳しいけど学生時代に解決して、安定した社会人生活を過ごすことが、将来においても安定した絵が描けることとなります。いろいろな考え方はあると思いますが、当方の考え方は二度と再発のない体にすることが必要と考え、アトピーでない方の体と同様にすること、アトピーでない方と同様の行動体型にすることが、克服の条件と位置づけて指導を行い、体全体を良くして結果的にアトピーが良くなった、そして、再発はないというのが理想です。・・が、それにはハイリスクがあり、克服期間も予想より大幅にかかることとなります。

アトピーとそうでない方の体の相違は、「腸内細菌」「ミネラル」の違いです。他に血液や循環器などありますが、これらを直接調整しても体全体はつながっていますので、大元の解決をすることが重要なのです。この調整により、それ以後の循環器や血液なども自然と調整できるようになってきます。また、皮膚の調整方法にも大きく違いが出てきており、当方においては「皮膚常在菌」を優先的に考えなければ完全な皮膚構成は出来ないと判断しています。よって、感染がこの皮膚常在菌に大きくダメージを受けることとなります。これら「腸内細菌」「ミネラル」「皮膚常在菌」を解決の3本柱として調整することが、これからの人生において健康な体で生きるために重要なことと判断しています。

また、人間の体は自分の思ったとおりにしか動かないようになっております。例えば「明日悪くなるかもしれないな」と思って寝た場合は、必ず朝方悪くなったり、「あの行事の時に悪くなるんでは」と思った場合必ず悪くなったりします。逆にこの理論や方法を把握すると「この位には良くなる」と思えばその通りに良くなってくるのです。それにはその思いの継続が必要であり、その理論を会得しなければなりません。その理論が行動を継続させ、思いも継続させることとなります。

誰がどの様な思いでその理論の啓蒙をしているのか把握することも重要なためにセミナーなどを行っています。

上記を中心に机上ですが、克服のシュミレーションをしてみます。(参考程度に)

@家族と同伴の面談を行う 
※克服の理論を家族全員が理解して、一致協力の下に克服  の治療行動することが、克服のカギです。

A基礎条件の調整 
※腸内細菌調整・・乳酸菌摂取 5兆個/1日 
※ミネラル調整・・総合ミネラル摂取 1リットル/1日 これらの調整は、克服の最低基準となる。

B皮膚phを正常にする 
※皮膚常在菌が棲息でき、ph7の雑菌群を排除できるロー  ションにて処理する。なぜ、ローションかというと雑菌を排除して皮膚の乾燥をさせる方が克服のスピードが速いからだ。皮膚の乾燥は本能でバリア機構を確立させようとするからである。

C胸を張ること(重要項目) 
※この行為は、「免疫過剰」の原因である免疫の司令官 「Tリンパ球」の活性場所が胸の「胸腺」であることから、この場所の活性は胸張りと宝石などのペンダントで活性さ せる。胸張りはお金も一切かからない。胸張っている人に アトピーはいない。また、免疫低下のガンの方もいない。

D学校に行くこと(五感の活性・重要項目) 
※これらの行為は、自律神経の活性につながる。当然早起 きもしなければならないし、考えることも多くあり代謝量 も増すことになる。出口が見つかれば明るく振る舞える。

E早起きの励行 
※学校が休みでも必ず早起きは行う。  アトピーは自律神経に大きく関与しており、交感神経の信号の時には、必ず起きて行動しておくこと。そうすると、眠れない夜も眠れだすようになるし、症状も改善してゆく。

F笑いを多くすること 
※笑顔の多い人は、ストレスや活性酸素は留まらない。笑顔の形自体が脳からストレス防止のホルモンが出ることになる。(βエンドルフィン)

上記のことをしっかりと理解して行動すれば、本人が見つけた出口近くで必ず克服できるようになる。止めどなく出る不安は、数万の対応をした中からの経験でお答えいたします。しかし、人によって時間差は大きくあり判断はしかねます。・・が、会っていませんので正確な判断は出来ませんが、この内容から今までの経験上最低2年は克服するのに必要と思われます。

あなたの克服における何かの参考になれば幸いです。少しでも早い克服をお祈り申し上げます・・


●17歳高校3年生男子のアトピー性皮膚炎・・・サッカー部
Q

氏名 = ○○ ○○

職業 = ○○県立○○高等学校
年齢 = 17
身長 = 168
体重 = 62

型 = O
視力(右) = 1.5
視力(左) = 1.5
お酒 = 飲まない
タバコ = 吸わない
飲料水 = 水道水
飲料水その他 =
病名 = 特にありません。
発病年 =
発病月 =

中学校では、スポーツ(サッカー)をした後、症状がひどくなったときに(特に冬場)、クリニックで漢方薬(飲み薬)とそのクリニック独自の塗り薬を処方されて使用していました。ただし、飲み薬は殆ど飲むことはありませんでした。
高校に入ると、症状がひどくなり、夏場に紫外線のためなのか、顔が腫れたような状態になり、受診すると、紫外線の影響と診断され、中学校から続けていた塗り薬を顔にも塗るようになりました。予防のため事前に塗り薬を使用したり、スポーツ後にこまめに塗り薬を使用するとひどくなりませんでした。ただし、かゆみのため、かきむしることが多くなって、かゆくなる範囲が広がりました。頭や体中がかゆくなってきています。
ステロイド離脱経験 = 無
アレルゲン = ハウスダスト
アレルゲン = ダニ
備考 =高校に入り症状がひどくなりました。何とか治してやりたいと思っていますので、何卒よろしくお願いします。
今回、相談させていただくと同時に、ノヴァ総合研究所に、アトポス推奨5点セットを注文し、本日届きましたので、この方法を実施したいと思っています。
血圧については、親もわからず、また、本人もわからないと言っております。ただし、学校の健康診断では、異常は無いようです。今すぐには、わかりませんので、測定した後に、連絡いたしたいと思います。

○○様、返答が大幅に遅れ申し訳ありません。

お子様も思春期にあり、いろいろと対面に気苦労されていることと思います。この症状はここが厳しいところなのです。直ぐに解決できないために、直ぐ良くなる方法を探索しながら、すぐに良くならなければ、また違う方法を探し始めます。

まず、この症状がどのようにして起きているのかを理解することが重要なことなのです。小さい頃からの薬の使用で体内は、不安定な状況を余儀なくされます。外部侵入のステロイド剤による自律神経不安ということに繋がります。自律神経は、体を一定に維持させる「恒常性機能」を主として無意識で働いているのですが、ここが不安定になれば、自律神経に関与する系はバランスを崩し、正常な環境にはなりません。よって、さらに、状態維持だけのために薬をさらに入れてしまう悪条件を作り出します。

薬を外した体はお子様の本当の体なのですね。薬無しで正常に動く体にすることが、大人になる条件ともいえるのでしょう。人間は食べて生きています。その食材が実は薬なのです。その薬を作る場所が「胃腸管」ということですが、その中心的な働きをしているのが「腸内細菌」なのです。いわゆる体の工場なのです。また、その作られた成分を必要細胞まで運ぶ運搬役が「ミネラル」なのです。これらの腸内細菌、ミネラルは、少しの不安や痒みのストレスによって減少して働きは大きく鈍ってしまうのです。その繰り返しを10数年行なっていますので、さらに厳しい環境となるのは間違いありません。

必ず結果には原因はあるのです。その根源は、人間がとても重要とするホルモンや酵素やビタミンB群などの生理物質を作り出す「腸内細菌」にあるのです。また、ミネラルもその補助作業を担っていますので、体に不可欠な元素といえましょう。

また、皮膚の構造も理解して処置に当たることをお薦めします。皮膚表面には、1平方センチ当たり約10の6乗個という膨大な有用皮膚常在菌が棲息して外部の異物侵入を阻止して体を守っています。胃腸管も「菌」、皮膚も「菌」・・この菌の隙間が大きくなればなるほど症状は大きくなるのです。ここを基本に正常化すれば症状は大きく前進するのです。

いまは、ステロイド剤の使用をしていますので、一応の安定は見ているのでしょうが、ステロイド剤を外したときにどうなるかは、家族の方々は予想を絶する症状を見ることになります。厳しいです。そして、再度一時的に回復させることの処置でステロイド剤から離れられなくなることが、この膨大な数の成人アトピーを作り出しているのです。何としても、この魔の薬から遠ざからなければならないのです。一生80年を見据えてのスタートを何処で切るかが重要なポイントともいえましょう。まずは、内部の基礎条件を整備することからはじめているのですね、素晴らしいです。

高校3年生でしょうか、、、スポーツもあり、受検もあり、、、また大きなストレスのかかる場面がありますので、症状の悪化が予想されます。ストレスは、体内に多くの活性酸素を発生させ、この症状の根源とされる腸内細菌やミネラルを大きく変貌させてゆきます。さらに、筋肉が硬くなり神経線の流れも鈍くなってきます。悪循環なのです。

どこかのポイントでしっかり克服本を読むか、面談に来るかで良くなる方程式と期間の定めることが必要です。物だけでは良くならないのがこの症状なのです。体は自分自身で動かしているのです。動かすには必ず「思い=意識」が重要となるのです。「自分は良くなる!」と基礎条件整備した後、意識し続ければ必ず体は好転してゆきます。しかし、毎日の不安や痒みでその意識も薄れてくることが多く見られます。当方が会員組織にして定期的にサポートするのもこのためなのです。

まずは、基礎条件を整備すること、そして、ステロイド剤の離脱を何処で行なうか、そして、回復時期を何処に設定するかなどをしっかり決め込んで、第2のスタートとなります。

下記に同様の高校生に返答した内容を添付しますので参考にしてください。


------------------------------18歳の男子に対しての 返答--------------------

返答が予定より大幅に遅れましたことお詫び申し上げます。

さた、ご子息○○君のアトピー症状には、何をやっても解決に至らないこと親としてお悩みのこととお察し申し上げます。
しかし、人間の体は必ず解決できるようにDNAは埋め込まれておりますので、ご心配には及びません。ただし、薬の処方を行わないことが原則となっています。
人間はどんな状態になろうと、必ず自己の身体で解決できるようになっているのです。アトピーも同様、薬を放置して基礎条件だけそろえればアトピーでない方の条件となるのです。第二次性長期を過ぎると、自己の身体は自己の意識でしか動かないようになっていることが、このアトピー解決を妨げているところなのです。

○○君本人が、このことに気づき理解して行動を起こせば、皮膚や身体の細胞は、半年すれば正常となるのです。しかし、身体は自然と共生していますので、その条件整備には今の年齢ですと、薬の摂取量や神経プログラムの固定から約1〜2年は必要と想定できます。
まず、今摂取塗布している「ステロイド剤」は、抗炎症作用、抗ストレス作用、自律神経作用と人間が生きるために重要な働きをしているのですが、人間の体から産生されるホルモン量は一生80年で約1gとされています。本来なら、英和記号を持って必要な細胞へ作用するようになっているのですが、病院で処方されるステロイド剤は、無記号で身体に侵入して作用させるよう仕組まれています。これらは、私にもお母さんにも作用してしまうのですが、英和君のホルモンでは、私もお母さんも作用しないようになっているのです。その継続は、受容体の記号を変えるとともに自律神経にも作用して、その薬をきることで体全体の反転作用が起きてくるのです。朝を夜と感じ、夜を朝と感じるのです。さらに、季節も反転して冬を夏と判断したり、夏を冬と判断したりするのです。特に夏の反転は酷い症状を発生させます。いわゆる「麻薬」といって過言ではないでしょう。

人間の感覚で一番辛い感覚は「痒み」です。その痒みの発生は、体内に大量の活性酸素(酸化作用・・細胞などや菌などを死滅崩壊させます)が発生を施し、免疫細胞や神経細胞などを痛めるのはもちろん、人間の細胞に栄養分や必要成分を作って送るための「腸内細菌」や「ミネラル」までも減少させたりアンバランスにさせたりします。多くの会員さんから採取した「便」「毛髪」検査から、異常な数値を目の当たりにします。特に、ホルモンをつくる菌群の減少は異常数値となっていますし、自律神経に大きく関与する「マグネシウム」や「カルシウム」などは、通常の域を脱しています。
このことから、「腸内細菌調整」に乳酸菌摂取、「ミネラル調整」にミネラル水摂取をして、正常な条件を整備しています。この解決には、便検査から最低6ヶ月を要することを確認しています。

また、皮膚の調整も重要なポイントであり、この処置方法を間違えると、内面的に解決しても皮膚表面は一切解決には至りません。皮膚には、外敵から身体を守るために「有用皮膚常在菌」が棲息して空気中に棲息する雑菌群から守っているのです。これらの菌群が炎症部分や傷口に棲息すると、一般的に言う「化膿」となるのです。その為に抗生剤や化膿止めの薬などを使用して止めるのですが、この処置でも雑菌も殺しますが、有用な菌群も死滅させることとなり、皮膚正常化からは遠のきます。また、保湿のために油脂系の保湿剤を使用しますが、これも皮膚phが合わずに、有用皮膚常在菌を死滅させる原因ともなります。さらに、油感知をしてその部位に皮脂を出さなくなることも懸念されます。
このように皮膚処置の原則は、薬剤を使用しないことと保湿剤を使用しないことが解決の基本となるのです。有用皮膚常在菌を棲息させ、雑菌群を排除させるための正常処置は「ph4ローション」を使用して、その条件を満たすことが重要なのです。
当方では、「蓬水」というph4のローションを使用させて、皮膚の雑菌群を排除して、有用菌群を守る方法を指導しているのです。雑菌群が排除できれば、皮膚は乾燥してカサブタとなります。カサブタ部分は神経の断層で痒みを伴いさらに掻き崩しますが、その繰り返しで少しづつ範囲は狭くなり、炎症範囲の半分の解決が出来れば回復スピードは急上昇します。

これら「腸内細菌調整」「ミネラル調整」「皮膚ph調整」が基礎条件整備できれば、解決に一歩近づくことになります。

先にも述べましたとおり、英和君の身体は英和君自身の意識で体は動いています。このアトピーの理論と克服スケジュールと、その途中で起きる多いな壁をクリアすることなどを理解して、全力でぶつかることを決断できれば、半分の解決が出来ることになります。

人間も植物も動物もこの地球で生きており、自然の摂理に沿って生きているのです。そのことを理解でき、行動を起こせるようになれば、解決の4分の3はクリアできます。早起きして、食事して体を動かし眠る・・・という簡単なパターンですが、アトピーの方には苦労するスケジュールなのです。厳しいときは、朝方しか眠れず、いつも眠い状態となりますが、継続すると自然と夜眠れるようになってくるのです。この眠れるようになるときから身体は快方に向かいます。たった、これだけでも大きな前進を目の当たりにします。
また、胸張りはアトピーの根源である「免疫過剰」を正常化させる大きなポイントとなります。当方会員の中にもこれだけで解決された方もおられます。胸を張れば、免疫の司令官である「Tリンパ球」が胸腺(胸の位置にある)で活性して正常化すれば、免疫過剰はなくなります。また、アトピーを苦しめる代謝率も30%は上昇して、体液に流れる異物は少なくなり反応も少なくなってゆきます。
「脱入浴」も推奨しています。浴槽へ入れば身体に浸透圧が異常に掛かり、炎症部分のカサブタは一気に剥がれます。風呂上りには、体液が滲み空気中の雑菌群の巣となり、感染の大きな要因となります。風呂に入らなければ、炎症部分は乾燥して雑菌群は増殖できません。(雑菌は20分に1回増殖します・・1日で1センチの大きさとなります)さらに、風呂上りの異常な痒みもなくなれば、掻痒行為も少なくなり、回復も早くなるということです。医者などのガイドラインでは「スキンケア」と言われ風呂を推薦していますが、これは大きな間違いです。不潔なので感染するのでは・・?と、思われますが、全く逆方向へ動きます・・あ、解決方向です。

上記のようなことを○○君自身が理解して行動を始めれば、おそらく2年以内に解決するでしょう。長い人生、、この1,2年をしっかりと勉強しながら解決に至れば、この先どんなことが起きようと、落ち着いて行動できることでしょう。さらに、家族を持ってもそのことが健康な家族をつくることでしょう。

下記に当方で行う指導の内容を列記してみました。参考程度にお読みください。

@親同伴の面談を行う
  ※先の懸念から克服の理論を家族全員が理解して、一致協
   力の下に克服の治療行動することが、克服のカギです。

A基礎条件の整備(アトピーでない人と体を同条件にする)
  ※腸内細菌の調整・・乳酸菌摂取5兆個/1日(ヨーグル
   トにて)
  ※ミネラル摂取・・総合ミネラルとして

B皮膚phの調整(感染防御)
  ※今は、黄色ブドウ球菌からの感染範囲を広げないことが
   重要となります。よって、黄色ブドウ球菌が死滅して、
   有用菌が生存できる方法が必要となります。
   皮膚は皮膚常在菌なくしては成立できない。皮膚常在菌
   が棲息でき黄色ブドウ球菌などの雑菌は排除する。
  ※脱入浴も感染防御の方法となる(重要)。感染は水分が
   一番の問題であり、風呂にはいると体温異常によって痒
   みが出て外部から掻き崩し感染する。また、カサブタが
   落ちて体液が出ることで感染条件となる。

C胸を張ること(重要項目)
  ※この行為は、「免疫過剰」の原因である免疫の司令官
  「Tリンパ球」の活性場所が胸の「胸腺」であることから、
  この場所の活性は胸張りと宝石などのペンダントで活性さ
  せる。胸張りはお金も一切かからない。胸張っている人に
  アトピーはいない。また、免疫低下のガンの方もいない。
  ※胸の当たりの皮膚がつっぱって胸張りが出来ないという
   方が多くおられますが、起きた後の体操で少しづつ伸ば
   せるようにすること。

D学校に行くこと(五感の活性・重要項目)
  ※これらの行為は、自律神経の活性につながる。当然早起
  きもしなければならないし、考えることも多くあり代謝量
  も増すことになる。出口が見つかれば明るく振る舞える。
  ※必要であれば学校には「サポート依頼書」を作成して送
   付しても構いません。それにより、学校も理解してくれ
   るし、同僚も理解できるポイントを作る。中学・高校で
   は効果あるが、大学ではその効果は薄いような報告が多
   い。

E早起きの励行
  ※学校が休みでも必ず早起きは行う。
   アトピーは自律神経に大きく関与しており、交感神経の
   信号の時には、必ず起きて行動しておくこと。そうする
   と、眠れない夜も眠れだすようになるし、症状も改善し
   てゆく。

F笑いを多くすること
  ※笑顔の多い人は、ストレスや活性酸素は留まらない。笑
   顔の形自体が脳からストレス防止のホルモンが出ること
   になる。(βエンドルフィン)

以上が克服のシュミレーションとなるが、これから6ヶ月間は基礎条件整備期間となり、それ以降が回復パターンになると考えられます。その間は、報告や不安な気持ちを持たないように常に勉強することが必要で、「大丈夫、後3ヶ月でこの状態は脱して、それからはドンドンと良くなる」という意識が体に入り込めば良くなってゆくでしょう。しかし、毎日多くの時間からだを見つめれば、見つめた部位は大きく変化してゆきます。どれだけ、明るく笑顔でがんばれるか、胸を張る時間が多くなるかによって、克服の期間は設定できます。
・・・と、言っても一直線で良くなることはありません。毎日変わる環境や生活パターン、ストレスの差で良くなったり悪くなったりの繰り返しとなりますが、悪くなったときの精神状態の如何で、大きく落ちるか戻るかの分岐点です。この分岐点をいかに上にあげるかも克服スピードのポイントとなります。

今の学生生活の内に解決することが重要となりますが、思いによっては時間が早くなったり遅くなったりしますので、不安なとき、悪化の時のサポートが特に重要となりますので、私たちが存在するのですが、その文面や言葉が、その状況回避には重要となりますので、進行するとなれば面談をし、指導者の考えやイメージを理解してその文面や言葉を受けることが、正確な理解となり、面談は克服の大きな要因となりますね。

ステロイドは、今の状態を回避するくらい大きな役割をしているのですが、外部からの生理作用では、自己のステロイド受け入れは出来ずこの様な状態は続きます。今のところは物理的に止めることは出来ませんが、辛いでしょうが、基礎条件整備と外部処理処置の方法しかありません。出来るだけ多くの克服行動を起こすことが、少しでも早く解決できる方法となります。
胸張って、笑顔で、元気に毎日を過ごしましょう。
・と、言っても難しいでしょうが、少しでもこれからの回復の参考になれば幸いです。

この病気(正確には違いますが)は、全てを行いながら進行は出来ません。何かを犠牲にすることも重要となります。
「長い人生少々の遅れは仕方ない」・・くらいの覚悟が必要となる厳しい病気です。

返答が遅くなりましたこと重ねてお詫び申し上げます。