主婦のアトピーQ&A
恋や見合いが終わって結婚してホッとした時に、症状は襲ってくる。
こんな事なら一気にステロイド離脱を図ろうと、ご主人と一緒に頑張る。
症状も落ち着いたと思ったら妊娠でホルモンバランスと反応で症状が悪化する。
厳しい状況に耐えられず、出産まで薬で落ち着かせようと、また手を出すことが多いようだ。
さらに、出産後も子供がアトピーで苦しむこともあり、理解できないご主人家族との揉め事も多く見る。
これもアトピーは遺伝するというバカ医者の理論によるもので、安心を与えなければならない医者が不安を煽るのである。
もう、一生治りませんので仲良く付き合うことです」などと、夢も希望もなくなる表現しか出来ないのだ。
これも彼らの育ちの悪さがそうしているのだろう。でも、女性は理解度が高く男性より確実に実践する。
体型にもよるが、ふっくらした女性は早く良くなるようだ。それは、ホルモンの基材は「コレステロール」ということだからだ。
痩せすぎの女性の回復は厳しく遅いのはこのためだ。男性は、筋肉のつきすぎている方が遅いようだ。
でも、、誰でも良くなるように神は体を作っているのだ、、、、頑張れ、諦めるな!、、
人生はこれからだ・・・春の来ない冬はない、、、春はすぐそこにある
| 乳児アトピーのQ&A | 幼児アトピーのQ&A | 小学生アトピーのQ&A | 中・高校生アトピーのQ&A | 大学生・主婦・成人アトピーのQ&A |
| アトポストップ | アトピー相談フォーム | アトピー110番 | 相談掲示板 | アトピーフローラ会 |
  ●不妊治療についてどう思います?
Q
こんにちは。ヨーグルト始めて4ヶ月になりました。調子はいいです。
質問したいことがあるんですけど、不妊治療についてです。私は全く排卵していないため、結婚して3年経ちますが子供ができません。自分では、体の機能のやサイクルが正しく働いていないことや、ホルモンの分泌が悪いことなど、アトピーとも関係があると思っています。
長年皮膚科に通って、対処療法にはうんざりしていたので、お医者さん全体に不信感があって、なかなか婦人科にも行けずにいましたが、私が28歳主人が38歳で少し焦りもあって、先週婦人科に行きました。不妊治療は自分が分泌できていないホルモンを薬で摂って、排卵排卵誘発剤で排卵を起こすという内容です。やっぱり私がやろうとしていることは今私がやっていることの逆をいくことになりますよね?
何年もかかってステロイドをやめました。自分の体から分泌されるものを外から摂らないというのが私の考えです。
自分の体の機能やサイクルが正常になればホルモンの分泌も正常になるんだとは、思っていますが、焦ってしまいます。
なんだかうまく言えないんですけど、先生どう思いますか。って、こんな聞き方しても困ると思うんですが、何か教えていただけませんか。
A
ご主人が38歳・・焦るかもしれませんが、男性の方は少々年齢がいっ
ても大丈夫なので問題はないと思いますが、、、ゆう様が28歳、まだ
まだ若いですよ。これから先まだ10年も余裕がありますし、女性で生
まれてきた以上本能は「子供を産む」という一念で体は生きています。
体の物理的な調整は、腸内細菌とミネラル調整にて正常な状態に戻りま
す。(半年から1年くらいで)

ステロイドホルモンから分岐している性ホルモンや刺激ホルモンは超微
量で作用するのですから、アトピー調整が完全に出来れば卵胞ホルモン
も黄体ホルモンも調整できるものと思われます。

今までの経験であまり気にしすぎることでその部分の作用が出来辛くな
ることが多いようです。女性のアトピーにおいても「顔」だけは出て欲
しくない・・と、強い願望をすればするほど顔だけに出てくるのと同様
のことなのです。

妊娠数ヶ月で「魂」が入り込まなければ赤ちゃんの誕生はありません。
その基本を今行っておりますので、あなたの望みはおそらく叶うと思わ
れます。段階として、まずはアトピー克服を行う行動をキッチリ行えば
ホルモンも次第に活性して目標の妊娠出産と目標は達成できます。体は
意識と並行して動きますので、あまり極端に前進するのではなく、目標
を一歩一歩進行することをお薦めします。大丈夫です、必ず望みは叶い
ます。

あ、早起きして散歩して、胸張って、明るい生活をして、・・朝食は和
食にて頑張れば目標地点は近くなってきます。

Q
ありがとうございます。
今先生の言葉を読んでいて、誰かにこうやって言って欲しかったんだなぁって思いました。
このHPに出会って、ヨーグルトを始めて、毎日早起きして、食事に気をつけて、ってしていると、体は本当に変化しますね。アトピーもこれでちゃんと良くなるんだって自信がもてるようになりました。不妊のことも同じだと思います。
でも、周りはみんな体の調子が悪かったら、医者に行きなさいって言いますよね。私の周りもそうです。そういうことで時々すごく心細くなるのです。
また今日から自分のやり方に自信を持って毎日楽しく生活していきたいと思います。なんだか元気になれました。ありがとうございました。

●34歳兼業主婦・・・脱ステ3年、、、なかなか良くならない
Q
34歳の兼業主婦です。
出産して幼児期からのアトピーが悪化し、脱ステしてアトポスのHPを参考に生活して3年が経過します。
夜寝るのは遅くなることもありますが、早起きは毎日しています。
胸張りも意識して、ヨーグルトは毎日、肌のケアは蓬水のみです。
食事はなかなか和食ばかりとはいきませんが、おみをつけは毎朝取るようにしています。
その間、皮膚科の塗り薬はもちろん、風邪薬も含めて、一切の薬と縁を切って生活しています。
驚くほど肌が綺麗になった日が数日あるにはありましたが
基本的に、もともとのひじ、ひざ、首のアトピーは全く治りません。
大人になって発症した手や足の裏の水泡も良くなったり悪くなったりをくり返しています。
人それぞれ、完治の経過は様々とは思いますが
脱ステ、脱保湿3年してなかなか良くならない私に完治する日は訪れるのでしょうか…?
この3年間、なかなか自分のためのゆとりの時間が持てず、そういったゆとりのなさが一因なのか、とも思うのですが…。
最近、手足の水泡が悪化し、(決まった個所にだけでます)かなり参っています。何でも良いのでアドバイスいただけないでしょうか?
A
よくぞ3年も頑張りましたね。時には不安も出たでしょうし、何故、こんな時のこの様な症状になるか、訳の分からないことも
多くあったことでしょう。
私がいっている内容をすれば、一直線で良くあるのであれば、誰も困ることはないし、これ程苦しむ方は多くないでしょう。
そこが、克服の重要ポイントとなるのですね。

不安は直ぐに解決する。毎日の生活リズムを作り上げること。(胸を張る、早起きする、朝の体操をする、笑顔を多くするなど)
胸張って、頸椎の神経が正常化させ、皮膚常在菌調整すれば首の症状は良くなります。

あなたがこの方法で本当に納得して、ご主人も子供さんも協力して一緒の気持ちで進行すれば間違いなく解決はするでしょう。
一時でも良くなった時があるわけですから、その条件整備が再度できればよいのです。

ご主人の協力は何の薬よりも効果はあります。

この夏が勝負ですよ、活性の夏!・・体から多くの生理物質が湧き出てきます。特にステロイドホルモンが多くなれば、
抗炎症作用、抗ストレス作用、自律神経正常化作用が見込めるのです。

「皮膚が正常化するんでしょうか?」・・という不安は、「出来ない」という判断を体はします。胸張ればその不安も少なくなりますよ、意識してみてください。


●主婦・・・手足の水泡、痒いです!
Q
赤嶺先生、始めまして。
2年前にアトポスのHPを知り、ヨーグルトを毎日摂取するようになって便秘は解消され、大人になってからずっと悪化していた顔の発疹はすっかりなくなりました。ステロイドをやめてから、目の周りの黒ずみも薄くなってきました。
私は小学校に上がるころ、アトピーを発症して以来、ステロイドとワセリンの薬を医者に塗るように指示されて、症状に合わせて強度の違う薬を処方されてずっと薬といっしょに成長してきました。
結婚後、かなり悪化し、出産を機にどうにもならないほど酷くなった時にこのHPに出会ったのです。
大人になってからの顔のアトピーはすっかり良くなったものの
子供の頃からの関節部分の折り曲げる場所はもうずっとステロイドを止めてからのほうが酷くなっています。
でも、顔のトラブルがなくなってきたので、気分的に大分明るくなりました。
ところが最近、手の指と足の裏に小さな水泡がぽつぽつと出来始め、
それがものすごく痒くて掻き壊すとさらに悪化し、腫れ上がって指を曲げることができなくなってしまいました。
いつもおなじ指に出て、決まった指以外はとても綺麗な肌をしています。
一番酷い指は、爪が変形しはじめました。
これもアトピーの一種なのでしょうか?
爪が膿んで変形してしてきた時には、皮膚科に行きたくなりましたが、
今までの経験で、どうしても、診療内容が目に浮かんでしまい、行く気になれませんでした。爪の膿みは今は治まって、生え際から、やわらかい皮膚が出てきています。
色々ネットで検索して、秋田県の前橋医師のビオチンの治療法に興味を持ちましたが、それによるとやはり腸内細菌が重要視され、ビオチンが不足して肌に異常がでるとありました。やっぱり、腸内細菌は大切なんだと思いましたが、前橋医師の説によると、ビフィズス菌はビオチンを壊してしまうから活性酪酸菌を摂取することが大切だとありました。
どう思いますか?
A
指の特定症状からすると、感染をしていますね。殺菌をベースに治療をされることです。一気に戻すなら、強い殺菌力のある、成分をピンポイントで処方しては如何でしょうか。
その部分は、間違いなく乾燥して、周りから復活を始めます。

まずは、菌かウイルスかを特定しないと、処方は出来ないと思います。
病院へ行って、菌検査をして処方された薬をピンポイントで塗布し、乾燥すれば「ph4」ローションで皮膚常在菌が死滅しないように保護しながら進行すれば如何でしょうか。

ビオチン療法ですが、無理でしょう。・・結果的にはステロイド剤の処方となりますので、止めた方が良いと思います。
当方にも、文書で尋ねてきたことがありますが、理解していないようです。クロストリジウムという酪酸菌ですが、体内には直接作用しない菌なのですが、、 この先生の言っている意味がよく判りません。
ビオチンを産生するのは、腸内細菌なのに・・も、ビフィズス菌は産生しませんが、、、。
ま、あまり重視しなくても良いですよ。
サポーターが頑張りすぎて、困っていると思いますよ。
私は、ビオチンと酪酸菌で掌跡膿胞症を良くするんだと、、一時は感心していたんですが、・・結果、ステロイドですよ、、
だんだん減らして、最後には何もしなくて良くなる、、というのです。

で、判りました。

※参考に、以前オーダー乳酸菌を作られる方からの質問で答えた内容を記述します。ご参考に・・。

> ビオチンを食べてしまう菌を入れずにオーダー乳酸菌をつくることはできますか?

上記の質問にお答えします。

一部のHP上や文献で「ビフィズス菌」が、ビオチンを補食して増殖しているとありますが、これは、必要以上のビオチン摂取をしないために行われているものでしょう。ビフィズス菌も身体に必要だから存在していますし、恒常性維持機能の大きな役割をしているものと思われます。

これらビフィズス菌は、小腸と大腸の境目あたりに多く存在しており、消化吸収の役割は少ない菌群です。アトピーに重要とされる菌群は、免疫系に直接関与し、消化吸収に大きな役割をし、必要な生理物質を産生する「エンテロコッカス群」と判断しています。この菌群は、ビオチンも産生しますし、ホルモンや酵素も必要な条件に合わせて活動しています。

私は、腸管にいる300種類と言われる菌群全部を取り入れることが理想と思いますが、現在の研究と設備では解決できませんので、腸管9メートルの全体にバランス良く活躍できるような「乳酸菌」がベストと考えています。4属15種類程度を腸管全体に作用するように健康状態の方の菌バランスを参考に調合してゆきます。フリーズドライ方式の製造ですから、体温と水分を感知すると増殖してゆきます。すべて生菌ですが、胃酸やいろいろな障害で80%は死滅するでしょう。しかし、死菌においても、分子量30000/gのタンパク質と15000/gの多糖類による作用が多く見られます。
胃腸管には約100兆個といわれる腸内細菌が棲息(健康な方)していますが、1000分の1とされるアトピーの方の調整には、市販されている50億個や100億個の菌数では、解決には至りません。改善には最低でも1日5兆個の摂取は必要と思われます。また、菌種類も正常では300種類あるわけですから、1〜3種類程度では解決には至りません。当方推薦の「オーダー乳酸菌」は、15種類と腸管全体に配備し、ヨーグルト菌との合体で300ml/日摂取で約10兆個の摂取ができます。


●30歳主婦・・・昔の私に戻りたい!
Q
  初めまして。私は30歳の主婦です。現在札幌に在住しています。
  私はもともとアトピー体質で、手には10年近くステロイドを使用していますが、2年半前に突然、顔と体に出始めました。それから毎日がアトピーとの戦いで、寝ても覚めて頭からアトピーのことが離れず、とても悩んでいます。
  ステロイドは顔に良くないと思ったのでが、少し使用してすぐやめるつもりで処方されるがままに使用しました。そして原因を調べようとパッチテストをしたり、医師の言うとおり外的要因をいろいろ改めていったのですが、結局原因はわからずじまいでした。
  それでもステロイドを使わずにいようと、オイルや漢方いろいろやってみたのですが、全て失敗。がんばればがんばる程裏目に出で結局ステロイドで治すことになってしまいました。
  今は手や体はもちろん顔のほおの部分(最初はおでこもでしたが)に出ています。ステロイドは(現在使用はキンダベート)悪くなった時だけ2〜3日使用しています。長い時で2ヶ月、短い時で1週間で悪くなります。今年に入ってからは2回使用してます。普段は美肌水をつけてヒルドイトソフトというクリームの保湿剤をつけています。痒さで眠れず、ようやく寝付くと無意識に掻いてしまって、朝起きてガックリ。何日も赤ら顔で我慢するのですが、何回も脱ステに挫折してしまってます。
  アトピーは私の明るい性格や人生観まで変えてしまいます。主人や子供達にもストレスであたってしまったりと大変迷惑をかけています。早く退治して昔の私に戻りたいです。
  私はアトピーがひどくなってから、何かと生活環境の変化が多く、子供を産んだり、主人の転勤で2回も引越したりしてますが、この今までと違う環境がアトピーの原因に関係してしるのでしょうか?実際、実家(愛媛)に帰省するとすごく調子が良くなります。なおかつ、離脱のための環境条件を拝見すると、私の今の生活とまったく逆なんです。それを実践すれば私にもステロイドをやめることができるでしょうか?
それから、私がステロイドをやめるに当たって、ステロイドを併用しながらの生活環境の整え期間をとった方が良いのでしょうか?それともすぐにやめた方が良いのでしょうか?やめるならば、体と手と顔全部一緒が良いのでしょうか?
  最後に、リバウンドの異常なストレスは、余計悪影響にならないのでしょうか?長くなってしまいましたが、先生、皆さんアドバイスをお願いします。 
A

状況は大凡ですが判りました。

10年前からの発症・・20才からの発症ですから、基本的な体のシステムは構成されています。20才の免疫過剰分岐点での処方に間違いがあったことが原因で現在の状況になっています。特にステロイドホルモン剤は、神経系にも免疫系・循環器系にも大きく変貌させる危険性があります。

加えて、「もう、治らないのでは」・・という不安。毎日襲ってくる痒みのストレス。「何をやっても結果が出ない」という焦り・・・等々が毎日積み重なってより一層深刻なモノにしています。

また、愛媛に戻れば回復の兆しが見える事から推察すると、季節の信号(磁力線)が関与しています。愛媛の信号と札幌の信号では大きく変化があるのでしょう。愛媛で育った体は、許容範囲の狭いあなたでは、正常に働きにくいのでしょう。その地方に咲く植物や花、その地方に生きる動物と同じです。その条件整備をする必要があります。

みーこさんは、これから50年生きなければなりませんので、焦らずに基本をしっかり戻して二度とこの様な体にならないシステムを構築しなければなりません。

そのためには、普通の人の条件に戻すこと・・腸内細菌・ミネラルのアンバランスを調整すること。これだけで大きく変貌します・・が、皮膚まで完全に良くなるわけではありません。もう一つは、アトピーでないヒトの平均行動と考え方を合わせることです。普通の方は、早寝早起き、良く笑い、人と話す、外に出る、胸を張っている・・これくらいが普通の行動です。また、痒い感覚はありませんのでアトピーの苦しさを思うことはありません。みーこさんの場合は、毎日痒みが来るしアトピーを思わないわけにはいきません。それで、出来るだけ思わないようにすることは、同じ働きをして神経を仕事に集中することも必要ですね・・仕事が治療ということです。子育てがあって出来ない場合は、しっかりとアトピーの事と、いまやっている事
を理解して毎日をしっかり生きることです。

今進行しているのは克服に向けては反対方向と考えられます。

あなたが毎日「あと1年出よくなるんだ」と毎日思えるような環境になれば、1年で良くなる体の進行になるでしょう。何処のいても、何を食べても反応しない体にすることがあなたの目標です。

みーこさんを拝見していませんのでなんとも言えませんが、1年半あれば10年前のあなたに戻るでしょう。

今すぐに離脱するのは危険です。ご主人や子供さんの解決が出来ない限り進行は難しいのではないでしょうか・・家族全員の戦いです。

南へ行ったはるさんは、信号の強さで分岐点を一気に上回ってしまったのでしょう。入浴剤も良いと思いますが、基本が大事です。

Q
先生、すぐにアドバイス下さってありがとうございます。とても心の励みになりました。
  今までの私はアトピーという殻にとじこもっていた気がします。もがいてももがいても出れなくて、きっと本当の自分を失っていたのでしょう。でもこれからはもっと前向きにプラス志向でがんばりたいと思います。
  HPを拝見してから、環境を整えようといろいろやり始めました。変えなきゃいけないことが私の場合たくさんあって、でも全て普段の生活に普通に取り入れられることなので、本当今までやってなかった私がおかしいんだって思いました。
  今一番難しいのは外に出ることです。毎日ほとんど家にこもってますから・・・。本当は、前のように仕事していればよかったのかなってずっと思ってました。早く働きたいです。でもまだ下の子が1歳なので、もう少ししたら何か始めようと思います。4月には上の子が幼稚園に入るので、何かと外出する機会が多くなるかもしれません。雪がとけて、春がきたら行動的になりたいです。
  そして、環境を整えつつ心のケアもして、私なりにアトピー克服に向けてがんばってみます。また何か相談があったら書き込みますね。それでは、失礼します。

33歳主婦・・・妊娠をきっかけに発症
Q
氏名 = ○○ ○○
性別 = 女
職業 = 主婦
年齢 = 33
email =
身長 = 153
体重 = 52
血液型RH = +
型 = B
血圧1 = 100
血圧2 = 50
視力(右) = 0.1
視力(左) = 0,1
お酒 = かなり飲む
タバコ = 吸わない
飲料水 = 水道水
飲料水その他 =
病名 = アトピー
発病年 = 1971
発病月 = 04
治療 = 小さい頃から、皮ふ科に通っていました。
詳しい、薬の名前はわかりませんが、小学生になるくらいまでは、塗っていたと思います。
それからも、痒みや湿疹が出ると、塗る、なくなると止めるといったことがなんどかありました。
冬になると、あかぎれをしますし、洗剤を使ったり、長時間、水仕事をすると、手が荒れます。
20代前半の頃、一人暮らしを始めてから、悪化しました。
この頃も、薬を塗っていました。ステロイド剤だと 後になって知りました。

実家に帰り、症状は治まりましたが、冬のあかぎれや、洗剤などでの手の荒れはずっと続いてます。

妊娠をきっかけに、再度悪化しました。
顔が赤くなってしまっています。
痒みはさほどないのですが、熱を持っているので、とても心配です。

妊娠中ということもあり、皮膚科ではステロイドを処方されたのですが、怖くて、1,2回使用してやめてしまいました。
現在も、赤くなったままです。

住居年 = 30
ステロイド離脱経験 = 無
ステロイド使用頻度 = 時々
アレルゲン = 卵
アレルゲン = 杉花粉
アレルゲンその他 = 海老

A
○○様
今まで多くの成人の相談者が来られますが、ほぼ同様のパターンで進行して、受験や結婚・出産時期に大きく発症したり、ステロイドやプロトピックの怖さを知ったりで多くの相談をしております。これからは子供のために身体は働きますので、ホルモンバランスもアンバランスとなり、辛い時期となります。そこで子供のためにステロイドは絶対しようしないという方向
にもって行かれる方が多いようです。その方が、体にはよいに決まっていますし、産まれてくる子供においてもよいに決まっています。ですが、判断はご家族で決定することです。
妊娠中のストレスは子供にも大きく影響することは判っています。

お顔を拝見していませんが、当方が机上で克服プログラムを作成するとすれば下記の通りとなります。

<現在から出産まで>(スタートした場合で書いています)

@腸内細菌の調整・・基礎条件整備のための基本
           アトピーの子供が出来ないための膣内菌の
           調整のため。
   ※血液型別乳酸菌の摂取(ヨーグルト化して)
Aミネラル調整・・・腸内細菌と同様にこのバランスはアトピーに大きく関与します。
            ※ミネラル水を毎日1リットル摂取
B皮膚ph調整・・・皮膚は弱酸性に提示できますので、この条件になるべく処理を行うことです。当方では、蓬水(ph4)
           を使用しています。
C心安らかに、あなた方の元を選んだ子供との対面だけを考えて笑顔で生活を行い、苦しいけど感動の出産ドラマを演出           下さい。 (天使との対面を感動すること)
D膣感染検査が陽性となっても、膣抗生剤の処方は絶対しないこと。
            この行為が多くのアトピー児を作り上げています。

<出産後の克服プログラム>
@落ち着いたら面談を行うこと
  ※この方法が正解なのか確認するためと、あなたの状況を確認するために。
    上記の進行でおそらく離乳時期に解決できるようになると思われます。(ホルモン安定時期に)

以上のようなことが、あなたのフォームから感じられました。

女性の本能は「種の保存」理論から考えれば、子供を産むと言うことになります。今は出産年齢が高くなっていますが、
本能からいけば14歳くらいでも良いですよ、いや、14歳から産み始めなさいとこの自然は人間にいっているのでしょう。
出産後、あなたは本当の女性となって身体も大きく切り替わり子供を育てるため、次の子供を産むために一番最高の身体となり、ホルモンも安定して体質自体も変わってくるでしょう。
これも、子供が持ってきてくれる贈り物ですね。


●32歳主婦・・・ステロイド剤による手の炎症が・・・辛い!
Q
氏名 = ○○ ○○
性別 = 女
職業 = 主婦
年齢 = 32
email =
身長 = 165
体重 = 55
血液型RH = +
型 = O
お酒 = 飲まない
タバコ = 吸わない
飲料水 = 浄水器
飲料水その他 = 浄水器は ハーレー
治療 = 今、32歳ですが、10年ほど前から、夏前頃に指に水疱が出ていました。プツっと出来てから痒くてかくと広がって、皮膚が硬くなって、指紋がなくなった事もあります。それでも薬に頼らず、掻きむしって広がっても、何とか秋から冬当たりに自然に治っていました。
5年ほど前に、一度内科検診のついでに内科医に相談しましたが、主婦湿疹と言われ、軟膏を出されましたが、あまり塗りたくなかったので、二三日塗って止めました。そして、例年のように、自然に治るのを待ちました。
昨年、同じようにまた6月頃から水疱が発生。
アロママッサージを学び始めたため、これは一度きちんと皮膚科に相談しよう、と思い近所の皮膚科に。
(今年、水疱は右手中指だけに出ていました。)

ネットで皮膚病について色々HPに情報を提供している先生がいたので、これは親切だし、知識豊富と思い、そこに行くことにしました。
すると、代わった治療を勧められ、水疱に液体窒素をかけられました。皮膚を強くして、来年からは出ないようにする、という考えの先生でした。ところが、私の指はその液体窒素のせいでやけどのようになりました。
そして「これでは治療が出来ないから、これを塗って、治してから続けましょう」と、ステロイドを出されました。私は塗りたくなかったのですが、やけどのようになってしまったため、仕方なく塗りました。
抗生物質も入っているものだったようです。
しかし、次に行くとまだ薄い皮膚が出来ただけなのに、また液体窒素をかけられ、とても痛くて、「痛いです」と言いましたが、無理矢理かけられました。
治療に疑問を感じ、別の皮膚科に行きました。
そこでは液体窒素の治療はおかしい、これはひどい、
と言って、ステロイドを勧めます。私は「ステロイドは使いたくないのです」と言うと、説得が始まり、そんなに恐い薬ではない、マスコミに踊らされないように、と言われました。「このままにしていたら、もっとひどい状態になるよ?それからじゃ手遅れだよ?」
それ以上は私も強く言えず、従いました。
ですが、以前よりランクの高いステロイドのようで、塗った時に心臓がどきどきしたので、それを相談したら、あり得ない、そんな副作用はない、と言われ、呆れられました。
やけど症状がひどかったので、(それがやけどだったのか、私にはわかりませんが)暫く(一週間)は支持通りにステロイドを塗りました。
皮膚が出来たので、もういいや、と勝手に止めました。そして、その医者にも行くのを止めました。
しかし、治ったと思った皮膚はまた悪化しました。元に戻って。
ステロイドを使うことは本当に安心なのか、もう一件別の先生の意見を聞いてみたく、別の皮膚科に行きました。すると、そこでも、安心して使いなさい、全く問題ないから、と言われました。私が副作用、リバウンドなどの話をしても、あり得ない、大丈夫、いくらでもみんな使っている、と言われ・・・
そうなのか、世間が大袈裟に薬害について騒いでいるだけなのかと思い、またそこで使い始めます。
二週間後に来てといわれ、二週間後に行くと、「続けて下さい」と言われました。更に二週間後にも、また同じ繰り返しです。
私はいつまでステロイドを塗るんだろう?と、また不安になり、別の皮膚科にまた意見を聞きに行きました。
すると、やはり「大丈夫です。何で止めてしまったの?前の先生の治療は信用して良かったと思うよ。その先生でもいいから、ステロイドを使って」と。
これだけ回って、どこでも使って良い、と言うので・・・不安を考えずに使うべきなのか、と思い始めていました。
しかし、その反面、もともと自然志向の私は、いつ止められるかもわからず、不安になり、疑問も感じます。この頃、口の周りに蕁麻疹がではじめます。
同じ皮膚科で、そのことを相談したら、蕁麻疹だからとヒスタミン剤を出されました。
私は妊娠を希望していたため、薬は飲みたくないのですが、と言いましたが、得に問題はないし、飲まないと治らないと言われたので、飲みました。蕁麻疹が治まっても、更に期間延長して飲まないと、また再発するからと言われたのですが、私は症状が治まった時点で止めました。
色々と体に薬を入れることになってだんだん不安な気持ちになっていました。
やっぱり薬に頼るのは良くない気がする・・・
もうステロイドも使いたくない・・・どうしたらいいんだろう・・・と悩み始めてしまいます

そうしているうちに、自然に治したという人に出会いました。マコモ軟膏、と言うものを勧められました。
暫く塗っていました。ステロイドを止めた割には、悪化しないので、これはいい!と思い、ステロイドをそこで中止し、やはり自然に治していこう!と決心します。
ところが・・・
マコモ軟膏を使っていても、完治までには至りません
水疱ができて、腫れて汁がでて、痒みがひどくなったように思われ、このまま治るのかな?と思って、不安になりました。
これが2006年、昨年の12月頃です。
そして、気づくと、左中指以外に、左手の中指に少し水疱ができました。左手は人差し指や薬指にも炎症が広がり始めます。
そして今2月になりましたが、今は、右手は三本、さらに手の甲にも水疱が出来、気づいたら手の甲は全体的に炎症。右手中指も今月からかなり悪化しています。

現在の症状としては、手の甲は皮膚が厚くなりボコボコしており、真っ赤です。腫れています。汁がでて、裂けて血が出て、今手首にも水疱が広がり始めています。水疱を痒くてかいてしまうと、それらがまとまって、大きな範囲になっていきます。
腕や、足にも、ぷつぷつできはじめています。
これは全身にいってしまうのか、とても不安です。
私の最初の状態は、指にできる水疱だったので、アトピーとはまた違うような気もしていますが、
今の症状は、ステロイドを使って、止めた人の症状ににているような気がして、アトピーの情報を得ていたところ、赤嶺先生のサイトに出会いました。
もう、どこの皮膚科に行ってよいのかもわからず、今の自分の症状が、一体どんな病気なのか・・・
とにかく真っ赤で、真っ赤で、自分で見ていても恐いのです。
今は、アトピーを自然に治している知人などからの情報で、良いといわれたものを色々使っています
死海の塩、ひまし油、ホホバ油などを使っています
赤峰先生の文章を拝見しましたら、植物油は良くないようにかいてありました。
なので、蓬水やエバメールを使った方がよいのですね。

今後のご相談をお願いする場合に、会員になり、会費をお支払いするのですよね?まだ先ほど拝見したばかりなので、あまり把握できておりません
アトピーに関してのサイトがとても多く、意見も本当に様々なので、とても戸惑うのですが、私はもう自然治癒力で治したい、と思っています
赤嶺先生の考えはその部分でも信頼出来ると思い、ご相談させて頂きました。
薬(ステロイドや、体に負担になるような薬)に頼らず治していきたいと思っております
アドバイスを頂ければ本当にありがたいです
ステロイド離脱経験 = 有
ステロイド中止(年) = 2006
ステロイド中止(月) = 10
ステロイド中止(日) =
ステロイド歴(年) =
ステロイド歴(月) = 5
ステロイド使用頻度 = 時々
アレルゲン = 杉花粉
アレルゲン = ブタクサ
アレルゲンその他 = 花粉症はわかるのですがアレルギー検査はしていません
備考 =

上記に、今までの経緯はお伝えさせて頂きました。
ご相談したいのは、今、自己判断で、もう医者に診せていませんが、見せるべきでしょうか?
そうであるならば、関東で、信頼出来る病院があればご紹介頂きたいのです。
今、自分がどんな皮膚病になっているのか、これはステロイドの副作用なのか、だとすれば、自然治癒を待って良いのか、
どんなふうに過ごしたらいいのか、適切な意見を伺って、安心したいのです。
すでに痛み、痒み、精神的な苦痛は十分味わっており、これが続く覚悟も出来ています。
幸い、今は実家の手伝いの仕事ですので、なんとか乗り越えられると思います。

ステロイドを止めて、3ヶ月くらいなので、まだ治らなくても当たり前の時期なのかもしれないのですが、そのあたりの知識がまだ乏しく、自分が今どんな状況なのかがわかりません
同じ状態を繰り返しているので(汁がでて、皮膚が硬くなり、めくれ、の繰り返し)、普通の皮膚に戻らないのは何か免疫系の病気なのか?と思えてきます。
今、妊娠も希望しており、色々不安になります。
大きな病院で、免疫系などの検査をすべきなのでしょうか?
支離滅裂で申し訳ありません。

ホスメッククリニックという医院を勧められておりますが、こちらでは薬は使わない治療だと聞いたのですが、(温泉治療のようです)検査なども全くしないそうなのですが、こちらのクリニックはご存じですか?
情報がないため、アドバイスを頂ければ有り難いです

では長くなり、うまくお伝え出来ずすみません
お忙しい中ここまで読んでいただいて有難うございました
よろしくお願いいたします

A
状況は把握できました。

まず、ステロイド剤の使用は絶対に禁止です。液体窒素による炎症からスタートし、皮膚科での予想された出来レースです。皮膚に皮膚常在菌の存在を知らない医者は、解決の糸口が見つかりません。よって、医療過誤とならないために厚生労働省のガイドラインに沿っての治療となります。一生に約1gしか産生しないステロイドホルモンを1ヶ月足らずで体内へ吸収させるわけですから、体内の恒常性は損なわれ、あらゆる症状を引き起こします。このままの進行では、肝腎機能や免疫、自律神経まで不安定となり、厳しい状況を引き起こすことは間違いありません。特に女性の場合、顔の症状がでれば思わぬストレスで、体は大きく変換します。季節や温度などにも対応できなくなり、特に肝機能も悪化すると、あっという間に全身に発症することとなり、解決の糸口が見えなくなるのです。今のところ、手を中心とした症状ですから、ここで食い止めなければなりません。

まず、指については、ホルモンやビタミン等の影響もでていますので、少し時間を要しますが、手の甲の浮腫、炎症を解決できれば自然と解決方向へと向うでしょう。手の甲は、皮膚常在菌の影響が重要となりますので、その調整を中心に考えれば解決に向かうことでしょう。

その方法は、感染しないように殺菌することと、皮膚常在菌が棲息しやすい環境を整えるために、「ph4ローション」<蓬水>塗布して、炎症部位全体に瘡蓋を作れば、腫れは減り、瘡蓋が落ちるようになれば徐々に解決してゆきます。ただ、皮膚常在菌の棲息スピードが遅いために、広範囲の炎症解決には時間を要します。でも、これから春となり夏を迎えれば症状は急激に良くなるのです。春からは、体を活性させるために体内でステロイドホルモンが多く産生され、皮脂を出すシステムが強くなるのです。さらに、代謝機能も活性するようになるので、肝機能も充分働けば、オーバーフロー的な排泄はなくなり、痒みも少なくなれば掻かなくなりますし、皮膚改善スピードも上がるということなのです。

雑菌排除のもう一つは、手を水道水や水につけないようにすることが必要となります。もし、水分が手に付いた場合は、直ぐに「蓬水」にてph殺菌して雑菌を排除し感染を止めるのです。空気中の多くの雑菌は「黄色ブドウ球菌」です。この菌には、蓬水はよく効きます。

表面の処置は、この方法でよいでしょう。ただ、先述しましたように時間は要します。皮膚常在菌の増殖状況から1センチ当たり1ヶ月程度と考えなければなりませんが、睡眠中に無意識で掻き崩したりもしますので、その倍くらいは考えておいた方が良いでしょう。また、夏場に海につければかなり回復します。あ、手だけですから、今でも構いませんね、、、海で浸けて、海水を持ち帰り自宅にて処置しても回復は早くなりますね。その後に再度蓬水にて処置すれば良いでしょう。死海の塩をご使用のようですが、これも使用するには5%の濃度で行わなければ意味はありません。

皮膚表面を油脂系の保湿をすれば、一時的にはよいかもしれませんが、自己での皮脂出しが出来なくなるのは理解できるでしょうか。皮膚が乾燥するから自分で皮脂を出して体内への異物侵入を防御するのです。出来るだけ、乾燥条件を作り、自己で皮脂を出し、ぷよぷよの皮膚とするのです。また、油脂系の保湿は剤はphも「7」となっていますので、皮膚常在菌の棲息も出来ないのです。

これだけ長い文章を書かれていることや、心配の度合いからすれば体内に大きなストレスはかかっています。この事も悪化する原因ともなります。体内に大量の活性酸素を発生させますので、肝腎機能は勿論、体の正常化に大きく関与する「腸内細菌」や「ミネラル」にも影響をして激減させます。多くの皮膚炎症発症原因は、体内の外部とされる腸内細菌の激減による腸管粘膜の崩れ状況が皮膚と同様となるのです。今回の最初の発症がホルモンやビタミンの影響とするなら、腸内細菌が大きく関与しているので、その影響かもしれません。もし、そうだとすれば、その根源解決がなければ毎年同様のことが起きることになります。

腸内細菌やミネラル調整は、糖尿病やガン対策にも使用しており、体全体を戻して結果的にアトピーやガンや糖尿病を解決するという方式なのです。そうして解決すれば、再発がなくなることはイメージできると思います。
解決するには、まず皮膚の構造を知ることです。そこに皮膚常在菌が棲息し、空気中の雑菌や異物侵入を防御していることを知って、その処置に全力を尽くすことが結果的には、克服の方向へと向かわせるのです。
医者に行っても時間とお金の無駄だし、体を壊されます。

ホスメクリニックといえば、昔、オムバス(有名な?温泉療法の会社)の指導者として籍を置いていた方でしょう。自然療法を行なう良い先生といえる方だと思います。(お会いしたことはありませんが)
一度ご相談されたら如何でしょう。

お子様をご希望されているのであれば、まず体内の条件整備をすることが重要ですね。今の環境からすれば、ホルモンや酵素などのバランスは崩れていそうなので、その解決する腸内細菌調製は必須と思います。出産後1ヶ月前後で免疫過剰(アトピー性皮膚炎)となるお子様が、現在20%となっています。これも腸内細菌や産道の菌バランスが原因となっています。

あなたは病気ではありませんよ。体を守るために体が頑張っているのです。そのためには魔の薬「ステロイド剤」を使って処置はしないことです。

あ、それと、知識を得ることは勿論ですが、毎日の生活の中で「胸を張る」ということを意識してください。特に皮膚症状が出ている方には重要な形です。胸を張れば、代謝率は30%アップし、免疫の司令官「Tリンパ球」は正常に働きだします。また、何といっても「やる気」が出ますし、体は元気になります。さらに、希望的な前向きな言葉しか発しなくなるのです。「よっしゃぁ〜、よっしゃぁ〜!」です。「何とかなる!」とか、「よし、頑張ろう!」と明るく振舞い、周りが元気になります。この症状には「元気!」が一番ですよ。

何かの参考になれば幸いです。・・・返答遅くなりましたこと重ねてお詫びいたします。


●32歳主婦のアトピー性皮膚炎・・・症状悪化で仕事辞めた
Q

氏名 = ○○ ○○
性別 = 女
職業 = 主婦
年齢 = 32
身長 = 160
体重 = 47
型 = A
血圧1 = 96
血圧2 = 68
お酒 = 飲まない
タバコ = 吸わない
飲料水 = 水道水
飲料水その他 =
病名 = アトピー性皮膚炎
パニック障害
メニエール病

発病年 = 2000
発病月 = 8
治療 =子供の頃からあせもなどが出来やすい体質でした。
15年前に両親が離婚し、母親が居なくなってしばらくして、体に湿疹が出来、おそらくそのときにアトピーと診断されたのが最初だと記憶しています。
私はハウスダストが駄目なようなので、きっと掃除好きだった母が居なくなり、家が汚い状態になってしまった事が原因だと思っていました。
その頃は「キンダベート」をつけていたと思います。でも、その頃は軽度でほとんど薬をつけていなかったと思います。
その次にピークを迎えたのが、社会人になってからすぐ、20〜22才ぐらいだったと思います。
顔に粉がふきまくり、まったくお化粧が出来ない状態でした。これもアトピーと診断されましが、ステロイドは使用せず、保湿力の高い化粧水などいろいろと試して、これも気がつけば治っていたと思われます。
そのあとの20代後半(このころパニック障害と診断、今現在も安定剤を服用している)は、顔のニキビに悩まされました。これについては皮膚科通院(アトピーの時とは違う病院)をし、ビタミン剤の服用とビオチン注射、先生が調合したローションを使いながらしばらく通い続けました。今は多少のニキビは出るものの、前程ではないのでニキビ治療はここ2年程しておりません。
そして、今はまたアトピーに悩まされています。
アトピーと診断されてから、一番症状は重いです。
3年程前全身が赤く腫れ上がり、寝返りをうつのも、服がすれるのも痛くて、ステロイド剤の服用とステロイドの軟膏を塗りました。一週間程してだいぶ落ち着いては来たものの、それからはステロイドの軟膏はずっと使用しました。初めはベトネベートとザーネを1:2で混ぜ合わせたものを使っていましたが、ここ一年ぐらいは先生にお願いして1:2を1:5にしてもらい、あとはヒルドイドも併用していました。
顔も赤ら顔になるときはプロトピックを使用しています。
結婚後も仕事と家事を両立してきましたが、夫の帰りが遅く、睡眠時間が4時間とれればいい状態が続いたのがよくなかったようで、1年前にメニエール病にもなりました。
自分もある程度責任のある仕事を任されていましたので、いろんなストレスが一気に爆発したのか、メニエールの他に顔面神経麻痺にもなりました。
これ以上仕事と家事の両立は私には無理だと判断し、昨年末で仕事は辞め、今は専業主婦です。
子供を今年中には作りたいと思っていて、これを機にステロイドを使うのを止めようと思い、アトピーでお世話になっている病院ではなく、ニキビでお世話になった病院へ行き、事情を話し、ステロイドを使わず、オイラックスとアズノールのみで頑張っていますが、以前の皮膚の腫れ上がりがまた出てきてしまい、正直今とても辛いです。全身熱をもっています。日焼けした人のように皮膚の皮がポロポロと取れる感じでとても痒く、夜が眠れません。
でも今回、こちらのサイトをみて、自分の生活を反省しないといけないということに気づきました。
それは相変わらず、夜の睡眠時間は変わらないので、そうすると午前中はどうしても眠くて、夫をおくりだし、掃除を済ませた後、昼まで二度寝する生活を送ってるので当然のごとく、だんだんと夜眠れなくなってしまっているのです。でもトータルでみれば睡眠時間は取れているのでよいと思っていました。
しかし、今私のアトピーが酷いのは、ステロイドを止めているのもあるけど、この不規則な睡眠も大きな原因なのでしょう。今日から改めます。
長々となり、大変申し訳ありません。
そこで、お伺いしたのは

@引き続き、今の処方されている薬を使い続けてよいのだろうか。(ここまで酷いとやっぱりステロイドで一度炎症を抑えた方がいいのかと勝手に思っています)このまま我慢すれば、時間がかかるかもしれないが良くなるのか。

A何か他にすべきことはあるか。

以上です。宜しくお願いします。

ステロイド離脱経験 = 有
ステロイド中止(年) = 2007
ステロイド中止(月) = 3
ステロイド中止(日) = 6
ステロイド歴(年) = 15
ステロイド歴(月) =
ステロイド使用頻度 = 毎日
アレルゲン = ハウスダスト

A
○○ ○○○様

思春期から辛い思いを乗り越えて、頑張ってきたのでしょう。ただ、その代償にステロイド剤による皮膚炎を引きずっているのは、仕事も奪い、結婚生活において一番重要な子育てにおいても厳しい環境を作り出しているのですね。何としても、本来女性であるべき姿に戻って、健康で明るい家庭を作らなければなりません。

人それぞれいろいろな環境下で生きていますが、精神的なパニックが異常なストレスを生み、体のバランスを失ってきます。特に最初の思春期の思いはいかばかりかと、想像するだけでも泣けてきます。元々家族は健康で明るい家庭でなければなりませんし、それが急に離れ離れになることの辛さは、計り知れないものと推察します。その時に起きた強烈なストレスから全てはスタートしています。その前の状況に戻せば解決することになるのです。その差はストレスにより発生した「活性酸素」によって、「腸内細菌」と「ミネラル」が異常減少して、免疫系に大きな影響を与え、過剰反応するようになります。さらに、自律神経系にも影響を与え、常に一定の体条件を崩してしまうのです。

その状況から、いろいろな治療を受けて現在ですが、ステロイド剤だけは使用は厳禁です。あ、プロトピックにおいても同様です。超微量で大きな作用をするこの魔の薬は、皮膚においてもストレスにおいても直ぐに解決はしますが、元々自分で産生して作用しなければならない成分なのです。生理物質といって、これは記号を持って必要細胞へ作用します。しかし、外部侵入のこの生理物質薬は、無記号で必要以上の作用をして、症状も直ぐに改善したように見えますし、感じます。しかし、無記号で作用した細胞は、この無記号の鍵穴となり、自己で産生したステロイドホルモンは受け付けられなくなります。ということは、抗炎症、抗ストレス、皮脂だし作用がなくなるということになります。当然、リバウンド的な炎症が出てくることになります。細胞の入れ替わりは最低3ヶ月となりますので、最低その間は厳しい状況を余儀なくされるのです。

ステロイドホルモンは、自律神経に大きく作用しているために、そのアンバランスによって結果的な症状も多く出没することは否定できません。メニエールもその一つと推察します。また、複合的な症状もこの影響は大であることと、ストレスによる腸内細菌やミネラルバランスも不安定となり、精神的にもきつくなることもありえるでしょう。
また、自律神経不安定により受ける地球信号を逆転して受けることで、昼夜が逆転することも多く見ます。交感神経で動かなければならない時間に副交感神経で動き、その逆もありえるのです。だから、夜の副交感神経信号のときに体は交感神経となって眠れなくなるのです。その取戻しをするために、交感神経のときに体を休めると常に信号を逆転して受け取ることとなり、症状も悪化すると推察します。代謝を高めるときに低くなり、低くしなければならないときに高くなるのです。厳しい体となります。そうね、厳しくても出来るだけ信号に合わせることが、夜眠れる条件となるでしょう。とにかく朝の信号に合わせることが重要です。今の体が熱くなるような症状もこの事がいえます。

皮膚調整においても多くの皆様は間違っており、結果的に回復を遅らせている方が多くいます。
外敵から身体を守っている皮膚は、「皮膚常在菌」(P・バクテリウムやS・コッカス・エピテルメデス等)なしには、解決は考えられません。身体が空気と接触する部分全部に1センチ四方約100万個の菌が棲息して、外敵から身体を防衛しています(医者はこれを有害菌といいます)。特に重要な菌は「P・バクテリウム」で嫌気細菌といわれ、空気を好まない菌ですが、皮膚表面の皮脂が外れたときに外部から菌やダニ・紫外線等から身体を守るために、直ぐに皮脂が出るように「ステロイドホルモン」を出し、皮膚に皮脂を張る役目をしているのです。これらの皮膚常在菌は、「ph5」で棲息しており、保湿剤のph7では生きていけず死滅してしまいます。そのためにその部位は、皮膚構成が出来ずにさらに外部からの影響を受け、反応することとなるのです。また、温泉療法やイソジン(成分殺菌)療法なども、これら皮膚常在菌を死滅に追いやり、皮膚構成が出来なくなるのです。この解決には少々の時間はかかるものの「ph処置」(皮膚常在菌成育療法)が重要となります。オイラックスやアズノールは油脂系で保護しますが、自力で皮脂を出すことが出来なくなります。また、感染も考えられますので、出来るだけ乾燥させて雑菌群の動きを止めることも必要です。瘡蓋が出来るようになれば解決のための一歩前進となるのです。

人間は食べて生きています。自律神経や免疫も細胞ですが、この細胞群には酸素と栄養分が必要となるのです。人間、動物は数種類の食材から、体に必要な全ての成分を胃腸管で作り出しているのです。その中心核が「腸内細菌」なのです。その成分の運搬役が「ミネラル」なのです。いろいろな薬の成分は、実は人間自身が造れるようになっているのですね。だから、その工場をしっかりと整備して、運搬役も常に配備していなければなりません。人間の社会と一緒なのですね。そう、食べ物は「薬」なのです。
「マゴワヤサシイ」食をしっかりと考えて、体で必要な薬が直ぐに出来て、必要細胞に作用できるようにすることが完全克服の基本となります。

この事を基本に進行することが、遠いように見えても結果的には近道なのです。

ご質問にお答えいたします。

@引き続き、今の処方されている薬を使い続けてよいのだろうか。(ここまで酷いとやっぱりステロイドで一度炎症を抑えた方がいいのかと勝手に思っています)このまま我慢すれば、時間がかかるかもしれないが良くなるのか。

ans:厳しくて精神的にも可笑しくなるようであれば、一度、戻して再調整すればと思うのですが、また同様のことがおきることは間違いありません。が、一度戻して、基礎条件(腸内細菌、ミネラル調整)を整備して離脱を図る方法も考えられます。精神的にも落ち着いて、「よし、やるぞ!」と気持ちを入れてご主人にも協力を頂いて進行することも一つの方法かもしれませんね。判断は、皆様ですが、、、。出来れば、ご主人の理解とあなたの気持ちが出来上がれば、その時点でかなりの改善状況となると思います。人間は思い=意識で体が動くのです。

A何か他にすべきことはあるか。

ans:胸を張ることです。そして、笑顔を意識的に多く作ることです。歩くことです。早起きすることです。朝食は必ずご飯とみそ汁ですね。・・・これだけでも大きく改善してゆきます。

下記に今までの方々の調整方法を列記しますので参考程度にお読みください。

@ご主人同伴の面談を行う
  ※先の懸念から克服の理論を家族全員が理解して、一致協力の下に克服の治療行動することが、克服のカギです。
A基礎条件の整備(アトピーでない人と体を同条件にする)
  ※腸内細菌の調整・・乳酸菌摂取5兆個/1日(ヨーグルトにて)
  ※ミネラル摂取・・総合ミネラルとして
B皮膚phの調整(感染防御)
  ※今は、黄色ブドウ球菌からの感染範囲を広げないことが重要となります。よって、黄色ブドウ球菌が死滅して、有用菌が生存できる方法が必要となります。皮膚は皮膚常在菌なくしては成立できない。皮膚常在菌が棲息でき黄色ブドウ球菌などの雑菌は排除する。
C胸を張ること(重要項目)
  ※この行為は、「免疫過剰」の原因である免疫の司令官「Tリンパ球」の活性場所が胸の「胸腺」であることから、この場所の活性は胸張りと宝石などのペンダントで活性させる。胸張りはお金も一切かからない。胸張っている人にアトピーはいない。また、免疫低下のガンの方もいない。
  ※胸の当たりの皮膚がつっぱって胸張りが出来ないという方が多くおられますが、起きた後の体操で少しづつ伸ばせるようにすること。
D家事をしっかり行なうこと(五感の活性・重要項目)
  ※これらの行為は、自律神経の活性につながる。当然早起きもしなければならないし、考えることも多くあり代謝量も増すことになる。出口が見つかれば明るく振る舞える。
E早起きの励行
  ※ご主人がが休みでも必ず早起きは行う。
   アトピーは自律神経に大きく関与しており、交感神経の信号の時には、必ず起きて行動しておくこと。そうすると、眠れない夜も眠れだすようになるし、症状も改善してゆく。
F笑いを多くすること
  ※笑顔の多い人は、ストレスや活性酸素は留まらない。笑顔の形自体が脳からストレス防止のホルモンが出ることになる。(βエンドルフィン)

以上が克服のシュミレーションとなるが、これから6ヶ月間は基礎条件整備期間となり、それ以降が回復パターンになると考えられます。その間は、報告や不安な気持ちを持たないように常に勉強することが必要で、「大丈夫、後1ヶ月でこの状態は脱して、それからはドンドンと良くなる」という意識が体に入り込めば良くなってゆくでしょう。しかし、毎日多くの時間からだを見つめれば、見つめた部位は大きく変化してゆきます。どれだけ、明るく笑顔でがんばれるか、胸を張る時間が多くなるかによって、克服の期間は設定できます。・・・と、言っても一直線で良くなることはありません。毎日変わる環境や生活パターン、ストレスの差で良くなったり悪くなったりの繰り返しとなりますが、悪くなったときの精神状態の如何で、大きく落ちるか戻るかの分岐点です。この分岐点をいかに上にあげるかも克服スピードのポイントとなります。


●26歳主婦小学校からステロイド剤・・徐々に外して良くなるのでしょうか?
Q 氏名 = ○○ ○○
性別 = 女
職業 = 主婦
年齢 = 26
身長 = 160
体重 = 42
型 = A
血圧1 =
血圧2 =
視力(右) = 0.1
視力(左) = 0.1
お酒 = 飲まない
タバコ = 吸わない
飲料水 = 浄水器
飲料水その他 =
病名 = アトピー性皮膚炎
発病年 = 1990
発病月 =
治療 = 小学校高学年頃からアトピーがひどく出始めました。皮膚科に通っていましたがどんな薬を使っていたかは覚えていませんがおそらくステロイドを使っていました。(口のまわりのアトピーをカビの一種といわれたことがあるのを覚えてます。)

中学校3年頃に落ち着き始めましたと思います。2.3日に一回くらいのペースで薬を使っていた気がします。

20歳くらい(就職をしたのが20歳からです)からは1ヶ月に1回のペースでひどくなる感じでした。(生理前1週間〜生理終わりまでひどくなる)夜勤がある仕事のせいか頬ににきびがたくさん出来てきました。名前を忘れましたが青い色のステロイドやリドメックス軟膏を体用に処方されてたのですが、接客で症状が気になるのもあり勝手に顔に塗ってしまっていました。(顔用に処方されたものが効かなくて)

2006年頃、2.3ヶ月漢方を始めてみたのですが高くて続きませんでした。(漢方のお店で)

2006年5.6月くらいからかかりつけの皮膚科にて顔のにきびにピーリングとイオン導入を始めました。にきびとアトピーが混合していたのでアトピーが治るとにきび、にきびが治るとアトピーといった感じでしたが、少しづつはよくなりました。8月始めにはやめました。(始めた理由が8月末の挙式のためだったので)
他にもにきびで抗生物質を飲んでいたら、おりものがひどくなり、婦人科に行ったら抗生物質のせいと言われたこともありました。

2006年8月結婚後仕事は辞め、薬はひどいときにたまに青いステロイドを顔や体、耳に塗っていました。

2007年3月16日から漢方の内科に通い始めました。(今まで行っていた皮膚科は引っ越して遠くなってしまったのと漢方にやはりとても興味があったので)特にひどくない状態でスタート。
始めに処方されたのが『荊芥連翹湯』。1ヶ月経った頃(4月中ごろ)には出歩けないほどひどくなってしまいました。(なぜか肩から上だけです)
ステロイドは4月はじめに一度塗りましたがそこから一切使っていません。かゆみがひどく赤く熱がある状態で汁が出ていました。
よくいう好転反応かと我慢しましたが耐え切れず4月17日に相談してこの漢方は一時中止、『消風散』に変更。少しは落ち着きましたがとても外に出れる状態ではありません。
生活に支障があるので1週間後塗り薬などはないかと相談して『レスタミン』と寝る前だけに飲む『ジルテック』をもらいました。夜顔にレスタミンを塗ると顔中が麻酔をしたように麻痺しました。翌朝顔中が腫れ、赤くただれてしまいました。すぐに相談、レスタミンは中止し、『黄連解毒湯』をもらいました。
翌日目はまだ腫れてますが少し落ち着き熱をもっていたのもなくなりました。それから3日間消風散と黄連解毒湯、寝る前のジルテックを服用しています。
今は顔中の皮膚が硬くパリパリ、皮がかなりむけてきています。赤くひりひりしているのは前よりは落ち着いてますがまだ顔中にあります。首は紫に硬くなっています。耳はまだ切れている状態です。目だけはまだ腫れています。

ステロイド離脱経験 = 有
ステロイド中止(年) = 2007
ステロイド中止(月) = 4
ステロイド中止(日) = 1
ステロイド歴(年) = 16
ステロイド歴(月) =
ステロイド使用頻度 = 時々
アレルゲン = ハウスダスト
アレルゲン = ダニ
備考 =いきなりステロイドをやめたからこんなひどくなっているのでしょうか。突然やめるのはよくないと最近知りました。普通はこんなにひどい反応はでないのでしょうか。今からまた少しづつ弱いステロイドを塗って少しづつなくしていったほうがよいのでしょうか。
あと胃腸や婦人系が弱いこともアトピーが原因ではないかと自分では感じています。
1年後くらいにはそろそろ子供も欲しいのでアトピーを完治させたいのです。
しかし今はアトピーのひどさに落ちこみ、病院以外外に出なくなって1週間以上経ちます。精神的につらい状態です。
私の今の治療法はよくないのでしょうか。
よろしくお願いします。

状況は大方把握できました。
この症状の辛さは、多くの方々を拝見し、克服までの道をサポートする中でよく把握しています。辛いでしょう。しかし、これから先長い道のりを歩かなければなりません。何処かでこの魔の薬「ステロイド剤」とはサヨナラしなければならないのです。この継続で解決には至るどころか、徐々に体は蝕まれてゆくのです。特に自律神経系の崩れは大きく、恒常性を保つことが出来なくなるのです。痒みという一番大きなストレスと人目という外部の圧力で、発症した根源をも徐々に低下させることは間違いありません。

一生に約1gしか産生しない「ステロイドホルモン」を、短期間でその数倍も入れるわけですから体はどうなるのでしょう。厳しいです。
大きな作用をする生理物質で、抗炎症、抗ストレス、自律神経安定、皮膚バリア構成等々、人間が生きるために重要な役割をしています。また、自己産生されるステロイドホルモンは全て記号を有しており、必要細胞の同記号の受容体にしか作用しないシステムとなってもいます。しかし、私にもあなたにもご主人にも作用する「フリーステロイドホルモン」を3ヶ月以上使用して体を動かすと、自己のステロイドホルモンはその細胞へ作用しなくなるのです。回復には最低3ヶ月を有することとなります。離脱すると、その間、ステロイドホルモン本来の役割は出来なくなり、皮膚バリアの崩壊、異常な痒みの発生、自律神経系の異常、炎症、ストレス蓄積、感染と人間が生きるために弊害となる症状が吹き出てくるのです。
今の症状が、まさにその環境です。そして、今の体が本来のあなたの体状態なのです。

ステロイド剤で一時的に凌いで再度挑戦するか、このままステロイド剤を離脱して克服に向けて頑張るかは、あなたそしてご主人の方針となります。解決の方法もわからず、ただステロイド剤を外しても期間設定も出来ず、症状のパターンも判らず、悪化のときに塞ぎこむような状況では解決には至りそうにもありません。ただ、ステロイド剤を外して解決できるのであれば、これだけ大きな問題にもなりませんし、これだけ多くの方が苦しむこともありません。この仕掛け人は、厚生省の天下り問題となりますが、そんな事をここで申し上げてもあなたの解決には至りません。

とにかく、この状況を脱したいことは判ります、そして、過去の状況もわかります。もう、結婚もされたわけですから、ご主人とこれから先の解決方法を相談されて、ご主人にも協力をしていただいて進行するほかないでしょう。何かを犠牲にしないと解決には至りません、もう一度ステロイドを塗りながら徐々に減らしてというような方法では絶対に解決はありません。しっかりと、解決の理論と行動を把握して進行した方が良いでしょう。

下記に基本的な理論と解決策を記述しますので参考に出来ればしてください。

思春期から辛い思いを乗り越えて、頑張ってきたのでしょう。ただ、その代償にステロイド剤による皮膚炎を引きずっているのは、結婚生活において出産、子育てという大きな目的をも厳しい環境を作り出しているのですね。何としても、本来女性であるべき姿に戻って、健康で明るい家庭を作らなければなりません。

人それぞれいろいろな環境下で生きていますが、思春期からのホルモンバランスで不安定を生じ、症状発生と考えられますが、その症状から異常なストレスを生み、体のバランスを失ってきました。二次的にもストレスから全てはスタートしています。その前の状況に戻せば解決することになるのです。その差はストレスにより発生した「活性酸素」によって、「腸内細菌」と「ミネラル」が異常減少して、免疫系に大きな影響を与え、過剰反応するようになります。さらに、自律神経系にも影響を与え、常に一定の体条件を崩してしまうのです。

その状況から、いろいろな治療を受けて現在ですが、ステロイド剤だけは使用は厳禁です。あ、プロトピックにおいても同様です。先述したとおり超微量で大きな作用をするこの魔の薬は、皮膚においてもストレスにおいても直ぐに解決はしますが、元々自分で産生して作用しなければならない成分なのです。生理物質といって、これは記号を持って必要細胞へ作用します。しかし、外部侵入のこの生理物質薬は、無記号で必要以上の作用をして、症状も直ぐに改善したように見えますし、感じます。しかし、無記号で作用した細胞は、この無記号の鍵穴となり、自己で産生したステロイドホルモンは受け付けられなくなります。ということは、抗炎症、抗ストレス、皮脂だし作用がなくなるということになります。当然、リバウンド的な炎症が出てくることになります。細胞の入れ替わりは最低3ヶ月となりますので、最低その間は厳しい状況を余儀なくされるのです。

ステロイドホルモンは、自律神経に大きく作用しているために、そのアンバランスによって結果的な症状も多く出没することは否定できません。また、複合的な症状もこの影響は大であることと、ストレスによる腸内細菌やミネラルバランスも不安定となり、精神的にもきつくなることもありえるでしょう。

また、自律神経不安定により受ける地球信号を逆転して受けることで、昼夜が逆転することも多く見ます。交感神経で動かなければならない時間に副交感神経で動き、その逆もありえるのです。だから、夜の副交感神経信号のときに体は交感神経となって眠れなくなるのです。その取戻しをするために、交感神経のときに体を休めると常に信号を逆転して受け取ることとなり、症状も悪化すると推察します。代謝を高めるときに低くなり、低くしなければならないときに高くなるのです。厳しい体となります。そうね、厳しくても出来るだけ信号に合わせることが、夜眠れる条件となるでしょう。とにかく朝の信号に合わせることが重要です。

漢方薬においても同様のことが言えるのです。実は、アレルギー症状に対応している薬は全て「ステロイド様」成分を含んでいるのです。その素材は全て根物で、土の中でステロイド様成分を含んでいるのです。それらは「糖鎖」で繋がれておりますが、発酵させることでその糖鎖を外し、多くの作用をするように仕組んでいます。一生で約1gしか産生されないステロイドホルモンを1日1g以上摂取させるわけですから、余剰分の排泄にどれだけの成分を必要とするかなのです。多くのマグネシウムと酵素を使用するために、排泄器官である肝臓と腎臓が疲弊してきて、今の症状となったと推察されます。アトピー症状を解決させるには、必ずこの肝腎機能を正常化させない限り解決しないのです。それら余剰の成分を便や尿から排泄できないと、、、第3の排泄器官「皮膚」から排泄させるのです。その方法は、体の柔らかい部分に痒みを与えて掻き崩させ、その部位から排泄させる方法を人間の体は持っているのです。そうしないと、人間は生きていけないからなのです。

皮膚調整においても多くの皆様は間違っており、結果的に回復を遅らせている方が多くいます。
外敵から身体を守っている皮膚は、「皮膚常在菌」(P・バクテリウムやS・コッカス・エピテルメデス等)なしには、解決は考えられません。身体が空気と接触する部分全部に1センチ四方約100万個の菌が棲息して、外敵から身体を防衛しています(医者はこれを有害菌といいます)。特に重要な菌は「P・バクテリウム」で嫌気細菌といわれ、空気を好まない菌ですが、皮膚表面の皮脂が外れたときに外部から菌やダニ・紫外線等から身体を守るために、直ぐに皮脂が出るように「ステロイドホルモン」を出し、皮膚に皮脂を張る役目をしているのです。これらの皮膚常在菌は、「ph5」で棲息しており、保湿剤のph7では生きていけず死滅してしまいます。そのためにその部位は、皮膚構成が出来ずにさらに外部からの影響を受け、反応することとなるのです。また、温泉療法やイソジン(成分殺菌)療法なども、これら皮膚常在菌を死滅に追いやり、皮膚構成が出来なくなるのです。この解決には少々の時間はかかるものの「ph処置」(皮膚常在菌成育療法)が重要となります。油脂系の保湿は、自力で皮脂を出すことが出来なくなります。また、感染も考えられますので、出来るだけ乾燥させて雑菌群の動きを止めることも必要です。瘡蓋が出来るようになれば解決のための一歩前進となるのです。

私は、厳しいかもしれませんが、「脱入浴」をお薦めしています。一般的な克服法からすればまったく逆方向のような気もしますが、上記の理論からすれば、一番早い解決方法と結果から判断しています。多くの方々がこの方法にて解決の道を見つけ、いち早く普通の生活に戻っています。(あ、押しつけではありませんよ)日本の常識からすれば全く逆となりますが・・・。

人間は食べて生きています。自律神経や免疫も細胞ですが、この細胞群には酸素と栄養分が必要となるのです。人間、動物は数種類の食材から、体に必要な全ての成分を胃腸管で作り出しているのです。その中心核が「腸内細菌」なのです。その成分の運搬役が「ミネラル」なのです。いろいろな薬の成分は、実は人間自身が造れるようになっているのですね。だから、その工場をしっかりと整備して、運搬役も常に配備していなければなりません。人間の社会と一緒なのですね。そう、食べ物は「薬」なのです。
「マゴワヤサシイ」食をしっかりと考えて、体で必要な薬が直ぐに出来て、必要細胞に作用できるようにすることが完全克服の基本となります。

アトピーの方は、病気ではないのです・・・強いからその症状が起きるのです。生命力があるのです。

この事を基本に進行することが、遠いように見えても結果的には近道なのです。

下記に今までの方々の調整方法を列記しますので参考程度にお読みください。

@ご主人同伴の面談を行う
  ※先の懸念から克服の理論を家族全員が理解して、一致協力の下に克服の治療行動することが、克服のカギです。
A基礎条件の整備(アトピーでない人と体を同条件にする)
  ※腸内細菌の調整・・乳酸菌摂取5兆個/1日(ヨーグルトにて)
  ※ミネラル摂取・・総合ミネラルとして
B皮膚phの調整(感染防御)
  ※今は、黄色ブドウ球菌からの感染範囲を広げないことが重要となります。よって、黄色ブドウ球菌が死滅して、有用菌が生存できる方法が必要となります。皮膚は皮膚常在菌なくしては成立できない。皮膚常在菌が棲息でき黄色ブドウ球菌などの雑菌は排除する。
C胸を張ること(重要項目)
  ※この行為は、「免疫過剰」の原因である免疫の司令官「Tリンパ球」の活性場所が胸の「胸腺」であることから、この場所の活性は胸張りと宝石などのペンダントで活性させる。胸張りはお金も一切かからない。胸張っている人にアトピーはいない。また、免疫低下のガンの方もいない。
  ※胸の当たりの皮膚がつっぱって胸張りが出来ないという方が多くおられますが、起きた後の体操で少しづつ伸ばせるようにすること。
D家事をしっかり行なうこと(五感の活性・重要項目)
  ※これらの行為は、自律神経の活性につながる。当然早起きもしなければならないし、考えることも多くあり代謝量も増すことになる。出口が見つかれば明るく振る舞える。
E早起きの励行
  ※ご主人がが休みでも必ず早起きは行う。
   アトピーは自律神経に大きく関与しており、交感神経の信号の時には、必ず起きて行動しておくこと。そうすると、眠れない夜も眠れだすようになるし、症状も改善してゆく。
F笑いを多くすること
  ※笑顔の多い人は、ストレスや活性酸素は留まらない。笑顔の形自体が脳からストレス防止のホルモンが出ることになる。(βエンドルフィン)

以上が克服のシュミレーションとなるが、これから6ヶ月間は基礎条件整備期間となり、それ以降が回復パターンになると考えられます。その間は、報告や不安な気持ちを持たないように常に勉強することが必要で、「大丈夫、後1ヶ月でこの状態は脱して、それからはドンドンと良くなる」という意識が体に入り込めば良くなってゆくでしょう。しかし、毎日多くの時間からだを見つめれば、見つめた部位は大きく変化してゆきます。どれだけ、明るく笑顔でがんばれるか、胸を張る時間が多くなるかによって、克服の期間は設定できます。・・・と、言っても一直線で良くなることはありません。毎日変わる環境や生活パターン、ストレスの差で良くなったり悪くなったりの繰り返しとなりますが、悪くなったときの精神状態の如何で、大きく落ちるか戻るかの分岐点です。この分岐点をいかに上にあげるかも克服スピードのポイントとなります。