赤ちゃんのアトピーQ&A(乳児のアトピー)
自分の赤ちゃんがアトピーになるなんて夢にも思わなかったことでしょう。 ご両親は慌てて病院へ行き「すぐに良くしてもらおう」と思うのが普通です。しかし、赤ちゃんアトピーは病気ではないのです。生きる為にアトピー症状を発しているだけなのです。赤ちゃんは自分でアトピーを治す術を持っているのです。
氏名 = ○○ちゃん
性別 = 女
年齢 = 2ヶ月
身長 = 150
体重 = 44
血液型RH = +
型 = O
血圧1 = 110
血圧2 = 70
視力(右) = 0.5
視力(左) = 0.5
飲料水 = アルカリ電解水
病名 = 乳児湿疹
治療 =湿疹が出て、1ヶ月過ぎ(先月24日)ぐらいに小児科で「アンダーム」を処方させました。
次の日から、お風呂から出た後に、顔にクリームを塗り始め、4,5日で頬っぺたの辺りはツルツルになったが、まだこめかみの辺りが気になったので続けて塗っていると、赤みがひどくなってきたので、先週の9日に薬を塗るのをやめた。(一応、薬を処方した小児科に問い合わせせから使用のやめた。)
備考 =8月3日に産まれて、2週間ほどで湿疹が出る。
初めはポツポツとニキビのようだったが、その後顔全体がザラついてきた。
沐浴の際、「石鹸」で洗ってあげるように1ヶ月健診で言われたのでその通りしていたがなかなかよくならず、小児科で処方されて【アンダーム】を塗っていた。
アトピーを心配しているのは、姑がすごくヒドイアトピーで、「もしかしてこの子も・・・?」と気になってしかたありません。
「あまり乳児湿疹が続くとアトピーになりやすい。」と聞いたのでとても心配しています。
ちなみに主人もアトピーですが、私は違います。
アレルゲンのテストもしたいのですが、まだ産まれて間もないので、あまり正確な結果が得られないと聞き、まだしていません。
よろしくお願いします。
◇ANS ○○○様
生後2ヶ月の湿疹はよくあることですが、内因的による症状なのか外因的症状なのかは判断し辛いと思います。
姑がアトピーだとか、ご主人がアトピーだということは殆ど関係ありません。例えばこの子が免疫過剰でアトピーだとした場合、母親からの影響と判断します。妊娠中の感染(カンジタ等)で処置した場合は、殆どの子供さんに免疫過剰が起きてアトピー症状を引き起こします。ご主人や姑からの遺伝と言うことはありません。
しかし、炎症の起きた赤ちゃんをそのままにしたくないのが親の心情なのですが、これが大きく逆行し現在のアトピープログラムを作りだしているのです。どんな子供も自力でこの社会で生きていく力を持ち合わせています。実は、、何もしなければ良くなるのです。早くよくするには、症状自体を良くすると言うより、時間はかかってもその原因を自然的に解決することが克服のポイントとなります。今の方法では、逆行していると言うほかありません。ステロイドは使用しておりませんと言っても、皮膚条件からすると自力で皮膚を守る方法となっていません。
これからの解決方法は以下の通りになります。
下記にこれまでの方々への指導内容を書き込みますので参考にしてください。
①腸内細菌の調整を行う。(乳酸菌の摂取)※発症の原因は、受菌バランスが狂ったために発症なので、ここの調整は不可欠となる。子供に乳酸菌を摂取させる。
②ミネラル調整を行う。
※ここも発症の原因解決が目的。(痒みによりミネラルバランスが崩れるため)
③皮膚phを弱酸性にする。※皮膚バリア機構は「皮膚常在菌」にあるため、これらの有用菌を正常に棲息させれば皮膚も正常となる。「四輝水」というローションにて皮膚PHを安定させ雑菌を防ぐ。
④皮膚を乾燥させる。※アトピー症状での大きな問題は「感染」にあります。この感染には水分(体液は感染の最悪条件)が必須となり、患部を絶対に濡らさないことが早めの解決に効果を示す。風呂に入らないことが早く良くなる秘訣です。(病院では清潔にするため入浴を充分してと指導・・逆)
⑤母親といつも密接にしておくこと。※子供は母親をいつも頼りにしており、母親が遠ざかると不安で仕方ない。辛いときは常に近くにいて安心させることが重要です。少し長い克服期間を自信を持って進行することが、子供を安心させることとなります。母親の「抱っこ」は最高です
⑥母親をいつもサポートできる父親の理解が重要となる。※毎日24時間子供のそばにいて辛い状況を見るに当たり、「本当に良くなるのだろうか?・・いっそ、クスリを塗って楽にさせた方が・・」と言う気持ちが必ず来ます。この時に一緒になってがんばれる言葉やねぎらいが重要となります。子供の克服にはこの行為が一番重要となります。
⑦毎日外に出すこと。※人間も動物も植物もこの自然環境の中で生きており、その季節や状況によって毎日身体は変化しています。その変化を性格に受け取ることが、常に一定に出来る身体となり
ますので重要な行動です。暑いときも寒いときも常に36度一定の身体にしなければなりません。生まれて初めての季節を1年間経験しますので、春秋に変化は現れます。冬
と夏の環境は逆転しますが、それでも同条件の身体を維持するためです。(車でも構いません)
⑧自信を持つために面談が必要です。※これで本当に良くなるのだろうか?この指導者の考え方や人間性はどうなのか、信じて良いのか?・・また、指導者の判断も確信の1つとなるでしょう。
以上がアトピーの場合のシュミレーションとなります。アトピーでなかった場合は、この限りではありませんが上記の通りに進行すれば検査の必要もありませんし、いらぬ不安も起きません。彼らではこれを解決すると言うより逆方向に進行することが殆どです・・批判ではありません事実です。ま、今回の先生は、ステロイド使用ではありませんので、少しはよいと思いますが・・・。
参考になれば幸いです。
→アトピー完全克服法(生後まもなく発症)
→アトピー完全克服法(1~2歳発症)
→アトピー完全克服法(3歳~第二次性徴期発症)
→アトピー完全克服法(第二次性徴~成人発症)