赤ちゃんのアトピーQ&A(乳児のアトピー)
自分の赤ちゃんがアトピーになるなんて夢にも思わなかったことでしょう。 ご両親は慌てて病院へ行き「すぐに良くしてもらおう」と思うのが普通です。しかし、赤ちゃんアトピーは病気ではないのです。生きる為にアトピー症状を発しているだけなのです。赤ちゃんは自分でアトピーを治す術を持っているのです。
初めまして、相談お願いします。ウチの子供は現在6ヶ月なのですが、顔や体に湿疹ができてしまっています。4ヶ月ぐらいで湿疹が出来始め、5ヶ月ぐらいに病院に行き薬をもらい塗っています。キンダベート(ステロイド系の弱い)です。その後、1ヶ月以上塗っていますが、塗ってるときは綺麗になり止めると症状が出るという小康状態が続いています。病院で血液検査をしたのですが、アレルギー検査で「牛乳」が少々出ただけで、まだ現状ではアトピーかは分からないと言われました。その他にも洗濯洗剤を替えたり、母乳で育てているので食事を肉中心から魚中心に替えたりしたのですが効果がありません。このまま改善されないなら母乳を止めて対アレルギー性のミルクにしようと思っています。効果があるのでしょうか?また他にも良い改善方法があるのならおしえてください
◇ANS ○○○様
母親のお腹の中で、何不自由なく育った赤ちゃんが、この雑菌社会のなかで生き抜くには並大抵のことではありません。生きるためには、必要な栄養を身体に入れることと雑菌との対戦、季節との共生が必要となります。これらのどれを除いても生きることは出来ません。その中、何も判らない子供が苦しんでいる姿を見ると、「すぐにでも良くしたい」と思うのは、誰もが思う親の気持ちです、よく判ります。しかし、長い人生をいつまでも人の手や薬などの成分を借りて生き続けるわけにはいかないのです。摂取したそのもので必要な成分を作り出し、必要な細胞におくって初めて体は動くし、この社会で生きるための条件を備えていくのです。暑いときあり寒いときありの四季ある日本で生きるためには、それらに対応できる身体にしなければ生きられません。秋の季節に生まれた子供さんは、冬や春の経験はありません。その季節の信号を受けたときに正確に対応など出来るわけありません。体温調節のためには、熱を外に排出したり、熱を保蓄したりするのですが、その度合いなど分かるはずがありません。4ヶ月のときに、少しの調節を間違っただけなのです。それを現在行っている処置では、解決に至ることはありませんし、逆に回復する機会を失っているのです。即座に中止して、子供さん自身の力を信じて自力で解決させることです。
そのための一部条件整備は両親で支えてやることです。それは、炎症を起こしている部分からの「感染」を防止することだけです。また、「痒い」と感じることでストレスとなり、活性酸素が発生して「ミネラルバランス」や「腸内細菌バランス」が変貌してゆきますので、この調整は必要でしょう。感染防御にはph4程度のローションをベースに雑菌からの感染防止、皮膚常在菌の防衛を行います。「腸内細菌調整」には乳酸菌摂取で解決しますし、「ミネラル調整」にもミネラル水の摂取で解決します。これらの3点を中心に進行して、母親の精神状態が安定すれば、1歳過ぎには、「あ~、良くなった」と実感できるでしょう。間違いありません。母親と赤ちゃんは1本の線で結ばれています(赤ちゃんは母親のオッパイがなければ生きていけないという本能があり、母親から出る「波」をいつも追っています)ので、母親の不安や悲しみは子供にも繋がり、一気に活性酸素を発生させてゆきます。克服の理論をしっかり勉強して、赤ちゃんにいつも安心感を与え、笑顔の多い毎日を送らせれば、活性酸素を阻止し皮膚細胞の活性は見えてくるでしょう。
あ、それから「母乳」の件ですが、続行することです。食物アレルギーというのは、腸管及び粘膜の崩れから起きるものです。(粘膜の隙間からアミノ酸以外の物質が侵入するからIgE抗体が活躍して起きる)その処置が終了すれば本人が何を摂取しようと、必要な成分は取り入れ、不要成分は排除してゆきます。当然母親の食事制限も必要ありません。また、母乳とミルクでの罹患率は1:9となっていますので、今のうちにしっかりと母乳で育てることが将来に大きく影響することとなるのです。
上記の進行を実行すると、間違いなく6ヶ月で「良くなった、いや、良くなる」と実感できるでしょうし、その予想通りに1年半後には、普通の子供さんよりピカピカの身体になることでしょう。
→アトピー完全克服法(生後まもなく発症)
→アトピー完全克服法(1~2歳発症)
→アトピー完全克服法(3歳~第二次性徴期発症)
→アトピー完全克服法(第二次性徴~成人発症)