赤ちゃんのアトピーQ&A(乳児のアトピー)
自分の赤ちゃんがアトピーになるなんて夢にも思わなかったことでしょう。 ご両親は慌てて病院へ行き「すぐに良くしてもらおう」と思うのが普通です。しかし、赤ちゃんアトピーは病気ではないのです。生きる為にアトピー症状を発しているだけなのです。赤ちゃんは自分でアトピーを治す術を持っているのです。
氏名 = ○○ちゃん
性別 = 女
年齢 = 9ヶ月
病名 = アトピー
治療 =
プロペトとワセリンを1:1で混ぜたものを
3日塗って3日止める。7日塗って止める。
備考 =
初めまして。9ヶ月、娘のことで相談させて下さい。
生後1ヶ月程で顔に湿疹ができた際は、誰でも通る道だと友人達から教えられ、薬は塗らず、3ヶ月になるころにはツルツルの状態になりました。
それからは、ママ友さんや通りすがりの人にもキレイな肌だと誉めてもらえることがとても多かったです。
6ヶ月から離乳食を始め、7ヶ月頃、背中に5センチくらいの範囲で湿疹ができていることに気がつきました。だんだん範囲が広がって胸にも出るようになったので皮膚科を受診して、ロコイドを塗り始めました。
塗ってキレイになってやめるとまた出る…それで怖くなって色々調べるうちにこちらにたどり着きました。ステロイドは10日程使いました。早く治ってほしくてたっぷりべったり塗ってしまいました…。
娘の場合、離乳食がきっかけで免疫過剰になってしまったと考えてよいのでしょうか?
食べたものは、お粥、ジャガイモ、サツマイモ、にんじん、かぼちゃ、トマト、みかんの7種類だけです。アレルギー検査はしていませんが、アレルゲンになるものは食べさせていないつもりだったので、正直ショックです。
今現在、O型の乳酸菌、四輝水、七海を始めて2週間経ちました。
ジュクジュクした症状はなく、赤くカサカサして、ブツブツが出ている感じです。背中、胸、脇、お腹に出ています。顔も乾燥していますが症状はありません。
離乳食も一旦ストップして、母乳だけにしています。どのタイミングで離乳食再開すればよいですか?
10ヶ月になればヨーグルトの摂取もできるとのことなので、ヨーグルトを食べ始めてからの方がいいですか?
また、顔や足など、症状が出ていない部位も乾燥させた状態で大丈夫ですか?あまりにガサガサなのでかわいそうになってしまいます。
夏になったら海にも行こうと考えていますが、お台場などあまりきれいな海でなくても問題ないですか?
ジュクジュクしているかいないかで、治るまでの期間に差はありますか?
この夏で良くなってくれるといいのですが、そんなに簡単なものではないですよね。。
お忙しいと思いますが、アドバイスお願い致します。
◇ANS ○○○様
現在9ヶ月・・・発症の1ヶ月では秋に変化する時期か、台風などの低気圧が来たときに一時発生したのではと予想しますが、同環境でも変化しないお子様も多くいるとしたら、何かが影響して発生したとも思われます。予想できることは、6ヶ月しに始めた離乳食によって、その成分が侵入したことで起きたのでしょうから、その食材をしっかり分解して体内へ侵入させれば通常何の変化もありません。しかし、何かが影響して中間物質で侵入したか、その食材に含まれる化学物質や防腐剤などの成分によって起きたかによるものと予想できます。
どちらにしろ、異物の侵入か異物の排除が出来ない環境に体内はあるということになります。
その後の処置においてもステロイド剤や保湿剤を使用して、表面に出た症状回避を行ったために、目的とする皮膚改善が逆方向へと進行したことになります。何処のご両親も、同様の行動を起こします。皮膚の専門家と信じて起こす行動でいたし方ありません。しかし、彼らは誰一人本当の改善をした実績を持つ医者はいないのです。もう二度と発症しない方法を知らないのです。来なくなれば改善したものと思っていますし、あなたのお子様が良くなろうと悪くなろうとも関係ないのです。いや、悪くなってまた来てもらいたいのが本当の気持ちかもしれません・・・商売なのです。
というのは、彼らには本当の原因が見えないからです。異物の侵入は体の外部から起きるのですが、彼らの行うことは皮膚外部を塞ぐことしか目が見えていません。体の外部とは、当然皮膚もありますが、食材やミルクなどの侵入する胃腸管の内部も外部となるのです。この事に目を向けようとはしないのです。この症状の大きな原因、第一の原因はここにあるといって過言ではないのです。医学生時代に、この勉強は皆無といってよいでしょうし、その後もこの事の勉強は殆どされていません。だから、頭が悪いのではなく知らないのです。そして、知らないうちに官僚の企みによってステロイドの販売者となっているだけなのです。中には良いお医者様もいることでしょうが、知らなければクライアントの為には成りません。・・・なことはさておき、、、。
ある程度は、ご理解できているようなので基礎部分は割愛します。基礎的なことは、HPに貼り付けしているPDFをご覧になってご理解ください。
http://www.atoppos.co.jp/img/1st.pdf
免疫過剰であれ、食物アレルギーであれ根源調整の必要な腸管の調整には、多くの時間を要し、魔法のように解決することはありません。0歳のお子様の改善平均(便検査より)でも4ヶ月を要します(3~6ヶ月)。ヨーグルト摂取は10ヶ月とありますが、安全を期して1歳を超えてからの方がよいでしょう。調整を始めてから3ヶ月は消化酵素できる有用菌の棲息が少ないと予想できるからです。慌てず、じっくりと見守ることも治療のひとつとなります。この時期は出来るだけ安全を期して進行です。
離乳食は、来月あたりからたんぱく質以外(小麦系は除く)は少しづつ入れても問題はないでしょう。国産の小麦であれば問題はありません。
また、少しすると改善の早い夏がやってきますので、海水浴に何度も行かれて改善を早めてください。お台場でも問題はありません。問題は、海水の中に存在する有用菌が存在するかしないかです。あまり少なければ海は赤潮となりますので、菌検査して海水浴場と認定できる場所であれば問題ないのです。
皮膚調整の考え方は、赤くなっている部位については絶対に四輝水は必要となります。ただ、乾燥していても白い部位については真皮までの傷はついていません。よって、必要はありませんが、乾燥部位には異物侵入の条件ともなりますので痒みも多くあります。乾燥部位はphが「7」となっていますので、空気中の雑菌群の棲息部位ともなり、水分があれば増殖も始めますので、出来れば塗布した方が安全ではあります。一度感染し、有用菌群の棲息量を超えると一機に広がることも予想されます。ご判断は傍で見ているご両親の判断となります。
改善の時期はある程度予想できますが、あまり急がずしっかりと基礎を作り上げる事を中心に進行されることを希望します。ジュクジュク部位の広いほど時間が掛るか、、、当然、広範囲に炎症があれば皮膚常在菌の棲息スピードを考慮すれば時間と比例します。まず、瘡蓋がどれくらいのスピードで作られるか、異物排泄がいつストップ出来るかによりますね。各個人差もあり、ご家族の環境、考え方にも大きく差が出ます。お子様はお母さんの考え方を全て察知していますので、特に気をつけなければなりません。全てを理解することが、お子様に安心を与えることとなり、改善も速くなることに繋がります。また、ご主人の考え方や協力もその改善期間に差が出ます。ご両親でこの事をしっかり協議して、考えを一つにして立ち向かわなければ大きく差が出るのです。私は、お子様の改善期間にはご主人が大きく関与していると確信しています。
最後の言葉、「夏に改善してくれれば・・」の言葉が気になりますね。あまり慌てないで・・・一生のプログラムはここで作られるのですから、じっくりと基礎を作るのです。でも、来年の夏には完全に解決はするでしょう!・・・くらい完全の克服期間を設定することです。というのは、一度秋に変化が見えると予想できるからです。その時のご両親の行動が全てですよ。落胆せず進行できる方と慌てる方とではその後のお子様の症状に大きく差が出ます。
この見えない状況を誰も理解できていないから、結果論だけで判断することになるのです。医者もしかり、民間の指導者も季節のことや心のことや体から出る波長なども、お子様に大きく関与するのです。季節の信号は大きく体を揺さぶり、一機に症状を現しますので、その経験もお子様には重要なのです。慌てず見守る治療も特に重要なのです。
あとは、PDFに書き込みしていますので、お時間のあるときにお読みください。
また、参考のために同様の年齢のお子様に対しての返答を添付しておきますので参考にしてみてください。
◆10ヶ月のお子様への返答
症状の根源は、腸管粘膜の不安定で隙間があり、異物が侵入していることなのです。その異物は、リンパライン(身体の柔らかい部位)を通して、痒みを与え掻き崩させて排泄させるのです。そのために人間は爪を保持しています。体内の毒素を排泄できなければ人間は生きてゆけないのです。
さらに、その傷ついた部位から、空気中の雑菌群やウイルスが侵入しようとします。そこでも人間は、その部位に痒みを与えて爪で排泄しています。
そして、さらに範囲は広がることになるのです。皮膚も粘膜であり、その粘膜の破壊は異物侵入ということになるのです。
また、痒み感覚は「活性酸素」を体内に大量に発生させ、有用菌や細胞(皮膚細胞を含めて)を破壊してゆきます。そして身体に最も重要なミネラルもアンバランスにして、身体の根幹でもある自律神経もバランスを失い、常に一定でなければならない体温や血糖値、血圧までも不安定になさせることにもなります。ミネラルバランスは見えませんがとても重要なポイントでもあります。
腸管粘膜・皮膚粘膜の上部には、1平方センチ約100万個という膨大な有用菌群が棲息して外部表面を覆いつくし、異物の侵入を阻止して人間は正常に生きられているのです。また、腸管に棲息する菌群は、人間が生きるために必要な成分の殆どを産生して各細胞へ運んでいます。この菌群が減少したり死滅したりすると、必須成分を作れないこともありますが、粘膜に隙間が空くことになるのです。
よって、外部表面の有用菌群が正常に棲息すれば、免疫も正常となり腸管粘膜、皮膚粘膜も正常となるのです。さらに、ミネラルバランスが正常となれば、自律神経系も安定して一定の条件を維持しながら生きてゆけることになります(恒常性維持機能)。
この事が本当だとすれば、今行っている保湿も薬剤も逆方向に進む素材ということになります。特にステロイド剤は、多くの方々を苦しめ今では700万人以上のアトピー患者を作り出していることは事実です。産婦人科の問題、小児科・皮膚科の治療方針の違い、それでもなお、国はガイドラインを示し、薬物療法を推進しています。官僚の仕業です。国家公務員でありながら、私腹を肥やし、納税者である国民を騙しているのです。このことに触れると、彼らは暴力を使っても阻止してきます。
症状は一つ、根源は一つなのです。時間を経過すれば複合し、改善には多くの時間を要することになるのです。今のお子様の年齢であれば、一時の苦しみはありますが、結果的には必ず改善してピカピカの皮膚を取り戻します。私の推察から、1歳半までには一応の改善は見ると思いますし、2歳になれば完全な条件を満たすことでしょう。
上記のことを含めた、理論を詳しく書き込みしますので、参考にしてください。重複する部分も多くあります。
腸管にはびこった雑菌群が産生する毒素を体内に入れたり、母乳を受ける腸管で消化酵素が出なければ、必要成分であるアミノ酸に分解されず、その前の成分で侵入したりすると、体は異常を起こし、生命にも危することとなりますが、赤ちゃんは本能でそれを察知して、自己防衛しているのです。その時に抗原抗体反応で分泌される「痒み物質」で掻き崩すことになるのですが、その部位から体内の異物排泄をしているのです。
しかし、この症状は生後6ヶ月くらいまでどのような処置をしようと続くのです。ご夫婦で、この意味を理解しながら、一生80年のために一番重要なこの時期を薬なしで乗り切ることが必要だと認識しています。
出産時における受菌バランスの問題が予想できます。出産前に膣洗浄を行ったか、膣炎処置したか、妊娠中のセックスレスが予想できますが、すべてではありません。また、出産後に抗生剤処置すれば免疫過剰が発生します。
医者は、「副作用がでるのは強いステロイドを長期に渡り使用した場合に起こるものでこのくらいのステロイドを短期で使用した場合は副作用はまず起きないと断言され」・・・その病院の先生に「この薬でこの子は治るんですね、副作用なく」と質問してみてください。間違いなく逃げます。そして、最後には「アトピーは治りません、仲良く付き合っていきましょう」です。・・・いまアトピー性皮膚炎で困っている700万人の殆どがこの薬によって発生していると言って過言ではないのでしょう。また、小児科医と皮膚科医では治療法も違うのです。小児科医は除去食を薦め、皮膚科医は関係ないという、同じ症状なのに・・・・。今後、どんな治療をしても2~3ヶ月間は厳しい状況を見なければなりません。よって、ステロイドは即刻ストップする決断が必要でしょう。症状は、先述しましたようにステロイド剤の副的作用と、体内環境の原因で悪化症状は続きます。
この子を守るのは、家族しかいません。苦しむ我が子を見るに見かねて、、、ステロイドホルモン剤という魔の薬に手を出すことは、どの親でも同じことなのですが、しっかり勉強して、克服を目指すのです。・・下記の理論と行動で、間違いなく2歳までには完全克服します。
一生に約1gしか産生しない「ステロイドホルモン」を、この小さな子供にその数倍も入れるわけですから体はどうなるのでしょう。厳しいです。
大きな作用をする生理物質で、抗炎症、抗ストレス、自律神経安定、皮膚バリア構成等々、人間が生きるために重要な役割をしています。また、自己産生されるステロイドホルモンは全て記号を有しており、必要細胞の同記号の受容体にしか作用しないシステムとなってもいます。しかし、私にもあなたにもお子様にも作用する「フリーステロイドホルモン」を3ヶ月以上使用して体を動かすと、自己のステロイドホルモンはその細胞へ作用しなくなるのです。回復には最低3ヶ月を有することとなるのです。離脱すると、その間、ステロイドホルモン本来の役割は出来なくなり、皮膚バリアの崩壊、異常な痒みの発生、自律神経系の異常、抗炎、ストレス蓄積、感染と人間が生きるために弊害となる症状が吹き出てくるのです。
しかし、多くの成人アトピーの皆様を見るにあたり、何とかここでくい止めをしない限り、1人の成人アトピー者が発生することになるのです。(大袈裟ではありません)この第一次成長期を通過するこの時期に、一生のプログラムが構築されるのです。第二次成長期(女子10~12歳)で確定なのです。小学校にはいると人目を気にするようになり、子供の心ない言葉に極度に反応するようになります。高学年になるとその傾向は一層大きくなり、中学での離脱は数倍のエネルギーを要することになるのです。高校になれば、余程の決断がない限り実行は出来ませんし、親の言葉も通じなくなるのです。
ステロイドホルモン剤を徐々に外して回復させることが出来れば、これ程の大きな問題にはなりません。
0歳の子供でも「痒い」と感知すれば、体内にストレスによる「活性酸素」が大量に発生して、アトピー性皮膚炎の直接原因「腸内細菌」アンバランス(減少)となり、免疫過剰状態が起きるのです。風邪薬の抗生剤も同様となります。腸内細菌は、体に必要な成分を作る工場なのですが、腸管で細胞に必要な成分生成が出来ずに、一歩手前の成分で体内に侵入することから、抗体活性して異物反応(アレルギー)が起きるのです。この根源は、腸内細菌の不安定(異常減少)となります。生後数週間からの発症ですから間違いなく、ここが原因となります。
アトピー性皮膚炎調整にこの腸内細菌調整が必須というのはこの為なのです。また、アトピー性皮膚炎の多くの方々の便検査をすると、正常の方の1000分の1となっています。これは子供も同様の数値となっているのです。
腸内細菌は身体の細胞に必要な成分を作り出す工場と判断して良いのです。その工場で作られた成分を各細胞へ運搬するのが「ミネラル」なのです。これも、痒いという感覚にてバランスは大きく変貌してゆきます。特に自律神経系に重要なミネラルである「マグネシウム」「カルシウム」が異常数値となり、自律神経系に指示される器官は大きく変貌してゆくのです。特に免疫は直接作用するものです。このミネラルもアトピー性皮膚炎調整には重要なポイントとなるのです。天領水は問題ありません。あ、天然塩は少し添加したほうが良いかもしれませんね。
皮膚調整にワセリンを基材とした保湿剤も症状悪化の大きな要因となっているのです。油脂系使用で外部接触を遮断して反応を阻止していますが、・・・正常皮膚には皮脂膜でバリアをして皮膚呼吸しながら外部遮断して体を守っています。外敵菌が皮膚についても浸入できないようにphも「5」として、「7」の菌群が棲息できないようにしているのです。それらの主役は有用菌の「皮膚常在菌群」なのです。皮膚バリアが崩れれば、直ぐに再生できるように「皮膚常在菌」は、ステロイドホルモンを分泌して、皮脂膜を構成して外部侵入を防いでいます。ワセリンや軟膏などの保湿剤はph「7」であり、皮膚を守る「皮膚常在菌」は死滅してゆくのです。症状の出ている部分には「皮膚常在菌」は一切棲息せず、黄色ブドウ球菌群の棲息となっているのです。
腸管も「腸内細菌」、皮膚も「皮膚常在菌」と菌の棲息条件が、このアトピー性皮膚炎治療に重要なポイントとなっているようです。
この時期の入浴も症状を大きく後退させています。浴槽の浸透圧により、炎症部分の瘡蓋は一気にはずれ、風呂上りに体液がにじみ出て、空気中の雑菌群がすぐに感染いたします。雑菌群の増殖によりさらに痒みが増してきますし、風呂上りの熱代謝が出来ずに痒みが大きくなり、さらに傷が多くなり感染いたします。当方では、「脱入浴」を薦めております・・・が、常識からの批判が多いのですが、実践すると回復スピードが大幅に上がります。脇などに白い垢が溜まるということですが、濡れタオルで拭いて、あとはph4ローション処置すれば良いでしょう。
アトピー性皮膚炎の結果には必ず原因があります。(原因と結果の法則)その根幹を解決しない限り、いつ再発するか判らないのです。いや、解決できないままにステロイドホルモン治療を行うことがどれ程危険か、今一度考えなければなりません。人間は食べて生きています。この基本で体が動くようにしない限り、いつまでもこの悩みは続くことになるのです。
「腸内細菌」「ミネラル」「皮膚常在菌」調整で全て解決するわけではありませんが、基本の考えは、「体全体を調整して結果的にアトピー性皮膚炎を克服する」といった感じとなるのです。だから再発はないのです。
「三つ子の魂百まで」と申しますように、一生のプログラムは数えの3歳で構築されるのです。満2歳なのです。・・・
モノで良くなるのであれば、これ程多くの方々が悩むことはないのですが、・・この解決には、ご両親の知識(理論理解)、家族一体の頑張りと、自然との融合が重要となります。それほど、アトピー性皮膚炎は複合した系の崩れになっているのです。
特にステロイドホルモン剤による自律神経系の乱れは、体全体の乱れにも繋がるのです。四季を感じなくなったり、昼夜反転したり、温度感知が逆転したりするのです。これらの正常化が、克服の基本となるのです。そのためには、アトピー性皮膚炎でない子供の条件を作り上げることが必要になります。
大人でも我慢できない「痒み」を、小さな体で受けているのです。皮膚感覚が麻痺するために他の感覚は敏感となり、空気の波も読みとるようにもなるのです。その感覚は、親の不安も読みとり、小さいながらに苦労をしなければなりません。
何としても解決してやってください、お子様を。
下記にこれまでの方々への指導内容を書き込みますので参考にしてください。
①腸内細菌の調整を行う。(乳酸菌の摂取)※発症の原因は、受菌バランスが狂ったために発症なので、ここの調整は不可欠となる。子供に乳酸菌を摂取させる。
②ミネラル調整を行う。
※ここも発症の原因解決が目的。(痒みによりミネラルバランスが崩れるため)
③皮膚phを弱酸性にする。※皮膚バリア機構は「皮膚常在菌」にあるため、これらの有用菌を正常に棲息させれば皮膚も正常となる。「四輝水」というローションにて皮膚PHを安定させ雑菌を防ぐ。
④皮膚を乾燥させる。※アトピー症状での大きな問題は「感染」にあります。この感染には水分(体液は感染の最悪条件)が必須となり、患部を絶対に濡らさないことが早めの解決に効果を示す。風呂に入らないことが早く良くなる秘訣です。(病院では清潔にするため入浴を充分してと指導・・逆)
⑤母親といつも密接にしておくこと。※子供は母親をいつも頼りにしており、母親が遠ざかると不安で仕方ない。辛いときは常に近くにいて安心させることが重要です。少し長い克服期間を自信を持って進行することが、子供を安心させることとなります。母親の「抱っこ」は最高です
⑥母親をいつもサポートできる父親の理解が重要となる。※毎日24時間子供のそばにいて辛い状況を見るに当たり、「本当に良くなるのだろうか?・・いっそ、クスリを塗って楽にさせた方が・・」と言う気持ちが必ず来ます。この時に一緒になってがんばれる言葉やねぎらいが重要となります。子供の克服にはこの行為が一番重要となります。
⑦毎日外に出すこと。※人間も動物も植物もこの自然環境の中で生きており、その季節や状況によって毎日身体は変化しています。その変化を性格に受け取ることが、常に一定に出来る身体となり
ますので重要な行動です。暑いときも寒いときも常に36度一定の身体にしなければなりません。生まれて初めての季節を1年間経験しますので、春秋に変化は現れます。冬
と夏の環境は逆転しますが、それでも同条件の身体を維持するためです。(車でも構いません)
⑧自信を持つために面談が必要です。※これで本当に良くなるのだろうか?この指導者の考え方や人間性はどうなのか、信じて良いのか?・・また、指導者の判断も確信の1つとなるでしょう。
→アトピー完全克服法(生後まもなく発症)
→アトピー完全克服法(1~2歳発症)
→アトピー完全克服法(3歳~第二次性徴期発症)
→アトピー完全克服法(第二次性徴~成人発症)