赤ちゃんのアトピーQ&A(乳児のアトピー)
自分の赤ちゃんがアトピーになるなんて夢にも思わなかったことでしょう。 ご両親は慌てて病院へ行き「すぐに良くしてもらおう」と思うのが普通です。しかし、赤ちゃんアトピーは病気ではないのです。生きる為にアトピー症状を発しているだけなのです。赤ちゃんは自分でアトピーを治す術を持っているのです。
上の子は、かかりつけの小児科では1歳の頃から軽いアトピー?と 言われています。
小児科ではリンデロンVG軟膏とプロペト(ワセリン?)を処方され、掻き壊したらリンデロン、痒がったらプロペトを
塗るように指示されています。
しかし、プロペトでは痒みは治まらず、夜中に起きて背中を掻いてとねだられることもしばしばだったので、痒がっただけでリンデロンを塗っていました。
たまたま実家で父が使っていた薬がリンデロンVGクリームの大きなチューブでそれをもらっては安易に塗りつづけてきました。
・普段はワセリンを全身にべっとり塗る
・痒がったら、リンデロンをワセリンで薄めて痒がったところ全体に塗る。
・掻き壊したらリンデロンを直接塗る
この冬になって、顔は色白に戻ったのに、体全体は黒ずんでいて、背中の体毛が妙に濃いのが気になりました。
もしやステロイドのせい???と急に不安になり、1月半ばからステロイドをやめて、ワセリンだけ塗っています。
また、便秘がちなのもあったので、ビフィーナスーパーという乳酸菌の健康食品を取り始めました。
2月に入って、胴体全体が鮫肌のようになり、痒がり出しました。
夜中に何度も痒がって起きるようになり、だんだん掻き毟って傷だらけになってきました。
昨夜は、あっちこっち同時に痒くなってヒステリー気味でした。
便の方はここ数日ビックリするくらい快調です。
おなかの調子が良くなったから肌の方もいずれ良くなるのかなぁと期待してはいるのですが、当面の痒み対策をなんとかしなければと思っているところです。
さて、下の子ですが、こちらもアトピーでしょうと言われてます。
この子は全体的には肌はしっとりしています。
ですが、胴体には赤いポツポツが胸背中とも全体にあり、肘の内側はジュクジュク、外側はガサガサ、太ももに2cmくらいの赤いアザのような感じのが点点とあります。
最近は、口の周り、ホッペもちょっと食べカスをほっておくと、ガサガサボロボロになります。
これまでは、上の子と同様、目だって何かできているところには、リンデロンをワセリンで薄めて、ジュクジュクしているところには直接塗っていました。それ以外は全身ワセリンを塗っていました。
この子はステロイドをやめてから特に大きな変化はないのですが、やはり掻き壊しがちな肘に何を塗ったらよいかで悩んでいます。
それと、肌が乾いた感じでなければ保湿剤を塗る必要はないのでしょうか?
ちなみに、この子は生後16日で黄色ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群なる病気で入院し、5日間抗生剤を点滴され、
8ヶ月のときに尿路感染症で入院、やはり抗生剤を10日間点滴、その後、膀胱腎臓逆流症が見つかり、現在1歳5ヶ月まで経過観察のため、予防的に抗生剤を毎日飲んでいます。
これも皮膚の状態に何か関係あるのでしょうか?
ステロイドには戻りたくないので、痒みを抑える方法と保湿剤を探して、このHPにやってきました。
いろいろなHPがあって、しょうしょう混乱気味です。
さし当たってATPリピッドゲルとこちらのエバメールゲルで迷っています。
ここもまだ全部読んでいなしし、ここに書かれていることすべてを実行できるとも思えない(根性なし金なし)ので、
またまた素人判断でできることを試していこうと思ったのですが、また失敗しそうなので、書き込みさせていただきました。
長くなってしまって申し訳ありません。
何卒、よろしくお願いします。
◇ANS1
まずは、上のお子様の件ですが、、、克服スピードに於いては少し厄介ですね。この年齢の特徴として「自我」に目覚め、本能解決のために全てのエネルギーを使います。「痒い」という問題には解決できるまで行わなければ止まらないのです。よって、掻き傷が絶えなく「感染」という二次的作用も出てくるからです。当然傷がつけばさらに雑菌群やダニ、化学物質等の侵入による反応も起きてきます。
今の処置方法では、永久に解決は出来ないと云って過言ではありません。今の成人アトピーで苦しんでいる方々のほとんどが、この進行によるものだからです。この時期のステロイドは絶対禁止です。良くなる進行も全て「ゼロ」に戻します。また、保湿を「ワセリン」や「クリーム」で処置することも改善遅れの原因となります。根源をしっかり勉強して、我が子のために今は苦労しても将来を踏まえて一番良い方法を進むことが重要です。アトピーとされるスタートが、1歳であるとするならば(ステロイド使用も)根元的原因は誰でもある乳児湿疹だったかもしれませんが、その治療に使用した「ステロイド剤」による副害といって良いでしょう。それ無しには、ストレスや炎症を解決できないからだ担っているのですから、自前のステロイドホルモンが作用するまで頑張るほかこの解決は出来ないと判断されます。相当のエネルギーが必要ですし、挫けそうになることもあるでしょうが、この子のために何としてもその解決はしなければなりません。毎日くる痒みとの戦いは、子供さんには大きなストレスとなり、身体の細胞が少しづつ影響を受けていますし、身体の細胞に必要な成分を産生する「腸内細菌」にも大きな影響を与えます。
また、痒みにより「ミネラル」のアンバランスも見られ、正常に各細胞への成分補給が出来ません。この2点の解決は必須条件となるでしょう。外部処理に於いても、皮膚を守っている「皮膚常在菌」を見ずして解決の糸口は見えません。ワセリンなどの保湿剤でカバーすれば、反応は少なくなりますが皮膚呼吸も出来ず、紫外線を防御できず細胞は黒色化するのは間違いありません。これも自己防衛のために行っているのです。
子供は3歳までに一生のプログラムを作ると云われますが、この時期に外部からの成分で体を作用させれば問題が起きるのは当たり前のことなのです。一生80年を健康に生きるためには「今」が一番重要なのです。いろいろな情報がありますので、しっかり勉強してこの子のために一番良いとされる方法を見つけ出し、家族全員で根気強く目的地までまっしぐらに進むことです。
下のお子様ですが、同様に薬は一切ストップさせて自力回復を目指すことです。上のお子様のような苦労はありませんので、・・あ、抗生剤の大量投与がありますのでその影響は免れません。よって、腸内細菌調整をベースに進行すれば、少々の波はあるでしょうが、この夏か来年の春には解決に至ります。あと、皮膚の処置を間違えないことが必須条件となりますが・・・。
ATPリピッドゲル、エバメールゲル・・・今の症状で療法ともお薦めできませんが、この事もしっかり勉強されて、子供の本能を高め自力回復をさせることです。簡単に云うと、皮膚は乾燥させて自力で皮脂をだし、しっとりとした皮膚に身体に覚えさせることが重要なのです。
ちょっと、抽象的な表現が多かったと思いますが、子供のために「勉強」「勉強」です。親の使命は、子供を健康に育てることです、「種の保存」を基本にこの社会に生きているのですから。
じつは、昨夜、ものは試しと、風呂あがりに酸性水(アルカリ整水器:Ph4くらい)を患部にかけ、私の保湿クリーム(尿素とヒアルロン酸)をたっぷり塗ったら、なんと一晩中ほとんど痒がりませんでした。 それで、「これで大丈夫かも!」と喜んでいた矢先の御返事だったので、さらにショックは大きかったのでした。
◇ANS2
ph4の酸性水、尿素配合のクリームで1番中ぐっすりと寝られる・・
今は、ぐっすりと寝る事の方が優先でしょう。掻かなければ傷が減る、感染も少なくなる・・この状態から外部基礎条件を整備しても良いでしょう。今は、ご両親の心の安静の方が重要なようにも思えます。
この進行で、再度問題が出たら解決方向を相談しましょう。
<参考>「毎日のスキンケアを忘れずに」とされる入浴にて皮膚をきれいにする事は、逆方向です。炎症範囲が多ければ多いほどその影響は大きくなります。入浴にて「カサブタ」は外れ、滲み出る体液に「黄色ブドウ球菌」は一気に増殖を始めます。すぐに保湿をすれば、反応は少なくなりますが、皮膚呼吸低下と皮膚常在菌死滅にて皮膚環境は一気に低下します。
→アトピー完全克服法(生後まもなく発症)
→アトピー完全克服法(1~2歳発症)
→アトピー完全克服法(3歳~第二次性徴期発症)
→アトピー完全克服法(第二次性徴~成人発症)