赤ちゃんのアトピーQ&A(乳児のアトピー)

赤ちゃんのアトピーQ&A(乳児のアトピー)

自分の赤ちゃんがアトピーになるなんて夢にも思わなかったことでしょう。 ご両親は慌てて病院へ行き「すぐに良くしてもらおう」と思うのが普通です。しかし、赤ちゃんアトピーは病気ではないのです。生きる為にアトピー症状を発しているだけなのです。赤ちゃんは自分でアトピーを治す術を持っているのです。

34
2歳の男の子の相談です。

最近、全身に湿疹ができ、皮膚科にいったところ、軽いアトピー、小児乾燥性湿疹だろうということでした。 両親共アレルギーはありませんので、すぐ良くなるだろうと言われました。

軽い気持ちでステロイドをぬり、ちょっときになるからとネットでググっていて、こちらのHPにたどりつきました。 はっきりとアトピーと診断されたわけではありませんが、これからどのようにしていったらいいのか迷っています。 (妊娠中にカンジダ膣炎になって膣剤つかったことあったのでなんだかこのままアトピー街道になってしまったら・・・と 少々感じてます・・・)

とりあえず、ヨーグルトからはじめればいいのでしょうか? 肌には現在、自家製のローション(グリセリン・尿素・水)を使ってますが、これはいいのでしょうか?

突然のご質問、お許しください。

◇ANS
2歳で発症・・詳しい経緯はわかりませんが、どの状況にあろうとステロイド剤の使用はストップです。分岐点にいる子供がステロイド剤の副作用で、すぐに回復できない身体になってしまいます。現在アトピーで悩む700万人の方々の殆どが、「軽い気持ちで・・」なのです。ここは直ぐにストップです。少々の悪化は、予想せざるを得ませんし、その自然の状態がお子様の体内環境なのです。その根元を解決しない限り、これから先にいろんな障害が待ち受けます。

乾燥肌で皮膚バリアの外れた部分からの反応か、腸管粘膜の崩れで異物進入が発生しているかのどちらかで起きている症状です。内因的症状であれば腸管粘膜調整のために、乳酸菌摂取とミネラル摂取にて普通の方の状態と同様にすることが必要です。

また、皮膚バリアの崩れによる反応であれば、皮膚調整を行わなければなりません。皮膚炎症部分や乾燥部分のphは「7」(中性)と弱酸性の正常皮膚から大きく上昇しており、さらに雑菌などの感染により反応が起き、さらに悪化させることとなります。通常、この部分に反応させないために「ワセリン」や「軟膏」等で遮断して、空気中の外敵に接触させない条件を取りますが、これではその部分は勿論のこと、その周りの部位にもその影響は出てきて範囲が広がってくるのです。皮膚の構成には、皮膚常在菌が大きく関与しておりますので、この常在菌を守りながらの調整が必要です。

痒みと不安で活性酸素が体内で発生して、各細胞を傷めていきますが、「腸内細菌」や「ミネラル」も大きくバランスを失うこととなり、その保全なしには解決には至りません。

この克服には、「腸内細菌」「ミネラル」「皮膚常在菌」の調整は必須と思われます。お会いしておりませんので、状況把握が出来ませんが、3歳までには改善させることが将来のためにも重要になります。(身体一生のプログラムは、この時期までに構成されます) 「免疫過剰」(アトピー性皮膚炎)による反応であれば、しっかりと基礎調整(乳酸菌・ミネラル)から行わなければなりません が、皮膚感染のみであれば皮膚の調整のみでよいでしょう。ただし、「美肌水」?では、phが合わないこと、グリセリンが多いことを含め、簡単には解決には至らないと思います。必ずphを合わせる事が重要です。

ありがとうございます。 とりあえず、ヨーグルトの摂取をしています。 弱酸性のローションを購入したのですが、届くまでの間、例の自作ローションつけています。 ステロイドは1回のみ、つけてしまったのですが、すぐにやめました。

赤い斑点はかなり消え、今はすこしかきこわしたところのみ、赤くなっています。 なんとか「アトピー街道まっしぐら」にならないように親として、ケアしていきたいと思います。 お急がしい中、お返事ありがとうございました。

→アトピー完全克服法(生後まもなく発症)
→アトピー完全克服法(1~2歳発症)
→アトピー完全克服法(3歳~第二次性徴期発症)
→アトピー完全克服法(第二次性徴~成人発症)

↑ PAGE TOP

PAGE TOP ▲