赤ちゃんのアトピーQ&A(乳児のアトピー)

赤ちゃんのアトピーQ&A(乳児のアトピー)

自分の赤ちゃんがアトピーになるなんて夢にも思わなかったことでしょう。 ご両親は慌てて病院へ行き「すぐに良くしてもらおう」と思うのが普通です。しかし、赤ちゃんアトピーは病気ではないのです。生きる為にアトピー症状を発しているだけなのです。赤ちゃんは自分でアトピーを治す術を持っているのです。

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2歳6ヶ月の娘が体中を掻き毟っています。掻く行為を止める方法は?

生後まもなく発症し一時は沈静化したものの、2歳を迎えてから再発し現在(2歳6ヶ月)は顔と膝下前(むこう脛)と脚の甲以外は湿疹だらけです。掻き毟ってるため、出血とリンパ液が絶えません。 特に夜は何度もかゆみで目を覚まし体中を掻き毟っています。

先日、先生の本を購入後にアトポス推奨3点セット購入して始めております。四輝水だけは痛がってのでつけてません。

そこでご相談なのですが、効果が現われるであろう半年から1年間はこのかゆみを止めることはできないのでしょうか。夜はポララミンを服用させておりますが気休め程度なのかあまり効果ありません。患部は掻き壊してるため、皮膚が薄くなっており衣類の着脱にも痛がっております。掻く行為を止めることはもちろんなのですが、乳酸菌とミネラル摂取をしながら、なにか良い方法があればご教授いただきたいと思います。簡略的な説明で恐縮ですが、どうぞ宜しくお願いいたします。

◇ANS
2歳6ヶ月ですね、、、そして、今の状況となればかなりの努力が必要となります。お子様がまだ6ヶ月程度であれば、確信を持って進行のパターンを含めてサポートできるのですが、お子様は、既に自我に目覚め本能通りに掻痒行為を繰り返し、目的である皮膚表面の状態は改善されたようには見えません。

ただ、お子様はこれから80年の人生を進まなければなりません。この数年の努力で頑張りで解決できるのであれば、この症状の根源となった条件整備をすれば、改善パターンは読めませんが必ず解決します。

お子様の発症の原因は、外部からの異物の侵入によって起きる免疫症状です。外部とは、腸管内部と皮膚表面となります。当初の症状原因は皮膚表面ではなく腸管内部の粘膜不変によって起きた異物侵入となります。この条件整備は、どの年齢のアトピー者にとっても改善しなければならない措置でしょう。腸管内には太古の昔から共存する「腸内細菌」が棲息して、異物の侵入を阻止したり、体内で必要な成分を産生したり、免疫機能に必要な成分などの供給をしたり、恒常性維持に大きく関与する生理物質なども産生して、常に一定の条件を維持できる根源ともなっているのです。この処置無しには、お子様の安定した改善は見られません。

また、外部の皮膚においても雑菌群の侵入を防いだり、体温調節に重要なシステムを備え、常に一定の条件を作り出しています。その皮膚の上部にも、粘膜と皮膚常在菌が棲息して体を守っていることを理解しなければ改善の糸口は見えません。皮膚表面のphは「5」前後となっており、ph7で棲息する空気中の雑菌群は、棲息できず体内への侵入も出来ないのです。

基本的には、この2点を改善の目的としますが、体の根幹は「自律神経」であり、常にこの指示によって体は動いています。自律神経の安定にはホルモンや酵素などの生理物質(腸管で産生される)も重要となりますが、それらのサポート役といいましょうか、微量元素(ミネラル)の安定も重要なポイントとなっているのです。特に自律神経系に作用する「マグネシウム」や「カルシウム」のアンバランスは目に見えていますので、これらの安定のために総合ミネラルの摂取が重要となります。これら微量元素のアンバランスは、痒みという大きなストレスで一気に壊れてきます。痒みや痛みは世の中で一番きついストレスとなります。

今のお子様の症状によって、家族は大変な状況に追い込まれていると推察します。ただ、病気ではないのです。生命力が強いから起きている症状なのです。異物の侵入を自分の力で排泄しているのです。特に肝臓や腎臓の機能が低下しているために第3の排泄機構「皮膚」から排泄しているのです。それも柔らかい皮膚に痒みを感知させ、掻き破らせて異物を排泄しているのです。

まずは、内部の異物侵入を止めなければ、いくら外部を塞いでも痒みの発生により再度破れ解決には至りません。その処置期間には最低半年を要し、その間の症状は厳しいと思われます。その後も外部の影響による痒みが伴いますが、これまでのような異常な痒みや不眠などは少しは解消されると予想できます。外部の症状が広範しないように併行して処置することも重要です。外部の処置には雑菌群の排除を継続して行なうことが重要で、正常な皮膚常在菌の減少を防ぎ雑菌群だけを排除するために「ph4ローション四輝水」を使用して、カサブタを多く作るようにします。カサブタができるということは、その部位からの異物侵入はないという印です。また、医者の言うような「いつも清潔にしてスキンケアーと保湿をしましょう」というのは全く逆方向となり、有用な皮膚常在菌を排除して、雑菌群の侵入を許すこととなり、皮膚の破れはさらに拡大することとなるのです。私は、改善までの期間浴槽には絶対に入らないことが重要と思います。いわゆる「脱入浴」です。すると、今までのような雑菌群侵入は少なくなり、外部起因の痒みも減少することとなります。

いま、3点セットをご使用のようですが、安価で有効な「ヨーグルト」の方がよいと思います。血液型別乳酸菌2包、ヨーグルビジン1包を牛乳に入れて掻き混ぜ、10時間保温で約15兆個のヨーグルトが出来上がります。毎日100ml程度(朝50ml・夜50ml)摂取して、腸管調整した方が早いと思われます。 お子様を思うご両親ご祖父母の気持ちは痛いほど判ります。ご主人も同様と思いますが、この解決には家族一緒の気持ちで向かわなければ、改善スピードの差が出てきます。皮膚症状を起こしているお子様の感覚は異常に敏感で、空気の波まで察知します。ご両親の意見の食い違いなども一瞬に読み取ります。その影響は結果的にお子さまに影響することとなります。必ず意見を同一にして進行されることをお薦めします。また、あなた方のご両親(両祖父母)の言葉なども影響してきますので、しっかりと理解されて同じ気持ちで頑張れるように調整しなければなりません。特にこの年代は医者好きとなっていますので、「病院で見てもらって、ある程度改善させてからの方が・・・」という言葉が必ず出てきます。すると、お母さんのストレスも高まり、結果的にお子様への影響となるのです。ものだけでは解決できない家族一体となった足並みが、この厳しい症状を改善方向へ向かわせることとなるのです。当方への来室か東京セミナーへの参加が有効となるでしょう。

現在は、顔の症状はなく体への症状が多く出ているということですが、これまでの痒みストレスによって、排泄器官の肝腎機能は大きく低下しています。よって、症状は出やすい部位となります。当然たって生きていますので、重力の問題で体の下部方面へと進みます。また、手の届く範囲の柔らかい部位が中心となります。顔には、いろいろと重要な受感部位がありますので、出来るだけ出ないようにはしているのでしょう。時間が経つごとに体全体へと進行してゆきますし、さらに排泄機能の低下が見られれば、顔への症状も止む無く再発症することとなります。

これから先数年は厳しいと思いますが、長いスパンを考えて「この子が健康な大人になること」だけを考えて、親子手を合わせて頑張り通すことです。必ず解決します!

特に母親の力は重要です、挫けることなく一歩一歩前進あるのみです。

三つ子の魂百まで・・・この時期が一番重要なのです。

→アトピー完全克服法(生後まもなく発症)
→アトピー完全克服法(1~2歳発症)
→アトピー完全克服法(3歳~第二次性徴期発症)
→アトピー完全克服法(第二次性徴~成人発症)

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