2010年の掲示板2009年の掲示板2008年の掲示板2007年の掲示板2006年の掲示板2005年以前の掲示板
| アトポストップ | アトピー相談フォーム | アトピー110番 | アトピーフローラ会 |

新着 検索 新規投稿

過去のメール相談A◆生後11か月男の子の相談 赤嶺 福海 01/19 10:47
返信2023/01/19 10:47:34 赤嶺 福海  
過去のメール相談A◆生後11か月男の子の相談
※1999年よりこの相談掲示板(約6000案件)を運営してきて、もうすべての相談内容が出尽くしたことから、当方メール相談者の過去相談内容と返答内容(乳幼児中心)を投稿しますので参考にしてください。

◆生後11か月男の子の相談

[年齢]=11か月
[ホームページ内容の理解度]=50%〜69%
[分娩方法]=普通分娩
[出産時年齢]=29
[出産前に膣に抗生剤を投与した]=いいえ
[母親がアトピー性皮膚炎である]=いいえ
[妊娠中に性交渉の有無]=有
[出産後2ヶ月以内に湿疹が出た]=はい
[出産後、黄疸診断により紫外線治療をした]=はい
[出産後、ステロイド剤、プロトピック剤、保湿剤などを使用して処置をした]=はい
[入浴している]=いいえ
[家族構成]=両親
[家族のサポートの度合い]=とても協力的
[居住地区]=関西
[血液型RH]=+
[型]=O
[ミトン・ひじっこ]=使用していない
[食事3]=ミルク
[食事]=離乳食 / 普通食
[離乳食]=野菜系 / 炭水化物 / たんぱく質 / その他
[便-1日の回数]=2
[便の状態]=普通
[便の形状]=バナナのような感じ

[治療・経緯]=妊娠7ヶ月のときに呼吸困難になりステロイド点滴と抗 生物質を服用しました。  生後3日目から黄疸治療を1日半しました

生後3ヶ月の時、保湿剤のヒルドイドを塗ったら皮膚か ら汁が大量に流れました。  佐藤小児科に通院中です。 生後5ヶ月から離乳食をはじめてタンパク質を多めにた べさせるようにと指導されてます

[備考]=佐藤小児科で、5ヶ月の頃から離乳食でとにかくタンパ ク質を多く食べるようにと指導されその通りにずっとや ってきましたが、今11ヶ月でなかなか良くなって行かず このまま同じことをやっていていいのか不安です。  重症アトピーですがなぜか耳切れもなくひじ裏、ひざ裏 も綺麗です。



◆回答 赤嶺福海

状況・経緯報告、お写真を拝見いたしました。

生後11ヶ月、ステロイドホルモン剤未使用で今の状況は、厳しいですね。生後2ヶ月以内の症状の原因は、7ヶ月時の抗生剤処置によるものか、紫外線照射処置によるものかは判断しかねますが、ご両親のお顔を拝見して、通常であれば免疫過剰とはなりません。

今の状況から、痒みや不安による大きなストレスは、体内に活性酸素が充満し抗生剤化して、多くの細胞や有用菌群の崩壊・減少に影響していることは間違いありません。特に腸管内に棲息する有用菌群の減少、皮膚に生息する有用皮膚常在菌(1平方センチ当たり約百万個棲息して皮膚からの異物侵入抑制している)の減少が、今のお子様の症状となっています。

佐藤美恵子先生は、皮膚に生息する有用菌のこと、腸管内の有用菌群の働きをご存知ありません。(講演会や書き込み資料から確認しています)そして3か月から離乳食開始をさせているようです、不思議です。

【アトピック講演会に参加して】http://www.atoppos.co.jp/html/29topic.html

母乳・ミルク・離乳食を摂取して生きているお子様は、毎日何度も摂取しなければ生きて行けません。特にタンパク質は細胞活性の主となり、アミノ酸化して体内へ侵入しますが、今のお子様では正常に分解することは出来ていません。

分解できなかった中間物質が、粘膜にアタックすると異物判断して、肝臓から排泄することになりますが、11ヶ月連続の排泄状況では、機能低下して、第3の排泄器官「皮膚」リンパラインの柔らかい部位に痒みを与えて、排泄することになります。そうしなければ、体内に異物が残留し正常な体の働きが出来なくなるからです。この肝腎機能の正常化も克服の条件となりますし、腸管内でタンパク質や脂肪、炭水化物の正常分解できる環境も克服の条件です。


現在、脱保湿もしているでしょうが、それだけでは、空気中の雑菌やウイルス・ハウスダストの定着・棲息を防げず、体液があれば確実に増殖し、その侵入阻止のために体内の白血球が異常増殖して活躍し始め、皮膚バリア機構の外れた部位は、異物侵入の恐れがあり(侵入して血液中に侵入し全身を回れば正常に生きることは出来ません)、白血球配備となりますので紅斑します。

よって、この処置は、雑菌群やウイルス排除して、水分を与えなければ皮膚はカサブタ化します。自前の絆創膏となり、異物の侵入は阻止できるのです。

脱入浴もそのため(カサブタつくり)に行うもので、症状部位に水分を与えないこと(感染する)、体温を上昇させないこと(体温を下げるのに掻き破って熱放散する)、浸透圧をかけないこと(皮膚常在菌には、嫌気性の菌が皮膚を守っているため)を目的に、改善まで水分を与えないことが重要です。一部シャワーを許可していますが、直ぐに拭いて皮膚ph処置を行うようにしています。

皮膚phは「5前後」となっており、中性の「7」にはしないことが、空気中に棲息する雑菌やウイルス(ph7で棲息)の感染を防ぐことになります。


もう一つ重要なことは、痒み・不安ストレスにより発生する活性酸素により、体内の微量元素(ミネラル)バランスが大きく狂い始めることになります。この活性酸素発生により、一番重要とされるマグネシウムやカルシウムのバランスは大きく崩れ(毛髪分析より)、自律系のアンバランスに繋がり、昼夜の逆転や温度感知逆転となり、夜に眠れなかったり、暑いのに汗を出せなかったり、寒いのに暑がったり・・・と、体の恒常性維持にも大きく影響してきますので、このミネラルバランス調整も克服には重要な改善点ともいえます。

上記「腸内環境のアンバランス」「ミネラルアンバランス」「皮膚常在菌の減少」が、お子様の今の症状となっているのではと、ご報告から推察できます。


しかし、佐藤美恵子医師を含む脱ステ推奨の医師たち(佐藤健二医師・藤澤重樹医師・水口聡子医師・隅田さちえ医師たち)は、上記のことを理解せずに処置しているために、本当の免疫過剰のお子様は解決できないのです。

当方にも関東に近い両佐藤・藤澤・水口両医師経由の相談者は多く、コメントまで報告がありますので、どんな考えか理解できます。おそらく、佐藤美恵子医師も、お子様の症状に困っておられることと存じます。見えないのです。そして、もう少し攻められれば、阪南中央への入院を仄(ほの)めかします。

もう、脱ステロイドホルモン、脱保湿、脱入浴だけでは解決できない環境となっています。免疫過剰でないお子様で乳児湿疹的な症状だけであれば、先の先生方の処置で解決されるお子様もおられるでしょう。

お子様は、すでに11ヶ月となっていますし、離乳食も本格的ですので、自我に目覚め、痒いと感知すれば解決するまで掻き続け、厳しい皮膚症状となり、感染が拡大することは間違いありません。目的とする皮膚改善の右肩ラインへとは向かいません。ただ、今の季節は、体内のステロイドホルモンが大きく減少する時期となりますので、抗炎症作用も低下する時期で、アトピーっ子には、本当に厳しい環境となります。


しかし、判らないのが生後5ヶ月でタンパク質摂取は、、、、、判りません。分解機能なんて無いでしょう、だから、野菜スープから炭水化物のスタートと昔から先人の智恵でなっているのでしょう。その説明も意味不明だったでしょうし、その他の処置においても納得いく今年とではなかったのでは・・・全ての頼りは、医者であること、多くの方が通院していること、良くなった例も多かったことだけが頼りだったと思われます。

集客のための講演会です、、、全て集客のために患者会のようなして講演会を自費で行っている先生ですし、医学では、このアトピーに必須といえる菌との繋がりを無視して進行すれば、予想しない症状に見舞われた時の解決策がなくなるのです。阪南中央病院へ送るか、一時的にステロイドホルモン剤を処方するかということになります。いや、厳しいです。

当方が考えるに、上記の物理的処置だけで解決するものではありません。お子様は、数十兆分の1の確立であなた方の元に生まれてきました。体の自由にならないこの時期は、一緒に20ヶ月近く生活した母親だけが頼りなのです。母親の言葉や思いは全てお子様に影響を致します。母親の不安はお子様の不安で、不安はストレスとなり、体内で活性酸素が大量に発生し、先述の結果となります。

兎に角、お子様には克服の理論をご両親が会得し、出口を確認して、安心を与え続けることが重要なのです。これだけ厳しいと、奇声も発するでしょうし、目の焦点も合わない時もあると思います、、、、どうしようと迷うこともあるでしょう。そして、今回の相談だと推察します。


また、日本には四季があり、その四季に合わせて体は全員変化して、その環境に合うように体を動かしています。お子様は初めての季節を迎えて、その微調整が出来ない状況にもあり、体温調節や血圧・血糖値においても少し変化が起きています。

特に、秋は体内のステロイドホルモンが急激に減少して、抗炎症作用、抗ストレス作用が低下して、夏場に比べてさらに悪化してゆくのは当たり前なのです。その様な、環境変化にもシュミレーションをして、悪化しても動揺しない知識が必要となるのです。

体内時計を合わせる事も重要で、外に出て地球信号を直接受けることが必要なのです。室内では、電磁波や金属によって、地球信号の「磁力線」は受けられないのです。出来れば毎日午前中に、その信号を受け体内時計を合わせることも克服には重要なポイントでもあります。


ここは、ご両親の愛で守り抜くしかありません。ステロイドホルモン剤を使用すれば、一時的な改善は見られます。しかし、その後の展開は今より厳しい状況を余儀なくされますし、大きくなればなるほど、そのタイミングを逸することとなるでしょう。厳しいけど、ステロイドホルモン剤無しで、この難関を乗り越えられれば、この苦しい時間は、必ず後日にその数倍の喜びとなることでしょう。


上記を纏めますと、克服のためには下記のことが必要となります。


@腸内管粘膜調整と腸内細菌整備のためには、乳酸菌(効果のあるもの・・最低1〜2兆個/日・・・腸管内の正常菌数は最低百兆個のため)摂取が必要です。

Aミネラル調整のためにミネラル水摂取が必要となります。(ミルク・離乳食に添加)

B皮膚ph調整のために当方では、雑菌排除・有用菌保護のための「四輝水」を推奨しています。

C外に出て体内時計を合わせること。

D母親は理論を会得して、安心体波を与え続けること。

E母親の安心継続は、父親のサポートが重要となり、父親も理論会得し、同じ考え方で明るく笑顔で進行すること。24時間傍で見ている母親は大変で、時には変わってあげたり、炊事洗濯なども手伝ったり、家事の手伝いをしたりして、助け合って進行しなければなりません。私は、この父親の理解と行動が、結果的には克服に一番重要なポイントと思っています。

F不安を直ぐに解消できる指導者に付いて進行することが望ましい。


当方は、医療機関でもありませんし、薬剤関連でもありませんので、一般からすれば何の信頼もありません。ただ、いろいろな経緯からアトピーサポートをする活動となり、20数年間経過しまして、約1万人を超える克服者を輩出していることは事実です。

ブラックボックスといわれる腸内環境や皮膚常在菌のことを意識して、告知し続けその結果も多く見ていることも事実です。医者批判も多く見辛いサイトである事も事実ですが、本当のことを告知し続けていますので、当局からの見張りも多く、何時ストップさせられるかわかりませんので、動いている間に出来るだけ多くの子供たちを救うことが目的として進行しています。

最近までは、サポートのみでしたが、事情もあり商品も扱うこととなり、商品売りのような感覚で思われるようになりましたが、それは致し方ありません。


ただ、物売りのための相談返答ではありません。克服の理論を告知するための行為ですので、商品購入の義務などありません。克服のための参考程度として下さい。


最後に、、、お子様の症状と年齢から推察して、、、簡単には改善しません。例え、今から整備が始まっても、基礎整備には最低3〜6ヶ月を要しますので、出来るだけ感染しないように皮膚整備と並行しても、その間の掻痒行為にて大きく前進することは予想できません。

ただ、来年の夏には、思いもよらぬ改善が見られる事もあるかもしれません。

が、秋の信号によって大きく低下する事も予想されますし、、、そのまま改善へ向かうかもしれません。7ヶ月までのお子様でしたら、克服月日まで予想は出来るのですが、基礎整備が、1歳までであれば・・・・と、過去を悔やんでも仕方ありません。

ここからご両親が、どうやって守っていくかで、お子様の将来は大きく変貌します。一生80年の1〜2年少し苦労するが、その後の再発はない体にして明るし思春期を通過するか、可愛そうだから今を大事にして薬処置して何処かでタイミングを見て離脱を行うか、、、いろいろと選択はあると思います。

私の予想としては、(※基礎整備をスタートしたと仮定して)

来年4月までは、厳しい状況と思います。基礎整備できれば、体内からの異物侵入や反応は殆ど無くなりますので、皮膚のカサブタは出来やすく、白い皮膚も多くなるでしょう。

7月には、海に行って海水に浸かれば、あっと驚くほどの結果が生まれ、真っ白な皮膚となると予想します。ただ、傷も多く掻痒行為も癖となって多くあるでしょうから、水分を与えれば直ぐに感染し、症状拡大も予想されますが、、、、夏の抗炎症作用効果にて、少し安心できる環境でしょう。

10月は、秋信号が本格的となり、皮膚は急激に乾燥し、痒みも多くなり傷も多くつくでしょう。が、今のような症状落下はありません。脱風呂だけは絶対に続けることです。まだまだ、皮膚常在菌整備が出来ていませんので、皮膚phは中止に近く、水分があれば直ぐに雑菌群やウイルス群は増殖を始めます。

再来年5月くらいから、本格的な改善へ向かい、掻いても傷がつきにくくなり、徐々に症状改善は本格的です。この時期には代謝率は上昇し、皮膚への排泄は少なくなり、体内からの痒みは殆どなくなりますので、後は皮膚の粘膜調整ですから、皮膚常在菌が棲息範囲を広げれば、白いピカピカの皮膚が多くなることでしょう。

と、予想します。よって、最低改善には2年が必要と思いますので、その期間の改善スパンを考えて進行しなければなりません。過去のことは忘れ、良い勉強もしましたので、ご両親が主治医となってお子様を守ってゆかなければなりません。


以上簡単ですが返答とします。重ねて、いろいろな義務はありませんし、今後当方からの連絡などもございませんのでご安心ください。なお、無料相談は、規定で1回となっておりますので、今後の無料相談返答は致しかねますので、ご了承ください。

この返答でわからない内容は、このサイトのコンテンツや掲示板・Q&Aに書き込んでいますので、ご確認ください。(※添削しておりませんので、誤字脱字も多いと思いますが、予想してお読みください。)
image_038.jpg

トップ