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返信2024/10/08 16:44:58 赤嶺 福海 アトポス便り No.111号 アトポス便り No.111号 体温を超える気温が普通の8月でしたね。野球の試合中でも熱中症でリタイヤする選手も今年は多かったです。私もキャッチャーしていた時は何度もリタイヤしそうになりました、それほど今年の夏は湿気も併せて厳しかったです。こんな夏がこれからも続くことになるのでしょう。 一昨日鹿児島に上陸した台風10号は、時速15Kmという遅いスピードで、九州縦断し四国へ移動し、その周囲および台風圏とはかけ離れた中部地区や関東圏、東北までにも交通麻痺や水害をも多く発生させているようです、台風はまだ遠方だからと安心できません、もしものことを想定してしっかり準備しておきましょう。 8月28日から始まりました。ゴールドメダル第1号は、競泳50m男子鈴木孝幸選手で、車いすラグビーも強敵ドイツに勝利、ゴールボール女子も韓国に勝利、他にもボッチャやアーチェリー、テコンドーなど見どころ一杯の競技が多くありますが、地上波での放送が少ないので、BSやCSなど駆使して応援してゆきましょう。 この台風が通過するときから、少し暑さは引きづるでしょうが、それ以後は一雨ごとに秋の気配となってきて、1か月ほどは過ごしやすい時期となることでしょう。そして、本格的な秋信号が降り注ぎますので、ステロイドホルモンの産生が急激に低下して、皮膚は乾燥化することとなりますが、慌てず『私の(子供の)体は自然と共生して動いている、素晴らしい』と体を誉めてあげましょう。(痒みが多くなるのは少し辛いでしょうが) まだまだアトピー対策新薬が出現しているけど代り映えしない免疫理論と改竄治験がまかり通っているようです。もう皮膚科医小児科医はヒポクラテスの原理に基づいて目を覚ましてほしいところだが、無理なんだろう。やろうとしても直ぐに潰され生活できなくなるし誰かのように(安保先生)殺される可能性もあるからでしょうか。 そして今回もその新薬のこと、承認欲求の強い皮膚科医が語る『アトピー治療最前線』と題してのコラムを紹介しておきましょう。なぜ、こんな解決しない理論やコラムが公にまかり通るのか、その背景などを知ることが、この経済優先社会を健康に乗り切るコツとなります。 ◆アトピーにレブリキズマブは既承認薬と同程度の効果 アトピー性皮膚炎に用いるレブリキズマブの有効性と安全性をリビングシステマティックレビューとネットワークメタ解析で検討。中等症ないし重症のアトピー性皮膚炎に対する全身性免疫調節薬による8週間以上の治療を評価した無作為化試験98件(総患者数2万4707例)を対象とした。有効性の評価項目は、湿疹面積・重症度指数(EASI)、患者向け湿疹指標(POEM)、皮膚科のQOL指数(DLQI)、ピークそう痒数値評価尺度(PP-NRS)とした。 その結果、レブリキズマブには、デュピルマブとの比較で各評価項目の変化量に重要な差が認められなかった(EASI:平均差−2.0、95%信用区間〔CrI〕 −4.5-0.3、中程度の確実性、POEM: 同−1.1、−2.5-0.2、中程度の確実性、DLQI:同−0.2、−2.1-1.6、中程度の確実性、PP-NRS:同0.1、−0.4-0.6、高い確実性)。安全性評価項目は、事象の発現率が低かったため有用な比較は限られた。 【同内容記事】https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/1906dfd469707316a02db2917fa7ddd7d1620c8b 【赤嶺コメント】 この薬もディピクセントと同様の経口JAK阻害薬となりますが、開発スタートから通常の10分の1という短期間で認可となる不思議な仕組みで新薬が生まれ、直ぐに実用化されてゆきます。一次承認されれば治験となりますが、大学病院などの治験施設にお金をまけば1日でそのデーターは出てきます。その治験結果を確認する機関もありませんし、その結果をもって新薬審議にかけても、厚労省関連審議官にはすでにお金が渡っており、承認ありきで進められます。誰も遮る人間はいないのです。本来の新薬開発には20年前でも100億は必要とされていましたが、今では袖の下料だけで新薬が生まれるのです。それを使用する患者たちへの副作用など関係ないのです。 ステロイド剤から始まった薬害問題も解決のないまま、また新たな新薬の副作用を患者が体験し、初めての治験データーとなるのです。本来はすでにその結果をもって審議されなければならないのに、、、、経済優先の社会で生きることは本当に難しいことです。 私は日本一の皮膚科医ですと息巻いている次のコラムも、一般から信じられやすいように作られており、継続継続して公開してゆけば、標準となるのです。生後間もなくの保湿においても繰り返し報道したことで、医者の指示がなくても生後直ぐに保湿しているお母さん方の多いこと多いこと、その結果皮膚炎となった方が少なくないと推察しています。 ◆小児アトピー性皮膚炎治療の最前線:経口JAK阻害薬の効果と副作用 【JAK阻害薬:アトピー性皮膚炎治療の新たな選択肢】 アトピー性皮膚炎は、子どもたちに最も多く見られる慢性的な炎症性皮膚疾患です。近年、その有病率は増加傾向にあり、世界的に見ても約6%の子どもや青年がアトピー性皮膚炎に悩まされています。特に、重度の症状を示す患者さんは0.6%から1.1%にのぼると報告されています。 この疾患は、患者さんやそのご家族の生活の質に大きな影響を与え、睡眠障害や日常生活の制限などをもたらすことがあります。そのため、効果的な治療法の開発が求められてきました。 そんな中、新しい治療法として注目を集めているのが、JAK阻害薬と呼ばれる経口薬です。JAK阻害薬は、体内の炎症反応に関わる物質の働きを抑える薬で、アトピー性皮膚炎の症状改善に効果があることがわかってきました。 【小児・青年期患者におけるJAK阻害薬の効果】 現在、アブロシチニブ、バリシチニブ、ウパダシチニブという3種類のJAK阻害薬が、中等度から重度のアトピー性皮膚炎の治療に使用されています。これらの薬剤は、主に12歳以上の青年期の患者さんを対象に研究が行われてきました。 臨床試験の結果によると、JAK阻害薬は従来の治療法と比べて、症状の改善が早く、効果も高いことが示されています。特に、かゆみの軽減効果が顕著で、治療開始後数日で効果が現れ始めることがわかっています。 例えば、アブロシチニブを使用した試験では、12週間の治療後、約40%の青年期患者さんで皮膚症状が大幅に改善しました。ウパダシチニブでも同様の結果が得られており、70%以上の患者さんで症状の改善が見られています。 一方で、バリシチニブについては、2歳以上の患者さんで効果が認められており、日本でも使用可能です。 JAK阻害薬の効果は、年齢や個人によって異なる可能性があります。特に小児患者さんの場合、食物アレルギーの合併や免疫系の未成熟さなどが治療効果に影響を与える可能性があるため、個々の患者さんの状態に応じた慎重な治療選択が必要だと考えられます。 【JAK阻害薬の安全性と副作用】 JAK阻害薬の安全性については、これまでの臨床試験で大きな問題は報告されていません。しかし、成人患者さんでは稀に重篤な副作用が見られることがあるため、注意が必要です。 青年期の患者さんで最も多く報告されている副作用は、吐き気、頭痛、めまい、にきびなどです。特に、ウパダシチニブを使用した患者さんでは、にきびの発生率が高くなっていますが、通常の治療で対応可能とされています。 また、帯状疱疹のリスクが若干高まる可能性があることがわかっています。そのため、JAK阻害薬の使用を開始する前に、帯状疱疹のワクチン接種を検討することも推奨されています。 血液検査値の変動も見られることがありますが、多くの場合は一時的なものです。ただし、定期的な検査によるモニタリングは重要です。 JAK阻害薬は比較的新しい薬剤であるため、長期的な安全性については今後も慎重に観察していく必要があります。特に小児・青年期の患者さんの場合、成長や発達への影響にも注意を払う必要があります。 アトピー性皮膚炎の治療において、JAK阻害薬は新たな選択肢として期待されています。しかし、その使用にあたっては、個々の患者さんの状態や年齢、併存疾患などを考慮し、慎重に判断する必要があります。また、従来の外用療法や生活指導なども併せて行うことが重要です。 アトピー性皮膚炎でお悩みの方は、まずは皮膚科専門医に相談し、適切な治療方法を選択することをおすすめします。 【全文記事】https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/bb1b1bbd7c7ee36a9e319bf8312771da4510c0fa 【赤嶺コメント】 頼ろうとするその医者への勉強会などは一切なく、相談しても逆に訳が分からなくなることでしょう。そして、これまで使用してきたステロイド剤処方で終了です。反論すれば『もうあなたはここに来なくてよい。すっと苦しみなさい』などと捨て台詞を言われるのが関の山のようです。 この承認欲求の強い大塚医師は、アトピーの本当の原因も知らず、論文や学会発表などを基に、製薬会社から溢れるお金をもらって一生懸命書き込みしています。そして、皮膚科学会の理事となってその数倍のお金が自動的に入るような仕組みとなっているようです。これまでの理事たちも、その製薬マネーを目的に学会を動かしているのです。患者の苦しみなんて関係ないのです。学会開催もすべて製薬マネーで行われていること自体おかしな話ですが、そんな常識彼らには関係ないことなのです。そうして作られたアトピー薬に果たして効果はあるのでしょうか。もう、この仕組みは終わるだろうと、勇気ある医者や勇気ある患者の決断を待っていますが、未だ治まろうとしませんし、さらに拍車がかかっているようです。 ◆9月の東京面談会 日時 令和6年9月21日(土)13時00分〜17時00分 場所 東京 品川プリンスホテル 面談担当者 赤嶺 福海 面談費用 11000円(60分) ※メルマガ会員は半額 5500円 申し込みは info@atoppos.co.jp (件名 面談申し込み) 03−6869−7538 |