投稿した人:赤嶺福海 on May 12, 1999 at 10:46:33:
返答: 体質について 投稿した人:もめん on May 11, 1999 at 16:12:01:
: 先生へ：いつもご丁寧に回答していただき、ありがとうございます。精神的に大分、余裕が出てきました。
: 今日は、私の体質について、ご質問したいです。
: 「冬型の体質」とありましたが、要するに「のぼせ」といわれるものでしょうか？私は、もう５．６年前からものすごい暑がりでした。夏が大嫌いでした。
一年中冬型の体内機能をしているのです。通常、春には夏を迎えるため体内調節を行い、暑くなることを予想してホルモンや酵素を活性させて汗をかきやすくして体温調節をし、秋には冬の準備で保温体質にして体温を逃がさないようにします。この信号は地球から発生する磁力線を自律神経が受けて各所へ体勢をとらせるのです。６．７年前の夏に病気をしたり寝込んだりしたり、出不精であったりしたのではないですか？また、アトピーによる自律神経の障害かもしれません。
これからは嫌いな季節に外に出て、その季節のエネルギー（磁力線）をしっかり受けて下さい。翌年は随分楽になりますよ。
: こう思い返すと、大分前から自律神経が狂っていたのかもしれません。冷え性じゃない＝健康は大間違いだったのですね。
: 目からウロコが落ちる思いです。
: 今年は、自立神経を改善することにかかっているのですね。
そうですね。
: 今、仲の良い友達も顔が荒れていて、皮膚科でもらった軟膏を付けていて、効き目が無くなってきているそうです。
: 第２の私にならないように、ステロイドは顔に付けない方が良いよ、と言っておきました。彼女は栄養にも気を付けてるのに、なかなか治らないそうなのですが、、こういう場合も、内臓が弱っている、自律神経が狂っているのでしょうか？
そうとは限りませんが、ただ栄養に気をつけても吸収できないからだであれば何を食べても調整は出来ないでしょう。
もめんさん、治療指示はあまりしない方がよいですよ。塗布しなかった場所に炎症が起きた場合、度合いによっては回復が困難になることもあります。当然ステロイドを塗ることは良くないのですが、先の見えない指導はトラブルが発生します。
: 彼女はサービス業なので、死活問題で、とても悩んでいます。
このようなことがありますので、前述のことには注意しましょう。顔のことばかり気にし出すと、必ず炎症して欲しくない場所に出てきます。この方も顔に塗らなかったら顔の炎症があるのでは・・と思ったら必ず顔に発生します。指導されているところと相談して、現在も将来的にも一番いい方法を探すことです。
: お風呂の入りかたで、私も質問があります。
: 母が買ってきた竹の炭（これを入れるとミネラルが放出）をお風呂に入れていますが、例えばその外の入浴剤でも、出る時シャワーの冷水などを浴びると、せっかくの効果が無くなってしまうのでしょうか？
塩素入り「上がり湯」はしないことです。塩素、重金属が皮膚に付着すると皮膚のトラブルの原因にもなります。幾ら良い入浴剤を使用しても何にもなりません。但し入浴中のミネラル吸収は内部的に良い働きは致します。
お風呂上がり、冷たい水をかけるのを習慣にしているので、これが肌によいのかどうかわかりません。
: 教えて下さい。
良いと思いますが、良い水を使用して下さい。
肌によいと言うよりも、自律神経の働きによい影響となる場合があります。アトピーの方々は、皮膚の温度感知によって痒みが発生したり、体温が調節できなかったりする方が多いです。２０度以上の温度差が感知されると、体温の調節を急激に始めます。それが反対に働いた場合は痒みが出たり、気を失ったりします。０度以下の寒い雪の日に外から帰ってきて、２０度以上の部屋にはいると熱を放散させなければならないのに、体内に熱を閉じこめようとするため異常に暑がり、圧力がかかるため神経に刺激して異常な痒みが発生するのはこの為です。北国の方に多い症状です。
: それと、胸の横のかさぶた地帯ですが、色は濃い茶色です。
: いつまでたってもはがれず、時々、ムズムズして、ティッシュを
: あてると黄色い液が出ているのがわかります。
: こういう状態です。周りの皮膚は乾燥しています。
先般書き込みしました「乾癬」と思われます。内部調整が必要です。
: 蓬水というのは、感染を防ぐためのローションですか？
: それとも、保湿効果もあるのでしょうか。
ローションです。保湿効果は少しありますが、アトピーの方には無いに等しいです。
: もうすぐ夫が帰ってくるので、いろいろ相談して決めたいです。
: 夫はひどい花粉症です、またコンビニのおにぎりを食べると口内炎ができたりします。太股に、円状の妙な湿疹ができ、でも放置して９ヶ月で治したらしいです。（離れているからわからない）
: きっと夫も腸に問題あるのでは？と感じるのです。
: 二人で、きっちりと治したいです。
花粉症のメカニズムもアトピーと同様で、即時型です。
副交感神経、三叉神経にヒスタミンが刺激を与えるために発生するくしゃみ、鼻ずまりなのです。頑張って努力しましょう。