投稿した人:赤嶺福海 on March 22, 19100 at 17:21:30:
返答: 油と脂は違うという事? 投稿した人:マリオン on March 22, 19100 at 16:05:36:
マリオンさん、
: よく聞くのは、油があると(脂でしょうか。一応クリームとかをイメージして油にします)、皮脂が出なくなるという事ですが、
自力で皮脂が出ればアトピーは終了です。ということは、炎症部分には脂は出ていないことになります。エバメールにおいても油は殆ど使用していませんので、炎症部分での油はありませんので脂という表現が正解でしょう。
:もし洗わないで、皮脂が残っている場合は、皮脂が出なくなるということにないんでしょうか。皮脂が出るから、赤嶺さんは洗わない方がいいとおっしゃっているのでしょうが、その論理を教えていただけないでしょうか。理論を知らないと確信を持って実行できないのです。
はい、判りました。先程も言ったように炎症部分に皮脂が出れば終了です。この事を目的にこの理論を実践しているのです。風呂に入るだけでは皮脂は落ちませんが、石鹸を使用することで、炎症部分と正常部分の境界で皮脂が落ちると炎症部分の菌群(黄色ブドウ球菌)が移動することをおそれています。正常部分の中央はいくら強く洗っても構いませんが、境界部分は注意が必要なのです。洗わないことで境界部分を正常化することが大きく考えられます。炎症部分の正常化はこの境界からしかいたしません。真ん中からの正常化はあり得ないと言うことです。(表面構造のシステム・皮膚常在菌の仕組み)
: それともう一つ。
: お風呂に入ると、垢というか肥厚した皮膚が垢のように取れることがあります。(私はこれが多いです)
: 石鹸を使わないという事は、これは取ってはいけないということですか?
強くとる必要はありません。風呂にはいるだけで不必要な角質は落ちてゆきますので、上がる前に(5分くらいがベスト)サッサと表面を撫でるくらいでよいです。
炎症部分の角質は正常角質の1/5〜1/10の層になっており出来るだけ落とさない方が、正常層に戻す秘訣です。(正常14層だが、肥厚している部分は3層くらい)
:そうすると、すごくゴワゴワした感じになりますし、新しい皮膚が再生しにくいのでは?とも思ったりします。
角質層が多くなるように表面角質を大事に保って、その間下の層が正常化させることです。上部角質を自然落下させることが理想です。
この事から風呂の目的は、体内へのミネラル吸収が最大目的と考えます。そのために「塩風呂」をお勧めしています。皮膚表面の条件整備。決して清潔にするために入るものではありません。第三にリラックス・・筋肉をゆるめ神経の流れを良くする等。
頭はシャンプー・股間は石鹸で洗わないと気持ち悪いと思いますので実践してください。
また、正常部分はしっかり洗っても問題ありません。これこそ脂をとって皮脂の活発化をさせるべきでしょう。
本日はこれにて。
赤嶺福海