Re: スキンケアーについて


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投稿した人:赤嶺福海 on March 27, 1999 at 00:55:34:

返答: スキンケアーについて 投稿した人:Nao(atp3) on March 26, 1999 at 14:02:37:

: スキンケアーについて質問です。よく脱ステ後、脱オイルする人もいますが、オイルを皮膚に補うのは皮膚に良いのですか?悪いのですか?乾燥しているときはオイルを補ったほうが良いように
: 感じますが、反対にそれで悪化しちゃったように感じるときもあります。オイルの種類によるんですかね?それともつけすぎ
: とかそういったことが影響するんでしょうか?

お答えします。
オイルの種類によると思いますが、私は、オイル系は
お薦めいたしません。
通常の人の皮膚に皮脂の出る条件は、末端神経の
「皮脂がない、保湿しろ」の伝達で脳幹ー副腎ー皮脂
の経由でステロイドホルモンが皮脂腺に刺激して、
初めて皮脂が皮膚に膜を張るのです。
よって、皮膚は乾燥させることで、また、オイル系を
0にすることで信号が正常に働くのです。
「そんなことを言っても乾燥すると痒くなる。」
その通り、だから私は皮膚のphに合わせた
ローションを一日何度も(乾燥したとき)塗布し
皮膚に水分を与える。でも、スクワランは絶対に
使用しない。(これは神経が脂と感知する)
炎症部分が広範囲の場合(直径10センチ以上)は
その限りでなく、黄色ブドウ球菌やその他の雑菌が
異常に空気感染するため、殺菌のため、感染防止
のために、やむ終えず使用することがある。出来るだけ
皮膚phに合わせたローションで頑張らせる。
正常部分に生息する皮膚常在菌の力を信じて、
良い皮膚の条件を持った部分を1日1日広げてゆく。
正常部分と炎症部分の境目がどちらに動くかで
再度方法を決定する。炎症部分には雑菌の増殖で
痒みが発生し掻くので判断は非常に難しくなるが、
境界の正常部分の細胞の状態を見て判断する。

ワセリンや軟膏を多用する人は、炎症状態はヤヤ
回避できるが、その後の回復が上手く行かないのは
その為であり、皮膚常在菌が激減するため、
バリア機構も崩れ、ちょっとした紫外線にも反応して
基底層からメラニンを出し紫外線bを防衛する
ことで皮膚が
黒ずんでしまうのも、皮膚常在菌や皮膚のphを
考えずに対処するためと考えます。
また、どんどん広がって行くのはワセリン(オイル系)
をその部分だけでなく、はみ出して、その周辺まで
塗るためか、オイル系による反応で痒みが出て
掻き壊すためでしょう。

結論。オイル系は出来るだけ止め、ローション系に
切り替える。私は、「蓬水」を使用している。
ph4 クラスター56 とても良い。

皮膚常在菌ー皮膚表面に生息する共生の菌。
1平方センチ内に約百万個生息すると言われている。
化粧せずに皮膚がピカピカの人は6−7百万個とも言われる。
好気性、嫌気性も生息する。(アトピーと皮膚を参照)

赤嶺福海



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