息子の経験ですが・・・


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投稿した人:まみ on June 12, 2003 at 18:59:58:

返答: どうしたらいいか教えて下さい 投稿した人:い−ちゃん on June 10, 2003 at 13:14:38:

 現在7ヶ月になる息子も、3ヶ月のとき医師の指導のもとにステロイドでの治療をはじめました。2日後に、もともと何もなかったかのようにきれいになりましたが、まだステロイドをぬり続けるよう指導され、ぬり続けているにもかかわらず、湿疹は再発しました。最初はきれいだった部分にまで、体中のいたるところに湿疹ができ、そこにもどんどんステロイドを使うように言われました。ものすごくひどい湿疹が、たった2日ですっかりきれいになってしまうほどの薬の効き目が恐ろしくなったうえに、それを使いつづけるよう言われて更に嫌な気分でしたが、『ステロイドは医師の指導どおりに使わないとひどい目にあう』と自分に言い聞かせ、使用し続けました。
 湿疹は少なくなることもありましたが、一度きれいになった後はその時のようにきれいにはなりませんでした。使用しているステロイド自体は変えずに、配合を薄くしていくやり方でした。私は、最初から赤ちゃんの顔にまでステロイドをぬるというのがどうしても嫌でした。でも、初診時に勝手に全身にぬられてしまい、仕方なくステロイド治療をはじめたのです。
 いろんな本を読みましたが、「基本的に赤ちゃんにはステロイドを使用しない。最終手段として使用する場合でも顔には使用しないこと。どうしても顔にも使用せざるをえないときも1〜2週間でやめること」と、ほとんどの本に書いてありました。
 ステロイドの使用を開始して10日目くらいに、脱ステロイドを決心しました。病院には行かず、使用間隔をどんどんあけていき、14日目にはぬるのをやめたんです。その後一週間くらいはどんどん湿疹が増えました。「こんなに短期間しかぬってないのにやっぱりリバウンドが!」と、暗くなりましたが、生後間もない息子の世話をするのに落ち込んでばかりはいられません。親類がやっている皮膚科へ行き(そこは遠方なのでそれまでは近所の皮膚科へ行っていました)、診察してもらいました。そこで指導されたとおりのスキンケアを開始して数日で、みるみる良くなっていったんです。ステロイドは一切使ってません。
 親類の医師は「ステロイドはランクが同じなら何倍に薄めようが関係ない。薄めるために使用してる軟膏の効用のほうが重要だ」と言っていました。息子に使用していたステロイドに混ぜてあったのはサトウザルベ(キンダベートと1:1で処方されてました)、これは汁が出ているときには有効だけど、ずっとぬり続けたら肌が乾燥しすぎて、その乾燥のせいで湿疹が出ている可能性もあるとのことでした。
 ステロイドの使用を止めてから数日間出ていたひどい湿疹については「表皮レベルで湿疹を押さえ込んでたんだから当たり前だよ。今後のスキンケアで改善しなかったらまた別の方法を考えるけど、まずはこれ(湿疹)を出しちゃうことだね」と言われました。
 自分でも何か良い物をとあれこれ調べ、良さそうに思えたカモミール水を一日に何度も顔につけたり、カモミール水を浸したガーゼのハンカチを頬やおでこにのせておいたりしましたが、息子にはこれがすごく合っていたみたいです。これを使い始めてから肌の回復が加速したように思えます。体にも一日に2〜3回はつけてました。
 いーちゃんさんの娘さんには、私の息子より短い10日くらいしかステロイドを使用してないんですよね。ですから息子と同じように、押さえ込んだものが出てきてしまっているのではないかと思うんですが、それもリバウンドの一種なのかはちょっとわかりません。以前にもステロイドを使用してたということですので、もしかしたらそのせいでひどいリバウンドになってしまっているのかもしれませんね。
 私の友人にステロイドでアトピーを治したという人がいますが、完治はしていないようです。本当に良い医者にめぐり合えればステロイド治療も有効なのかもしれませんが、現状ではとても難しいようです。息子の顔にまでステロイドをぬった医師も、アトピー治療へのステロイド使用に自信を持った人でした。ずっとそこへ通い続けて指導どおりにステロイドをぬっていても息子は良くなったかもしれません。でも、もしもの時を考えるとどうしても『これ以上使いたくない』という気持ちが先に来てしまい、ステロイド使用を中止しました。いーちゃんさんももしもの時を考えずにはいられないですよね。本当に、医師とじっくり話し合って判断をされたほうが良いかと思います。息子を診ていた医師の言うことには納得させられることが多かったのですが、言っていることが治療に反映していないように思えたのも、そこでの治療を止めた理由の一つです。まぁ、体内環境を・・・と言ってもまだ母乳しか口にしていない赤ちゃんだったから実行しようがなかったのかもしれませんけど。
 親類の医師は、ステロイド否定の治療方針ではなかったので、親類からもステロイドを処方されました。何も混ぜていないもので、使用方法も厳しく指導されました。でも結局は使用しないで済みました。息子のひどい湿疹は、非ステロイドの軟膏にかぶれたせいだったみたいです。それがわかった時も、やっぱり湿疹は出してしまったほうが良いんだな・・・としみじみ思いました。
 息子も細かい水泡が体中にできました。汁が出て、下着が肌にバリバリにくっついてしまって本当につらかったです。ステロイド使用時は出ていなかったけど、その前後はひどいものでした。息子は3日くらいの周期で悪くなったり良くなったりしてました。前が良くなったら背中、背中が良くなったら足、といった感じでいつもどこかに出てました。ステロイド使用の前後とも出ていたので、私はひどい湿疹とセットで出るものかと思っていました。いーちゃんさんの娘さんもひどい湿疹(リバウンド)で出てしまっているのではないでしょうか。湿疹の一種というか・・・。
 とにかく、ステロイドの使用には慎重になってください。私が読んだ民間療法の本にはリバウンドをいかに乗り越えるかが完治の鍵をにぎるといったものがたくさんありました。リバウンドを乗り切れるかどうかはまだ小さい娘さんの意識も重要になってきます。医師ともじっくり話し合わないとだめですよね。ステロイドを使用して良くならなくても、ステロイド皮膚炎になってしまっても、医師は何の責任もとってくれないんですから。通院できるエリアにあるステロイドを使用しない方針の医師も調べてみてもいいかもしれません。くれぐれもステロイド皮膚炎になってしまわないよう、心から祈っております。がんばってください。


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