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返信2007/11/20 13:06:14 ニシ 脱ステ後5年。なかなか克服できません 初めて書き込みをさせて頂きます。 私は26歳男性で乳児の頃からアトピーと診断されていたみたいです。 中学生の半ば頃までは、ほんとにたまに皮膚科でもらった外用薬(おそらくアズノール軟膏)を軽く塗る程度でアトピーでいることも苦にならずに過ごしていました。 高校1年生の頃に急に顔の症状が爆発し、処方されたステロイドを塗っていました。 塗布をやめるとだんだんと悪くなってしまうので、その度に塗るようになり、高校3年生頃から通い始めた医院で処方されたステロイド軟膏やプロトピック軟膏を毎日 塗布するようになりました。 20歳を過ぎた頃くらいから、だんだんと薬が効かなくなってきたのを感じ、不思議に思い、色々と情報を調べてみて、ステロイドが危険だと言う事と、自分がステロイドをしようしていたことに気づき、 21歳になった頃から脱ステロイドをし、現在に至ります。 脱ステロイドをしてから、一度もステロイドには手を出していませんが、1年を過ぎた頃くらいにはだいぶ症状も落ち着いて、この調子で少しずつ良くなればと思っていたのですが、夜中に働いていた時期があり、その頃くらいからだんだんと悪化していきました。自律神経がおかしくなってしまったのかもしれません。 そんな中、漢方を飲み始め、だいぶ回復したのですが、昨年に転勤があり、仕事が忙しいのもあって、服用をやめたのですが、今年の春頃からまた悪化し、今に至ります。 先生は私のこれまでの経緯をご覧になられて何かお気づきになったことはありますでしょうか? やはり腸内細菌とミネラルの環境を整えるということなのでしょうか? 脱ステロイドから漢方医の先生にかかるまでに、ヨーグルトを食べていたのですが、漢方医の先生に、ヨーグルトはお腹を冷やすからやめなさいと言われ、やめてしまいました。 もう長い間アトピーを付き合ってきておりますが、なかなか克服できずにいます。 不十分な説明かもしれませんが、ご意見のほど、よろしくお願い致します。 |
返信2007/11/21 12:34:28 ニシ Re: 脱ステ後5年。なかなか克服できません すみません、後から読み返して、あまりに説明不足だと気づいたので、書き込みさせて頂きます。 現在の症状は、 顔(カサカサ。落屑がひどい、浸出液はなし) 四股(カサカサ。浸出液はないが、掻き壊してしまい、血が出ることがあり。) 体(特に肩、首、背中がカサカサ。浸出液はないが、掻き壊してしまい、血が出ることがあり。) 上記の部分が特にひどく、その他の部分は乾燥がひどい感じで、見た目はまだましです。 何かご意見頂けたらうれしいです。よろしくお願い致します。 |
返信2007/11/21 21:54:17 赤嶺福海 Re: 脱ステ後5年。なかなか克服できません ニシ様 20歳を過ぎてからの一番大事な時期を迎えての苦労はいかばかりかと、自分に置き換えても恐ろしくなります。医者の無責任とでも云いましょうか、他人事と思っての診察と治療は多くの青年に苦労を負わせました。 乳児の時からの症状回復にステロイド剤の処方となったのでしょうから、これまでにどれだけの量を入れたことでしょう。症状の根源の解決には至らず、表面の処置に奔走した親の気持ちもわかります。 まだ、本当の根源治療の情報が少ないために苦しい思いをされたことでしょう。一時的結果中心の治療ではなく、自分の体を通してアトピー症状の理論や治療法はある程度判断できると思います。 おそらくお察ししていることと思いますが、今までの治療法は逆方向へと進んでいます。漢方の治療もその逆方向の治療のひとつとなっています。当然、ステロイド剤やプロトピックも表面だけの処置というより、さらに厳しい状況を生み出す副的作用が多く秘められています。 簡単な考え方ですが、今の症状もスタートの根源も異物が体の外部(皮膚と腸管など)から侵入するために、体は「痒み」を発生させるのです。異物の侵入を阻むためと腸管から侵入した異物を排除するためです。また、漢方など(ステロイド様成分を含んでいる)の継続は、肝腎機能が異常に低下して、余剰成分を肝腎臓で排泄できなくなり、リンパラインから排泄させます。肝臓を患っている方に強い痒みが起きるのはこのためです。 ヨーグルトを批判する漢方医の先生が、このアトピー症状の原因や解決法を教えてくれたでしょうか? 使用の漢方薬の成分やその成分のメカニズムや克服システムを理解できるように教えてくれたでしょうか?彼らでは無理なのです。 外部からの侵入を阻むためには、皮膚と腸管の粘膜を調整しなければ阻止することは出来ません。その粘膜の上部にはどちらも有用菌群が棲息して、異物の侵入を阻んでいるのです。さらに、phも空気phと差を出し、弱酸性で推移し、空気中に棲息する雑菌やウイルスなどが棲息できないようにしているのです。この事の理解が重要となります。当方の指導もこの簡単な基本理論から成り立って多くの結果を生んでいるのです。 状況はかなり厳しいようですが、どこかの基点で克服方向へと移動しなければなりませんね。有用菌群の活性が克服への道なのです。ミクロの菌群ですから克服のスピードは目には見えません。良くなったり悪化したりの繰り返しをしながら、基礎条件を一歩一歩積み上げて落下しない体となって行くのです。長い年月の症状なので、簡単には解決はしないでしょうが、一歩のスタートは必要です。残りの人生約60年です・・・2,3年なんて短いものです。 あまり窮屈にならずに、楽に笑って胸張って早起きして頑張りましょう。 |
返信2007/11/25 23:08:43 ニシ Re: 脱ステ後5年。なかなか克服できません 赤嶺先生 お返事ありがとうございます。 ここに書き込んだことで、少し自分を客観視できたような気がします。 まずはここのサイトの情報等、色々と参考にして基礎条件を積み上げて行きたいと思います。 なんだかんだ言いながら、仕事もそこそこ充実し、プライベートも楽しく過ごしていますので、改善の道を外さない事には注意しながら、少しずつ良くしていけたらと思っています。 ご意見ありがとうございました! |