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返信2005/10/24 10:47:15 赤嶺福海  
Re: お風呂と保湿剤プロペトは・・・
質問は2年前から脱ステ、脱プロを行い、体は解決したが顔や首の解決に手間取っているということですね。掲示板からは、保湿についてと入浴についてということですので、返答申し上げます。
また、これはあくまでも私の見解ですから、ご判断はあなた様で行ってください。

長い期間、アトピーの苦しみを味わい一念発起、、、よくぞここまで頑張られました、敬服いたします。しかし、症状は一直線で解決できないものです。人間は動物と同様にこの四季ある日本で過ごしている以上、毎日の変化に体を合わせなければ常に一定の条件でいることは出来ません。春には夏の暑い気候の準備をし、秋には寒い冬の身支度をしますが、夏と冬の温度差は30度、、、しかし、どの季節においても体温は36度前後を一定として体は正常な働きが出来る条件を作ります。そのため春と秋にその準備を行うために体内のバランスを変化させるのです。とくにこの秋は冬支度ですから、代謝量を低下させ体温を維持させるように、ステロイドホルモンやビタミンB群、酵素などの産生量を急減させるために、抗炎症作用や抗ストレス作用を持つステロイドホルモンが作用しなくなり乾燥して症状が悪化することが多くなるのです。(普通の方の皮膚も乾燥するのはこのためです)

顔・首の回復が出来ないのは、「保湿をするためだ」と掲示板や文献に多く書き込みましたが、全く間違っておりません。誰だって、生きるために必要な成分を他からくれれば自分で作る事はしなくなるでしょう。皮脂も同様に常に外から油で巻いてくれれば、自分で巻く必要がなくなるから皮脂を出さなくなりますね。それが一つの理由と、保湿をすることで炎症部分と正常皮膚部分の境に生息する有用な「皮膚常在菌」がph上昇や成分で死滅し、正常条件を保てなくなります。さらにphも「5」から「7」となり、空気中の雑菌群の生息場所となり、炎症範囲は少しづつ広がることとなるのです。この解決には、雑菌のみを排除し、有用菌群を生息させる方法を行うことが必要なのです。当方の指導は「蓬水」というph3.8のローションを毎日2回塗布するだけです。雑菌排除と有用菌群棲息のために行い、早く瘡蓋を作り外部の雑菌群の侵入を防ぐことで、徐々に皮膚は正常化してゆきます。

また、入浴の仕方ですが、、、「脱入浴」がベストと思います。ま、今までの慣習で、毎日風呂に入るのが日本人の常識ですが、その行為も炎症部位解決を長引かせるのです。炎症部位は、風呂の浸透圧にて一気に瘡蓋は外れ、剥がれ落ちた部位からは体液がにじみ出ます。風呂上りにも同様で空気接触すると雑菌群は一気に増殖をはじめ、生産物質にてその部位で反応が始まり痒みを伴い掻き崩し感染へと逆方向へと進むのです。しかし、風呂に入らなければ炎症部位への影響はなく、瘡蓋はそのままであり、徐々に小さくなるのが普通です。しかし、境界部分の神経波引っ張り合い、痒みが発生して掻き崩しますが、すぐに瘡蓋が出来て徐々に小さくなるのです。「汚い」「感染する」とか言われますが、実は逆なのです。
仕事上、どうしても清潔にしなければならないこともあるでしょうから、頭や股間は塩湯(5%程度にて)洗い流して、炎症部位に影響のないようにしましょう。出来れば触れないようにですが、頭を洗えば顔や首にかかりますので・・。

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