雪ママ様、面談、お待ちしています。

ワセリンをベースとした保湿剤は、症状を広範囲に拡大させます。一時的には、外部との接触を遮断しますので、痒みは少し減りますし、赤みも消えるでしょうが、改善への方向とはなりません。いつまで経ってもその遮断をしなければならなくなるのです。おそらく、塗った場所の範囲が広がっていることと思います。それも皮膚常在菌の死滅によるものです。
保湿剤を外して痒みは多くなるでしょうが、それが本当の体なのです、、、そこからどう解決のスタートをするかが重要なことなのです。基礎条件の整備と皮膚表面の整備で必ず解決へ至ります。その間のご両親の不安はいかばかりかと思いますが、我が子を健康な体で大人にすることが親の務めです。今を逃がしたら、解決する場所を失ってしまいます。小学校中学年以降になると解決ポイントをなくしてしまいます。

少しでも痒みを減らすためには「脱入浴」は重要な解決手段です。常識外れと思われますが、感染を防御するためには重要です。感染によって痒みは増大しますからね。

今は活性の時期ですが、体は逆転して外への代謝が出来辛く、内圧がかかって痒みが来るのです。今しばらく、季節信号が体に合うまでは頑張らなければなりません。夏場に、自然と汗が出るようになれば良いのですが、、、。背中の斑点は、間違いなく代謝不足の症状です。肝機能の低下とも思われますが、最近は便も少しづつ良くなってきているようなので、徐々に消えてゆくでしょう。この部位の症状が、体内の姿となりますので重要な部位となります。

1年6ヶ月の間、いろいろな処方をして症状が落ち着かなかったのですから、腸内環境は良くないこととなります。当然、腸内細菌も少なく、腸壁粘膜も傷がついて、異物侵入がしやすくなっているのです。体内に異物侵入すれば、当然排泄となりますので蕁麻疹も出るでしょう。しかし、アナフィラキシーでなければ、自然と回復します・・1時間くらいのものだと思います。何も処置しないことです。