NAO様

今年1月にお誕生のお子様ですね。生後1ヶ月からの乳児湿疹、、、2月ですから寒い時期ですね。逆に室温が高くなって湿疹が出たのかもしれません。保湿によって良くなり、最近発生した目の横の湿疹でステロイド剤を使用したのですね。数日においてもその影響は大となりますが、耳切れ、四肢の内側、首などの湿疹発症がなければ、アトピー性皮膚炎症状ではないのかもしれませんね。

これからは魔の薬「ステロイド剤」だけは絶対に使用しないことです。今の数倍、いや数十倍の苦しみを負うこととなりますのでご注意ください。

これからの処理の仕方ですが、油脂系の保湿はよくありません。自己での皮脂産生が出来なくなるのは間違いありません。さらに、ph7となっている保湿剤を継続しますと、自己防衛している有用皮膚常在菌が異常減少して、炎症湿疹の範囲はさらに広がることとなります。

皮膚の構成のことを考えれば、ph4前後のローションで処理して、皮膚を乾燥させ感染できない環境つくりをすることと、皮膚常在菌の応援を待つことです。そのための脱入浴は良いことです。出来れば、浴槽への入浴は浸透圧が掛かり、炎症部位の感染となります。あ、顔だから問題ないか・・・。炎症湿疹部位がぬれたら必ずph処理することをお薦めします。

もし、内因的問題（免疫過剰＝アトピー性皮膚炎）で発症しているのであれば、症状はさらに続きます。その時は、その根源となる腸内細菌やミネラル、皮膚常在菌の整備が必要となります。卵を食べたことのないお子さまに卵アレルギーが発生するのもおかしいでしょう。彼ら医者たちは、何も分かっていないのですし、この症状を理論的に解決させたことはないのです。そして、必ずステロイド剤にて処理しますので、注意することが必要です。もし、食物アレルギーがあるならば、これも腸管環境の問題ですから、この調整が必要ですし、解決すれば反応はなくなります。

できれば、保湿剤を外して様子を見ることも必要ですね。それがお子様の今の本当の体状態です。異常悪化が見られれば、何かの対策を練らなければなりません。しかし、どんなことがあってもステロイド剤だけには手を出さないことです。この年齢では、基礎条件整備すれば間違いなく1歳を過ぎれば解決するのですからね。

体に湿疹が出ていないのであれば、皮膚表面処置で解決するかもしれませんね。