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返信2007/07/19 18:36:52 赤嶺福海 Re: 息子の肌トラブルの対処法について RAIRAI様、返答が遅れました。 お子様の症状に一喜一憂の毎日とお察しします。しかし、症状という結果には必ず原因があります。生後3ヶ月くらいの夏に汗疹が出来てことについては、どのお子様も同じ環境であれば発生する症状でしょう。また、秋口のよだれも誰も経験することです。多くのお母さん方は、あなたと同様に直ぐに病院へ行って直ぐに解決しようとするのです、、、しかし、この行為が今の多くの方々の成人アトピーを引き起こしている要因となっていることは間違いありません。そうです、この「ステロイド剤」という厳しい薬を使用するために、感染を引き起こしたり、自律神経のアンバランスを起こし、夏冬が逆転したり、体温調節が効かなくなったりして、皮膚症状が発生したりするのです。さらに、体温調節には皮膚を掻き破って熱を逃がしたり、異物排泄したりするのです。その痒みは大人でも我慢できないのです。この痒みストレスは、さらに体内の細胞を壊したり、腸内細菌を減少させたりと改善とは逆方向へと進みます。「ステロイド剤」は自力成長させようとするお子様の体を大きく変貌させることとなります。これから薬を使用するときは、必ず確認して使用することです、そして、このステロイド剤だけは何としても避けることが重要です。(プロトピックという薬も同様です) たった、数回の土佐清水の薬使用もこのような厳しい環境を作り出すのです。(生まれながらの免疫過剰とは思えません) また、保湿剤においても悪化の要因となります。一時的には、外部の異物侵入を防ぎますが、油脂系の保湿は、脂感知して、乾燥した部位を自力保湿できなくなるのです。さらに、軟膏、ワセリンの基材phは「7」となっており、異物侵入を阻止している「有用皮膚常在菌」を異常減少させることとなり、その部位はph「7」となって、雑菌群の棲息する部位と変貌するのです。よって、異物侵入を阻止するために「痒み」を感知させ、掻き削ることで侵入を防いでいるのです。その傷はさらに広がり、雑菌群の優勢となれば、痒みは治まらなくなるのです。皮膚調整は、ph4の水系のローションを使用して、雑菌排除を行い皮膚を乾燥させて、繁殖を防ぎながら、徐々に自己所有の有用皮膚常在菌を優勢に持っていくことが、ピカピカの皮膚を作り上げるコツなのです。柔らかいプヨプヨのピカピカの皮膚は、「有用皮膚常在菌」で構成されているのです。 食物アレルギーも懸念されているようですが、この実態も医者は知らず「除去」を中心に治療しますが、胃腸管からの異物侵入による反応となっています。胃腸管粘膜の崩れということなのです。ここにも全て常在菌が棲息して粘膜構成しています。この菌調整のほか解決はありません。胃腸管の内部は外部となります。体の外部表面には、全て菌で埋め尽くされ、外敵侵入を阻止していることになるのです。その事を理解できれば、改善は楽なものです・・菌を埋めれば解決できるのです。その条件整備のために、乳酸菌摂取したり、phローションを使用したりするのです。 ミネラルは、活性酸素やストレス発生で大きくバランスを崩します。腸管は体に必要な成分を作る「工場」(腸内細菌が関与して産生します)ですが、ミネラルは運搬役なのです。この不足は、体にも不調をきたす原因ともなりますので、単一ミネラルではなく総合ミネラルを摂取することで、安定してゆきます。 耳切れ等を見ると内因的とも思えますが、ステロイド剤の影響は大です(少しのステロイド剤でもこのようなことになるお子様は多いのです)。腸内細菌調整はこれからの80年を考えれば重要なポイントとも考えます。一生の体プログラムは、この先1〜2年で構築されます。 汗疹も皮膚を破り、phも上昇しますので、蓬水処理を行なった方が安全ですね。感染を防ぐことが、改善には重要な処置なのです。ph4であれば、有用菌を保護し、雑菌排除の役目をいたします。 この年齢は、自我に目覚め「痒い」という感知をすると、解決できるまで掻き続け傷を多く作ることになります。上下する期間は長くなると思いますが、基礎条件が出来上がれば、大きく落下することは少なくなります。あまり、感染はないということになるのです。保湿したり、入浴したりすると思わぬ感染に苛まれることとなりますのでご注意ください。一生80年のうちの1〜2年、、、頑張りぬくことです。いや、本当、1歳を超えるとなかなか予想通りにはいきません・・・8ヶ月までのお子様は、私の言ったとおりに進行するのですが、、、、。 akatyan1.jpg |