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返信2007/09/20 16:06:47 赤嶺福海 メールアドレスホームページ 
Re: アトピーでしょうか?
きりきり様

2歳からの湿疹発症で、ステロイド剤の使用を約半年、、、、おそらく厳しい状況は免れないと思います。お子様の今を重視するか、将来を重視するかの判断はご両親です。
お子様はサイボーグではありません・・・規定どおりの進行とはならないでしょう。しかし、将来のためには、自然の環境で体が正常に動くようにしなければなりませんね。

自我に目覚め、もう一人で食事の出来る状況は、感覚どおりに体を動かします。「痒い」と感知すれば、痒みが止まるまで掻き続けるのです。当然傷となり、感染条件を作り上げます。異物侵入の条件も満たし、さらに痒みは激しくなるのです。

2歳の湿疹発症の当初は、体内の異物排泄のために起きた症状(正常)なのですが、その表面を重視して処置し、根源たる条件整備が出来なかったために継続していることと、ステロイド剤使用により体内での恒常性機能が失われました。

このステロイド剤の誤作動は、かなりの期間継続してお子様やご両親を悩ませることとなります。熱代謝しかり、季節条件整備しかり、血圧血糖値においても誤作動させることがあります。

何としてもこの魔の薬「ステロイド剤」だけは、ストップしなければなりません。それは、ご両親含め家族全員の力で守らなければ、この苦しい期間は乗り切れません。
2歳のお子様の克服時期は、あって見ないと判断できません。どれくらいバランスが崩れているのか、皮膚のつき方はどうなのか、目つきはどうか、髪の毛は、、、と、いろいろな条件を見て判断します。

世の中で一番苦しい感覚は「痒み」でしょう。見ている母親も直ぐに良くしたいと右往左往して、一番早く良くなる方法の情報を収集して、どうにもならない苛立ちで苦しみ、自分でなんとも出来ないお子様も苦しんでいます。今の医者では解決できないのです。発症の根源も治療法も理解していないからです。当初の症状から推察すれば、体内に溢れた不用成分を体外へ出そうとするのですが、おそらく循環器機能が低下していて、第3の排泄機構「皮膚」からの排泄となったのでしょう。(オーバーフロー現象)
本当の解決法は、排泄器官の活性となるのですが、表面処置に徹したために不用成分は外に出れずに、更なる痒みを生み出すのです。痒いという感覚は、健康に生きるための条件なのです。不用成分を外へ出すことが痒みの感覚なのです。また、異物侵入を阻止するための感覚なのです。異物が体内に残留したり、異物が侵入して血中に侵入すれば杯決勝という厳しい状況を生み出すのです。

排泄器官の肝腎機能活性には薬はないのです。自分で作らなければなりません・・・その酵素や成分の産生は、胃腸管内に存在する「腸内細菌」なのです。また、皮膚の隙間の原因も「皮膚常在菌」の減少という事なのですが、医者はその一番大事な内部と外部の菌の存在を認めようとはしないのです。だから、全てが逆の処置となるのは不思議ではないのです。今のどの医者から見てもらっても、解決には至りません。

お子様は、根源的なアトピー性皮膚炎ではないと思いますが、その後の痒みによるストレスや抗生剤の処方で、基礎条件となる「腸内細菌」は大きく減少していることは間違いありません。また、ストレスによって、ミネラルバランスも大きく変化しています。内面的には、この根源を解決しなければならないでしょう。

スイミングは、辛いでしょうが今は駄目ですね。浸透圧が高すぎて感染条件を作り上げます。また、同様に入浴もその条件を作りますのでお気をつけください。
外部の処置は、常に皮膚常在菌を意識してください。その条件には、雑菌を排除して有用皮膚常在菌を保護することにあります。当方ではph4ローションをお薦めしています。雑菌(黄色ブドウ球菌等)を排除し、ph5で棲息する有用皮膚常在菌は保護できるからです。皮膚の光もこの「有用皮膚常在菌」が発生させているのです。

食べ物については、砂糖の過剰摂取を気をつけることだけですね。砂糖はブドウ糖ですから、毎日摂取すれば血糖値は上昇し、インシュリンを多く使用しますが、ホルモンというのは極微量で作用し、多くの保管はしていません。不足すると体の恒常性や抗炎症、抗ストレス作用のある「ステロイドホルモン」を補充して使用するために、炎症症状は悪化することになります。その他は、あまりありません・・・あ、果物の過剰摂取も気をつけましょう。ブドウ糖摂取はご飯で良いのです。

下記に同年齢の方への返答を添付しますので、参考にしてください。これでアトピー相談フォームの返答に代えさせていただきます。

◆2歳ステロイド剤使用

すぐにでも解決したいという親心は痛いほど理解できます。おそらく、現在でも100人中90人以上はその処置で進行することでしょう。
しかし、私の思うに発症という結果は、必ず原因があるのです。その根源を解決しない限り克服への道へは向かわないような気がします。いや、多くの克服者を見て確信しています。

すでに約半年以上、薬にて体を動かしているので、それを自力で解決できる身体にするには、相当の力が必要になると思います。「三つ子の魂百まで」と申しますように、一生の基本的プログラムは、3歳までに確立されます。この3歳は数えの3歳ですから、満2歳となるのです。しかし、このままの状態を進行するならば、成人アトピーの引き金となることは間違いありません。いま、この子が小学校に入学するまでには、普通の身体にして同級生との差を解決させ、ストレスを発生させないことが重要です。

「21世紀を担う子供たちに健康な体と心を」を基本に考えて活動を行っており、何としても子供だけは良くしなければ、この社会は大変なことになると思っています。

「何故アトピーになったか」「普通の子供と何処が違うのか」ということが、この克服の基本と言って良いのではないでしょうか。その差は、最初の菌摂取のアンバランスによる「腸内細菌」(乳酸菌群)バランスの崩れが引き金となっています。間違いなく、妊娠中の膣抗生剤使用によるものです。「免疫過剰」により、発生する「ヒスタミン」や「ロイコトリエン」等が痒みや血管拡張を引き起こします。この痒みにより、ストレスが発生
し活性酸素となり、さらに、「腸内細菌」の減少・アンバランスを起こすのです。その継続が、更なる減少と「ミネラル」などのアンバランスをも引き起こすのです。よって、克服の基本は、普通の子供と同様な身体にすることが第1段階となるでしょう。できるだけ多くの種類と菌数を設定した乳酸菌摂取と痒みによって減少した「総合ミネラル」の摂取が必要でしょう。その解決がスタートラインとなるのです。その後は、お子様の持つ治癒力に賭けるのですが、症状の度合によって解決の期間は決まります。(子供は大人が思うように弱くはありません。逆に大人の数倍治癒力は強いと認識しています)

その皮膚症状によりますが、皮膚についての考え方は、皮膚常在菌を中心に考えて進行しなければ、正常な皮膚には戻りません。
腸管の内側は「体外」と考えるのですが、この表面にはびっしりと腸内細菌が棲息して身体を防衛したり、身体に必要な成分を作り出したりして、体内への侵入を防いでおります。皮膚の表面すべてにも、皮膚常在菌(有用菌)が、1平方センチ内に10の6乗個棲息して、正常な皮膚を保っているのです。また、皮膚表面はph5に保ち、雑菌群の棲息ができないように仕組まれています。いま、炎症を起こしている現状は、ph7となっており、空気中の雑菌群が棲息できる条件を保っています。特にワセリンや軟膏はph7となり、皮膚呼吸もできない状態となり、外部との遮断システムで反応しない環境を作っています。現在、雑菌群が棲息しやすい条件となっており、その部分に体液や水分があれば20分に1回の増殖となっております。30回増殖すると、1センチ四方の大きさとなるのです。いまの表面炎症は、殆どこれら雑菌群の繁殖による反応と増殖による炎症と考えられます。

これらを回避するには、雑菌群の排除を考えるのですが、皮膚常在菌の棲息をも考えて殺菌を考えるのです。それには、成分殺菌(イソジンなど)しないで、ph4で殺菌すると雑菌は死滅、皮膚常在菌は棲息できる条件となるのです。当方では、「蓬水」というph4ローションを推薦しています。また、上記の条件から、皮膚を乾燥させることが雑菌増殖を抑制することになります。特に、入浴し症部分のカサブタを強制的に外せば、体液が出たり、温度差による排泄作用が逆転して、異常な痒みが発生し、さらに掻痒作用にて炎症が広がり、感染条件を作ることとなります。

私は、厳しいかもしれませんが、「脱入浴」をお薦めしています。一般的な克服法からすればまったく逆方向のような気もしますが、上記の理論からすれば、一番早い解決方法と結果から判断しています。多くの子供がこの方法にて解決の道を見つけ、いち早く普通の生活に戻っています。(あ、押しつけではありませんよ)日本の常識からすれば全く逆となりますが・・・。

それから、ステロイド剤や抗アレルギー剤はこれからは一切辞めることです。学生や社会人にはこの様な方法はとりませんが(廻りに対するストレスが薬の悪より上回るため)、子供であればできるだけ早く外し、克服までの期間を短くすることです。ステロイド剤の副作用は、すでにご存じと思いますが、精神的にも肉体的にも人生においても大きな影響を与えます。

また、抗アレルギー剤においても、その作用は小さくても体内においての活性酸素量は大きく発生させます。その影響は、風邪薬を飲むのと同様な作用を体内で起こすこととなります。今回のアタラックスPは、精神安定剤なのですが、抗アレルギー剤としても使用しているようです。その理由は、わからないようですよ、、怖いです。

すべて薬を切り捨てて、自分の身体で解決させることが重要と判断します。人間は、ロボットではありません。何処が悪いから切除したり、誰にでも合う成分で体を動かしたりすれば、当然、身体はそれ無しには生きてゆけなくなります。

動物や植物とメカニズムは一緒なのです。季節があり温度があり雑菌があり、・・・少しの変化も逃さず、生きてゆく術を自力で行っております。時計やクスリもありませんが、自力で解決しているのです。人間もその様にできているのでしょう、今まで多くの方々は、薬無しで解決できているのです。それは、この自然を理解して、朝起きて、夜寝て、ご飯を食べて生きているのです。その事が正常にできないからいろいろな症状が出てくるのでしょう。その原因は、薬による影響は大であり、自然の環境とそぐわない条件を作っているためと思われます。

これらのことを参考に下記に克服までのシュミレーションを書き込みましたので、何らかの克服の参考にしてみて下さい。

@腸内細菌の調整を行う。(乳酸菌の摂取)
 ※発症の原因は、受菌バランスが狂ったために発症なので、
 ここの調整は不可欠となる。
 子供に乳酸菌を摂取させる。
Aミネラル調整を行う。
 ※ここも発症の原因解決が目的。
 (痒みによりミネラルバランスが崩れるため)
B皮膚phを弱酸性にする。
 ※皮膚バリア機構は「皮膚常在菌」にあるため、これらの
  有用菌を正常に棲息させれば皮膚も正常となる。
  「蓬水」というローションにて皮膚PHを安定させ雑菌
  を防ぐ。
C皮膚を乾燥させる。
 ※アトピー症状での大きな問題は「感染」にあります。こ
  の感染には水分(体液は感染の最悪条件)が必須となり、
  患部を絶対に濡らさないことが早めの解決に効果を示す。
  風呂に入らないことが早く良くなる秘訣です。
  (病院では清潔にするため入浴を充分してと指導・・逆)
D母親といつも密接にしておくこと。
 ※子供は母親をいつも頼りにしており、母親が遠ざかると
  不安で仕方ない。辛いときは常に近くにいて安心させる
  ことが重要です。少し長い克服期間を自信を持って進行
  することが、子供を安心させることとなります。
  母親の「抱っこ」は最高です
E母親をいつもサポートできる父親の理解が重要となる。
 ※毎日24時間子供のそばにいて辛い状況を見るに当たり、
「本当に良くなるのだろうか?・・いっそ、クスリを塗って
 楽にさせた方が・・」と言う気持ちが必ず来ます。この時
 に一緒になってがんばれる言葉やねぎらいが重要となりま
 す。子供の克服にはこの行為が一番重要となります。
F毎日外に出すこと。
 ※人間も動物も植物もこの自然環境の中で生きており、そ
 の季節や状況によって毎日身体は変化しています。その変
 化を性格に受け取ることが、常に一定に出来る身体となり
 ますので重要な行動です。暑いときも寒いときも常に36
 度一定の身体にしなければなりません。生まれて初めての
 季節を1年間経験しますので、春秋に変化は現れます。冬
 と夏の環境は逆転しますが、それでも同条件の身体を維持
 するためです。(車でも構いません)
G自信を持つために面談が必要です。
 ※これで本当に良くなるのだろうか?この指導者の考え方
 や人間性はどうなのか、信じて良いのか?・・また、指導
 者の判断も確信の1つとなるでしょう。

上記はあくまでも机上ですが、おそらくこの事で解決の糸口となり、克服できるものと思われます。しかし、この年齢は、少し時間のかかる年齢となりますので、一直線で解決とは至らないと、今までの経過から想定できます。(0歳であれば100%この通りになります)

シュミレーションの中でも、記述しましたが、ご主人(祖父母様が同居でありましたら同様です)の意識がこの解決には、重要なポイントとなるでしょう。子供は、母親だけを意識して生きています。その母親の不安や動揺は、子供も同様に不安が募り「活性酸素」が大きく発生するので、症状も即座に悪化します。母親は側で見ている子供の悪化を、普通であればまともに正視することは出来ません。だから、少しでも早く良くしたいと言うことで、薬の使用となったのでしょう。この解決には、少々の苦しい状況を数ヶ月経験しなければなりませんので、母親の体力は大きく低下します。そこを父親がどれだけ母親を支えるかによるのです。母親の安定は、子供の安定に繋がりますので、この克服の重要なポイントは「父親」とその「両親」となるのです。少しでも、「やはり、薬で・・・」と1人でも思えば、母親の意識も崩れ、ストレスが大きく発生します。
ここに克服のための「父親」の位置を訴えたいと思います。

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