返信2006/11/23 00:20:06 かず RBJ お伺いしたいことがあります。 生後まもなくのアトピーは、母親の膣に問題あり!ということなのですが、生後まもなくというのは、生後何ヶ月までの発症のことをいうのでしょうか?生後すぐに発症したという子もいれば、生後3週間という子もいれば、生後4ヶ月という子もいれば、生後6ヶ月という子もいれば、2歳に発症したという子もいます。はたまた、成人してからの発症という人もいますよね。この発症の時期の違いというのは一体どういうことなのでしょうか? 因みにうちの子は、生後4ヶ月くらいの発症で、それまでは本当にきれいな肌でした。膣処理をしたことはありません。当時、母乳を与えていまして、育児や、家庭の問題等のストレスから、甘いもの(お菓子等)を結構摂っていたように思います。アトピー発症にはこのような母親の不摂生も関係したのでしょうか? うちの子のアトピーの症状は、主に頭から始まり、耳周辺、頬と広がっていきました。頭はミミズが張ったように赤くなり、黄色い汁が出てきました。生後4ヶ月から6ヶ月の間に皮膚科医、小児科医の言うとおりにステロイドをちょくちょく使用してきました(人のせいにしてはいけませんが)。7ヶ月から現在1歳0ヶ月まではステロイドは一切使用しておりません。現在の症状は頭はきれいになりまして、耳の前から頬のところが乾燥して白いかさぶたが張っているという状態です。じゅくじゅくとはしていません。体はきれいですが、胸と首のシャツで擦れるところが、一円玉位の大きさの範囲で少しじゅくじゅくしています。幼児期に入ると、首や、手足に広がっていくと聞きますが、その可能性はあるのでしょうか? アトピーの子を持つ親さんと交流があるのですが、アトピーが現れている範囲や、症状は様々です。どうしてこんなに様々なのでしょうか?全身にかさかさができている子もいれば、うちの子みたいに顔を中心に出ていたりと不思議です。アトピーという言葉だけありますね。本当に摩訶不思議です。 いくつか疑問点を書かせていただきました。お忙しいところ恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 |
返信2006/12/11 13:00:30 赤嶺福海 RBJ Re: お伺いしたいことがあります。 かず様 すみません、、大幅に遅れました。 生後まもなくの範囲ですね、、、難しい表現ですが私の判断は「生後2ヶ月以内」と確認しています。この期間で発症するお子様は間違いなく「産道」での受菌バランスによるものです。帝王切開においても免疫系のアンバランスの可能性は非常に高くなります。また、授乳期に抗生剤を使用すると発症の起因となることもあります。 かず様のお子様は4ヶ月からの発症ということは、おそらく春か夏にその時期となったのでしょう。秋や冬に生まれたお子様は、春の信号を体に受けると体内のステロイドホルモンや生理物質が異常に増えて、代謝機能が異常活性することが多く見られます。ステロイドホルモンなどは、超微量で作用していますので、僅かなバランスで大きな変化が見られます。小さな赤ちゃんが、その僅かなバランスを調整することは難しいのです。よって、1歳を超えるまでは、体に発疹が出来たり異常な乾燥が起きたりといろいろな事が起きるのです。しかし、少々の悪化などは、自力で解決する力も大人の数倍持ち合わせているのです。そうしないと、この社会では生きてゆけないのです。アクシデントが起きたときに薬の力でしか生きてゆけないのであれば、多くの子供が命を落とさなければなりません。死に直面する感染症や病気は、今の日本では簡単には起きないのです。 異常活性により、肝腎機能などで排泄できなかった成分の排泄を皮膚から行ったことになります。 終わったことは致し方ないとしても、4ヶ月の時点でステロイド剤に手を出さなければ間違いなく1歳までには解決しておりました。しかし、この薬使用により大きく後退したといっても過言ではないでしょう。一生で約1gしか産生しないステロイドホルモンを1ヶ月でその量を摂取したりすれば体はどうなるでしょう。このホルモンは、体で重要な働きをすることはご存知だと思いますが、大量の摂取により体は余剰分を排泄しなければ正常に生きることは出来ません。よって、排泄器官である肝臓は、機能活性するのですが体の痒みや思い通りに解決しないいろいろなストレスでミネラルバランスも大きく崩れます。よって、それらミネラルによって排泄機能を高めている肝機能は低下して、「第3の排泄機構・・皮膚」より排泄することになります。その方法は、排泄しやすい柔らかい皮膚部分に「痒み」を与えて掻き崩させ、その部位から排泄するのです。さらに、簡単に排泄できる「頭部」もその一つです。 お子様の症状部位から排泄機能の低下が見られます。1円玉位の大きさの湿疹が多く見られる「貨幣状湿疹」は、間違いなくこの原因です。 上記のことを基本にその根源となる「腸内細菌」や「ミネラル」の正常化が出来れば、内因的には解決できます。ただ、皮膚においては、その機序は違いますので、その理論を意識して気長に調整しなければなりません。 正常皮膚は常に弱酸性を維持して、空気中などに棲息する雑菌やウイルスなどから身を守っています。さらに皮膚表面には、1平方センチ当たり10の6乗個ほどの大量の有用菌が覆って身を守っていることを理解することです。そのことから、皮膚調整は、「ph4のローション」(絶対に油脂系保湿剤は使用しないこと)を使用して常に皮膚乾燥を心がけて、雑菌が生息しないようにすることなのです。雑菌が生息できない条件を維持すれば、有用菌郡は徐々に炎症部分を征服して正常化させるのです。そのスピードは遅く、親としてはヤキモキしますが、症状の半分を解決できると解決スピードは上昇して、一気に解決を見ます。それまで、ご両親が協力してその解決まで頑張り続けることです。 この事を理解して解決させると、幼児期に再発することはありえません。4歳で発症する子供さんは、多くの抗生剤を使用したり、大量の砂糖摂取を常に行ったりするお子様ではないでしょうか。少し鼻水や咳が出ると直ぐに風邪薬を使用したり、スナック菓子をいつも与えたりしているのを見ませんか?この事は、上述したように腸内細菌やミネラルのバランスを大きく崩しますし、その後の処置も間違いなく「ステロイド剤」の使用があります。この魔の薬「ステロイド剤」を使用すると簡単には逃げられません。 お子様は、7ヶ月から、このステロイド剤を使用していませんので、 まだ1歳なので、ここ半年を上記のことを意識して進行すれば間違いなく解決します。経過から見て春に一次的に悪化はあるかもしれませんが、夏になるに連れて解決します。その解決は、間違いなく終焉でその後皮膚炎を起こすことはありません。秋の乾燥は、どの子供でもありえますので保湿剤を使用したり、風呂に入りすぎたりしないことです。 あ、忘れていました・・あまり風呂に入らないことも解決には好条件となります。 ま、不思議なことは多いのですが、必ず結果には原因はあります。多くの医者や研究者たちは、見えるものしか信じないことや官・行・民の不思議な関係がこの結果を生み出しているのです。本当に困ったものですが、これに立ちはだかると大きな武器を使って倒しに来ます。 |
返信2006/12/11 21:53:51 かず RBJ Re: お伺いしたいことがあります。 お忙しいところ、早速のご返信、ありがとうございます。 生後4ヶ月以降どんどん酷くなっていく息子のアトピーの症状を見て、慌てて医者に走り、ステロイドを疑いもなく湿布し、それでも治らないことに益々慌て、インターネットにて、いろいろな情報を入手し、ステロイドの恐ろしさを知りました。ちょうどそんな時、ステロイドを使用しない皮膚科医を見つけ、飛んで行きました。生後7ヶ月より、ステロイドを使用せず頑張って来ました。その頃はアトポス様のホームページには辿り着けなかったのですが、もっと早く出会っていたらより良かったのにと思っております。まだまだ完治しない息子の皮膚を毎日覗き込んでは、落胆する日々を送っておりました。今、こうして相談にのっていただけ、アドバイスをいただけることは本当に私の心の支えとなっております。本当にありがとうございます。 |
返信2006/12/12 10:09:14 赤嶺福海 RBJ Re: お伺いしたいことがあります。 かず様 今回の回答でお子様のアトピー克服への手助けとなれば幸いです。 やはり、出口がきっちりと見えての進行でなければ、ご両親は辛いですよね。 間違いなく予想通りの進行となります。 それから、メールでの質問で、、「アトピー完全克服法」は、評言社という出版社で廃著となりましたが、「アトピー克服マニュアル」は2年前に「たま出版」にて刊行して販売もしています。 http://www.nova-souken.net/html/book.html (すみません、いつもの場所とは違う場所で書き込んでいますので・・・違うパソコンで取り込めませんのでここで返答させていただきます) book1.jpg |
返信2006/12/15 00:10:57 かず RBJ Re: お伺いしたいことがあります。 赤嶺様 ご返信ありがとうございます。 本が別の出版社から出版されているとのこと、安心いたしました。 子供は現在1歳1ヶ月、あと半年ほどで解決することを願い、育児を頑張っていこうと思います。 |
返信2006/12/19 23:27:23 かず RBJ Re: お伺いしたいことがあります。 赤嶺様 先日、1歳を過ぎたということで半年ぶりに小児科でのアレルギー検査(血液検査)が行われました。依然として、米(遅延型アレルギー)、卵黄、卵白、牛乳、カゼイン、大豆、小麦、ダニのアレルギーがあるという結果が出ました。インタールの服用をするかどうかと聞かれましたが、インタールについての正しい知識がないこと、また、離乳食が、米(ゆきひかり)、野菜までしか進んでいないことにより、とりあえず服用を希望しませんでした。ゆきひかりを食べさせて、2日後位によく痒がるような気もするのですが、実際それが、本当にゆきひかりが原因なのかどうかは判断できません。ここのところゆきひかりを食べさせず様子を見ているのですが、2日便秘が続いたときはものすごく痒がり、頬がじゅくじゅくになってしまいまいた。すぐに汁が固まり乾燥しましたが。血液検査の結果と、実際の皮膚症状とは一致しないということをどこかのホームページで読んだことがあります。食物アレルギーとアトピーの関係、またインタールの服用はどうなのでしょうか? また、乳児アトピーは、頭部、顔面に症状が主に出て、幼児期になると、だんだん下降していき、首や体、特に関節裏に症状が出ると言われました。確かに、これまで頭部、顔面がひどかったです。現在は耳前から頬に症状が出ています。症状が下降する可能性があるといわれて、ショックを受けました。下降せず、そのまま治ってしまう子もいるとも聞きました。どういう場合に下降して症状が広がり、どういう場合に頭部、顔面だけで症状が治まってしまうのでしょうか?このまま顔面だけで症状が治まってほしいのですが・・・。よろしくお願いいたします。 |
返信2006/12/25 17:49:41 赤嶺福海 RBJ Re: お伺いしたいことがあります。 かず様 返答が遅くなりました。 食物に対するアレルギーについては、胃腸管粘膜調整が出来れば全てのものに反応することはありません。調整期間によって差は出ますが、半年あればその数値は残ったとしても反応は一切ありません。(ただ、粘性の強い食品については反応する場合があります・・卵白、山芋、ゼリー類) 米成分を摂取して2日掛かって反応することはありません、、、違う原因によっておきるものと推察します。便秘があるということは、腸管での働きが正常ではありません。それか、大きなストレスが掛かったために、腸内細菌やミネラルバランスが変化して排泄できないか、肝機能低下によって起きる症状ですね。 そうです、血液検査をしても意味はありません。子供に痛い目をあわせるだけですね。数値と症状の因果関係は医者でもどの研究者も解明できていません。が、それらの反応を根本阻止することは出来るのです。胃腸管粘膜や皮膚粘膜が調整できても数値は落ちないのは、まだその危険性があるため用心のためにその条件を維持しているのです。赤ちゃんも生きるためにどうすれば良いか、全てプログラムされて生まれてきています。この時期をどう生きるかが、一生の問題なのです。出来るだけ自然状態で生きることが望ましいのです。 インタールも必要ないのです。強制的にヒスタミン放出を制御わけですから、薬を止めた場合にどうなるかですね。人間は、自分の力で必ず制御できるようになっているのです。これからは、ステロイド剤もインタールなどの抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤も使用せずに自然の力で頑張り通すのです。必ず予定通りの進行となります。 症状が下降することは多く見られます。しかし、それは根本的な改善を目的に進行しなかったために起きるのでしょう。当方進行の方もその様な症状を起こすこともあります。(いままで、出ていなかった部位に症状が出ました・・と)これは、ステロイド剤の離脱などでおきる排泄器官の機能低下によるものです。これからの進行上、少々その様なことは起きるかもしれませんが、もし起きても肝腎機能調整にてその状況は止まります。下降するというのは、排泄機能低下によるものです。第3の排泄機構は「皮膚」ですから、その体液の通る部位には、「痒み」を与えて掻き破らせ、不要成分を排泄させるのです。不要成分が体に滞れば、アトピーとは違う厳しい病気となるのですから、アトピー症状は逆に言うと、体の正常化には必要なこととなるのです。 だから、アトピーは病気ではないのです。 book1.jpg |
返信2006/12/28 00:46:42 かず RBJ Re: お伺いしたいことがあります。 赤嶺様 お忙しいところ、ご返信ありがとうございました。 先日、注文してあった「アトピー完全克服マニュアル」が届き、早速拝読しました。皮膚科や小児科を受診する前に、こちらのホームページ、また本に出会っていたら・・・、と思うと本当にやりきれない思いでいっぱいです。皮膚科に行けば、やはりステロイド、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤を処方され、小児科に行っても同じ処方、そして食物アレルギーがあるから、母乳はやめて、MA1ミルクに変えたほうがいい、そうすれば1ヶ月で綺麗になります、と言う言葉に踊らされ、6ヶ月で母乳をやめてしまったこと、後悔しています。勿論、ミルクに変えても綺麗にはなりませんでした。そして今度はインタールを勧められて・・・。耳鼻科に連れて行けば、処置後に「はい、軟膏塗っておきますね」と言われ、何の軟膏かと問うと、「ステロイド入り軟膏です。」とのこと。最近では診察前に、「ステロイドは止めて下さい」とはっきり言うようにしました。それでもステロイドはどんなに素晴らしい薬かを説明されます。家にあったステロイド剤もなかなか捨てれなかった(この時点でどれ程ステロイドに依存していたか自分でも分かりました)のですが、ステロイドを使用しないと決めてから(子供が7ヶ月の頃です)全部捨てることができました。もうすぐ1歳2ヶ月になろうとしています。まだまだ掻いてじゅくじゅくになったり、血まみれになったりしています。そんな時はやはり落胆してしまいます。が、体の正常化のためと割り切り、今後も子供を見守っていこうと思い直しました。すみません、相談掲示板に愚痴を書いて・・・。 インタールの服用について、恐らく小児科医は、半年ごとに血液検査をしていって数値が下がらなければ、服用し続けるよう勧めてくると推測しています。やはり服用せず自然に任せた方がいいのですね。しかし、栄養失調になったり、低蛋白症にならないか心配なのですが・・・。食物アレルギーについて、胃腸管粘膜調整は、腸内細菌とミネラル摂取により行うのですよね。その調整が出来ているかどうかはどうやって判断したらよいのでしょうか?やはり、頃合いを見て直接食べさせてみるしかないのでしょうか?アナフィラキシーショックを起こされたら怖いのですが。 |
返信2006/12/28 12:08:13 赤嶺福海 WEI Re: お伺いしたいことがあります。 かず様 アトピーのことを理解せずに、患者に不安だけを与え、体を壊されるバカ医者(ちょっと云いすぎですが、莫大な数の報告から事実です)に頼っても仕方ないでしょう。時間とお金の無駄です。多くの方は、もしものときに困るから・・といいますが、どの医者も診察なんか出来ないのです。全ては検査結果から薬を選ぶだけなのです。そして、その処置によりどんどん体を壊してゆくのです。(ただ、僅かな本当の医者はいますが、いまお掛かりの医者はそうではありませんね) 小児科なら、母乳の重要性を訴えなければならないのに、断乳させるなんて自然の法則からすればありえないし、症状のメカニズムが理解できていないために、ミルクにしても解決を見ないのです。そして、数値だけを見て薬の処理なのです。こんなことで、解決した子供がいるんでしょうか、不思議でなりません。・・・て、いつもこのような報告に医者に対して腹を立てている自分がいやになってきます。あ、、いや私こそかず様に愚痴を云っても仕方ないのに・・・。 インタールはストップして、これから先一切使用しないことです、服用したからといってそんなに作用はしませんし、その逆の作用の方が怖いですよ。 栄養失調、低蛋白はありえないことではありませんが、インタールとは関係ありません。 食物アレルギーの原因は、先も述べましたとおりに、その成分に対して最終系の形になっていないために発生することなのです。タンパク質であればアミノ酸になれば直接反応はないのです。その前の物質で侵入するためにおきるのです。腸内細菌やミネラル摂取で粘膜改善できれば前駆物質が侵入することはありませんので反応することはなくなります。(前に述べた食材等は気をつけてください) しかし、一定期間経過した後に大量摂取は駄目ですよ。徐々に徐々に摂取させれば、一時的な反応は出ることも見られますが、継続すれば一切なくなります。今まで15年(準備期間を入れて)指導していますが、アナフィラキシーらしき症状も経験していません。卵白摂取にて症状など出たことはありますが、、、。 心配ありません。 医者に頼っても仕方ないのです。これからはあなたが主治医となって子供を守りぬくのです。 |
返信2006/12/28 23:25:06 かず RBJ Re: 御礼 赤嶺様 ご返信ありがとうございました。インタールの服用等迷っていたことが解決でき、心のもやもやが晴れました。 これまで沢山の相談に懇切丁寧に指導して頂き、本当に感謝しております。 これからは、医者に頼らず、薬に頼らず、子供の自然治癒力を信じて見守っていこうと思います。 本当にありがとうございました。 |