返信2009/10/07 11:20:01 りんか ZJV 6ヶ月の乳児脂漏性湿疹・乳児湿疹・下痢 お世話になります。6ヶ月になる娘のことでご相談です。 最初の経過: 9月初旬(5ヶ月とちょっとのとき)に首の後ろから始まったぼつぼつが顔、首、ひじや手首のくびれ、胸などに広がり、特に顔は一面真っ赤になりました。最初はあせもと思って放っておいたのですが顔に拡がった時点で小児科に行ったところ、「とびひ」と診断され、抗生物質(塗り薬、飲み薬)を処方されました。なるべく飲ませたくないと思い、漢方薬を塗る方法を本で見つけて塗ってみたところ、娘が痒がって手につけてしまい、それをなめたせいか、激しい下痢が始まってしまいました。。。それで反省して翌日は泣く泣く抗生物質を与えましたが、今まで母乳しか与えてこなかったためスプーンに慣れておらず飲み薬はほとんど飲みませんでした。一方では下痢が治らないため再度小児科に行ったところ、この症状はとびひではなく、乳児湿疹ですね、アレルギーの可能性もありますね、との診断。アンダームを処方されましたが、使いませんでした。下痢は1日10回ぐらいの便が2週間ぐらい続きました。 その後の診断: その後皮膚科に行き、頭・顔は乳児脂漏性湿疹、体は乳児湿疹と診断され、プロペトを処方されました。しばらくプロペトを塗っていましたが、独自の判断で、美肌水とソンバーユに切り替えました。皮膚科では、乳児脂漏性湿疹が治るのは最大2歳までかかると言われ、ショックを受けました。 下痢については下痢開始から3週目頃に整腸剤(ラックメロン)を2日間与えたところ少し回数が減りました。 現状: 湿疹も下痢も、3週間たった頃から治まってきてはいます。こちらのHPを見てからは湿疹には何も塗らないようにしています。顔はぽつぽつはほとんど消えてきて、おでこの掻き壊しの跡、ほっぺの赤みが残る程度です。便は一日3回ぐらいですが、色が緑色でどろどろで、消化不良なのかと気になるところです。整腸剤は与えていません。 母の状況: 自然分娩、ただし破水時に抗生剤を飲まされました。完全母乳、出産後は牛乳や卵はなるべく摂取していませんが、妊娠中はケーキやアイスはたくさん食べていました。なお、関係あるかどうか分かりませんが、最初のぼつぼつが出る直前に、いつもは控えていた油ものを大量に食べています。 ご相談事項: 上記のとおり現在は湿疹も下痢も治まってきてはいますが、良い便が出てこないと治ったと言えないと思いますし、湿疹と下痢に相関性があるのかな?抗生物質などで腸内がアンバランスなのかな?湿疹・下痢の再発可能性があるかも?と心配なので、今のうちに腸内環境を整えておいた方がいいのではないかと感じています。この点について何かアドバイスありますでしょうか? 乳酸菌だけ購入することも検討しています。その場合、血液型が分からないのでO型を考えています。 アトピーとは違うかもしれませんが、早いうちに環境を整えたほうがいいという気持ちで焦っております。どうぞご回答のほどよろしくお願いいたします。 |
返信2009/10/08 10:45:08 赤嶺 福海 BXL Re: 6ヶ月の乳児脂漏性湿疹・乳児湿疹・下痢 りんか様 湿疹、紅斑、炎症などが赤ちゃんに発生すると、お母さんはびっくりして直ぐに病院へ駆け込みます。そして、薬の影響でさらに悪化する状況が多く見られます。 考えなければならないのが、その湿疹や炎症が何が原因で発症したのか理解しなければなりません。異物の侵入による免疫作用なのですから、根源である異物侵入を解決しなければならないのです。 医者は、その症状だけを考えての処置です。炎症や湿疹が一時的に治まる薬の処方なのです。しかし、その処方は、根源解決ではなく逆方向へ進む方法なのですから、さらに状況は悪化するのです。医者は、その根源を理解していないで診察して処方するのですから良くなるわけありません。今苦しむアトピー症状の方々の9割以上は、医者の責任で起きているのです。産婦人科医もその犯罪者の一員でしょう。 いえる事は、医者に任せるのではなく「ご両親」が主治医となって解決しない限り、完全克服は無いと言うことです。 さて、りんか様のお子様は、何かが原因で発症したのでしょうが、状況からお母さんの食事にあると思われるでしょうが、それが原因であれば全ての赤ちゃんが発症します。同条件で発症する赤ちゃん、しない赤ちゃんがいるとするなら、赤ちゃん自信受ける側の条件にあると推察します。 異物の侵入場所は、体の外部の粘膜を通過して侵入します。その外部とは、皮膚はもちろん、胃腸管内という事になります。今回の状況からは、胃腸管内の問題と思われますので、その条件整備が必要です。腸管内部はph5前後でその内側全てに、異物侵入の阻止、体に必要な成分を産生する「有用微生物」が棲息して体を守っています。この微生物なしには人間は生きてゆけません。多くの便検査から、湿疹や炎症が起きるお子様、成人の90%以上に菌のアンバランスが見られます。このアンバランスによって粘膜の正常化が出来ず、異物の侵入を容易にするのです。その異物は排泄器官である肝臓や腎臓から排泄されるのですが、連続の侵入であれば成分不足となって排泄できなくなるのです。アトピーの赤ちゃんは、その機能継続が1ヶ月程度となり、その後に発症することが多くなります。その後は、第3の排泄機構「皮膚」に痒みを与えて爪で掻き破らせ異物を排泄するのです。赤ちゃんは、こうしないと生きてゆけないのです。生きるための行為なのです、病気ではないのです。 痒みがあまり無いのであれば、一時的な発症と考えられますが、今の症状が乾燥や赤みのある範囲が広い場合は、今度は外部からの異物侵入によって痒みが起きて、さらに悪化することもみられます。この処置も間違えると、アトピー症状と同様の結果となりますのでご注意ください。保湿剤や抗生剤などは使用しないで、皮膚に棲息する有用な微生物を保護しながらの処置が重要なのです。 現状行っているように、一切何もしないか、ph4ローションを持って雑菌群の排除と有用菌群の保護に徹することです。 ただ、今回の症状が出たことと、抗生剤処置をしていますので、発症分岐点を少し低下している状況と推察します。大きくなるにつれ強い体となるでしょうが、1歳までに一生のプログラムが構築されますので、しっかりと基礎条件整備が安全進行です。 便の状況もあるべくしてある。必要だからその状況が見られます。腸管に棲息する有用菌のあるべく姿にすれば正常なすっぱい匂いの黄色っぽい便となるでしょう。 主治医はあなたです。 |
返信2009/10/08 23:53:28 りんか ZJV Re: 6ヶ月の乳児脂漏性湿疹・乳児湿疹・下痢 赤嶺様 早速ご返信いただきありがとうございました。 > 医者は、その症状だけを考えての処置です。 というのを薄々感じていたのですが、今回の病院の対応で確信いたしました。表面に出た症状を分類して、その分類に適していると教科書に書いてある薬を渡すだけ、という印象です。 (元々、私は病院嫌いだったところ、夫がどうしても行けと主張した。。。二人でもっと話し合う必要がありそうですね。) いただいたアドバイス: ○異物の侵入場所→胃腸管内の問題→条件整備が必要→有用微生物がアンバランスなのでこれを改善する必要がある ○外部からの異物侵入による痒みの可能性→保湿剤や抗生剤などは使用しないで、皮膚に棲息する有用な微生物を保護しながらの処置が重要→一切何もしないか、ph4ローション ○便の状況→腸管に棲息する有用菌のあるべく姿にすれば正常なすっぱい匂いの黄色っぽい便となる ということですので、安全サイドで対応しようと思うと、乳酸菌とph4ローションでの対応ということになるのですね。 また、以下についても、念のため確認させてくださいませ。 ■現在ほっぺたの赤みは更に薄くはなっていますが、頭、耳の後ろ、おでこは痒いようで、寝る前に盛んに掻いております。それで寝つきが悪くなっています。頭皮には細かいふけ状のものも出ています。頭皮にもph4ローションを付けて良いですね? ■乳酸菌は、症状が特に出ていない赤ちゃん・大人が摂取しても、もともと腸にあるものだけに、特に問題はないですよね? それから、こちらの掲示板やHPで情報を見過ごしていたら大変申し訳ないのですが、腸管に生息する有用菌は、いったんアンバランスになってしまうと、自然には「あるべく姿」には整ってはいかないのでしょうか?下痢が少しずつ回復しているのは腸内環境が少しは改善しているからなのかなあという素人考えからなのですが、、、。 主治医は親と肝に銘じながら何度も申し訳ありません。どうぞよろしくお願いいたします。 |
返信2009/10/15 15:50:50 りんか ZJV Re: 6ヶ月の乳児脂漏性湿疹・乳児湿疹・下痢 赤嶺様 追加で申し訳ありません。 現在、半年に一度のポリオの集団予防接種の時期が来ております。これを受けると便が下痢っぽくなると聞きました。また、ウィルスが腸で増えるとのことも。 血液型別乳酸菌を摂取するにあたって留意点がありますでしょうか? (ポリオ摂取の先延ばしも考えています。) どうぞよろしくお願いいたします。 |