EDC様

月末の煩雑で返答遅れました。

これまでの経緯や症状お写真・お顔付なども把握できませんので何とも言えませんが、4年以上のステロイド剤処置は、第一次成長期を薬で維持させていますので、簡単には解決できません。

基材となる軟膏やワセリンの障害もあり、皮膚常在菌の異常減少もあるでしょうし、肝腎機能の活性も重要となります。また、自己産生のステロイドホルモン作用は、各細胞の受容体が自己記号に合うようにならなければ、ステロイドホルモン作用は致しません。

期間からいうと作用分岐点となりますが、この夏の暑さなどにより体温調節も出来ずに厳しい時を過ごされたことと思います。

ステロイド剤での維持をされていて、基礎整備のできていない状況で一気に離脱すれば、ステロイドホルモン作用は一切ありませんので、抗炎症・抗ストレス作用は皆無に等しいでしょう。

痒みストレスは、痛みストレスに注ぐ厳しいストレスをあの小さな体で受けるわけですから、自律系への影響は計り知れませんし、神経末端の作用が無くなれば脱毛ということにもなります。その影響は多くの部位にも同じことが行われています。

人間は食べて生きていますので、出来れば良い食材を摂取することに越したことはありません。ただ、受け側の腸管でその食材を正常分解できなければ、中間物質の産生も多くなり異物への移行となるのです。さらに、腸管に隙間が空けば中間物質の侵入により、異物判断による排除が皮膚へ発生し、痒み感知により掻きだされることになります。

とても厳しい場面と思いますが、どこかで魔の薬「ステロイド剤」は排除しなければ、離脱ポイントを失い、成人へと続けばさらに厳しい環境を余儀なくされます。親を恨み、社会を恨み、友人を羨み・・・と、良いことはありません。

この苦しさは1〜3年です。

ご両親で手を取り合ってお子様を守るしかありません。あまり厳しければ、基礎整備をしっかりできるまでスタートラインに戻して、その間理論をしっかり会得し、気持ちも出口も設定して、指導者相談を行い気合を入れて頑張るのみです。過去を振り返っても仕方ありません、今後どうするか、この子の一生の重要時期をどれだけ親が頑張れるかで大きく変わります。

目の前の見栄えを気にしていても始まりません。少々のことは犠牲にしても奇麗な花嫁衣裳の似合うお嬢様として見送ることを目指しましょう。それは今しかありません。小学校中学年以降は、人目を気にする年齢となり、ストップさせることは困難となります。

基礎整備が出来上がれば、自律系も安定し心配しなくても円形脱毛も無くなります。

誰もが乳酸菌と四輝水処置で改善できれば、これだけ多くの方々が苦しむことはありません、モノだけではない自然との共生などを含め、目に見えないことが多くかかわっています。まだまだ母親の体波を意識してお子様は生きています。母親の心配事はお子様にすぐにつながります。不安を与えないことが第一の治療となります。その為には克服理論をしっかり会得されることです。