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返信2023/02/21 12:47:30 赤嶺 福海 過去のメール相談・返答G 4ヶ月の男の子 4ヶ月の男の子 【Q】 [性別]=男 [年齢]=0 [ホームページ内容の理解度]=70%〜100% [分娩方法]=帝王切開 [出産時年齢]=30 [出産前に膣に抗生剤を投与した]=いいえ [母親がアトピー性皮膚炎である]=いいえ [妊娠中に性交渉の有無]=無 [出産後2ヶ月以内に湿疹が出た]=はい [出産後、黄疸診断により紫外線治療をした]=いいえ [出産後、ステロイド剤、プロトピック剤、保湿剤などを使用して処置をした]=いいえ [入浴している]=はい [入浴温度]=40 [家族構成]=両親、兄、本人 [家族のサポートの度合い]=とても協力的 [居住地区]=関東 [お酒]=飲まない [タバコ]=吸わない [飲料水]=浄水器 [住居築(月)]=0 [ステロイド離脱経験]=無 [ミトン・ひじっこ]=使用していない [食事2]=母乳 [食事3]=ミルク [母乳比率]=8 [ミルク比率]=2 [便-1日の回数]=0 [便-何日ごと]=3 [尿-1日の回数]=10 [便の状態]=普通 [便の形状]=バナナのような感じ [処置経緯] 生後三週間ぐらいから乳児湿疹が出来始める。 お風呂は毎日石けんを泡だてて泡で洗うようにしてまし た。 何もケアしてなかったのですが、どんどんひどくなる乳児湿疹に焦りベビークリームを数回。 引いたり悪化したりを繰り返す。 つい最近顔が真っ赤になり汁が出るまで酷くなった為急 いで小児科に行って出された薬がロコイドとプロペトの MIX。今の段階でアトピーかはわからないけど、これで いったんひかせて、時期がきたら血液検査しましょう と。 ステロイドは絶対嫌だったので使わず、何かいい方法が ないかとそこからネットで調べまくり、保湿しなきゃい けないのかと思ってしまい、ワセリンを2日ほど。 そして、辿り着いたこちらのサイトです。 読みあさり、ワセリン即中止。昨日から脱お風呂、脱ミ トンになりました。 ネットの体験談でタイツコウ軟膏が効いたという話を聞 き注文したのが今日届きます…が、やっぱりそれもつけ ない方がいいのかなと思っています。 昨日お風呂に入れなかったら汁が止まりカサブタが少し 出来ました。が、擦って擦ってばい菌が入っていないか 心配です。 こちらの四輝水で対処出来ますか? 私たち夫婦はアレルギーは特にありません。 上の子の時は普通分娩で肌トラブルは何もありませんで した。アレルギーなしです。 今回帝王切開になってしまったのでそれが原因かなと思 っています。ミルクはアレルギー対応のモノに変えた方がいいです か? 因みに今のところ体には湿疹が出ていません。 体はツルツルです。 右のほっぺだけ汁が出て酷いです。 【返信】担当:赤嶺福海 早速、当方のサイトを読み込まれているようなので、ある程度のご理解はされていると予想して返答申し上げます。 お兄ちゃんの状況、出産環境、発症の時期等から、予想されたとおり「帝王切開」による免疫過剰状態となったと当方も推察します。もし、そうであれば、その根源となる腸管からの異物(本来は異物ではないが、中間物質を異物判断している)侵入を正常な環境で整備しなければなりません。その侵入路である腸管粘膜の構造条件を整備するには現在のところ乳酸菌摂取が最短の方法となります。 整備期間としては、これまでの便検査統計でお子様(生後約4ヶ月)の場合、最低3〜6ヶ月となっています。ただ、目的は皮皮膚改善ですから、当方の予想としても完全克服には1年は必要としますし、その間の痒みもあり、ストレスは続きますので、体内への活性酸素発生による根源の腸内環境も大きく低下することになります。よって、基礎整備には最低でも1年は必要です。四季をしっかり感知し、微調整できる体を作ることが克服という意味です。 今回の夏のような改善(今からスタートすれば、確実に夏場はある程度改善を見る)は一時的であり、秋の信号で低下することは間違いありませんので、その解決策も重要でありますが、本人自身の微調整が出来るかが重要なので、自然放置して改善させなければならないのです。 また、皮膚の処置についてですが、いろいろな情報の多くは保湿となっています。この方々は、皮膚に目に見えない有用な皮膚常在菌が棲息して、侵入阻止し雑菌社会から体を守っているのです。 今保湿すれば、体内からの異物排泄は、その部位ではなく他の部位へ移行することとなります。さらに、保湿部位は油脂系であり、炎症部位周囲にも塗布するために弱酸性の皮膚は中性化し、空気中と同phとなり、空気中に存在する雑菌やウイルスが繁殖する条件を作ることになるのです。 一時的な外部侵入の阻止にはなりますが、今度は逆に外部からの侵入路が広くなりますね。すると、体内では免疫過剰となり、崩壊した粘膜周囲は真っ赤となり、白血球が集合することになるのです。赤くなっている部位はその条件となっていますので、雑菌排除と有用皮膚常在菌保護が必要となり、当方では他にないph4設定の水系ローションを使用し、雑菌排除・有用菌保護を継続させ、炎症部位のカサブタ化をさせて、その周囲から徐々に改善できるように処置するのです。 ただ、皮膚常在菌はミクロであり、1センチ円の改善に約1ヶ月を要します。よって、皮膚の炎症範囲は直径約6センチ程あるようですから、理論的には約6ヶ月かかるということになります。が、今の症状の半分が解決すれば、一機に改善へと向かうのは、その勢いということもありますし、周囲環境がその方向となっているのでしょう。 その処置をすればすぐにその方向へ向かうということでもありませんので、少し長めの予想を立てなければなりません。今からスタートすれば、基礎条件整備できる3ヵ月後6〜7月に腸管粘膜整備でき、異物の侵入がなくなれば夏の信号によって、体内で多くのステロイドホルモンが産生し、抗炎症作用すると予想できるから、上記のような夏の改善を予想しました。 今年の1月から4月にスタートされる方は、非常に早い結果を見ることが出来ます。これが夏からのスタートであれば、整備できる秋には、体内環境が改善とは逆パターンとなり、厳しい状況が長くなることが予想されます。また、1歳を超えれば自我に目覚め、掻痒行為の強さで、目的とする皮膚の症状は一機に壊れることもよく見ます。よって、生後7ヶ月までであれば克服の月日まで言い当てられるということなのです。 ご質問にある「脱入浴によって、雑菌が感染しないか?」は、心配要りません。体液には一時感染しますが、他の部位が乾燥していれば雑菌は増殖できません。体液も固まり、カサブタ状況が出来れば、異物の浸入はありません。逆に入浴やシャワーにおいて水分に触れるほうが、感染の恐れがありますね。兎に角乾燥させてカサブタつくりが重要なのです。1日3回の四輝水塗布で、雑菌の増殖は抑えられます。 脱入浴は一般常識からすればタブーのような気はすると思いますが、理論的にも結果的にも改善のために一番功を奏しています。 <脱入浴について> https://www.atoppos.co.jp/html/8datsu.html ミルクの対応ですが、アレルギー用のミルクに変えた方が良いのでは?ということですが、基礎整備できるこの3ヶ月間は、変更した方がよいかもしれません。丁度先日もその話しがあり、私はそんな必要ありませんよ・・・と申し上げたのですが、比べてみた面談者がいうには、便の回数が大分変わりましたということで、反応状態には大きく変化はありませんが、便の環境から見るといいかもしれません。 これまでは、大丈夫、今基本を整備している途中だから、変化する必要はないと申しておりました。・・が、理論的には、乳糖が少なくなれば反応は少ないでしょう。3ヵ月後は、その必要はありません。受け側の腸管で解決します。母乳が8割ですが、出る限りその割合は落とさないでください、母乳はお子様にとって神の食材です、どんな人間にも作れません、、、母親のみです。 タイツコウについてですが、当方の初期(20数年前)には一時的に使用しておりました。その後、皮膚常在菌理論を確立し、皮膚保湿はしないことが、改善の早道ということが理解でき、一切ストップしました。 漢方成分の作用というより、ワセリン(軟膏)による保湿作用で異物侵入を阻止し、一時的症状を安定させます。が、調べてみるとph7という中性であり、正常部位の皮膚常在菌の減少が大きく見られ、処置継続することで、症状範囲は結果的に広くなっていたことは間違いありません。 出来れば使用しないほうが賢明と思います。もし、返品できるのであれば、先方に相談してみてください。(当方の理論会得した場合ですが・・・) 現在4ヶ月、例え今スタートしても生後7ヶ月までどんな症状になるか予想が付きません。ただ、その後は改善パターとなることは間違いありません。それまで、今の頬のみの症状で止まればよいのですが、腸管粘膜より異物侵入ということであれば、広範囲になる可能性も否めません。 その症状差は、肝腎機能の差ということになります。機能低下すれば、症状はさらに厳しくなりますし、安定していればこれ以上酷くなることはありません。4ヶ月前後がその分基点となります。様子を見ましょう。 上記のことをまとめれば、今の症状は体内に外部から異物が浸入して起きているということです。その外部とは、皮膚であり、腸管内部です。その外部は粘膜で覆われ、全て有用菌が棲息して、表面phは弱酸性(ph5前後)となっています。この外部の条件が、正常に整備できれば異物の侵入は阻止でき、免疫過剰は起きません。皮膚の赤い部位は、その粘膜が崩壊していますので、空気中の異物が侵入する条件であり、白血球(免疫)が集合して、異物浸入しても即対応できるようになっているのです。この範囲が広くなることで免疫過剰は強大となり、反応も強くなるのです。(痒みが強くなる) よって、腸管内部粘膜調整に「人由来アトピー対策用特殊乳酸菌摂取」、皮膚粘膜調整の為にphを弱酸性(ph4)ローションにて、雑菌排除し正常部位に棲息する皮膚常在菌を保護することで、雑菌の増殖はなくなり、症状部位はカサブタとなります。このカサブタを造ることが改善のキーポイントとなります。頬もカサブタが出来れば、真っ黒となって見栄えも悪いと思いますが、数ヶ月の辛抱です。 多くの方は、ここで病院の処置によって殆どの方が、薬物療法となり、ストップすることもままならぬ状況を余儀なくされ、改善に厳しくなる1歳を超えることになります。今は苦しいですが、確実に再発のない皮膚改善となることは間違いありません。 現在、相談申し込みから少し時間を要していますので、脱入浴、ミトン外し、脱保湿によって症状的にも変化が起きているようですね。(お写真拝見いたしました)そうなんです、兎に角カサブタつくりが重要なのです。カサブタも周囲を引っ張ることで神経に作用し、痒みも出ますし、まだまだ体内排泄もありますから、直ぐには痒みも治まりません。 掻いて汁が出て、カサブタになって、掻いて、カサブタと繰り返しながら進行します。まだ大小(症状)どちらに動くかは予想できませんが、基礎整備を始めれば少しづつでも沈静化するのではとも推察しています。 海洋深層水をミルクに入れるとよいでしょう。問題ありません。痒みで体内のマグネシウムは大きく減少しますので、ミネラルバランスの良い水を摂取することが重要なのです。 スマホのようなので、これくらいの内容とします。もし、まだご質問があればあと1回のみ無料サポートいたします。(フローラ会ご入会のときは別です) t−1.jpg |