■血液型乳酸菌Rei
(A・B・O・ABの4種類 1g X 60包)
オーダー乳酸菌の理論を基に、自己非自己を考えた免疫論、また、腸造血論からすると、腸内細菌にも輸血と同じ原理があてはまるはず、との考えから血液型乳酸菌が作られました。
さらに、人と乳酸菌にも相性があるため、自分に合う乳酸菌(自分自身の菌)を取り入れた方がおなかにとって良いことは言うまでもないと思います。
【成分】
エンテロコッカス、ラクトバチルス、ビフィドバクテリウム系の乳酸菌11種類がバランスよく配合されています。
【使用方法】
ヨーグルトを作るときに、1リットルパック牛乳に2本、ヨーグルビジン1本とともに入れる。
ヨーグルトが苦手な方や離乳食前のお子様には、1日2本程度、粉末での飲食も可能です。
生後まもなくからの発症原因は、アトポス理論の理由により腸内環境アンバランスが根源であることは多くの克服者輩出と多くの便検査で確認しています。根源解決のためには、乳酸菌摂取が必須でありますが、乳酸菌採取の由来・菌種類・菌数により克服期間は大きく差が出ます。「市販の乳酸菌摂取をしたが良くならなかった」という声も聞くが、由来・菌種類数・菌数関係なく効果あるものではないのです。正常作用を行うための乳酸菌種類や菌数も考慮に入れなければ、いち早い克服は望めないことになります。1歳を超えると改善期間は長くなるのは、お子様自身の自我により掻痒行為が一段と強くなるからです。この時期のお子様には出来るだけ早い整備が必要となるのです。
アトピーは免疫過剰であり、免疫調整は腸管で行うことが重要です。血液型は免疫分別となっていることから、血液型に合った乳酸菌を摂取することが、早期腸管調整に繋がることは間違いない。
この乳酸菌は、腸内環境バランス調整商材として、他の類を見ない「人由来」「多菌種類」「多菌数」「同血液型」であり、このためだけに開発された世界第二位とされる乳酸菌です。(因みに第一位は「オーダー乳酸菌・その人個人から採取した乳酸菌」です)
腸内有用菌の働き
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◆腸内細菌、腸内フローラって何でしょうか。
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腸内細菌とは、ヒトや動物の腸に住んでヒトや動物と共生している細菌のことです。腸内微生物とか腸内菌という事もあります。腸内細菌はヒト成人では100兆個、100種以上、1kgもの重量に達すると言われ、未解明な部分も多いのですが、私達のあらゆる組織、生理機能に影響を及ぼしており、私達が生きて行く上で重要な役割を担っていることが明らかになってきました。
自然の森や林、草原を考えてみましょう。いくつかの植物が群れや集団[群落(集落)と言います。]になっています。このようにある範囲に植物が群落を形成している場合、生態学ではこれをフローラ(相あるいは叢)と言います。この類似性から腸内に形成された細菌の集落という生態学的な考え方をして、腸内フローラとか腸内細菌叢といいます。
腸内細菌叢は腸内にある自然環境、人間の内なる自然環境であり、細菌同士が互いに作用しあい一定のバランスを保ち、一つ一つの細菌はこの自然環境の構成員となっていると考えられるわけです。細菌とヒトとの間に様々な相互作用があり、また細菌間でも相互作用しあい一定のバランスを保っているのですが、ヒトの健康状態が変われば腸内細菌の状態が変わり逆に腸内細菌の状態が変わればヒトの健康状態にも影響がおよぶのです。腸内細菌はストレス、抗生物質、食品添加物等によって、ダメージを受け、乱れます。また、加齢とともに変化してゆきます。常に腸内細菌を良い状態に保つようにしたいものです。
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◆乳酸菌やビフィイズス菌は腸の有用菌とか善玉菌と言われ、こうした菌を摂ることが健康に良いといわれたり、又、口からビフィズス菌などを食べてもそう効果はなく、自分の腸にいるビフィズス菌などを増やすようにした方が良いので、その為にオリゴ糖をとるとよいという説もあります。本当は、どうなのでしょうか。
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腸内細菌はそれぞれに特性があり、腸の部位によって菌の種類や数が全く違っています。このことを抜きに考えることはできません。下図に健康なヒトの小腸と大腸における細菌の分布割合を示します。(交通事故で急死した方の貴重なデーターから算出したものです。〉
消化、吸収そして免疫の主要な場である小腸にはエンテロコッカス菌という乳酸菌が最も優勢に(多く)存在し、排泄の調整と再吸収の場である大腸付近及び大腸に至ると、菌の種類もぐっと増し、ビフィズス菌も上位に存在していることがわかります。又、大腸での細菌の数(正確には密度)は小腸より何万倍も多くなります。吸収、消化、免疫を担う重要な場にはそうおいそれと細菌をはびこらせるわけにはいきません。しかし、そのようなところで、最も優勢に存在する乳酸菌のエンテロコッカス菌は生理的に大変重要な働きをしているのではないかと推察してもおかしくはないでしょう。実際そうなのですが後でさらに説明します。また、腸内の内容物は小腸から大腸へと流れてゆきます。小腸の細菌の状態が良ければ、大腸の状態も良くなり易いし、異常になってくれば、大腸にも異常がでてくるでしょう。兵庫医科大の下山孝教授によればエンテロコッカスが増える状態ではビフィズス菌も増えるということです。ですから、小腸の最も優勢な有用菌エンテロコッカスを補給することは大変重要といえます。一方、大腸はビフィズス菌をはじめバクテロイデス菌など大腸内容物1g中に百億〜千億もいます。多少の(例えば百億位の)ビフィズス菌を口からとった程度では、免疫刺激効果は期待できますが、大腸の細菌叢に影響を及ぼすのは難しいのです。オリゴ糖はビフィズス菌を増やすと言われており、ビフィズス菌は増えるのですが、オリゴ糖はビフィズス菌だけなくバクテロイデス菌という時に悪玉菌とされるものも増やしてしまいます。ところが、他の菌種に負けぬようビフィズス菌を応援し増やし、しかも他にも多くの有用な働きを持っているのが、酪酸菌です。酪酸菌は胞子を作り、極めて耐久性があるので、口から入った菌はほぼ100%大腸に到達し、増殖します。酪酸菌が増殖すると、ビフィズス菌もどんどん増殖し、大腸内の細菌叢が改善され、大腸ポリープや大腸ガンの予防にもつながります。そういうことで、血液型乳酸菌は表のように多種の有用菌を含んでいますが、その最も重要となる菌はエンテロコッカス菌と酪酸菌です。
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◆血液型乳酸菌に使われているエンテロコッカス菌とそのエキス及び酪酸菌の働き示しましょう。
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◇エンテロコッカス菌(乳酸菌)の働き
エンテロコッカス菌は乳酸菌の中では消化液や様々な物理条件に対して最も強い耐性を示します。エンテロコッカス菌にはいくつかの種類がありますが、主なものはフェシウム菌とフエーカリス菌です。フエシウム菌の方が耐性が強く、各種糖の分解性、抱合胆汁酸分解性など代謝活性も高く、ヒトとの親和性も高いようです。高脂肪食の人はフェーカリス菌の割合が増え、植物性の食事を取る人はフェシウム菌の割合が高いという報告もあります。古くはフェシウム菌とフェカリス菌は分けられておらず、どちらもフェーカリス菌と言っていました。このため、ビオフェルミンなど整腸薬にはフェーカリス菌と表示されていますが、実際は厳密に調べると、殆どフェシウム菌です。
血液型乳酸菌1包中には約1兆個(約300mg)のフェシウム菌からの核酸、多糖、ペプチドを主体とする抽出エキスと質量とも整腸薬を凌ぐ優れたフェシウム生菌とが含まれています。
1.寿命延長効果
エンテロコッカスフェシウム菌のエキス(以下、エンテロコッカス菌エキスとします)には動物の寿命を延ばす働きがあります。マウスにエンテロコッカス菌エキスを餌に混ぜて飼育すると、寿命が大きく延長することが明らかとなりました。この原因の一つとして体の酸化状態を抑さえていることが考えられています。
2.血清コレステロール低下効果
ウサギを高コレステロ一ル状態にした後、コレステロールの低下してゆく様子をみると、エンテロコッカス菌エキスにはコレステロール正常化促進効果のあることがわかります。エンテロコッカス菌を与えると、コレステロールの吸収が抑さえられ排泄が速やかになる為と考えられています。又、エンテロコッカス菌エキス中には・コレステロ一ルはじめ脂質が血管壁に沈着するのを防止する作用のあることが知られています。
3.脂質吸収抑制効果
高脂肪食を与えたラットにエンテロコッカス菌を与えると、血中トリグリセライドが抑制されます。
4.血圧抑制効果
高血圧ラットにエンテロコッカス菌エキスを投与すると、血圧が抑制されます。
◇クロストリジウムブチリカム(酪酸菌)の働き
1.脂質代謝正常化作用
ヒトでは、酪酸菌により高脂血者の血清コレステロール値が30%以上低下することが下山教授により報告されています。動物実験でもこのことは裏付けられました。ハムスターにコレステロール食を与え、2週間飼育、酪酸菌を与えた群は、与えなかった対照群に比べコレステロール値が抑さえられました。酪酸菌がコレステロールを抑さえるメカニズムの一つとして、産生される酪酸等が肝臓でのコレステロール合成を抑さえることが考えられています。
又、ラットに果糖食を与え、4週間飼育、酪酸菌を与えた群は血清トリグリセライド、体脂肪量共に、著しく抑さえられまレた。
2.肥満抑制物質の産生
酪酸菌はコレストロールを一部分解します。このとき、コレステロールから、コレステノンという肥満を抑える物質もつくることもわかりました。こうしたことも上に述べた酪酸菌の脂質代謝正常化能の一つになっていると考えられます。
3.ビタミンの産生
ビタミンB群、ビタミンKを腸内で作ります。
4.大腸ガン、ポリープなどの予防
月摂食させた結果です。単独の有用菌でも効果はありますが、発酵乳などや複合して菌を投与するのが最も効果があることがわかります。このほか、花粉症、喘息にも著効を示しました。
アレルギーは現代病で免疫の異常が亢進した病気と考えられていますが、副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)などにより免疫機能を抑さえることで対応しようとすると、副作用が出たり、感染し易くなり根本治療となりません。しかし、有用菌は免疫機能を高める作用を持っており、免疫系の全体のバランス、体の機能全体をバランスよく高めることでアレルギー症状を抑さえるのに役立つと考えられます。
マウスに発酵乳を3週間与え高温(46℃)または低温(-20℃)に50分間おきます。通常食で飼育したマウスはすべて死んでしまいましたが、発酵乳を与えたマウスは高温や低温に抵抗性を示し高率で生存していました。
◆腸造血論とは・・
『千島学説』に基づく。岐阜大学教授であった千島喜久男博士は、食べ物の消化物が腸の繊毛に附着し、それが腸粘膜に吸収される過程で、アメーバに近い姿に移行し、やがて赤血球に成熟し、それが血
管に流れ込むのを確認した。
人間の血液はどこで造られるか
『赤血球は骨髄で造られる』が現代医学の定説になっている。
1925年、アメリカの3人の血液学者によって最初に発見された。彼らはニワトリや鳩を9日から10日間絶食させ骨髄を観察、造血作用を確認した。
しかし、なぜ長期間絶食させるという異常な状態で観察したのか、また、それを健康な体に適用してよいのだろうか。
千島は、ニワトリ、ウサギ、イヌ、ネコ、カエルなどを材料に、栄養状態の良いときと、絶食させたときとを比較しながらさまざまな実験を繰り返した。
その結果、食べ物の消化物が腸の繊毛に附着し、それが腸粘膜に吸収される過程で、アメーバに近い姿に移行し、やがて赤血球に成熟し、それが血管に流れ込むのを確認したのである。
植物には根があって、そこから水分、栄養分を吸収し成長している。動物の場合、その根に当るのが腸の繊毛ということになる。 脊髄のない動物は骨髄がないから、血球は消化器で造られている。しかし人間や脊椎動物の血球も、発生の最初の段階では卵の表面の繊毛、ついで胎盤の繊毛、生後は腸粘膜の繊毛で造られることを千島は発見した。
しかし、骨髄造血説は現代医学の定説となっている。それは骨髄の中に多種多様な細胞があることと、飢餓あるいは栄養不足のときに造血作用が認められるからである。しかし、これらの状態は、通常人が生活する上での真の造血作用ではない。 というのは、骨髄は健康状態のときは脂肪が充満していてとても血液は造れないからである。飢餓および栄養不足では血液が補給できないので、細胞が血球に逆戻りしているのである。
「異所造血」といって骨髄以外にみられる造血作用同様である。