生後まもなく発症したアトピーを病院では、「小学校に上がるまでには良くなりますよ」とコメントしていました。 しかし、症状はいっこうに治まらず、逆に範囲は広くなり精神的にも厳しい状況となった。 さらに、同級生の目を気にするようになり、ストレスはいっこうに収まらず、常に相手の目を気にするようになった。 我慢した学校から自宅に戻ると緊張の糸が緩み、一機に痒みが増してくる。綺麗にしようとすればするほど、 症状は逆転して厳しい環境を作り出した。掻痒行為が癖になり、痒くなくても皮膚に圧力を加えることになる。 この時期の克服はとても厳しいのです。でも、、何としてもこの時期に解決させるのです!
氏名 = ○○ちゃん
性別 = 女
職業 = 小学校1年生
年齢 = 6
身長 = 120
体重 = 25
血液型RH = +
型 = B
血圧1 = 120
血圧2 = 80
視力(右) = 1.5
視力(左) = 1.5
お酒 = 飲まない
タバコ = 吸わない
飲料水 = アルカリ電解水
飲料水その他 =
病名 = アトピー性皮膚炎
発病年 =
発病月 =
治療 = 漢方薬 ステロイド
住居年 = 8
住居築(月) =
リフォーム(年) =
リフォーム(月) =
シロアリ除去(年) =
シロアリ除去(月) =
ステロイド中止(年) =
ステロイド中止(月) =
ステロイド中止(日) =
ステロイド歴(年) = 6
ステロイド歴(月) =
ステロイド使用頻度 = 毎日
アレルゲン = 卵
アレルゲン = 大豆
アレルゲン = ダニ
アレルゲンその他 =
備考 =
◇ANS
○○○様
6歳の○○ちゃんの相談で、お受けしましたが発症時期や治療経過などの詳細が不明なので正確な返答は出来ませんが、お子様のアトピー克服には何としても全力を出したいということで、今まで多くのお子様の指導経験から想像して書き込みいたします。
○○ちゃんを克服する基本は、薬など何も使用しなくても反応しない身体にすることです。これは、誰も希望していることですが、克服の出口をしっかり見つけられないために皆さん同様の行動を取るのです。また、99%の病院や医師は、この本当の克服法を知らずに処方しているから、解決できることはありません。本来この克服には多くの時間を要し、良くなったり悪くなったりの繰り返しをしながら克服進行するのですが、ちょっとの悪化に右往左往して、直ぐに良くなる方法を求めて薬物治療を行います。
症状があるのですから、必ず原因はあるのです。(皮膚科学会は、原因も治療法も確立されていないとしながらも、ガイドラインを作って薬物療法一辺倒です)
その解決法は、アトピーでない方の身体条件に合わせることなのです。同じ母親から生まれた環境の兄弟姉妹に差が出るのでしょうか?、同じ年代の同じ環境にある子供に何故差が出るのでしょうか?アトピーのお母さんから正常な子供が出来て、アトピーでないお母さん、アトピーでないお父さんから何故アトピーの子供が産まれるのでしょうか?・・・この問題解決が、克服のキーポイントとなるのです。
どの時期からの発症かは不明なので、生後まもなくの免疫過剰かは判明できませんが、今の治療からして結果的には内因的アトピーとなっていると推察できます。アトピーの直接原因である「免疫過剰」は、生後まもなく少なからずあったと推察できますが、その後も何らかの変化でストレスが生まれ活性酸素が体内に充満して、今回の継続症状に繋がったと思われます。アトピーの方々への「便検査」から、正常な方の1000分の1まで減少していることが判ります。毛髪分析から、自律神経に大きく影響する「マグネシウム・カルシウム」のアンバランスや減少が見られます。
さらに、この解決のための「非ステロイド剤」や「ステロイド剤」、「抗アレルギー剤」の処方は、一時的解決には繋がりますが、克服方向とは全く逆方向への進行となります。特に、生体へ影響の大きいステロイドホルモン剤は、体内侵入で体に大きく作用し、必要細胞の自己受容体記号を変更させ、自己のステロイドホルモンを受け付けなくなり、一気にステロイドホルモン剤、非ステロイドホルモン剤を外すと、抗炎症作用へは動かず、外部からの菌群や異物の侵入によりさらに反応を繰り返すこととなるのです。この様な生理物質は、必要な場所にしか作用しないために、記号を持って働いていますが、化学的に作られたステロド剤は、私にもお母様にもアミちゃんにも作用することになるし、ステロイドホルモン作用細胞以外のホルモン細胞にも作用して、体内のアンバランスを起こすこととなります。特に生体の根幹である「自律神経」をも逆転させて、それに作用される各系は、大きくアンバランスを起こすのです。特に免疫系は直ぐに逆転を起こし、「免疫過剰」状態となります。
抗アレルギー剤も簡単に使用しますが、これも解決を遅らせる大きな要因伴っています。痒み物質を放出する細胞に蓋をしたり、痒み物質が合体する受容体に蓋をしたりして痒みを押さえていますが、この範囲は使用する量と共に範囲が広がってきますし、外したときの反動は、異常な痒みとなり、さらに大きなストレスを引き起こす要因となり、腸内細菌やミネラルに悪影響を与えることとなります。
これら2点の取り外しは、完全克服の必須項目となります。・・それだと、さらに大変な状況となるのでは、と思えるのですが、何処かで解決しなければならないのです。思春期に入っての解決はさらに難しい状況が加算されます。この時期に何としても解決しなければならないでしょう。
皮膚の処置方法も考えなければなりません。皮膚バリアは、外敵を体内に侵入させない大きな役割をしていますが、僅か0.1_の皮脂膜が、雑菌やウイルス、酸素、紫外線等から身を守っているのです。皮膚phは弱酸性の「5」となっていますが、炎症を起こしている皮膚phは、「7」の中性となっています。この症部分には、空気中に棲息する「黄色ブドウ球菌」が蔓延り、20分に1回の割合で増殖しています。逆に正常部分には、1平方センチ当たり役100万個の皮膚常在菌(P・バクテリウム・・有用菌)が、棲息して、皮膚バリアが崩れたときには皮脂を出したりして、外敵から身を守っています。この皮膚常在菌棲息無しには正常皮膚を維持することは出来ません。皮膚構成の条件は、この皮膚常在菌を棲息できる条件整備をすれば解決できることになるのです。よって、黄色ブドウ球菌が死滅して、皮膚常在菌が成育できるph「4」のローション塗布で解決することになるのです。
「腸内細菌」「ミネラル」を正常化させることで、物理的処置は約1年以内に解決できるでしょう。あとは、皮膚常在菌の成育のスピードで解決の差が出ます。小さな炎症範囲であれば、ある程度予想した期間で解決できますが、広範囲になると予想はつき辛くなります。
当方の会員には多くの子供を中心として、サポートを行っていますが、0歳児は必ず1年以内に解決できます。しかし、2歳を越え10歳までは、解決には時間を要する統計となっています。自我に目覚めた3歳以降の子供は、この理論を把握することは出来ず、身体にこの意識を入れることが出来ないために、今起きている「痒み」に大きなストレスを受け、「痒い」が解決出来る「痛い」という感覚になるまで掻き続け、皮膚を掻き壊してしまいます。見た目は、全然良くなっていないという落胆の空気は家族も落ち込み、解決の方向を変えてゆくのです。また、その感染は、時期によって急激に起きて、慌てふためき再度薬物療法へと戻る方も多くおられます。(面談をしていない方のみですが)
辛くても、この時期の解決を何としても望むべきと思います。
この相談は、アトピー症状が良くならないために、、、か、ステロイド剤の処方は?ということではないかと思いますが、疑問に思いながらステロイド処方は、危険です。人間は2歳までに一生のプログラムが構築されるといわれます。その時期に身体に大きく直接作用する「ステロイドホルモン」を外部から侵入させて動かすことは危険というほかありません。今存在する多くの成人アトピーは、この事からスタートして、その方向を切り替えるタイミングを逃してきました。小学校高学年になると、異性や他人の目を意識することとなり、少しでも安定した状況にありたいとするからです。中学や高校だともっと条件が悪くなるのです。
一生に約1gしか産生しないステロイドホルモンを外部からその数生分を摂取、侵入させるわけですから、記号を持つ自己のステロイドホルモンは特定の細胞へ作用させるためにある受容体が変化して、作用しなくなるのは当然であり、外部から侵入させるステロイドホルモン剤を外したときに発生するリバウンド症状はそのために起きるのです。ステロイドホルモンは、人間の生きるための条件の1つとも言えるほど重要な生理物質なのです。これらの生理物質のは必ず自己記号を有しているのです。
病院の云われるように「もう少し体が大きくなればよくなりますよ」を安心して聞いていては、大変なことになります。
この考え方を基本にして、しっかりと確実に解決できる方法を探しだし、辛くても○○ちゃんの将来を見据えて家族全員の力で解決されることを祈ります。
下記にいままで行っている子供達への処置方法を記述しますので参考にお読みください。
@腸内細菌の調整を行う。
※発症の原因は、受菌バランスが狂ったために発症なので、ここの調整は不可欠となる。子供に乳酸菌を摂取させる。
※血液型別乳酸菌 http://www.nova-souken.net/html/arigato-ketueki.html
※オーダー乳酸菌など http://www.nova-souken.net/html/arigatou-order.html
Aミネラル調整を行う。
※ここも発症の原因解決が目的。・・(痒みによりミネラルバランスが崩れるため)
※天然ミネラル濃縮液 七海を摂取する。(湯冷まし等に入れる)
http://www.nova-souken.net/html/nanami.html
B皮膚phを弱酸性にする。
※皮膚バリア機構は「皮膚常在菌」にあるため、これらの有用菌を正常に棲息させれば皮膚も正常となる。※四輝水というローションにて皮膚PHを安定させ雑菌を防ぐ。
C皮膚を乾燥させる。
※アトピー症状での大きな問題は「感染」にあります。この感染には水分(体液は感染の最悪条件)が必須となり、患部を絶対に濡らさないことが早めの解決に効果を示す。風呂に入らないことが早く良くなる秘訣です。(病院では清潔にするため入浴を充分してと指導・・逆)
D母親といつも密接にしておくこと。
※子供は母親をいつも頼りにしており、母親が遠ざかると不安で仕方ない。辛いときは常に近くにいて安心させることが重要です。少し長い克服期間を自信を持って進行することが、子供を安心させることとなります。
E母親をいつもサポートできる父親の理解が重要となる。
※毎日24時間子供のそばにいて辛い状況を見るに当たり、「本当に良くなるのだろうか?・・いっそ、クスリを塗って楽にさせた方が・・」と言う気持ちが必ず来ます。この時に一緒になってがんばれる言葉やねぎらいが重要となります。子供の克服にはこの行為が一番重要となります。
F毎日外に出すこと。
※人間も動物も植物もこの自然環境の中で生きており、その季節や状況によって毎日身体は変化しています。その変化を性格に受け取ることが、常に一定に出来る身体となりますので重要な行動です。暑いときも寒いときも常に36度一定の身体にしなければなりません。生まれて初めての季節を1年間経験しますので、春秋に変化は現れます。冬と夏の環境は逆転しますが、それでも同条件の身体を維持するためです。(車でも構いません)
G自信を持つために面談が必要です。
※これで本当に良くなるのだろうか?この指導者の考え方や人間性はどうなのか、信じて良いのか?・・また、指導者の判断も確信の1つとなるでしょう。