大学生のアトピーQ&A・・・もう、大人の仲間入りといってよい年齢だが、目的を持っての大学生活。 高校とは違った自由な環境でもあろうが、中間を過ぎるとひしひしと迫ってくる社会人のプレッシャーが毎日襲ってくるものだ。中学生になればよくなるといった医者の言葉を信じて進行してきたが、 ここまで遅れれば「このまま良くならないのでは・・・?」という不安な思いが体全体に走る。そして、右往左往とあらゆる治療法に目を向け試してゆくが、改善に兆しが見えずさらに不安が襲ってくる。男性と女性では、もう体の仕組みが違うので考え方や行動も異なってくるし、同年齢の学生と比較して焦るのだ。特に男性は女性、女性は男性の付き合いなどは二の足を踏むこととなり、人の目を異常なほど感じることとなる。これは全てストレスとなり、さらに悪化の条件をはぐくむのだ。ここまできたら、腹をくくって将来のために頑張りぬくことだ、大学生!!
氏名 = ○○○○様
性別 = 男
職業 = ○○○大学
年齢 = 19
身長 = 174
体重 = 58
型 = A
視力(右) = 1.5
視力(左) = 1.5
お酒 = 飲まない
タバコ = 吸わない
飲料水その他 = 市販飲料水
病名 = アトピー性皮膚炎
治療 =
幼児期 丹羽クリニック?というところでの、飲み薬、軟膏により治療。クロレラなど飲んでいました。 汗をかくとひどくなったりしました。
中学生時、地域の皮膚科で、治療、保湿剤などを使用、
10日ほど知らないうちに副腎皮質ホルモンのはいった薬を使用、すぐにやめる
高校生時、神戸の浜辺医院というところで漢方薬を使用、飲み薬、軟膏を使い、また、近くの温泉にも通い卒業時にはほとんど治る。
現在、大学生一年、田舎から東京に移り住み、生活環境がかわり、生活のリズムが崩れ、一気に悪化、二週間だけステロイドを使用し、夏休みを利用し故郷で療養、そのときは回復にむかいましたが、現在東京の寮生活で、肌があかみを帯びて、かゆくなったりします。
住居年 = 6
ステロイド離脱経験 = 無
アレルゲン = ハウスダスト
アレルゲン = ダニ
備考 = 現在東京にて寮生活をしているのですが、こちらに来て、症状の浮き沈みが激しく、慢性的に、かゆい状態がつづいています。こちらで紹介されている本を読ませていただき、なんとか治して、普通の大学生活がおくりたく、相談にのっていただきたいです。一度治したのにまたくるしむのは非常につらく、がんばってなおしたいとおもっています。東京のように空気がわるくても治すアドバイスをいただきたいです。
◇ANS
○○○様
幼少期からのアトピー対戦には、多くの苦労もされたり良くなった喜びなど一喜一憂されてきたこととご推察します。
しかし、結果(アトピー性皮膚炎)があるには必ず原因はあるのです。皮膚科学会やアトピー研究者など日本の医学を持ってしても、「原因も治療法も確立されない」のです。・・といっても、製薬、厚生労働、医療界の三つ巴で、天下り、研究費、経営という利益が発生すれば、見て見ぬ振りとなるのです。ステロイドホルモン剤やプロトピック剤もこの数年で大薬害事件となることでしょう。その被害者はいつも国民、患者なのですね。
当然、○○さんの症状という結果にも原因があって起きているのですね。まず、発症の原因は、生きることにおいてこの雑菌社会との対戦で確立させなければならない「免疫」なのです。この調整が一時的に狂ったときに起きた湿疹や炎症にステロイドホルモン剤や抗生剤、保湿剤を使用したことから高校生まで引き続き、快復したかに思われた高校卒業後の大学時に再発したことを見れば、根源的な解決にはなっていなかったことが推察できます。他の学生の方は、何処かの田舎から出てきても発症しないというのは、あなたとの身体の差があるからでしょう。
おそらくその差は、「免疫」にも関与し、常に一定である条件を維持する「自律神経」にも直接関与する「腸内細菌」の不安定によるものと思われます。小さい頃からの「痒い」という感情は、大きなストレスとなり活性酸素を発生させますが、これらは細胞や菌群を死滅させて身体を大きく低下させます。特に人間の身体調節に重要とされ、生きるために重要な成分なども作り出す「腸内細菌」を激減させるのです。また、人間に必要な「ミネラル」も大きくアンバランスを起こします。
多くの「便検査」と「毛髪分析」からその事がハッキリと見えてきます。私は、この2点の解決は、アトピーでない方の身体条件にする唯一のポイントと思っています。その方法は、「乳酸菌摂取」「ミネラル摂取」です。簡単です。
これで内部の条件は整備できます・・でも、簡単には解決することはなく6〜12ヶ月は要します。
他に考えなければならないのは、皮膚の構造です。皮膚は外敵から身体をも持っている唯一の防衛軍です。しかし、アトピー性皮膚炎というシステムで一気に破られることとなり、その部位から外敵は体内に侵入しようと勢力を広げてきます。そうして、体内に入り込めば人間は生きることが出来なくなってきます。「敗血症」となって、脳や血液から全て犯されることとなり、生きられても廃人ということになります。それほど皮膚は重要な役割をしています。どんな小さな怪我でも医者が抗生剤を処方するのはこの為なのです。
皮膚は常にph5前後の弱酸性で保ち、空気中の雑菌群から身を守っているのです。空気中の雑菌群のphは「7」です。その皮膚表面を微細に観察すると毛穴や皮膚粘膜に有用な「皮膚常在菌」が1センチ四方に約100万個も棲息しています。これらが常に雑菌から身を守っているのです。さらに、皮膚表面の皮脂が外れたらすぐに皮脂が出るように「ステロイドホルモン」も作り直ぐに皮膚表面に皮脂が出るようにしているのです。・・素晴らしいメカニズムです。
この「有用皮膚常在菌」の棲息する皮膚は正常だということを理解すれば、処置はどの様にすればよいか誰でも判るのです。そうです、雑菌排除と皮膚常在菌棲息条件のph調整だけでよいのです。ph4のローション処置で皮膚は解決するのです。(炎症範囲が大きければ時間は要しますが)しかし、多くの医者の処方は、油脂系の保湿剤を使用したり、どんな菌も殺菌のためイソジンや抗生剤を使用したりして、皮膚表面に重要な「有用皮膚常在菌」は死滅してゆき、炎症範囲はドンドンと広がってくるのです。少し時間はかかっても皮膚常在菌棲息条件が整備できれば、間違いなく再発のない条件を作れるのです。
上記「腸内細菌」「ミネラル」「皮膚常在菌」調整が、基本的な物理調整となります。これだけで良くなるのであれば、誰もが解決するのですが、実際にはその半分の解決にも至りません。多くの試行錯誤を重ねて判ったことは、3歳を過ぎた人間の身体には、「意識=思い」が大きく左右することが判りました。
基本調整をしながらのことですが、、自分が「良くなる!」と理論を理解して思い続けて行動すれば100%良くなります。
それは、東京であろうが神戸であろうが北海道であろうが同じことなのです。腸内細菌という基礎条件が狂えば緯度の問題が出たりはしますが、その場所に1年以上留まるのであれば問題なく解決します。神戸より東京の方が条件的には悪いのですから、その条件の悪い場所で解決すれば当然、神戸であればもっと良くなるということになるのです。最悪の条件で良くすることが、あなたの本当の解決となるのではないでしょうか。
意識のことですが、、、
@アトピー理論を理解すること。<本・セミナーにて>
A早起きをすること。
B胸を張ること。
C笑顔を多くすること。(胸を張れば多くなる)
D家族の理解が必要。
E毎日学校に行くこと。
以上のことで、100%近く解決します。
下記に今までの方々にコメントした内容を記述しますのでご参考程度にお読みください。
@基礎条件の整備(アトピーでない人と体を同条件にする)
※腸内細菌の調整・・乳酸菌摂取5兆個/1日(ヨーグルトにて)
※ミネラル摂取・・総合ミネラルとして
A皮膚phの調整(感染防御)
※今は、黄色ブドウ球菌からの感染範囲を広げないことが重要となります。よって、黄色ブドウ球菌が死滅して、有用菌が生存できる方法が必要となります。皮膚は皮膚常在菌なくしては成立できない。皮膚常在菌が棲息でき黄色ブドウ球菌などの雑菌は排除する。
※脱入浴も感染防御の方法となる(重要)。感染は水分が一番の問題であり、風呂にはいると体温異常によって痒みが出て外部から掻き崩し感染する。また、カサブタが落ちて体液が出ることで感染条件となる。
B胸を張ること(重要項目)
※この行為は、「免疫過剰」の原因である免疫の司令官「Tリンパ球」の活性場所が胸の「胸腺」であることから、この場所の活性は胸張りと宝石などのペンダントで活性させる。胸張りはお金も一切かからない。胸張っている人にアトピーはいない。また、免疫低下のガンの方もいない。
※胸の当たりの皮膚がつっぱって胸張りが出来ないという方が多くおられますが、起きた後の体操で少しづつ伸ばせるようにすること。
C学校に行くこと(五感の活性・重要項目)
※これらの行為は、自律神経の活性につながる。当然早起きもしなければならないし、考えることも多くあり代謝量も増すことになる。出口が見つかれば明るく振る舞える。
D早起きの励行
※学校が休みでも必ず早起きは行う。アトピーは自律神経に大きく関与しており、交感神経の信号の時には、必ず起きて行動しておくこと。そうすると、眠れない夜も眠れだすようになるし、症状も改善してゆく。
E笑いを多くすること
※笑顔の多い人は、ストレスや活性酸素は留まらない。笑顔の形自体が脳からストレス防止のホルモンが出ることになる。(βエンドルフィン)
F親同伴の面談を行う
※先の懸念から克服の理論を家族・彼全員が理解して、一致協力の下に克服の治療行動することが、克服のカギです。