中学生のアトピーQ&A・・・個人の差はあるとしても多くの子供は、第二次性徴期を迎え、異性を意識することとなり、皮膚表面に出るこのアトピー症状は、本人に大きな負担となる。 心無い言葉を発する子供も多く、さらに症状悪化に拍車をかけることになる。ホルモン活性によって通常は良くなることが多いが、このような大きなストレスによって逆転することが多い。医者は、「中学生になると改善しますよ」と気軽にコメントして、さらに薬着けにしてしまう。理解度の強い年齢であり、現状の苦しさから今まで「可愛い子供の苦しみを開放しなければ」と頑張ってきた親に対しても心無い言葉を発するようになる。この年代の治療には絶対的に家族の一体化が重要となる。特に父親の存在は大きく、回復スピードの差はここにあるのだ。 頑張れ、中学生!
氏名 = ○○ ○○
職業 = ○○県立○○高等学校
年齢 = 17
身長 = 168
体重 = 62
型 = O
視力(右) = 1.5
視力(左) = 1.5
お酒 = 飲まない
タバコ = 吸わない
飲料水 = 水道水
飲料水その他 =
病名 = 特にありません。
発病年 =
発病月 =
中学校では、スポーツ(サッカー)をした後、症状がひどくなったときに(特に冬場)、クリニックで漢方薬(飲み薬)とそのクリニック独自の塗り薬を処方されて使用していました。ただし、飲み薬は殆ど飲むことはありませんでした。
高校に入ると、症状がひどくなり、夏場に紫外線のためなのか、顔が腫れたような状態になり、受診すると、紫外線の影響と診断され、中学校から続けていた塗り薬を顔にも塗るようになりました。予防のため事前に塗り薬を使用したり、スポーツ後にこまめに塗り薬を使用するとひどくなりませんでした。ただし、かゆみのため、かきむしることが多くなって、かゆくなる範囲が広がりました。頭や体中がかゆくなってきています。
ステロイド離脱経験 = 無
アレルゲン = ハウスダスト
アレルゲン = ダニ
備考 =高校に入り症状がひどくなりました。何とか治してやりたいと思っていますので、何卒よろしくお願いします。
今回、相談させていただくと同時に、ノヴァ総合研究所に、アトポス推奨5点セットを注文し、本日届きましたので、この方法を実施したいと思っています。
血圧については、親もわからず、また、本人もわからないと言っております。ただし、学校の健康診断では、異常は無いようです。今すぐには、わかりませんので、測定した後に、連絡いたしたいと思います。
◇ANS
○○様
お子様も思春期にあり、いろいろと対面に気苦労されていることと思います。この症状はここが厳しいところなのです。直ぐに解決できないために、直ぐ良くなる方法を探索しながら、すぐに良くならなければ、また違う方法を探し始めます。
まず、この症状がどのようにして起きているのかを理解することが重要なことなのです。小さい頃からの薬の使用で体内は、不安定な状況を余儀なくされます。外部侵入のステロイド剤による自律神経不安ということに繋がります。自律神経は、体を一定に維持させる「恒常性機能」を主として無意識で働いているのですが、ここが不安定になれば、自律神経に関与する系はバランスを崩し、正常な環境にはなりません。よって、さらに、状態維持だけのために薬をさらに入れてしまう悪条件を作り出します。
薬を外した体はお子様の本当の体なのですね。薬無しで正常に動く体にすることが、大人になる条件ともいえるのでしょう。人間は食べて生きています。その食材が実は薬なのです。その薬を作る場所が「胃腸管」ということですが、その中心的な働きをしているのが「腸内細菌」なのです。いわゆる体の工場なのです。また、その作られた成分を必要細胞まで運ぶ運搬役が「ミネラル」なのです。これらの腸内細菌、ミネラルは、少しの不安や痒みのストレスによって減少して働きは大きく鈍ってしまうのです。その繰り返しを10数年行なっていますので、さらに厳しい環境となるのは間違いありません。
必ず結果には原因はあるのです。その根源は、人間がとても重要とするホルモンや酵素やビタミンB群などの生理物質を作り出す「腸内細菌」にあるのです。また、ミネラルもその補助作業を担っていますので、体に不可欠な元素といえましょう。
また、皮膚の構造も理解して処置に当たることをお薦めします。皮膚表面には、1平方センチ当たり約10の6乗個という膨大な有用皮膚常在菌が棲息して外部の異物侵入を阻止して体を守っています。胃腸管も「菌」、皮膚も「菌」・・この菌の隙間が大きくなればなるほど症状は大きくなるのです。ここを基本に正常化すれば症状は大きく前進するのです。
いまは、ステロイド剤の使用をしていますので、一応の安定は見ているのでしょうが、ステロイド剤を外したときにどうなるかは、家族の方々は予想を絶する症状を見ることになります。厳しいです。そして、再度一時的に回復させることの処置でステロイド剤から離れられなくなることが、この膨大な数の成人アトピーを作り出しているのです。何としても、この魔の薬から遠ざからなければならないのです。一生80年を見据えてのスタートを何処で切るかが重要なポイントともいえましょう。まずは、内部の基礎条件を整備することからはじめているのですね、素晴らしいです。
高校3年生でしょうか、、、スポーツもあり、受検もあり、、、また大きなストレスのかかる場面がありますので、症状の悪化が予想されます。ストレスは、体内に多くの活性酸素を発生させ、この症状の根源とされる腸内細菌やミネラルを大きく変貌させてゆきます。さらに、筋肉が硬くなり神経線の流れも鈍くなってきます。悪循環なのです。
どこかのポイントでしっかり克服本を読むか、面談に来るかで良くなる方程式と期間の定めることが必要です。物だけでは良くならないのがこの症状なのです。体は自分自身で動かしているのです。動かすには必ず「思い=意識」が重要となるのです。「自分は良くなる!」と基礎条件整備した後、意識し続ければ必ず体は好転してゆきます。しかし、毎日の不安や痒みでその意識も薄れてくることが多く見られます。当方が会員組織にして定期的にサポートするのもこのためなのです。
まずは、基礎条件を整備すること、そして、ステロイド剤の離脱を何処で行なうか、そして、回復時期を何処に設定するかなどをしっかり決め込んで、第2のスタートとなります。
下記に同様の高校生に返答した内容を添付しますので参考にしてください。
------------------------------18歳の男子に対しての返答--------------------
さた、ご子息○○君のアトピー症状には、何をやっても解決に至らないこと親としてお悩みのこととお察し申し上げます。
しかし、人間の体は必ず解決できるようにDNAは埋め込まれておりますので、ご心配には及びません。ただし、薬の処方を行わないことが原則となっています。
人間はどんな状態になろうと、必ず自己の身体で解決できるようになっているのです。アトピーも同様、薬を放置して基礎条件だけそろえればアトピーでない方の条件となるのです。第二次性長期を過ぎると、自己の身体は自己の意識でしか動かないようになっていることが、このアトピー解決を妨げているところなのです。
○○君本人が、このことに気づき理解して行動を起こせば、皮膚や身体の細胞は、半年すれば正常となるのです。しかし、身体は自然と共生していますので、その条件整備には今の年齢ですと、薬の摂取量や神経プログラムの固定から約1〜2年は必要と想定できます。
まず、今摂取塗布している「ステロイド剤」は、抗炎症作用、抗ストレス作用、自律神経作用と人間が生きるために重要な働きをしているのですが、人間の体から産生されるホルモン量は一生80年で約1gとされています。本来なら、英和記号を持って必要な細胞へ作用するようになっているのですが、病院で処方されるステロイド剤は、無記号で身体に侵入して作用させるよう仕組まれています。これらは、私にもお母さんにも作用してしまうのですが、英和君のホルモンでは、私もお母さんも作用しないようになっているのです。その継続は、受容体の記号を変えるとともに自律神経にも作用して、その薬をきることで体全体の反転作用が起きてくるのです。朝を夜と感じ、夜を朝と感じるのです。さらに、季節も反転して冬を夏と判断したり、夏を冬と判断したりするのです。特に夏の反転は酷い症状を発生させます。いわゆる「麻薬」といって過言ではないでしょう。
人間の感覚で一番辛い感覚は「痒み」です。その痒みの発生は、体内に大量の活性酸素(酸化作用・・細胞などや菌などを死滅崩壊させます)が発生を施し、免疫細胞や神経細胞などを痛めるのはもちろん、人間の細胞に栄養分や必要成分を作って送るための「腸内細菌」や「ミネラル」までも減少させたりアンバランスにさせたりします。多くの会員さんから採取した「便」「毛髪」検査から、異常な数値を目の当たりにします。特に、ホルモンをつくる菌群の減少は異常数値となっていますし、自律神経に大きく関与する「マグネシウム」や「カルシウム」などは、通常の域を脱しています。
このことから、「腸内細菌調整」に乳酸菌摂取、「ミネラル調整」にミネラル水摂取をして、正常な条件を整備しています。この解決には、便検査から最低6ヶ月を要することを確認しています。
また、皮膚の調整も重要なポイントであり、この処置方法を間違えると、内面的に解決しても皮膚表面は一切解決には至りません。皮膚には、外敵から身体を守るために「有用皮膚常在菌」が棲息して空気中に棲息する雑菌群から守っているのです。これらの菌群が炎症部分や傷口に棲息すると、一般的に言う「化膿」となるのです。その為に抗生剤や化膿止めの薬などを使用して止めるのですが、この処置でも雑菌も殺しますが、有用な菌群も死滅させることとなり、皮膚正常化からは遠のきます。また、保湿のために油脂系の保湿剤を使用しますが、これも皮膚phが合わずに、有用皮膚常在菌を死滅させる原因ともなります。さらに、油感知をしてその部位に皮脂を出さなくなることも懸念されます。
このように皮膚処置の原則は、薬剤を使用しないことと保湿剤を使用しないことが解決の基本となるのです。有用皮膚常在菌を棲息させ、雑菌群を排除させるための正常処置は「ph4ローション」を使用して、その条件を満たすことが重要なのです。
当方では、「四輝水」というph4のローションを使用させて、皮膚の雑菌群を排除して、有用菌群を守る方法を指導しているのです。雑菌群が排除できれば、皮膚は乾燥してカサブタとなります。カサブタ部分は神経の断層で痒みを伴いさらに掻き崩しますが、その繰り返しで少しづつ範囲は狭くなり、炎症範囲の半分の解決が出来れば回復スピードは急上昇します。
これら「腸内細菌調整」「ミネラル調整」「皮膚ph調整」が基礎条件整備できれば、解決に一歩近づくことになります。
先にも述べましたとおり、英和君の身体は英和君自身の意識で体は動いています。このアトピーの理論と克服スケジュールと、その途中で起きる多いな壁をクリアすることなどを理解して、全力でぶつかることを決断できれば、半分の解決が出来ることになります。
人間も植物も動物もこの地球で生きており、自然の摂理に沿って生きているのです。そのことを理解でき、行動を起こせるようになれば、解決の4分の3はクリアできます。早起きして、食事して体を動かし眠る・・・という簡単なパターンですが、アトピーの方には苦労するスケジュールなのです。厳しいときは、朝方しか眠れず、いつも眠い状態となりますが、継続すると自然と夜眠れるようになってくるのです。この眠れるようになるときから身体は快方に向かいます。たった、これだけでも大きな前進を目の当たりにします。
また、胸張りはアトピーの根源である「免疫過剰」を正常化させる大きなポイントとなります。当方会員の中にもこれだけで解決された方もおられます。胸を張れば、免疫の司令官である「Tリンパ球」が胸腺(胸の位置にある)で活性して正常化すれば、免疫過剰はなくなります。また、アトピーを苦しめる代謝率も30%は上昇して、体液に流れる異物は少なくなり反応も少なくなってゆきます。
「脱入浴」も推奨しています。浴槽へ入れば身体に浸透圧が異常に掛かり、炎症部分のカサブタは一気に剥がれます。風呂上りには、体液が滲み空気中の雑菌群の巣となり、感染の大きな要因となります。風呂に入らなければ、炎症部分は乾燥して雑菌群は増殖できません。(雑菌は20分に1回増殖します・・1日で1センチの大きさとなります)さらに、風呂上りの異常な痒みもなくなれば、掻痒行為も少なくなり、回復も早くなるということです。医者などのガイドラインでは「スキンケア」と言われ風呂を推薦していますが、これは大きな間違いです。不潔なので感染するのでは・・?と、思われますが、全く逆方向へ動きます・・あ、解決方向です。
上記のようなことを○○君自身が理解して行動を始めれば、おそらく2年以内に解決するでしょう。長い人生、、この1,2年をしっかりと勉強しながら解決に至れば、この先どんなことが起きようと、落ち着いて行動できることでしょう。さらに、家族を持ってもそのことが健康な家族をつくることでしょう。
下記に当方で行う指導の内容を列記してみました。参考程度にお読みください。
@親同伴の面談を行う
※先の懸念から克服の理論を家族全員が理解して、一致協
力の下に克服の治療行動することが、克服のカギです。
A基礎条件の整備(アトピーでない人と体を同条件にする)
※腸内細菌の調整・・乳酸菌摂取5兆個/1日(ヨーグル
トにて)
※ミネラル摂取・・総合ミネラルとして
B皮膚phの調整(感染防御)
※今は、黄色ブドウ球菌からの感染範囲を広げないことが
重要となります。よって、黄色ブドウ球菌が死滅して、
有用菌が生存できる方法が必要となります。
皮膚は皮膚常在菌なくしては成立できない。皮膚常在菌
が棲息でき黄色ブドウ球菌などの雑菌は排除する。
※脱入浴も感染防御の方法となる(重要)。感染は水分が
一番の問題であり、風呂にはいると体温異常によって痒
みが出て外部から掻き崩し感染する。また、カサブタが
落ちて体液が出ることで感染条件となる。
C胸を張ること(重要項目)
※この行為は、「免疫過剰」の原因である免疫の司令官
「Tリンパ球」の活性場所が胸の「胸腺」であることから、
この場所の活性は胸張りと宝石などのペンダントで活性さ
せる。胸張りはお金も一切かからない。胸張っている人に
アトピーはいない。また、免疫低下のガンの方もいない。
※胸の当たりの皮膚がつっぱって胸張りが出来ないという
方が多くおられますが、起きた後の体操で少しづつ伸ば
せるようにすること。
D学校に行くこと(五感の活性・重要項目)
※これらの行為は、自律神経の活性につながる。当然早起
きもしなければならないし、考えることも多くあり代謝量
も増すことになる。出口が見つかれば明るく振る舞える。
※必要であれば学校には「サポート依頼書」を作成して送
付しても構いません。それにより、学校も理解してくれ
るし、同僚も理解できるポイントを作る。中学・高校で
は効果あるが、大学ではその効果は薄いような報告が多
い。
E早起きの励行
※学校が休みでも必ず早起きは行う。
アトピーは自律神経に大きく関与しており、交感神経の
信号の時には、必ず起きて行動しておくこと。そうする
と、眠れない夜も眠れだすようになるし、症状も改善し
てゆく。
F笑いを多くすること
※笑顔の多い人は、ストレスや活性酸素は留まらない。笑
顔の形自体が脳からストレス防止のホルモンが出ること
になる。(βエンドルフィン)
以上が克服のシュミレーションとなるが、これから6ヶ月間は基礎条件整備期間となり、それ以降が回復パターンになると考えられます。その間は、報告や不安な気持ちを持たないように常に勉強することが必要で、「大丈夫、後3ヶ月でこの状態は脱して、それからはドンドンと良くなる」という意識が体に入り込めば良くなってゆくでしょう。しかし、毎日多くの時間からだを見つめれば、見つめた部位は大きく変化してゆきます。どれだけ、明るく笑顔でがんばれるか、胸を張る時間が多くなるかによって、克服の期間は設定できます。
・・・と、言っても一直線で良くなることはありません。毎日変わる環境や生活パターン、ストレスの差で良くなったり悪くなったりの繰り返しとなりますが、悪くなったときの精神状態の如何で、大きく落ちるか戻るかの分岐点です。この分岐点をいかに上にあげるかも克服スピードのポイントとなります。
今の学生生活の内に解決することが重要となりますが、思いによっては時間が早くなったり遅くなったりしますので、不安なとき、悪化の時のサポートが特に重要となりますので、私たちが存在するのですが、その文面や言葉が、その状況回避には重要となりますので、進行するとなれば面談をし、指導者の考えやイメージを理解してその文面や言葉を受けることが、正確な理解となり、面談は克服の大きな要因となりますね。
ステロイドは、今の状態を回避するくらい大きな役割をしているのですが、外部からの生理作用では、自己のステロイド受け入れは出来ずこの様な状態は続きます。今のところは物理的に止めることは出来ませんが、辛いでしょうが、基礎条件整備と外部処理処置の方法しかありません。出来るだけ多くの克服行動を起こすことが、少しでも早く解決できる方法となります。
胸張って、笑顔で、元気に毎日を過ごしましょう。
・と、言っても難しいでしょうが、少しでもこれからの回復の参考になれば幸いです。
この病気(正確には違いますが)は、全てを行いながら進行は出来ません。何かを犠牲にすることも重要となります。
「長い人生少々の遅れは仕方ない」・・くらいの覚悟が必要となる厳しい病気です。
返答が遅くなりましたこと重ねてお詫び申し上げます。